2004年11月29日(月)
【当たり前の日々に彩りを】 忘れそうに成るから 今日は今日しかない事を いつだって 忘れて生きて行こうとするから 当たり前の日々に彩りを 小さな輝きを どうか みいだして そうしたら退屈な日々に 少しだけ 本当に少しだけ 亀裂が入る事でしょう 小さなひび割れが いつしか大きく全体を覆って 世界をいつしか変えるでしょう だからどうか 当たり前の日々に彩りを 世界の小さな優しさをみいだして そうして笑って 生きていきたい 2004年11月28日(日) 【息】 息が続かない いつだって哀しいほどに 僕は情けなく 見っとも無く 他人に見せられない暗黒を抱えて それでも歩かなきゃいけなくて いつだって泣きそうに 何かを吐き出しそうに なりながら それでも無理やり足を進めて 無理やり息をし続けて そんな日々に 意味なんて見出せるはずもないのに 2004年11月25日(木) 【枯れる】 枯れる 崩れる 零れる あっという間に 感情は囚われて 光を見出すのが とても困難になる あんなに昨日は明るい世界だったのに いまはもう真っ暗闇の中に佇んでるよう 人の心が枯れるのは 本当にほんの一瞬の事で 自分自身のことなのに その変化に今もついていけないで居る 2004年11月24日(水) 【澱む】 世界が澱んで行くのは どうしたってしかたが無くて 私が、そう見てるから そう見えてしまうのは当たり前で また、何処か見えない暗闇に 思考が落ちて行くのに 涙も もう流す事は出来ない 文字を打つ手が悴んで 上手く言葉が繋がらなくて ただ 吐き出す事に 意味なんて見出せなくて 泣きそうになりながら もう 泣く事は出来ない 澱んだ自分が憎くて仕方が無いよ 2004年11月23日(火) 【傷】 ザックリと傷つけられた其処は 今も真っ赤に疼いて でも、見たくないから蓋をした 羞恥心ばかり強くて 見栄ばかり張って 一人 また一人と 友を失って 独りのまま淋しいと叫んでる 傷が疼くのに気付かないふりをして 2004年11月22日(月) 【未完成】 私が創り出す総ては未完成のまま 部屋のあちこちに散らばっている さながら まるで夢の残骸のように 部屋は今も散らかる一方で 未完成のものばかり増えて行く それが私の人生の縮図の様で 時々泣きそうになる それでも それを捨て去る事が出来なくて 私の作り出した可愛い偽者達は いつだって未完成のまま 未完成しか愛せない 2004年11月06日(土) 【貴女】 少しずつ 壊れて行く僕を 僕自身が止められずに居るのに 貴女は何を望むの 少しずつ 渇いた笑いが多くなって 嘲る笑いしか出来なくなって 嘆く事しか今は出来なくなった僕に 貴女は 何を望むの 貴女の全てが重いと感じているのに 貴女を拒む事も出来ず 貴女に良い様に遊ばれて 僕は 僕が壊れていくのを ただ眺めてる |