新世紀余話
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2002年03月30日(土) |
「ネットアイドル総合講座」が停滞しているわけ |
ひたすら申し訳ありません。
企画をはじめた頃は、ネットアイドルとはインターネットの先行きを予兆する重大なキーワードになると思いこんでいました。 それが、しばらく実情を眺めるうちに、考えを改めなければならないと気付かされたのです。
ぼくの決めたところ、ネットアイドルは、日常のままインターネットと通じることにより、それ自体で芸能タレントに拮抗し得る存在のはずでした。
ところが、このせっかくの時代の恩寵を遊びの道具としか受け取らず、仮想世界でのタレントごっこに興じるお嬢さんがあまりにも多い様子に、彼女らを買いかぶりしていたことを認めねばならなくなりました。
対象が「芸能アイドル」であれ「隣りのお姉ちゃん」であれ、ただのミーハー的動機によるものなら、本職のタレントを特集したほうがよほどいいし、素人美女を品定めするリンク集をつくるだけというのも、つまらない気がしてなりません。 それは、みんながやっていることです。
はっきり言いましょう。
当サイトの「ネットアイドル特集」とは、ネットを介してものにできそうなB級の美女を探す手助けをするための企画などではなく、逆に、ネットアイドルをめざす浮かれた娘さんたちに真の自立をうながすような内容になるはずなので、そうしたものに期待して訪れる人たちとは動機からして相容れないものなのかもしれません。
もし管理者がフェミニストだとすれば、「オンライン・ペット」として不特定多数の男に「視姦」されることに歓びを見出す女性を応援することなど、到底できるものではないからです。
今夜のBGMは、「ネヴァー・トワイス」。
十八歳当時の曲。 管理者が恋心を抱きながら高校を卒業していった頃、心の中で流れていた旋律ですな。
これは、「ラ・ベル・エポック」という、やはり自作の叙事的なロマンの主題曲として着想されました。 1910年代。第一次大戦に翻弄される、国籍を異にした四人の男女の友情と愛と死。 まあ、そんなような筋書きのお話なんです(笑)。
何日か前にアップしたとき、編曲があまりにも聞き苦しかったので、いま一度、馴染みやすい聴き味にしたものをお贈りします。
あなたは、どんな美しい恋文よりも、あなた自身が価値をもったメッセージなのだとご存知でしょうか?
BGMとして公開している自作曲が思いのほか好評のようです。 もしかすると当サイトは、Midi音楽だけでもやっていけるかもしれません。
いまの二行は、ほぼ冗談です(笑)。 でも、トップページの「BGM選択」で並べた曲はすべて、管理者のオリジナル。 「スカイブルー」、「失われた故郷」、「真実の証明」、「なんのために?」、「戦士の休息」、そして今夜の「モーニング・スター」……いずれも、人生の折々に頭に浮かび、書きためておいたメロディーばかり。
いったいなぜ、これほどの大資源を門外不出にしていたの? と云われましょうが。 実は管理人、作曲が趣味(のひとつ)でありながら、楽譜の読み書きができない五線符文盲。そればかりか、歌を唄わせても調子ッぱずれという途方もない下手の横好きをしてるわけなんです。 学校時代の音楽なんて、「1」という落涙するような評点でしたから(実話)。
そんな大音痴なのに、なぜか美しいメロディーは頭に浮かんでくるもので、しかもハリウッドの映画音楽にもヒケを取らぬ佳曲であるように思えてならない(笑)。
それで、学校の音楽室でわざわざピアノを借り、ピン、ポ〜ン♪と鍵盤を弾いていって音のつながりを探り当て、「ドーソーファミレドレミレドレー」とか書きとめておりました。 まあ、チャップリンとおなじような作曲のやり方をしていたわけです。
チャップリンの場合は、身近に音楽の顧問がいて、思い浮かべたメロディーを楽曲に仕立ててくれたからよかったわけですが、自分の周辺ではそうしたインフラが整備されていない(笑)。 せっかくつくったメロディーなのに、オーケストラ風に編曲して演奏するなんて思いもよらず、そのまま腐らせていた次第です。
それが最近、にわかにホームページで発表できるようになったのは、「ドレミファ」とカタカナで書きこむだけで好みの音色で演奏してくれるSAKURAというフリーソフトのおかげであります。 たとえ豚に真珠を投げあたえる結果となるにせよ、開発者一同には大のつく感謝を捧げねばならないでしょう。 このソフトによって、世界でもっとも恩恵を受けるのは自分なんですから。
こうして、パソコン上で入力したメロディーがストリングス調の名旋律となって奏でられるのを聞くにおよび、自分がやっぱり、音楽の先生が評したような本物の音痴ではなかったと実感できるのはうれしいかぎりです。 管理人、いま覚悟を決め、Midiのつくり方を勉強、というか音楽を基礎の基礎から学び直しております。 まともな楽譜にして、レーモン・ルフェーブルのような本格的なポップスに仕組みたいメロディーも多数ストックしてあるんです。 より聞かせる音に仕上げ、みなさんに供したいと思っているので、(いつものことながら、)今後にご期待ください。
2002年03月23日(土) |
Country Lost |
今夜の日替りBGMは、アジア風の旋律をお届けします。 曲名は、「失われた故郷(Country Lost)」。 内戦時代のヴェトナム。家を焼かれた姉と弟がたどる多難の旅にかぶせる背景音楽といった感じでつくったのですが、正直、管理人のアジア民俗についての知識は豊かといえず、ヴェトナム風の音階になっているかさえわかりません。 はてさて。いったい、どこの国の音楽に聞こえるでしょう? 西部劇調に聞こえるとか、スコットランドの曲みたいという声までありましたが。
本日のBGMは、「真実の証明」。 疑いもなく、管理者の最高作のひとつです。 モーリス・ジャールの音楽に入れ揚げていた頃、「裸足のイサドラ」という映画のオープニングのような、暗い情念で彩られたドラマチックな曲がつくれないものかと自己の限界に挑んだ成果がこの曲でした。 ロシアっぽい旋律になってしまったのは、白系ロシアの血が混じった少女歌手の物語を想定したからと言い訳しておきましょう(苦)。
2002年03月21日(木) |
Do you remember the Sun-shine? |
トップページでBGMとして流れるMidi音楽は、「スカイブルーのテーマ」。 高校時代の最初の夏、生まれて最初に思い浮かべたメロディーで、管理者にはとても想い出深いものなんです。 想い出のほかに、この曲しか残らない夏ではありましたが。
なんのために? いえ。トップページのBGMとして流れるMidi音楽の曲名です。 映画音楽みたいな感じに聴こえるでしょうが、まさにしかり、映画の背景音楽として使うため想を温めてきたものです。 未発表ですけどね。
2002年03月19日(火) |
Midiはじめました |
実は、ここの管理人、生意気に作曲なんぞもやるんですな。 唐突ながら、作品のひとつをトップページのBGMとして使うことに。 曲名は、「戦士の休息」。 聴けばわかりますが、そんなような曲調ですから。 一応、管理者によるオリジナルもの(のはず)。
2002年03月15日(金) |
ようやく、50000hit |
おかげ様で当サイトのアクセス数が、昨日で50000hitを達成しました。 キリ番を踏んでくれた人は、ご一報を。
あんまり感動ありません。 それほどのアクセス規模に見合ったサイトなのかと問われれば、「そうだ」と答えるしかないですが。 ひとりでコツコツ積み上げてきたページの集積がようやく、ものを言いはじめた気がします。
カウンターには感謝しています。 夜の時間帯にダウンすることが多く、数字が勝手に増えたり減ったりしており、なんだか信用しかねるところはあるようですが。
みなさんには、それ以上の感謝を。 これは、あなたたちに見せるためにつくっているホームページ(のはず)ですから。
残念ながら、当サイトはまだ半分しか出来上がっておりません。 さすがに100000hitに迫った頃には完成の域に近づくことでしょうが、管理人気まぐれにつき、なが〜い目で成長を見守っていただきたいと思います。
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