2005年03月22日(火)
【すすめ】 進め進め進め前へ 後悔なんて後ですれば良い いくらでも後ですれば良い 今はただ前へ進め 己の赴くまま 気持ちの進むまま 走り続けたら見えるものが きっと在るよ 留まり続けて見えたものが 在ったように 大丈夫だよ 無駄なんて無いから どんな感情も いつかの自分に きっと必要になる きっと全ては何かに変化する 進め進め進め前へ 気の済むまで進め 今はただ前へ! 2005年03月21日(月) 【勇気】 神様 神様 僕に奮えるほどの勇気を 僕に立ち向うだけの勇気を 立ち止ったままの 線の上で 逡巡したまま途方にくれた いつだって あと一歩がどうしても 踏み出せない 神様 神様 此処を飛び出すための勇気を 今を打破するための勇気を 今日笑えるだけの勇気を 2005年03月20日(日) 【路地】 迷いに迷い込んだ 路地の果て 途方にくれて空を仰いだ 迷路はいいよ ゴールが既にあるから たった一つの出口が 何処かにはあるのだから 人生には当たり前だけど そんなものなくて 迷い込んだらどんどん迷うだけなんだ 樹海のように深く深く 鬱蒼とした奥底へ行くだけなんだ 迷い込んだ路地の果て 今日も空を仰いで 思考は現在進行形で停止中 2005年03月16日(水) 【救い】 拾い上げてください 救い上げてください 片手じゃ足りないと言うのなら 両手で 優しく そっと こころを 涙は飽きることなくこぼれて 感情も尽きる事無く溢れて 僕の中のもの全部が 容量を超えて溺れています 2005年03月12日(土) 【混濁】 視界 思考 世界 僕を取巻く全てが混濁して行く それを止める術は今はもう無い 精神安定剤は居なくなってしまった いつだろう 逃げ癖がつくと怒られた けれど走れば走るほど 息がし難くなって 苦しくなって立ち止った 根性がないと先生が言った けれど 苦しいのは本当だった 逃げ癖はついたのだろう 確かに 逃げ続けた結果が今なのだと 自分で信じ込んでいるから 過去の選択は全て逃げだと 自分で思っているのだから どろどろの混濁に飲み込まれて 見つけた筈の答えも何処かへ消えた 僅かの光も、微かな希望も 今じゃもう見えない 2005年03月06日(日) 【伝】 他人に自分の全てを伝えるのは とても難しいね いや、総てじゃなくて良い そうじゃなくて もっと大事な これは 痛かった とか これは 嬉しかった とか これは 楽しいよ とか そんな事が伝われば お互いが伝われば 関係なんてどうとでも なのにどうしてだろうね 今も傷つく事が恐くて 誰かに拒まれる事が恐くて どこか線を引くよ 2005年03月05日(土) 【未来】 この先の道に 何が待つと言うのか 何も描けないまま半生を生きた 大人と呼ばれる歳になってから 5年の月日が流れた 其処に何が在ったと言うのか 後ろばかり向いて歩いた結果が きっと今なのだと 誰だって理解するだろう 自業自得だと周りは笑うだろう 僕自身笑いたい位なのだ だが だがそれでも僕だけは だからこそ僕だけは 僕自身の人生を諦めてはいけないのだ 2005年03月04日(金) 【繋ぐ】 言葉が上手く繋いでくれない 僕の気持ちは錯綜した結果錯乱 言葉がうまく繋がってくれない バラバラな感情は何処にも行けずに 今も意識は混濁したまま 独りで泣く事を 何度繰り返せばいいんだろう この弱さを超えられずに 言葉さえ僕を貫くようになって 意味のなさない言葉の羅列は 今の僕の在りのまま ちらちらと降り続ける雪を見て 世界が終わればいいと願うのは 僕の根っこに棲みついている弱さ 全てで きっといつか全てに耐えられず 僕は世界と繋がる事を諦めるのだ 2005年03月03日(木) 【死】 心が死んで行くとは こういう事なのかと身を持って知る 世界は歪み自分の価値など ある訳が無いと信じ込んだ トイレで一人うずくまり 荒くなる息を必死で抑えた とっくに超えていた臨界点 感情は見る見るうちに溢れ出て 涙は止まる事を知らない様に流れる その瞬間に思わず 死を選びそうになる心を 必死で引き止める けれど それでも 消えたいと願う こんな感情は辛いだけなのに 分かち合う事も出来ず 消化する事も出来ず 自分の中にただ重なって行くだけの 降り積もりだけのこの弱さは どうしたって許せなくて 心が死んでいく 心が死んでいくよ 2005年03月02日(水) 【カサブタ】 カラカラに 乾いたように見える カサブタ けれど 剥がしてる途中で いつも気づくよね 嗚呼 まだ中は熟れたままな事 取り繕って慌てて上辺だけ 外面塗りたくった顔の下 怯えたままの自分が潜んでる そうしていつだって 総てが乾いて消える前に また新たな傷をつくる 不思議だね カサブタはどうしてだか 其処から消える事は無いんだ 2005年03月01日(火) 【深く】 孤独は今も 深く深く降り積もる 高く積みあがった孤独の底に 一人うずくまったまま 瞳を開く事すら億劫に感じる 全てが重過ぎて動けない けれど 泣きそうになりながら 吐きそうになりながら それでも 何かを信じたくて 今は眼を閉じたまま 深く深く 眠りにつく |