乃南アサ。『躯』

漢字が出ないので、ネットで検索したけれど、やっぱりみんな
出てなくて断り書きが;^^)
この字、「からだ」と読む。本当は右の区の部分が區になっている。
「臍」「血流」「つむじ」「尻」「顎」の五つの短編。
どちらかといえば、ホラーに近いのかもしれない。
だから、どの話も決して自分としては共感はできない。
どの登場人物も、哀れを誘ってならないのだ。しかし、案外身近に
ありうるのかもしれない、と思わせるところがまた、うまさだ。
自分が自分の「躯」、からだを感じる場所とはどこだろう。
それはきっと人それぞれ違っていて、たぶん他人にあらわにする
ことはまれである。自分だけの秘密、妖しい場所。
それは自分のコンプレックスの裏側でもある。
あなたにも、そういう場所があるだろうか?

2003年02月24日(月)
図書館、るるるん。

本が読めない日々が続いている。
他に夢中になって(というかそれに時間をとられて)いることが
あり、なかなか読書まで手が回らないでいるうちに、どんどん
本から遠ざかっていった。
読書とは、とてもパワーを使うものなのだ、ということを
離れてみて知った次第だ。
心身ともに健康で、心の余裕がなければ読書は進まぬ。
本を借りよう、という気持ちがよみがえってきたことは、
ワタシにとっては大きな進歩だったかもしれない。

というわけで、今回借りた本は以下の通り。

「わたしはネコである殺人事件」「女には向かない職業」
以上いしいひさいち。(ダンナと共用)
「恋火」天国の本屋シリーズ、これしかなかった。
「モンゴルまるごと情報局」ちょっと興味。
「紫のアリス」ほんまに紫の本。
「躯」←本当はこの漢字じゃないけど出ない(泣)
2003年02月17日(月)
By ちゃいむ

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Edit by オレンジミルク。