2003年10月27日(月)



【花】


花を咲かそう
自分だけの
この世でたった一つ
とても尊い花を


綺麗な色じゃなくてもいい
大きな花じゃなくても良い


ほら
太陽の光を浴びて
幸せな花を咲かそう





2003年10月26日(日)



【空】


高く 高く 空が微笑んで
僕はただ 走る


応援してくれるのは君だけだよ
青い 青い 澄んだ君
優しく笑んで 何も言わない
でも少しだけ僕を押してくれる風は
きっと君の仕業だね


ありがとう
ありがとう
幾らお礼を言っても足りないんだ
いつも君が居たから
転んでも走り出せてたよ


気持ちいい位の 高い 空が
ああ 僕の 目指す道


僕の 走る道





2003年10月25日(土)



【生きる】


磨り減って 削られて
痛みに声も出ない
そんな日々だけど


ねえ
希望が
光が
微かでも見えたなら


走ってそれを見つけに行こうよ
涙なんて零さないよ
今は流したら負けなんだ
こんな下らない世界なんかに
負けたくない
アタシはアタシの素敵な世界を
探して生きていく


磨り減って 削られて
痛みに震えそうでも
どうか 走り続けて





2003年10月23日(木)



【生き方】


走れば転ぶ事だってあるだろう
怠ければ身体も重くなるだろう
生き方なんていつでも選んでる


瞬間 瞬間
選び取ったことだけが全て


生き方変えたいのなら
たった ”今”
そこから全てが変わり始めるよ





2003年10月22日(水)



【前へ】


ただ 前へ前へ前へ
進んで行きたいの
この手に掴みたいの
確かな物を


揺らいでばかりの私だから
ただひとつ確かな
揺るがない何か掴みたい


だから ただ前へ 前へ 前へ!
向かい風なんかに負けないで
立ち塞がる壁なんか蹴り飛ばして
嘆く時間があるのなら一歩踏み出して


密かに憧れてるあの子のように
私はなりたい


ほら 前へ!





2003年10月21日(火)



【感謝】


馬鹿やって笑い合える
君たちが大好きだよ
ありがとう
こんな私に長い事付き合ってくれて


私が自殺したら
泣いてくれるだろう君たちが居るから
私はこれからも生きていけるよ


普段は気付かないけど
ねえ ありがとう
世界に感謝を
君たちに心からの感謝を


ありがとう
ありがとう
ありがとう…





2003年10月20日(月)



【閉じてしまって】


何も見たくないわ
何も知りたくないわ
声も聞きたくないのよ


世界をいっそのこと閉じてしまって


人が全て居なくなれば
この煩わしさを消えてくれるのでしょう
ああ 間違えたわ
私が消えれば簡単じゃない
ねえ


消えるのは簡単
ほらデリートを押して御覧なさいよ
アタシは忽ち消えうせるから





2003年10月19日(日)



【明るい】


そのあなたの明るい笑顔が
時々目に沁みるんです
痛くて堪らなくなるんです


明るいあなたは眩しすぎて
暗いところになれた私には
少々きついのです


お願いですから
もう少しゆっくり微笑んで





2003年10月18日(土)



【その手が】


どれほど私の癒しになるか
あなたは気付いていないけど


放さないで居てね
どうか この手を


あなたの手じゃないと
もう眠れないのよ私





2003年10月17日(金)



【希望】


奇麗事だって
理想論だって
初めから諦めたら
信じる事すら諦めたら
何も叶わないじゃないか


だから
何があっても信じていこうよ
今もまだ血生臭い争いを続けているけど
人間はそんなに愚かなじゃないって
僕らが信じていこうよ
この平和な安穏とした国だからこその
「声」だって必要だよ
どうか嘆かないで
どうか腐らないで


こんな現代だから声の限り叫ぼう


平和を望む声がある限り
人は希望を持ち続ける
きっと きっと
いつか世界中が平和になる
哀れな子が居なくなるそんな世界になる
どうかこの平和な国の僕らから信じていこう





2003年10月16日(木)



【文句】


うるさいな
そんな煩わしいんだったら
アタシに構わないでよ


うそ
ごめん


離れていかないで





2003年10月15日(水)



【胸】


苛ついて胸を掻き毟る
でも全然 全然回復しない
涙が溢れたまんまだよ


もう世界が歪んで見える
君の居ない世界はなんて色が無いんだ
皆セピア色に見えるよ


この胸に今も残るのは
ただ ただ 君の存在だけなのに
居なくなってしまったから
胸に 穴が 大きく開いたまんま


掻き毟っても 穴は埋まらない
回復しない 涙は枯れない
ねえ どうやったら笑えるの





2003年10月13日(月)



【エンターキー】


全てを選択してエンターキーを押した


並んでた言葉が全て消えて
そこで初めてアタシは赦される


言葉に雁字搦めなのは
一体誰のことなのかしら





2003年10月12日(日)



【夢】


この手で何が掴めるかなんて
今もまだ不安で
怖くて仕方が無くて


それでも諦めきれない
捨てきれない夢を引きずったまま
今日も生きてる


夢はなんだったのだろう
見つめなおしてもぼんやりして
もう形が見えてこないよ





2003年10月11日(土)



【夢】


足踏みしては立ち止まり
空を仰いでは また 歩き出して
そうしていけば
手に入ると想っていた


頑張れば手は届くと想っていた


夢は今もまだ遥か彼方で
アタシは思わず足をとめる
もう空を仰ぐ気力が無いよ





2003年10月10日(金)



【歩んで】


突き進んで
歩みを止めないで
夢をどうかまっしぐらに目指して
君の背中をずっと見ているから


そうして
アタシは励まされて今日を生きるの





2003年10月09日(木)



【愛を】


もっともっともっともっと


そんなに求めてどうするの
そんなに追い詰めてどうするの


幸せも愛も君も
本当はもっと近くにあっていい筈なんだ
ほら 僕に微笑みかけて
それだけで 愛はそこらじゅうに溢れ出る





2003年10月08日(水)



【金木犀】


バイト帰りのいつもの道に
金木犀の香りが漂ってた
それだけで 幸せな気分


日々の繰り返しは少し退屈で
時々淋しかったり
時々泣きたかったり
時々死にたかったり
今でもあるけど


でも
大丈夫


なんだかんだ言っても
こんな小さな事が嬉しく思える
そんなアタシは多分幸せなのだろう





2003年10月07日(火)



【除光液】


戦闘態勢を解除するかのように
マニキュアを除光液でふき取る
人口的なベージュが自然のピンクに戻る


その時実感する
嗚呼 貴方に会う時はこんなにも
こんなにも、と





2003年10月06日(月)



【薄っぺらい】


ああ なんてこと
薄っぺらい言葉しか浮かんで来ない
それって私が薄っぺらい何よりもの証拠
どうしよう空っぽすぎて嫌になる


本を読んでも泣けるのに
映画を見ても泣けるのに
新聞の読者投稿欄でも泣けるのに


この虚無感はなんなのだろう
どうしても拭えない劣等感に
押しつぶされそうだ





2003年10月05日(日)



【涙】


泣きたい訳じゃないのに
吐き出したくて泣きました
心の中のもやもやをどうにかしたくて


けれど
一人蹲って泣く夜のなんて惨めな事よ
淋しい 淋しい 淋しい 淋しい 淋しい


それだけが今の私を支配しています





2003年10月04日(土)



【優しく】


慰めて下さい
抱いて下さい
優しいその暖かな手で
触れて下さい


それも望めないのなら
私はどうすればいいのでしょう


そうする事でしか愛を確認出来ない私が
きっと愚かなのでしょう





2003年10月03日(金)



【欲望】


汚い欲望が渦巻いているよ
アタシの中でぐつぐつと
嫉妬、嫉み、羨望、憧れ


人ばかりを羨む私の本心は
なんて汚いのだろう


どうしてこの手にあるものを
美しいと大事だと思えないのだろう
哀しいよ 虚しいよ
いつからこんな空っぽになってしまったの


あたしはこんなアタシじゃなくなりたいのに
これこそがアタシなのだともう一人が囁くんだ
欲望は決して消えはしないで
アタシの奥底で管を巻いてる





2003年10月02日(木)



【思いで】


胸をこれ以上ないくらいに高鳴らせて
気持ちを伝えたのはもう何年も前の話


あんなにドキドキしたのは
あれ以来経験してない
結局その恋は実らなくて
泣いたりもしたけれど


今はその経験が
私を形作るヒトツになってる
それでいいんじゃないかな





2003年10月01日(水)



【結晶】


綺麗な結晶が降ってくるのを
心待ちにしています
もうすぐ大好きな季節
神秘的な季節
人肌が恋しくなるけど
それでも
あえて


独りを選んで
空を仰ぐ日々が好き


真っ白い結晶は私を清めてくれる
そんな気がして少しだけどこか淋しい






 


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