2002年01月31日(木)



【―届かない言葉―】


今日
届かない言葉があることを
知りました。

耳を閉じた貴女の心に
私の言葉は届きませんね。

どんなに想いを伝えようとしても
そしてどんなに叫んでも
たとえ心の限りの罵声も

それは貴女の頭の傍で
虚しく響くだけなのでしょう?
耳には、心には、届かないのでしょう?

今日
届かない言葉を吐く事の
虚しさを知りました。

貴女をそうさせたのは
私なのですか?

「何がむかつくの?」
静かに問う私の声に

「あんたの態度だよ」
「何で私の態度がむかつくの?」
「だってヤツアタリじゃん」

そうですか。

私の心を込めたつもりの言葉も
貴女にとってはヤツアタリの
つまらないいつもの言葉に成り下がるのですか。

貴女の耳が
素直に物事を聞けなくなったのは
私の罪ですか。
私の所為ですか。

私は今まで
感情を貴女に
ぶつけ過ぎたのかも知れないですね。



届かない言葉はまるで
私を責めるかのように
私自身に還って来ます。


届かない言葉は今も虚しく私の胸に響いたまま。
届く事の無い貴女へ想いを馳せるのです。






2002年01月30日(水)



【―メール―】


あまりに簡単に
そして手軽に
言葉を届ける事が出来るけど

あまりに簡単すぎて
言葉が嘯いて見えることも
多々あるね

携帯だと更にそう
嘘か真か解らない

どうか「冗談」のヒトコトですむ言葉が
人の心を深く抉る事を忘れないで居て





2002年01月29日(火)



【―いちにち―】


一日が始まって
一日が終わった

毎日毎日それの繰り返し

それが人生で

それ以上でも
それ以下でも
無いかもしれない

なんて知ったかぶりをして
今日を終わるよ



++葛葉++
なんだか久しぶりに
気持ちよく眠れそうだよ
特別何も無かったけれど
「幸せ」を実感する時って言うのは
こんな何気ない日々なんだろうな

おやすみなさい





2002年01月28日(月)



【―向き合う時間―】


待って
お願い 
もう少しだけ

向き合う時間を下さい
自分自身と

あと少しだけ
向き合う時間を

私に





2002年01月27日(日)



【―消えてく言葉―】


思い浮かんでは
泡の様にパチンと弾けて
言葉が消えて行く

書き止めようとした右手が
悴んで震えてる

今 消えてしまった言葉が
アタシを癒したかも知れない
アタシを救ったかも知れない

言葉は消えてく消耗品
使い古され忘れ去られ
パチンとみんなの記憶から遠ざかる

何処かに言葉の墓場が存在するかな



++葛葉++
あ、この言葉イイ!と思ったものに限って
忘れてしまったりする…
メモは近くに置いときたいねぇ





2002年01月26日(土)



【―小道―】


笑って行きたいんだ
ちいさな小道

足元良く見てなくて
転んで泣いちゃっても
もう独りで立ち上がる事出来るし

転んだ目線からみた脇には
ちいさな小花が咲いていて
それはそれは一生懸命に咲いていて

本当は痛さで涙が零れそうだったけど
なんとか我慢する事出来たから

立って
笑って
誰かのせいにしないで?

潔く生きたいの
笑って行こうよ
自ら選んだ小道だもの

大道りじゃなくて
小さなわき道を選んだのは自分だもの

ほら
さっきの小花だって隣のタンポポに
負けない位 輝いてるじゃない
名前も知らない小花だけれど
綺麗に誇らしく
自分の花を咲かせてるじゃない

どうしても辛いときは泣いていいから
背を向けないで歩いて行こう?


この小道





++葛葉++
今日は励ましたいんです。
自分自身を・・・直ぐに挫けちゃう
やわい精神してるからさぁ・・・(苦笑)







2002年01月25日(金)



【―微かでも―】


たとえ
聴こえる声が微かでも

それが己が声ならば
そのままに従うまで

遥かに届かぬ微かな想いとて
空へも届かぬ微かな願いとて

己が心の真実ならば
迷う事無く進むだけ


ねえ 行こう?

真摯に
ひた向きに
選んだ道を
真っ直ぐに

微かな希望を抱いたまま




+葛葉+
昨日の深夜に24日(今日)のを書いたので
一日ずれてきました…(笑)
でもこのまま行きますよん。宜しく☆





2002年01月24日(木)



【―肥大―】


駄目な自分が肥大して行く

欲望のままに生活した結果が
「現在-イマ-」だと紛れも無く
アタシは理解してるのに
今日もダラダラとネットを彷徨う

目的も無く悪戯にサイトを渡歩いて
どうしようと言うのだろう

やるべき事は他にある
そんな想いすらこの行為の
餌になってしまうようで
自己嫌悪が肥大して行くのを
止める事が出来ない

時間を無駄にしている事だけが
真実ような気がするよ

そしてアタシは明日の朝も
繰り返される嫌悪感を抱きながら
目覚めるのだろう







2002年01月23日(水)



【―届きますか―】


真実は貴方に届きますか
想いが私に届く事はありますか







2002年01月22日(火)



【―境界線―】


引かれた境界線に風が囁いた

ココから先には行けないよ
ココから右にも行けないよ
ココから左も駄目なんだ
勿論後ろなんて見ちゃ駄目さ

閉じ込められた線の中から
仰ぐ空は鮮やか過ぎて

届かない望みだけが
強く強く胸を熱くする
迷いは果てなく天へと昇る

けれど
それすらも煙のように
雲へ溶けてしまった

希望さえも空に呑み込まれ
境界線だけが存在を主張する

超えられない「線」が
泣きそうな位に立ちはだかっている





2002年01月21日(月)



【―決意―】


掴んでみせる
この手に

自虐と後悔を塗りたくった
この身体と共に生きて

生き抜いて

掴んでみせるよ
目指すべき場所







2002年01月20日(日)



【―ヒトヒラノ―】


舞イ降リル
一片ノ羽根

私ハ捕マエ様トシテ見失ウ…

一片ノ想イガ私ヲ支配スル前ニ
何処マデモ一緒ニ逝コウヨ

ネエ

貴方





2002年01月19日(土)



【―有り触れた―】


有り触れた言葉ばかり
思い浮かんで
アタシの言葉が失われていく

有り触れた日常に
在りもしない言葉は軽いだけ
ふわふわ ふわふわ
存在が飛んで行ってしまう

有り触れた「普通」のアタシは
届かない世界に憧れだけを持って
地団駄を踏む子供のまま
大人と呼ばれる歳になってしまって

精神が追いつかないね

有り触れた出来事に消えていく
アタシの存在意義は探しようも無い






2002年01月18日(金)



【―見えてきたモノ―】


ただ ただ
日々を過ごして
感情の起伏も無く
在るのは積もる自分への苛立ちだけで

そんな毎日で
アタシの一生は終わるんだって
諦めていた

けど

少しの目標で
少しでも頑張れるアタシがいるのなら…

今歩いてる路が朧げに浮き上がる
見えてきたよ―――進むべき未来





2002年01月16日(水)



【―姪っ子―】


アタシには姪っ子が居る
昨年の10月に一つ上の姉が産んだ

昨年はその事で家族内で色々在った
それは少なからずアタシにも影響を与えた
それでも 新しい命は嬉しかった

今ちょっとした事情で
姪っ子が夕方から姉と共に
我が家にやってくる

不思議なもので
色々イラついていた気持ちとかが
その子のあどけない笑顔を見ると
フッと消えてしまう

自然に愛しいなぁと思うアタシが居る

ねえ
アタシはその瞬間
紛れも無く幸せを感じてるんだよ

なんだかそんな気持ちにさせてくれる
姪っ子の存在にありがとうを言いたいよ





2002年01月15日(火)



【―生きてきた道―】


自分の過去の言葉を読んだ
なんだか泣けてきた

ココにアタシの紛れも無い
生きてきた路が在ったから

転んで泣いて
挫けて泣いて
怒ってばかりで

駄目駄目なアタシの毎日が
ココに在った

なんだか泣けてきたんだよ
良く解らない感情が込み上げてきて
泣けて来たんだよ



++++
これからも駄目なアタシばっかで
変わり映えの無い言葉ばっかだろうけど・・・
今年もドウゾ宜しくね(遅いな)





2002年01月14日(月)



【―恋―】


駄々をこねて
貴方が手に入ると言うのなら
いくらでもこねる

我侭を言って
貴方が傍に居てくれるのならば
いくらでも言う

でも
違うものね

好きな人に
自分を好きになってもらうのって
実は 奇跡に近いの


貴方は決してアタシを見ないでしょう


+++
あいのりの見た後は恋がしたくなる
好きな人が欲しくなる
ときめきが欲しくなる
愛が 欲しくなる
一人身の寂しさを実感する
あーー呟きだなぁ(苦笑)





2002年01月12日(土)



【―そして―】


その呪はアタシを通過して行った
いつものように
風のように
心を すり抜けて行った

何時もの事ね

結局アタシは死なないし
今日も明日も生きるのよ

グダグダ悩みながらも
ぐちぐち零しながらも

結局苦い自己嫌悪ばかりを残して







2002年01月11日(金)



【―呪―】


死ンデシマエ
死ンデシマエ
死ンデシマエ
死ンデシマエ
死ンデシマエ
死ンデシマエ
死ンデシマエ
死ンデシマエ

キーを打つ度想いが加速する
死ねばいい こんなアタシ





2002年01月09日(水)



【―コボレオチル音―】


アタシは零れ落ちる音を拾えずに
だだ立ち尽くすばかりだった

もう戻らない言葉を
後悔しても遅い
泣いたって還らない

そうして零れ落ちた音は
ただ物悲しくアタシを責めた

音は風に溶けていった
音は大気に消えていった
音は零れ落ちて空になった

零れ落ちる音は
アナタを傷つけアタシの胸も貫いてった






2002年01月08日(火)



【―声を枯らして―】


何時でも叫んでいるのよ
声を枯らして

もう子供じゃないから
全てが届くとは思わない

世の中には
どんなに叫んでも
届かない想いだってあるし
この世界には
どんなに頑張ったって
叶わない願いもある

以外にアタシの生きてる世界は
素敵な事なんて数少ない

それでも
声を枯らしてでも誰かに届けたい気持ちは
まだこの胸の中で燻ったまま
恋しい恋しいと鳴いてるの

だからたとえ結果を知っていても
叫び続けるのよ

叫び続けるのよ





2002年01月07日(月)



【―ウザイ―】


ウザイ
煩い
鬱陶しい

今何もせずに生き続ける自分も
それを責めたてる貴女の言葉も
うざくてうざくて堪らない

アタシを責めたてて
一体貴女に何の得があると言うの?

イッソノコト殺メテクレレバイイノニ

ウザイよ
煩いよ
鬱陶しいよ

文句いうならさっさとアタシを殺しなさいよ





2002年01月05日(土)



【―悪い癖―】


癖があるの

直ぐに飽きる
直ぐに負ける
直ぐに壊れる

そうして直ぐに閉じ篭る

自ら孤独を好んで選んで
けれど一人にしないでよと
嘆き哀しんで
悲劇ぶる

なんて悪い癖

そしてとても滑稽な癖





2002年01月04日(金)



【―暗示―】


負けそうになった時は
自分自身に言霊を放つ

「負けない。大丈夫。頑張れ。」

鏡の前でそう唱えて暗示をかける

―アタシはまだやれる、と―

さあ
今日も暗示をかけましょう






2002年01月03日(木)



【―生きていこうか―】


泣いたままでも
足は動くから
鼓動が響くから
身体は生きたがっているもの

生きていこう

少しでもそう思えたなら大丈夫
生きてれば躓くのが当たり前
生きてれば傷つくのが当たり前
だってそれが「生きる」と言う事

意味なんて求めなくても
アタシは既に生きて
そしてココで生かされているから

上を向いて生きていこうか





2002年01月01日(火)



【新年】


新年なんて言ったって
何も変われない今までの自分を
もう一人の自分が
冷たい目でみつめるだけなの

おみくじを3度も引いて
叶いもしない願い事を神様に伝えて
そんな変われない毎年の風景を
もう一人の自分が
より一層冷やかな目でみつめるだけなの


下ラナイ祭リ事






 


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