| 2003年02月28日(金)
【飽きる日】 きっと飽きる日が来る また全てに 絶望したふりをして 都合良い言い訳を選んで 飽きる日が来る あたしはその日が怖い 今の夢中なまま終われたらいいのに どうか飽きる日が来る前に終幕を 2003年02月27日(木) 【黎明の時】 今日もまたアタシは 黎明の時に眠りにつく 全てを拒絶して 呟いて 吐き出して また溜め込んで 続けてきた日常 喉まで出かかった言葉を 飲み込んで生きる日々 慣れてしまったから苦痛には想わない なのに 胸を締め付ける なにか 苦痛には想わない なのにどうして涙が零れるのだろう 今日もまた黎明の時に アタシは一人世界を閉じて眠りに付く 2003年02月26日(水) 【風】 風を起こして 走っていこう わき目もふらず 過去を振り返らず 走って 走って ひたすらに真っ直ぐに 目指す道だけ見据えて 風を起こすんだ 自分自身で 2003年02月25日(火) 【命】 なんですか 命って 今も何処かで誰かの鬱憤の解消の為に 罪の無い動物が殺されていて 彼らが殺されなければならない理由など 何処にも何にもありはしないのに ただ、人の身勝手故に 殺されて 何故？ 誰か命の意味を教えて下さい 2003年02月24日(月) 【白い街】 街が白くなっていく さらさらと音も無くそれは降り積もり 私は抱えようの無い想いを 右手に握り締める 私が零しそうになった音は 白いものに掻き消された 目の前はただ真っ白に視界は遮られて 音なんて無くそれは降っているのに どうしてなんだろう 街が白くなるのを 私は恐怖に震えながら眺める ただひたすらに十字架の上から 街が白くなっていくのを眺める 愛しい人の住む街が白く消えていくのを 止められずに ただ私は右手を握り締めたまま立ち竦んだ 2003年02月23日(日) 【ラジオ】 ラジオから届く君の声に 癒されるアタシは馬鹿みたいだね でも君がこの世界で生きてる その事を握手をしたときに実感して 嬉しかったんだ 一緒に生きてる 君もこの世界で この日本で 今日もラジオから君の声 アタシはそれだけで癒される 2003年02月22日(土) 【キャンバス】 白いキャンバスに何色を描く 未来は無限大なんて奇麗過ぎて とっくの昔に信じる事出来なくなって いま目の前に広がるのは 白くて広いだけのキャンバス 右手は筆を持ったまま 水に浸す事も出来ずに迷い続けた 白いままじゃ自分じゃないのに 今の自分では色を選ぶ事さえ出来無くて きっと僕のキャンバスはこのまま 色を塗られずに黄ばんで行く 2003年02月21日(金) 【きみ】 君の笑顔に 君の仕草に 君の声に 君の全てに アタシは癒され満たされチカラを貰う アリガトウなんて言葉じゃ言い表せない 君が好き 君が好き 君が好き ねえ 本気になったら駄目なのに ねえ 本気になっても届かないのに 今こんなにも君への想いで胸が熱い 2003年02月20日(木) 【うるさい】 まだ生々しいその傷に触れないで 汚い心でヅカヅカと入って来ないで 痛くて痛くて堪らないのに 悲鳴が耳を劈く うるさい うるさい うるさい 誰よりも何よりも貴方達の言葉が 傷を更に深く抉っている事に気付いてよ 2003年02月19日(水) 【思っちゃいけない】 死にたいなんて 本当は思っちゃいけないんだ 五体満足に健康なあたしが 何不自由なく生きてるあたしが ちいさな事にくよくよして 誰かの言葉に負かされて 淋しいと言う感情だけで この世から消えたいだなんて 器が小さいよ せっかく生きてるんだから どうか 笑って 笑って 生きて 2003年02月18日(火) 【無】 無作為に飛び込んでくる言葉 邪魔で閉じてもまた開く窓 鬱陶しく僕は窓を閉じ続ける そうしてどんどん奥へと閉じ篭って 無へと近づけたらいいのに 瞑想の真似事をしても 煩悩は無くならないし 僕は僕のままで消えたりしない 無常に時が流れて歳をとって 生きる事を考え込んでるうちに おじいちゃんになるんだろう 無に僕の望む安らぎはあるだろうか？ もし あるのなら 今すぐこの鬱陶しい僕の思考に 別れを告げて旅立つのに 目の前のドアを開けて 天使のように飛び立って見せるのに 2003年02月17日(月) 【365日】 いちねん 365日もあれば へこんだり 傷ついたり 落ち込んだり 悩んだり 泣いたり 恨んだり あるのは当たり前 そんなに嘆かないでいいんだ みんなだって抱えてるよ 淋しさや孤独も抱えてるよ 君だけじゃない 365日 誰もが生きてる 自分の道を 2003年02月16日(日) 【雨の音に耳を澄ませば】 歌っている声が聴こえる 雨の精が滑らかに 少し切なそうに音を響かせて ぱしゃん ぱしゃん ぱしゃん ぽつん ぽつん ぽつん あたしは お気に入りの真っ青な傘を差して 雨の中飛び出していく 雨の音に耳を澄ませば 少しだけ違う世界をみる事が出来る 2003年02月15日(土) 【新しい日々】 戸惑いは当たり前で 不安はいつも付き纏っているけど 今も時々死にたくなったりとか しちゃうけど 新しい日々を 私の日常にしていけるように 頑張りたいんだ 2003年02月14日(金) 【君が好きだよ】 チョコに愛を乗せて 君に少しでも想いが届けばいい ウケ狙いで 義理みたいなチョコを 選んでしまったけれど 本当は本当は 本命だった でも君は遠い人でたくさんの人から チョコを貰っているから 「本命」なんて言えないんだよね でも、でも、君が好きだよ 君が、好きだよ 2003年02月13日(木) 【街灯】 窓の外に明かりが光る 街灯が僕はここだよと囁く やめて やめて やめて 存在を主張しないで 世界が眩しくなってしまう 目が開かなくなってしまう 闇の中に居たいのに 街灯はそれを許さない 2003年02月11日(火) 【少しずつ】 少しずつ歩いていけばいいの その人なりの「スピード」がある だからゆっくりでいい 焦らないで 少しずつ 進んでいけばいい 2003年02月10日(月) 【つぼみ】 大事に育ててる気持ちがあるんです 花になるかは自分次第 誰の気持ちも関係無い このつぼみは僕だけのもの だって夢は目指す為にあって 夢見る為じゃない 折角この世に生を受けた僕等だもの 思うままに走り出せばいい 僕は行くよ 立ち止まる事にも飽きてしまったから 今度は走ってみるんだ そうして今度こそ君を咲かせて見せるから 今 目指す為の一歩 踏み出すよ 2003年02月09日(日) 【強迫観念】 止まらない想像 止まない妄想 周りの目ばかり気になるの 悪口をいわれてないか気になるの 嫌わないで 嫌わないで 人が怖いの どうか嫌わないで 2003年02月08日(土) 【忘却】 忘れ去ってしまえ 今のお前に過去など無意味だろう 明日だけ未来だけ見ていればいい 過去なんて、いつか振り返るときが来る 今は、思い出さなくていい 辛くなるだけだろう きっとまた進めなくなるだろう この瞬間にも立ち止まってしまうだろう だから忘れ去ったふりをして 真っ直ぐに歩いていけ 後ろなんて振り向かなくていいから 今はどうか未来だけを見据えて行って 2003年02月07日(金) 【深呼吸】 息を吸って 吐いて ゆっくりと深呼吸 落ち着いて周りを見渡せば なにも変わらない現実があるはず 自分の考える世界が 100％じゃない事に気付いて 見える世界だけが 全てじゃない事に気付いて そうしたら未来は無限大 可能性も無限大 ほらゆっくりと深呼吸 落ち着いて世界を眺めてごらん 2003年02月06日(木) 【自信】 どうして他人の顔色ばかり気になるの ”誰も自分のことなんて気にしてないわ” 思い込もうとしてるのに 思えば思うほど 周囲の顔色を伺ってしまう自分が居る 自意識過剰なのは解ってるの でも止められないの この不安掻き消す程の自信が欲しい 2003年02月04日(火) 【一歩を】 怖れないで 簡単にトビラは開いて行くから その一歩を恐れないで 恐怖に囚われていたら何も出来ない 此処から動く事も出来ない 蹲って人の顔色を伺うだけで 人付き合いも忘れてしまう だから その一歩 恐れないで 前に踏み出して 2003年02月03日(月) 【青い星】 夢をみて 空に挑んだ けれど 宇宙と言う果てなき世界へ 飛び立った彼らは 帰らぬ人となり 僕等の胸を熱くした 彼らは人類の未来を見ただろうか 青く澄んだ美しい地球をみて 何を想ったのだろうか 地上では醜い戦いが今も尚続き 幼い子供達までもが誰かを殺め 心を麻痺させて生き続けてる なのに一方では淋しさに心を麻痺させて 自堕落になる若者ばかりの国があるのに 人はあまりに愚かだ けれど それでも人は生き続ける 彼らはこの青い星に何を見ただろう もうそれを知る事は出来ないけれど 今はただ祈る 彼らの魂が 星になり 空になり 宇宙へと還る事を 今はただ祈るよ 2003年02月02日(日) 【消去】 キーを打ち込んで 言葉を紡ぎ出すけど それはとても簡単に 消去できて怖い 言葉が 軽くなる 2003年02月01日(土) 【新しい気持ちで】 挑もう 未来はこの手に掴む 望んだ自分をこの胸に抱いて 新しい気持ちで挑む 世界は思ったほどに怖くない 望む明日を この手に |