新世紀余話
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2000年07月27日(木) ジャパニーズ・ロボニメーション

 日本製ロボニメーション。
 功罪はいろいろあるけど、いちばんの害となるとやはり、巨大なロボットを建造しなければ未来の戦争では勝てないんだと、子供らに思い込ませたことじゃなかろうか(笑)。
 実のところ、あれがとことん不経済な兵器だというのはだれの目にもあきらかだ。
 一体ごとに建造費は莫大。
 整備するのも難儀だし、敵に捕捉されやすいうえ、戦場では格好の標的となる。
 だいたいあんなもん、ロボットなんかじゃないのだ。
 ビルディング大のブルドーザーが人体化しただけの機械なのだ。
 本物のロボットなら、わざわざ人間が乗りこんで操縦する必要があるか。
 これだけ将来性が割れてるのに、なおも懲りずにさらなる巨大ロボニメーションの新作をこしらえようとする人たちがいるってのは、みなさん、よくよく、巨大メカを破壊するの好きだということか。


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