2001年11月30日(金)
【□ 細波 □】 いつからだろう 胸の中に細波が起こる 感情の起伏 緩んで行く 自我 零した涙さえ 血に変えて アタシは何を願うのだろう 遠く離れたアナタを 今でも愛しいと 馬鹿みたいに信じ続けて やがて消えない想いは 只の執着心に成り果てる 細波は今も 細かく 小さく 胸を 五月蝿い位に締め付けている 2001年11月29日(木) 【□ 穴 □】 数え切れない無数の穴 それはナイフを突き付けられた時の いまだ生々しい 瑕 抉られた穴は 痛々しそうに 血を垂れ流して ナイフを突き付けたのは 貴方 けれど そう願ったのは アタシ 数えたくない無数の穴 それはいまだ消えぬ貴方への愛の証し そして残酷な 誓い 削られた穴は 何かを求めて 収縮を繰り返してる この路を望んだのは アタシ けれど 行こうと微笑んだのは 貴方 そうして 雑踏の中に残ったのは アタシ 波の彼方に消えたのは 貴方 いまだ疼く穴からは まだ血が流れ続けてる 2001年11月28日(水) 【□ 城 □】 アタシは小さなお城を築いたの 小さな アタシだけの お城 ココに居れば アタシは安全で 傷つく事も無い変わりに 愛しさも感じなくなって 時々 想う 窓からみえる外はどんなだったかしら 昔はアタシもあそこに居たのに けれど 郷愁と共に訪れるものは 鈍い痛み アタシは自らココを選んで来たのに どうしてこんなに胸が苦しいのだろう どうしてこんなに胸が疼くのだろう アタシは小さなお城を築いた アタシだけの小さなお城 誰にも荒らされず 誰も近づけない アタシのお城 お城の周りには無数の茨 アタシを護るもの けれど 何故 それなのに 何故 築いたのは誰でもない 選んだのは誰でもない アタシ自身なのに 変ね 寂しくて 堪らない 2001年11月27日(火) 【□ 比較 □】 今日のトマトは美味しくなかった それは この前食べた美味しいトマトと 比べているから ふと気付けば 比べる事が当たり前で ふと気付けば 比較してガッカリする自分とか 比較して嬉しくなる自分とかが居る 操られたココロが其処に在る 2001年11月26日(月) 【□ 言葉 □】 言葉に埋もれて行く 言葉に汚染されてく 言葉が 死んでいく 2001年11月25日(日) 【□ 景色 □】 久しぶりに電車に乗った 定期的なようで不規則な揺れに バランスを奪われながらも窓の外を見る 世界は広い 景色はどんどん変わって行く ふと 電車は時の間をすり抜けているんだと思った 流れ行く景色に時間を重ねた 今見えたあの家の中では 何が存在し どんな想いが生きているのだろう 見えない世界が視野を広くする 流れ行く景色の中にも人々が居て生きている その事に今更ながらに気付いて涙が出た 世界は広い そして景色は変わって行く 前のサラリーマンの視線も気にせず ただ ただ 泣いた 私の景色も もうすぐ変わる 2001年11月24日(土) 【□ 行動力 □】 どんなに嘆いても どんなに泣いても そして どんなに不満不平をクチにした所で 行動しなければ 何も変わらないのは当たり前の現実 想っているだけでは駄目なのです 願っているだけでは駄目なのです 全ては その気持ちの先にある「行動」こそが 何かを生み出すのです 重要なのは 「想い」の先の「行動力」 2001年11月23日(金) 【□ 日常 □】 何気ない日常が 1番幸せだなんて 今は 思えない ただ この日常から 抜け出したい 想いはそれだけ 2001年11月22日(木) 【□ どうしても □】 どうしても 譲れない願いが あるんです どうしても 叶えたい想いが あるんです ドウシテモ アナタニ アイサレタイ けれど私は それがどうしても叶わない事を 知っています 知っています 2001年11月21日(水) 【□ 試行錯誤 □】 試行錯誤を繰り返しては 陥る深い闇に どんどん囚われて行った 物事の本質は隠されたまま アタシの瞳には嘘ばかりが映る 空を仰いでは ココロを取り戻そうと 涙を零した いつも試行錯誤を繰り返しては 失敗ばかりの日々に飽きたりすらして 少しずつ何かを諦めて行った 初心なんか何処の隅にも置いてなく アタシの瞳には現実ばかりが映る 月を仰いでは 優しさを思い出そうと 瞳を閉じたりした けれど 見えるのは今も 現実と言う闇に隠された嘘ばかり 試行錯誤の日々は 徐々にアタシを 確実にココロを 壊して行った 2001年11月20日(火) 【□ 環 □】 手に有り余る程の後悔を 幾度となく経験しては 繰り返す まるでメビウスの環 抜け出せない地獄 繰り返される想い その道を通り過ぎては またぶり返す まるでそれはメビウスの環 同じ後悔 同じ悔い きっと抜けだせはしない メビウスの環に捕らえられた 馬鹿なヒツジ 2001年11月19日(月) 【□ 馬鹿みたい □】 自ら孤独を選び取っては 寂しいと泣くのね 馬鹿みたいな女 2001年11月18日(日) 【□ 流れ星 □】 夜空を瞬く流れ星に何を祈ろう? ふと考えながら 通り過ぎる光りに声をかける アナタハ ドコヘ イクノ? けれどその光りは何も答えず スッと闇に消えてった 周囲を見ると沢山の人が上を見たまま 時々歓声があがる 普段は気をつけて見ない夜空を 今晩はどれだけの人が見つめているのか キミハ イマ ナニヲ オモウノ? ふと空へと語り掛けた 昔はもっと空が身近だった気がするのに 文明が発達し、地を這うようになり 空は近くなったようでとても遠くなってしまった けれどその一瞬 沢山の流れ星が空の彼方を翔けて行った 綺麗な流星 きっとその軌跡は 人々の心に刻み込まれる 夜空の記憶 『 ソレ ダケデ ジュウブン ダヨ 』 聴こえないコエが聴こえた気がした さあ 今夜流れ星に何を祈ろうか ++++ 見ましたか?しし座流星群。 私は見ました、結構見れました。 かなり感動しちゃいました。 イイですね・・・空は。 2001年11月17日(土) 【□ キス □】 甘ったれで 綺麗事ばかり吐き出す このクチに 貴方は優しくキスをした 強がりで 下手すると弱音ばかりな このクチに 貴方は優しくキスをする どうしてだろうね? その一瞬のキスだけが アタシの心を溶かしてく 2001年11月16日(金) 【□ 届けばいい □】 届けばいい 愛が 世界中の愛が 分け隔てなく全ての人に 愛が 届けばいいのに 2001年11月15日(木) 【□ トリカゴ □】 アナタは まるで 鳥篭の鳥のように 餌を貰って生き続けるのね 羽は何の為に在ったかさえも忘れて アタシも まるで 鳥篭の鳥のように 親に寄生して生き続けるのよ 足が何の為に在ったかさえも忘れて 2001年11月14日(水) 【□ トモダチ □】 ずっと友達で居られると信じてた そんな淡い想い出は 遠く遥か彼方で私を嘲笑うかのよう 少しずつ 少しずつ 距離が出来て行く 同じ事が好きで 何をするにも気が合って 在りのままで居られたあの頃 そんな楽しかった日々が霞んで行く 貴女の心には もう私の計り知れない世界が広がり そして私はそれを解る事も出来ない 遠くなってしまった貴女 いつから電話を躊躇うようになったのだろう? いつから愚痴すら話せなくなったのだろう? 楽しかった日々さえ色褪せ 築いて来た絆さえ見失い 胸に刺さる孤独感 残る想いは ・・・サビシイ・・・ それだけ 2001年11月13日(火) 【□ 自由すぎる場所 □】 この場所では自由すぎて 身動きが取れなくなる 「フリーター」 バイトしてお金稼いで 一人前になったつもりで 遊んで 笑って 泣いて だけど 小さい頃望んだ場所は ココではなくて ふと気付いた時に甦ってくる想いは 「焦り」 願う未来は沢山あって だけど どれか一つを選べない 優柔不断さが嫌悪を増長させて 何を選ぶのも自由 何をするのも自由 そんなこの場所からは 何にでもなれる気さえしてくるから 自由すぎて 望まない己の醜さと対面してしまう ココは生きずらくて堪らない 自由すぎて 生き難くて 堪らない 2001年11月12日(月) 【□ 虚しさ □】 込み上げてくる虚しさは 何処から来るのだろう 無性に 泣きたくて堪らない 世界から切り離された 孤独に押し潰されそうな毎日に ふと仰いだ、空の蒼さに 泣きたくなって ちっぽけな自分 小さすぎる自分 この込み上げてくる虚しさは 何処へ行くと言うのだろう きっと 空から届いて 空へと還る 2001年11月11日(日) 【□ 何も無い日 □】 「何も無い」 そんな風に感じる日が続いても 全く同じイチニチなんて在り得ないから だから そんな毎日の中でも 「ガンバロウ」 そう思えるんだ 2001年11月10日(土) 【□ 涙 □】 「涙は女の武器」 そんな風によく言うけどさ 泣いて貴方が手に入る訳無くて そんな小細工 するだけ無駄なんだって気付いた でも 好きで泣いてる訳じゃないよ 涙腺弱くなったの誰のせいだと思ってるのさ 2001年11月09日(金) 【□ 愛 □】 愛なんて 言葉じゃ解らなくて 愛なんて 言っても届かなくて 愛なんて 繰り返すほど陳腐になって 愛なんて 求めるほどに虚しくなるのに それでも 愛が無いと生きて行けなくて 2001年11月08日(木) 【□ 音を聴こうか □】 音を聴こうか 微かな心の音を。 忘れて 掠れて 時には周りの音に掻き消されてしまう 遥かな音を。 今 思い出して。 聴こうか。 新しい路 新しい自分。 出逢えるかもしれないね。 2001年11月07日(水) 【□ 窓から見えた君 □】 ふと微かに開けた窓から ヒンヤリする風とともに 君の姿が眼に入ったんだ 綺麗な 綺麗な ハーフムーン 傾いた君はまるで船の形 一緒に輝く星とともに 君は誰を乗せて行くの? 輝く 星船 ハーフムーン ああ、そうか きっとウサギが乗っているんだ そしてハーフムーンに乗って ウサギはフルムーンの湖へと辿り付くんだ ※=※=※=※=※ 今日はチョット メルヘンな気分・・・(笑) 2001年11月06日(火) 【■ ピエロ ■】 馬鹿みたいに 見栄とプライドに凝り固まってしまった 自分自身が鏡に映る 変わりたくないなんて嘘で 変わりたくて 変わりたくて 変わりたくて 「綺麗になったよ!」 「うっそ〜、超変わったねぇ!」 なんて誰かの判断を気にして だけど誰かに言って欲しくて プライドばかり強くて 見栄ばっか張って そんな醜い自分が大嫌いで それでも惨めな自分は大嫌いで 今 目の前に 見栄とプライドで身動きの取れなくなった 自分が映る それはまるで見えない糸に操られる 滑稽なピエロのようだった カタカタとしか笑えないピエロの顔だった 2001年11月05日(月) 【■なんもかんもすべて■】 なんもかんもすべて 忘れて 逃げて 隠れて そうしたら幸せになれるのかなぁ? なんもかんもすべて 今ある現実から逃げれば 其の先に幸せは待っているのかなぁ? 2001年11月04日(日) 【■心に何時でも■】 心に何時でも 優しさを持っていたいんだ。 苛つくのは誰でもなくて いつも自分自身にだから。 2001年11月03日(土) 【■新しい力■】 ふと トモダチと普通に 笑えてるって思った時 新しい力が甦ってくる気がしたよ ふと ほんの少しだけど自信が 自分に持てた時 新しい力が漲って来る気がしたよ ‘大丈夫’って言って貰えなくても 自分自身だけで頑張れる様な 強さが欲しい 新しい力を感じて 素直に 行こう いつでも ココからがスタート 2001年11月01日(木) 【■感動■】 言葉にしたら嘘になる 言葉にしたら 安っぽくなってしまう そんな感動を知った 真実は 流した涙だけだっただろう ==== 励まされる言葉に出逢った 励まされる心に出逢った 生きてく勇気が甦ってくる・・・・ 死にたいなんて考え消えて無くなれ |