それでも笑って生きていく



 夢を見た

無くした指輪を拾う夢を見た
・・・失くす前とは若干形が違ってたけど
間違いなくわたしの指輪

あんなに大好きだったのに
拾ってはめてみたら
何かが違ってた

戻ってきたけど
やっぱり失くしたものは
返ってこないらしい

体力とか
肌のキメとか
失くしたものは
沢山あるけど
ドキ、わくわくする気持ちも
だんだん無くなっていくのかしら?
なんて、思ったら切なくなった。
もう一度、八幡に帰ったとしても
同じような気持ちを体験するのかしら?

どうにもこうにも
今は八幡で平気な顔をして
暮らす事は不可能だと
思った相手と八幡でばったり再会した。
大して話もしなかったけど
後からろれつの回らない声で
留守電にメッセージが残ってた。
何に対して謝ってるのか
よく解らないけど
「ごめんなさい」と
どんな重みかはまったく解らないけど
「また合いたいです」
あんだけ酔っ払ってたら
多分、留守電にメッセージを残したことさえ覚えてない。

そんないい加減な仕打ちを受けたことに
また凹む。
酒によってしかつながっていない
細い薄い縁だけど
私にとっては心地いい縁が沢山合った場所なので
わたしはあそこで暮らしたい。
だからこそ
いい加減な思いでこれ以上わたしを混乱させないで欲しい。

本当に謝る気があるのなら
酔っ払ってない時に
何に対してごめんなさいなのか
きちんと説明して欲しい
でも、そんなことができるほどの
勇気がある人とは、もう思えない。

失ったものは帰ってこない。



2015年02月18日(水)
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