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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2002年04月25日(木)
定休日のカリー

昨日の定休日はもう、午前中たっぷり寝まくりでした。お昼になってしまったので仕方なしに起き上がり外を見るとあまりの快晴。

屋上に誘われ出てみると空はホントに超快晴、ツバメは飛んでるし、鉢植えの花はきれいに咲いてるし、一緒に出てきた猫は喜んで転げまわるし・・・。

それから屋上へのドア全開で朝食。気持ちいい風が吹き込んできます。BGMはJ−WAVE。この前修理が上がってきたばかりのサンスイのアナログチューナーで受信中。いつかの日記に書いたサンスイのチューナーです。あの壊れた古いチューナーがすっかり復活!その話題はまた別の機会に。

こんなに天気のいい定休日は珍しいということで屋上に椅子を持ち出し本を読む。洗濯物はいい具合の風にそよいで気持ちがいい。

そうやって日に照らされ風に吹かれているとだんだん喉が乾いてくる。当然缶ビールが開けられることになる。発泡スチロールの箱を持ち出し、テーブルにして柿の種など摘みながらビール飲みつつ本を読む。そのうち妻たかちゃんも日焼け止めを塗って参加。そうやって夕暮れまで屋上で過ごす。

夕方、日が沈もうとしているのに夕焼けでは無い。明日は雨かな?なんて考えながらカレーを作り始めた。知り合いにもらったフィジー土産のカレー粉があったからだ。目指すはとろみが無くてバシッと香辛料が利いた本格カリーなのだ。「カレー」ではない、「カリー」なのだ。妻たかちゃんにも手を出させず苦節1時間30分。出来上がった物は本格カリー!・・・のようなものであった。全員が食卓につき、ライスの上にカレーをかけて並べる。というよりもなにやらカレー色のスープの中にご飯を入れちまったヨという感じである。

私「いいか、これはカレーではない。」

ぴよ「カリーなんだよね」

私「いや、カレー風味スープ(塩味)なのだ!」

全員食べてみる。

シャイン「しょっぱいな・・・」

と言って牛乳を飲む。

うむむむ・・・完全にしょっぱい。いや、失敗。

そこでグーグルで「本格カリー 作り方」で調べてみると一番最初に出て来たのがこちらのページ。

http://www.yokohama-sky.co.jp/shop/source/monthly.html

ぜんぜん作り方が違う・・・。よっしゃ!リベンジだ!

その後久々にテレビを見た。

「ごくせん」面白いねー!



とまあ、ざっと定休日の1日を振り返ってみました。



2002年04月22日(月)
らうやさんに会いに

新宿で行列して蕎麦を食べると我々一行(からくささんと私とたかちゃん)は山手線に乗り込む。「駒込」という駅は以前東京に5年間住んでいたのに一度も足を踏み入れたことのない場所でした。駅を出るとライターSさんと待ち合わせ。江戸情緒が何となく残っているようなそんな入り組んだ路地を行くと”らうや”さんの家はありました。”らうや”とは煙管の掃除や修理をしてくれる職業のこと。煙管を使ってたばこを吸う人がほとんど見られなくなったこの頃だから、当然”らうや”さんも少ないのです。何でも関東地方ではこの人が最後の”らうや”さんだそう。
手や足腰の自由がなかなか利かない”らうや”のおじいさん、午後の時間をたっぷりかけて一生懸命煙管を叩き出して作って見せてくれました。
初めて見る煙管づくりの現場に我々の目はすっかり釘付け。良い物を見せていただきました。
らうやさんの記事が読めるSさんのサイトはこちら。

「サードアベニュー倶楽部」
http://www.3ac.co.jp/

で、らうやさんの記事はここ!
http://www.3ac.co.jp/thu/index.html



2002年04月11日(木)
ぴよぴよ丸、狂言にハマる

ふくろうの物の怪(もののけ)に息子 ぴよぴよ丸 が取りつかれました。

10日、定休日だった当店。夕方4:30私とたかちゃん、2人の息子(シャイン&ぴよぴよ丸)そして私の母の5人は、走行距離10万キロオーバーのマーク2にサザエさんのバンガローのように乗り込み、千葉県文化会館へ向けて出発したのでした。ピクニックに行ったわけではありません。野村萬斎さんの狂言を見に出かけたのでした。去年狂言初体験で非常に気に入ってしまった私とたかちゃん、今回は息子2人にも見せたい、ばーちゃんにも見せたいと、いうわけです。それにしても千葉県文化会館ってどこだっけ?という感じでカーナビもない我が家のボロ車、超アナログ装備の道路地図を妻たかちゃんは必死でめくり、私は必死でアクセルを踏み込むのでした。

しかし、予想に反して迷ったのはホンの少し、八日市場市から千葉文化会館まで約40分で着いてしまったのでした。

指定席は2階バルコニー席。2階とは言え舞台はよく見えます。
前回と同じく時間になると何の前触れもなく萬斎さんがひょっこりと舞台に登場、レクチャートークも面白く舞台が始まったのでした。

さて、そのレクチャートークの中で萬斎さんが今日の演目に関連するある狂言の動作と台詞を観客に教えてくれるのですが、それがなんとふくろうのまね。「子供さんも何人かいらっしゃいますね?帰る頃にはきっと梟の物の怪に感染して帰る事になるでしょう。」なんて言ってます。

さあ、舞台が始まりました。はじめの演目は「梟山伏」。物の怪に取りつかれた弟を助けて貰おうと山伏の元へ訪ねていった兄。山伏が弟の様子を見、祈祷を始めると物の怪が姿を現します。物の怪の正体は梟(ふくろう)。妙なコミカルな動きと「ホゥ〜!ホゥ〜・・・・・」という声にウチの子供達も大受け。やがて梟の物の怪は兄に伝染、最後には・・・というストーリー。

2番目の演目は「止動方角」(しどうほうがく)。こちらに野村萬斎さんは出演。配役はもちろん”太郎冠者”。
しかし、萬斎さんの演技って”間”が独特な気がします。コミカルな役柄の萬斎さんを見ているとなんともいえず可笑しさがこみ上げてきます。台詞の発声も絶妙。

古い言葉が子供達には難しいかなと思ったのは全くいらない心配でした。帰りの車の中では「止動方角」の中で暴れる馬を静める呪文をすっかり暗記したぴよぴよ丸がいきなり呪文を唱え始めます。「寂蓮童子六万菩薩静まり給え、止動方角!」(じゃくれんどうじろくまんぼさつしずまりたまえ、しどうほうがく)
勉強以外のことはまったくよく憶えるものです。そして梟の物の怪は一夜明けた今朝になってもまだぴよぴよ丸に取り憑いたままだったのでした。



2002年04月02日(火)
インスタントコーヒーを飲みながら





スターバックスの話題とか載せていたほどですので、コーヒーは大好きです。で、もちろんホントはちゃんと煎れて飲みたいんですが仕事の合間にちょっと飲むのにはインスタントがあると何となくそれで間に合ってしまうと言うか、そんな風に書くとインスタントコーヒー作ってる方に申し訳ないんですが・・・。

今日もページの更新をしながら飲もうと思ってみるとそこには空瓶が・・・。たかちゃんがこちらをチロリと横目で見ながらコーヒーを飲んでいます。「あー!それ最後の1杯?」「うん」

速攻で向かいのスーパーにネスカフェ・エクセラを買いに行きました。特売でラッキー!

ネスカフェと言えば想い出すのが
オーストラリアの牧場で飲んだネスカフェ・エクセラ。日本で飲むのと同じ味がして、その時妙に感動に近い驚きをおぼえたのです。でもそれは当たり前と言えば当たり前なんだけど、一つの企業の製品が消費される場面がオーストラリアの牧場のテラスであったり、アジアの小国の民族衣装店のバックルームであったりするのがしみじみすごいと思ったのでした。先日テレビの「うるるん・・・」で見たどこの国だったかの少数民族のお父さんが町へ行ったときに買ったネスカフェエクセラを木陰で飲むシーンなんかもいい画でした。あのお父さん、太い青々とした竹を切って作ったカップで飲んでいたなぁ・・・。

そんなことを想い出しながらネスカフェを飲みました。今この瞬間にも世界中のあちこちでネスカフェを飲んでいる人が何万人かいるんでしょうねきっと。