2007年07月03日(火)
【ならく】 ああ 駄目だ そう悟った次の瞬間には もう思考は落ちる所まで 落ちているんだ ならく のそこ まっくらな ヒカリも届かないここで また独りで涙を零している もういい大人なのに 精神年齢幼いままで 涙が止まらない 情けなくて 悔しくて だけど怖くて 一度 そう、と思ってしまったら もうソレを変える事は出来ないんだ 一度、逃げたい、と思ってしまったら もう立ち向かう事は出来ないんだ また 堕ちる ならく の底 何処までも堕ちる僕の思考 救いなんて もう 何処にも見えない 2007年07月02日(月) 【ひめい】 ああ 頭が また ひび割れるように まるで何かを訴えるように 痛んでいる ガンガンガンガン 脈打つ痛みは 僕から全ての思考を奪う 痛い 辛い 痛い 辛い 何も見たく無い 何も聞きたくない 何も触れたくない 何も 何も 何も 何も 悲鳴の中に僕は溺れる ガンガンガンガンガン 終わる事の無い苦痛に身をゆだねる 吐気が襲うままに 何も無い胃から何かを吐き出す それでも その悲鳴は誰にも届くことはなく 空を切って部屋の片隅に滲んでいく ああ、あの壁のうす黒い染みは きっと過去の僕の悲鳴なのだろう 2007年07月01日(日) 【えがお】 人との付き合い方を忘れていた 行き成り放り出されて どうすればいいのか判らない 笑顔だけは心がける でも酷く疲れる 今までが自由すぎたから 束縛の時間が長ければ長いほど 苦痛で仕方ない ふと気付けば 泣きたいと考えている どうして泣きたいのか解らない でも、泣きたい、と思う きっと言葉にならない色んなものを 泣く事で僕は吐き出したいのだろう でも、泣けない 泣きたいのに 泣けない 解らない 自然と笑えないあの場所はやはり 僕の居るべき場所では無いのかもしれない |