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先週の土曜日に『城南の荒法師』といわれた錦城先輩に10年ぶりの再会をしました。鈴木支部長の誘いで今回の再会があったのですが、本当に良い意味で変わっていなくて嬉しかったです。先輩達とは本当に青春の一ページと思えるような瞬間の数々を一緒に切磋琢磨して過ごさせていただきました。自分の中で最も思い出深い時間になっています。そしてその時間に今の自分と言うもののほとんどが出来上がっていったように思います。だからその頃一緒に稽古をしたり飲みにいったりした先輩や同輩や後輩にはすごく感謝しています。もう空手から離れてしまっている方もいっぱいいますが、たまに『あの先輩何してんだろうな〜』とか思ったりします。いつか会える日を楽しみにがんばりたいと思います
今年の1月27日友達の訃報の知らせがありました。その友達の事を私はこの日記に何度か書いた事があります。いつも一緒に夢を語り合った友達でした。私より先に夢を実現させた友達でした。私は嬉しい反面悔しいと、この日記に書きました。その友達の夢の実現にお祝いの手紙を出したら、返事が来て『あの日の菅野日記は自分のことが書いてあると勝手に思って喜んでいます』と書いてありました。『勝手にではなく、そうです!』と伝えた時すごく良い笑顔で笑っていました。その友達の顔を見たとき私は悔しかったけど嬉しかったです!早いものでその友達の訃報からもう五ヶ月もたってしまいました。友達が亡くなりいろいろ考えて、自分に出来る事は一生懸命に生きていく事だと思いました。そこで起きた疑問は『果たして自分は誰に対しても一生懸命がんばっている!と言えるのか?』でした。私は自分が好きな事しかやって来ませんでした。運よくそれを続けてくる事ができました。いろんな方々のおかげでそれで自分が生活できるようになりました。嫌な事をやったことはもちろん有るけどそれはやったんじゃなくてやらされたり、やら無ければいけない状況でやるしかなかったからやったような気がします。私は選手を引退して二年が経ちます。選手の頃、朝は自分の稽古の時間に当てていました。本当に忙しくがんばっていましたが、今はその時間を自分の好きな事をやる時間に当てていました。いつからか生活がダラついていた気がします。今の自分では『一生懸命生きています!』なんて人に言えないと思いました。そこで私は自分のいちばん苦手な事を始めようと思いました。それは仕事をする事でした。朝8時〜1時まで働く事にしました。正直自分の出来ない事ばかりで苦しかったり悔しかったりしましたが『みんなこうやってがんばって生きてんだ!自分もがんばらなくては!』と思って働きました。朝は6時半に起きご飯を食べ15分ストレッチをして身だしなみをしっかり整えて家を出て、仕事が終わったら1時15分〜2時50分まで走ったり腹筋したりとしっかり自分の稽古をしました。夜も生徒と一緒に体を動かして稽古をしました。五ヶ月無遅刻欠勤、寝坊もしませんでしたし、毎日ご飯をしっかり食べ歯を磨き髭を剃りました。毎日一度もサボらず走り稽古をしました。体調も一度も崩しませんでした。これで少しは『自分は一生懸命生きている!』と言える気がしています。そして自分で決めた五ヶ月が終わったので本日を持って仕事は退職しました。もちろん次のステージに行くためです!人間やれば何でも出来ると感じました。この自信を胸に、さあ明日からまた新しい人生を新しいステージに向けて始めようと思います!
今日は久しぶりにディズニーシーに行って来ました。すごく楽しかったです。でもなぜか私がディズニーシーに来る時っていつも雨だったり寒かったりのような気がします。昨年は三回ディズニーシーに行きましたが全部雨でした。そして今日もやっぱり雨でした。
今日は大切な事はどんな状況にあっても自分の道を貫く大切さを感じさせられました。自分のやりたい事に出会えた事だって幸せな事だし、それを始められる環境にあったことには感謝です。そして今まで続けてこれた事にもっと感謝です。『生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること』を胸にがんばりたいと思います。
村上春樹の『1Q84』のBOOK1<4月ー6月>を読み終わりました。とにかく面白いです。話のつくりは『海辺のカフカ』と似ていると思いました。二つのエピソードが交互に進んでいって少しずつその二つのエピソードがリンクしていく感じです。この先この二つのエピソードがどのような形で重なるのかすごく楽しみです。
ここの所、好きなアーティストが立て続けにアルバムを出したので、がんばって全部買って聴いています。RIPSLYMEの『JOURNEY』木村カエラの『HOCUSPOCUS』椎名林檎の『三文ゴシップ』GReeeNの『塩、コショウ』全部すごく良かったです!でも一番聴いているのはやっぱりRIPSLYMEです!
関東大会に出場する選手はガンガン稽古できるのもあと少しです。悔いの残らないよう最後まで気を抜かず手を抜かず、がんばって欲しいと思います。私は永遠と言う時間の中で自分が生きているのは一瞬なのかもと思うことがあります。その中でも自分が試合場に立ってなにかに向かってがんばるなどと言うのはさらにさらに一瞬のことです。その時間を大切に楽しんで悔いのないようにがんばって欲しいと思います。試合場を降りるまでが戦いです。どんな結果が出ても最後まで極真空手家らしい毅然とした爽快な姿でいて欲しいと思います。
本格的に夏って感じになってきました!今年の夏は海にいっぱい行こうと思います!いろんな海に行ってみたいと思っています!
前にも書いたと思いますが本門寺の階段のアジサイがすごくきれいです!いつまで咲いてるんでしょう。これは見る価値あると思います。春は桜、夏はアジサイを見れる比経難事坂は99段あるので体力づくりにもすごく良いです、良い景色を見ながら体力作りが出来るなんて良いと思います。心も鍛えられ和むと思います。
自分の好きなペースで走っていると、とても気持ちが良いです!自分が走れる距離を自分が心地良いと思うリズムで走ればけっこう走る事は楽しいです!でもこれもレースに出ようと思って走ったら相当苦しいことになると思います。そうなってしまうと苦しくて走りたくなくなってしまうので、そうならないように自分の好きな道を好きなだけ好きなペースで走るようにしています!そんなスタンスでやるものが一つぐらいあっても良いのではないかと私は思います!でも全てがそれではいけないとも思います。
私は二月から今日までほぼ毎日走っています。大阪でも2日はしっかり走りました。私が毎日走る目的は、自分の体のコンディションを整えるためですが、この走る時間が私にとって禅の時間にもなっています。走る事しかできないので自分の気持ちの上がり下がりとともにいろんな事を考えたり想ったりします。だから心と体のコンディションを整える時間になっています。私は走る時は音楽を聴いたりはしません。走っている時に音楽を聴くと危ないと言う理由もありますが、音楽で気を紛らわしたり、音楽の力で自分の気持ちが上がったり下がったりするのが嫌だからです。自分の体も心もしっかり自分でコントロールして、体が疲れている時は心で体をひぱって、走るペースを崩さないように心がけて走っています。走るともちろん心と体が強くなると思いますが、私は整うと言う感覚があります。その日の心と体のコンディションの弱いほうを強いほうが引っ張って心と体のバラツキを整えるような感覚です。晴れの日も、雨の日も、楽しいことがあった日も、悲しい事があった日も、体調が良い日も、体がしんどい日も、暇な日も、忙しい日も毎日毎日走っていて私が感じた事です。
六月も、もう半分が過ぎました。あと13日で今年も半分が過ぎるのだと思うと本当に早いなと思います。でも過ごしている時は1時間・一日・一週間がすごく長く感じていました。来月からまた新たな挑戦をしたいと思います。自分がやったことが無い事、出来ない事、やってみたい事、その中のひとつに挑戦しようと思います!もっともっといろんな事をやってみたいし、もっともっといろんな人と出会いたいと思います。でもこれも空手と言うしっかりとした土台があるから出来ることなので、それに感謝して空手と言う土台を怠る事がないようにしたいと思います。
今読んでいる村上春樹の『1Q84』やっと400ページまで読みました。一巻は554ページなのでもう少しです。やっと読み終わりましたと書きましたが、読むのが苦痛でやっと400ページまで読んだと言う意味ではなく、すごく面白くて早くストーリーの先を知りたいので、もっといっぱい読みたいのだけれど、なかなか読書をする時間が無くて、やっと400ページまで読む事が出来ましたと言う意味です。ここまできて少しストーリーの筋が見えてきた感じです!これは本当に面白いです!
RIPSLYMEのアルバム『JOURNEY』を最近気に入ってずっと聴いています。また素晴らしい夏が来るって感じの曲がいっぱい入っていてすごく好きです!今年の夏はこのアルバムを聴き倒そうと思っています。毎日がノリノリな夏になりそうです!特に気に入っている曲は「GoodDay」と「太陽とビキニ」です。ほら曲のタイトルだけで良い夏になりそうな感じがしませんか?
『スター・トレック』を観に行きました。すごく面白かったです!今までスター・トレックシリーズの映画を観に行ってはずした事は一回も無いと思います。それってすごいと思います!
『最近の若い人は〜』このセリフ結構耳にします。でも私は全然そうは思いません。もちろん同じものを見たとして、多少の見る角度の違いぐらいはあるのかもしれませんが人間の持っている根本は変わらないと思います。これは空手の指導をしていても感じますがみんな感動していましたから、富士山に行った時も感じました。頂上で御来光を見た時、お年寄りも若者も同じように感動していました。私は空手でもいろんな世代の人たちと試合をしたり、合宿で稽古をしたりして心と体をぶつけ合い感動を共有したのでそう思うのです。世代間を感じてしまう人は、ぜひいろんな世代の人達と感動を共有できる場所に臨んでみて欲しいです。感動を共有した時に愛は生まれると思います!もっと言ったらその共有した感動が大きければ大きいほど大きな愛が生まれるのだと思います。ラブ&ピース!
稽古の前に泣いてしまう子がいます。この気持ちは私にもすごくわかります。稽古は自分の体と心を鍛える場ですので、決して楽しいだけでは終われません。特に組手は痛みや怖さ苦しさを伴います。そして稽古の中で痛さ怖さ苦しさの原因を考え、その自分の弱いところを鍛え克服するのが稽古です。だから稽古の前は緊張もするし憂鬱な時もあったりもします。昨日も少し泣いた子がいました。私はこんな時でも、とにかく稽古をさせます。それは稽古から逃げてはいけないことを教えると同時に、どんなに稽古前は嫌でもがんばって稽古をすると終わった後はすごく気持ちが良いし『やっぱり稽古してよかった!』ってなる事を私は誰よりも知っているからです。稽古が終わった後の充実感や爽快感や一つ階段を上った達成感はやった人間にしかわかりません。だから私は稽古が終わった後、稽古の前に泣いてしまった子にいつも同じ言葉を言うようにしています。しかしその役目をこの日は竣稀と言う緑帯の子にとられてしまいました。この子もかつては稽古の前に泣いてしまう事がありました。だから気持ちもわかるのでしょう。私がいつも言っていたように『稽古楽しかったろ!終わったらやってよかったって思うだろ!次もがんばれよ!』私の出る幕はありませんでした。私の教えてきた精神はもうしっかり受け継がれているようです!
これから関東大会・国際親善試合と続き11月には全日本大会もあります。一生懸命選手を育成して行こうと思います。もちろん強くなってほしいと思っていますが、それ以上に極真らしい選手を育成したいと思います。試合場には大きな声で『押忍』と言って、きびきびした動作で入る事。試合場では姿勢を正し不動立ちを崩さない事。大きな声で気合を入れて礼をする事。試合が終わるまで絶対にあきらめない事。判定の時、絶対にキョロキョロと旗を見たりしないで不動の心で判定を聞く事。勝っても負けても判定をしっかり受け止めて喜びや悲しみを顔に出さず大きな声で礼をして試合場を降りる事。試合が終わった後は戦った相手に挨拶に行く事。試合に勝つことも大事ですが、こういう事もすごく大事だと思います。大きな試合に出場する選手は絶対にこれを実践して欲しいと思います。私も生徒達にしっかり指導しなくてはいけない責任があると思っています!極真魂を感じるような選手を育成したいです!
今回の全日本ウエイト制は素晴らしい試合がいっぱいありました。軽量級の藤田選手と鈴木選手の試合がすごくスリリングな試合でした。佐野選手と住谷選手の試合もすごかったです。極真魂を感じさせる試合を見せてくれました。徳田選手と沢田選手の試合もすごかったです!一番感動したのは千葉県北支部の山本先輩の4位入賞でした。空手家とはこうあるべきという姿を見せていただきました。ありがとうございました。
全日本ウエイト制ではうれしい再会がありました。私が旧城南川崎支部蒲田道場で一緒に稽古をしていた後輩がウエイト制を観に来ていて、夜一緒に食事をしました。彼らは私が21歳から23歳ぐらいの一番血気盛んだった時代を一緒に稽古し一緒にお酒を飲んだり遊びに行ったりといつも一緒にいた後輩でした。いつも三人で兄弟のように遊んでいました!この日の夜は楽しくて楽しくて自分が21歳の頃にタイムスリップしたような感じになりました。極真を続けていたから出来た再会だったと思います。こんな再会がこの先もいっぱいあると思います。だから極真は最高です!
全日本ウエイト制初日が終了しました。城南京浜支部から出場した。中村慶太郎・十川正人の二名は残念ながら一回戦で敗退してしまいました。私も出場した二名も反省点はいっぱいあります。でもこの一歩は城南京浜支部にとって大きな前進となったことは間違いありません。そう心から私は自負しています。この二名が京浜支部開設当時から今までがんばって空手を続けてくれた事に、まず感謝しています。入門してきた日の事だって覚えています。ずっと一緒に稽古もしてきました。ここまで来るのに六年かかりましたがやっとこんな日が来たのかと感動しました。私も昔大勢の仲間と一緒に大阪に行って試合をしてと激しい修学旅行みたいな旅をしました。今まさに彼らがそれをしていてというのが嬉しかったです。これがスタートです!そういう点ではやっと今がスタートなのかもしれません。でも彼らがこの城南京浜支部を支えて行ってくれると思います。若い力も育ってきていますし、これから大きな波が起きる予感はすごくあります。また明日から全力でがんばろうと思います。
明日から大阪です!全日本ウエイト制です!城南京浜支部からは十川正人・中村慶太郎・の二名が中量級で出場します!多分緊張している事と思います。私が試合に出るとき心がけていた事は自分以上の動きをしようとしたり自分以上の結果を出そうなどと思うと心も体も力んでしまうので、とにかく悔いの無いように二分間思いっきり動こう、どんな事が起きても最後まで全力で戦おう。こう心に念じて試合場に上がっていました。二分って時間は本当に短いです。その短い時間で今までの結果が出てしまうのだから、とにかく悔いの無いようにがんばって欲しいと思います。それにあんな大きな舞台で戦えるのですから幸せな事です!自分がこの世に存在して一生懸命がんばっている姿を人に見てもらえるのだから!そんな機会は人生の中でそうそう有ることではありません。その貴重な一回ですから謳歌して欲しいと思います!本当にうらやましい舞台です!私も試合に出なくなって二年が経ちますが、出来るんならもう一回試合に出たいと思うことがたびたびあります。今回もウエイト制をみてそう思うのだと思います。昨年は世田谷東支部の佐野選手の試合を観て感動しました。あと鈴木選手と松岡選手の試合も手に汗握る素晴らしい戦いでした。今年もおもいっきり心の中で応援させていただきます!
村上春樹の新作『1Q84』をやっと手に入れました。待ちきれず電車の中でページを開くと、一ページめから待ちに待っていた村上春樹ワールドでした。そして今日はもう一つ、前からずっと欲しかったアイテムを入手しました。少し自分にあまいかもしれませんが久しぶりの『自分にご褒美』です。これでまた半年思いっきりがんばれます!
朝の稽古のあと本門寺まで走り今日は比経難事坂の階段を5往復してきました。紫陽花がいっぱい咲いていてすごくきれいでした。今年も富士山に登ります。今年の夏は穂高岳と安達太良にも登山に行こうと思っています。そのために足腰を鍛えています。
昨日、待ちに待っていた『ROOKIES−卒業』を観に行きました。すごく良かったです。もちろんマンガだって全部読んでいますが、すごく感動しました。好きなキャラクターは川藤先生と新庄です。一番最後まで野球部に戻らなかった新庄が『握れば拳、開けば掌』の意味を理解し、仲間思いになり卒業の時には川藤先生に掌を見せ『オレはお前を絶対に忘れない!お前みたいになりたい!』と言いました。私も生徒にそんなふうに思われるような先生になりたいです!あと感動したシーンは御子柴が病室で言った『夢には果てってあるのかな!』甲子園に出場し夢を叶えた阿仁屋が御子柴に『夢に果てなんてなかったな!』と言ったシーンでした。この映画は本当に観てもらいたいです。人間に生まれてよかった!出会いは素晴らしい!人生は素晴らしい!と心から思うことが出来る作品でした!
kanno
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