いつだってこの空 |
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2004年02月09日(月) 小さく俯く陽が今の僕に似てる気がしてた 夢だけを今夢だけを見る現在の僕を語らずに 過去からも戻りえない色を求めずにいたいから 冴えない空も顔も塗り替えれば青に 男の子は泣きながらも高く高い太陽になる 泥だらけになっても全ては美しいままで 思い出はそんな風に笑顔で 偶然に見た月の明かりも綺麗に見えただろうか 未来から来た君達なんて忌わしさしか漂ってない 立ち上がらなければもうどこへも行けないんだろうね 傷つくから何も聞かないで現在の君からは何も 欲しくない空に似た色なんて浅い海みたいに薄い景色 ゆくことができないのは記憶が消滅したから 忘れたことなんかなかったのに 僕に色なんかつけないで音なんか刻まないで餌を与えないで 小さく俯く僕はいつかのなにかに似てる気がした
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