2005年02月28日(月) |
お義母さんごめんなさい |
ぴっぽ 「明日はママ、ニイチャンの学校にご用があるからババと一緒にお留守番しててね」
クン 「えーー♪ままのばばがくるのー!?」
ぴっぽ 「ううん、ジジ死んじゃったしさ、ママのババは一人じゃ来られないんだよ、だからパパのババが来てくれるって」
クン 「・・・えぇーー・・・」
ぴっぽ 「どしたの?」
クン 「・・・ままのばばがいい・・・」
ぴっぽ 「なんで?」
クン 「ぱぱのばばってあんまりあそんでくれないんだもん」
ぴっぽ 「そんなことないじゃん、この間も一緒に双六してくれてたじゃん」
クン 「そーだけどさぁ・・・」
ぴっぽ 「大丈夫大丈夫!」
クン 「でもさぁ・・・」
ぴっぽ 「ん?」
クン 「ぱぱのばばってかみのけぼっさぼさだし」
ぴっぽ 「・・・・・・」
クン 「だからやなの」
ぴっぽ 「・・・でもママだってボサボサの時あるよたまに」
クン 「ままはいいの、ぼさぼさでもかわいいから」
ぴっぽ 「・・・・・・」
クン 「しかもさぁ」
ぴっぽ 「・・・うん?」
クン 「ぱぱのばばがくるとおうちのなかがくさいにおいになるんだもん」
ぴっぽ 「・・・え?」
クン 「くさいの、くさくなるんだよ、だからやなの」
ぴっぽ 「・・・・・・そんなことないと思う・・・よ」
クン 「そんなことあるよ、くさいよ、ばばがつくったごはんだってくさいにおいがするよ」
ぴっぽ 「・・・・・・・・・・・・・・・」
クン 「まま?」
ぴっぽ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クン 「まま、なにわらってるの? ねー、どーしたのーー?」
知らなかったんだけど、お経といっても仏教の宗派によって色々あるようですね。
先日の父の葬儀で聴いたそれは、今まで私がよく耳にしていたものとは大分リズムやなんかが違ってて、特にスタートの仕方に特徴があったのですよ。 お坊さんの癖もあるのかなぁ、何かね、「まんまんまんまんまん・・・・」って言うの。 徐々に声が小さくなっていく感じに。
ついさっき、明日からまた一週間が始まりますわよって事でピーのランドセルに給食着やら体操着やら上履きやらをグイグイと押し込んでいたらば、そこの部分が頭の中によみがえってきて、思わず真似して呟いちゃったのね、「まんまん・・・」って。 で、ほんのちょっこっとだけ、クスッと笑っちゃったのね。
そしたら、ランドセルの蓋っていうのかな、あのベロみたいになってるところを開けてあったのが急にこちら側に戻ってきて、先についてる金具がバシッと私のこめかみを直撃しました。
神様仏様、あ、もしかしたらお父さんかな? ごめんなさい。 もうクスッとかしない。
多分。
「へぇぇ、そーなんだぁ・・・!!おうちじゃないところでも、“○んたま”っていうんだぁ・・・!!しらなかったぁぁ・・・!!」
深夜番組の中でお笑いの人が放った“○んたま”って言葉に強く反応しながら、目から鱗って顔をしながらクンがそう言いました。
要するに、んー、クンはですね、“○んたま”って言葉は、社内用語みたいなノリで我が家の中だけで使われているものだと思ってたみたいなのね。
・・・いえいえいえいえ、私はホラ、可憐なセレブだからそんな言葉は使わないでございますですわよ。 夫やピーが使ってるってだけ。
どうしてもって時はね、“たまたま”とかって言ったりするですわよ。 あとは“たまちゃん”とかね。
近頃日記の品位が失われつつある。
お久しぶりでございます。 プロバイダーの電話サービスのお兄さんに、「ソコをクリックして・・・はい、そしたら次はその中を開いて・・・」と甘く優しげな声で手取り足取り導いてもらいながら案外アッサリとネットの再接続が完了いたしました。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
父の病に関しては、完治するのは非常に困難かもしれないとはじめから主治医に告げられていたし、その最期は穏やかな、いえ、そう見えただけで本人にしてみれば幾許かは苦しかったのかもしれませんが、でも、とても安らかなものであったので、しっかりとその死を受け止める事ができました。
あれかな、もう少しで主治医のM先生と危険な聴診器プレイなんかに走っちゃったりしそうな私を見かねて逝き急いじゃったのかしら、とか思わないでもないけれども。
というのは冗談だけど、よくよく考えてみれば私のこの惚れっぽさは多分父譲りなのですよ。 だって父にもお気に入りの看護婦さんがいたらしいもん。 全くちゃっかりしたもんです。
神様の類は信じていない私ですが、不可思議な何かの力というのはもしかしたら存在するのかもしれないなぁと、そんな風に感じざるをえない、父が亡くなる前後に遭遇した、神様もしくは父自身からの粋な計らいっぽい幾つかの不思議な出来事を大切に胸の中におさめながら、おぱんつな日々、再開いたします。
(ピー作)
・・・神がかっちゃったりしてるわけじゃないから心配しないでね。
2005年02月17日(木) |
やっちゃってください |
傘立ての隣に置いといた私のブーツに夫の傘(昨日使ったやつ)が挿入されてた。
だだだ誰か奴を!奴を!
地震、全然わからなかったです。 気付いて起きたのはウチでは夫だけだったみたい。
睡眠時に大きいのがきたら確実にダメっぽいかも、私。
お風呂場でピーの汚れた靴下をゴシゴシと下洗いしていたら、クンがやってきました。
クン 「・・・ねぇ、なんかくさくない?」 ぴっぽ 「え?」 クン 「くさくない?なんか」(ニヤニヤ) ぴっぽ 「・・・どこが?」 クン 「だから、くさいの」(鼻ヒクヒク) ぴっぽ 「・・・えー、ママがぁ!?」 クン 「ちがう」 ぴっぽ 「あ、オナラしたの?」 クン 「ううん、“へ”した!」(満面の笑み)
音あり → オナラ 音なし → へ(屁)
らしいよ。 クンに言わせると。
生活科の授業で思い出のアルバムというのを作るらしく、小さな頃からの写真が何枚か必要だというので、久しぶりにピーの昔のアルバムを出して一緒に色々選んだわけですが。
「思い出」という以上は旅行やなんかの時の写真を使うのがピーもやりやすいんだろうけど、何しろ私は忘れ物チャンプなんで、そういう肝心な時にはカメラを忘れちゃってたりした時が多かったみたいで、それに適した写真っていうのがなかなか見つからず苦労しました。
やっぱり私はデジカメのよりフィルムで撮った写真の方が好きかもしれない。 ちょっとそっちに戻ろうかな。
小さな事で悩むなとかクヨクヨするなとかよく言われるけど、小さな事だからこそそうなるのかも。
大きな事を前にすると、その重圧をひしひしと感じながらも、ああでもないこうでもないと考えた所で自分にできる事はたかが知れてるっていう現実があるだけ、というか、モヤモヤしている暇が与えられないというか。 そんな気がする。
今は比較的頭の中がスッキリとしているのです。
夫はケンカをするとその翌々日くらいまでは私が彼のお財布からお金を沢山抜いても気付かぬフリをしてくれる。
ニッシッシ♪ 許してあげよう。
てかてか、買った時は知らなかったんだけどこのアルバムのジャケットに描かれてあるナンバーって初回限定ですべて違うんだそうで。
私のはNo.244546でした。
2005年02月11日(金) |
もしも願いが叶うなら |
父の主治医(私より若いかもしれない)と恋に落ちそうです。
まぁまぁ、いいじゃないの、不謹慎言うな。 仕方ないじゃん、私ってば生粋の恋愛体質ですから。 如何なる時も、恋が私を救うのです。 見逃してくれよん。
えっと、正しくは、恋してます。
ぴっぽ 「おもちゃ!出しっぱなし!片付けなさいよっ!」
クン 「チッ・・・・・・はぁぁ〜〜〜めんどくせぇなぁぁ〜〜〜もぉぉ〜〜〜」 (超小声)
兄は乙女、弟はオヤッサン。
ピーさんが好きな子を教えてくれなくなりました。 さみしいぞ。
てかアレか、毎朝学校へ行く前に星占いをチェックしているのはそのせいかい。 なんか乙女だなぁ。
泥臭いのばっかりみてるなぁと失笑してしまう様な、父が毎週楽しみにしていたテレビ番組をやってるのを見つけると、今私がこれをみたからって私の脳から父の脳へと番組の内容が伝達されるわけじゃないんだけど、でも何となくそういうイメージを頭の中に描きながらそれをみちゃいます。
近日中に父がICUから病室へと戻れるかもしれません。
といってもこれは病状が回復しつつあるという理由からではなく、一時的な帰還というか、長期に渡ってICUにいるというのもストレスが溜まるものだろうから気分転換でも、という主治医の配慮があっての事らしいです。
父からしても私達身内からしても、閉塞感はあれど管理の行き届いたICUにいた方が安心は安心なので、今回の処置は一長一短だなぁという感じ。
でもまぁ、窓があり自然光の差す部屋の方が気持ちいいに決まってるよね。
早く暖かくならないかなぁ。
2005年02月07日(月) |
つくづく私って単純だ |
高校入学を控え注文していた制服を取りに行ったら、ブレザーとシャツとプリーツスカートというポピュラーなものを渡されたのだけれど、よく見ると何故かスカートがクマさん柄。 (グレーの地にテディベア)
クマさん柄の種類は何パターンかあるらしく、取りに来た子の顔や雰囲気を見て業者のおばさんがその子に似合いそうなのをチョイスして渡しているらしい。
(ク、クマさんねぇ・・・)と困惑しながらも間もなく始まる高校生活にウキウキしていたワタクシ。
ふとソックスをまだ用意していなかったのを思い出し、夫に「ねーこれ貸してねー!」と言いながら彼のサッカーのストッキング(こういうの)を拝借していたワタクシ。
夫、昔それをルーズソックスに見立てて私に履かせてはいやらしい顔で喜んでいた。
最近男子高校生を間近に見る機会が増え、そこから芽生えた願望と、先日のクンちゃんの幼稚園の園服販売が組み合わさってこんな夢をみたんではないかと。
「パンチドランク・ラブ」
(うわぁ!ちょっと!ニイサン!ニイサン!大丈夫っすか!?)とハラハラさせられました。
愛が必ず勝つのかどうかはわかりませんが、でもやはり愛がないと人はおかしくなっちゃうのね、というお話かしら、と私は受け取りました。
振り込め詐欺グループのボスのオジサンがおもちろくて気に入りました。
ちなみにパンチドランク・ラブって「強烈な一目惚れ」って意味なんだって。
2005年02月05日(土) |
そっとそちら側の空気をクンクンしてしまった自分がとっても悲しい |
西武線でかぁいらしい男子高校生に隣に座られて母乳が復活しそうになりました。
幸い鼻血は出なかったです。(裏メモ参照) セーフ。
眠くて眠くてどーしようもなくて、「お願い、少しだけ、このマンガが終わるまででいいから寝させてね」とピーとクンに宣言して眠ってしまったが最後、目が覚めると4時間近くが経過していました。
途中、「ママー!マンガ終わったよ!お腹空いた!お腹空いたんだけど!」と私を起こそうとしている声が聞こえた様な気がしたんだけど。 いえ、気がしたというか、確かにその声は聞きました・・・ ごめんね、ピーさん、クンちゃん。
仕方なく、色々考えた挙句、食パンにケチャップをかけて(ピーが発案したらしい)2人で食べたんだそうです。 ごめんねごめんね、ピーさんクンちゃん。
買ってきたばかりだった未開封の8枚切りが全部無くなっていました。 あぁ、ホントごめんね。 そんなにお腹空いてたんだね。
だけどクンちゃん、アータが5枚食べたってのはちょっと。
子供達に借りたので私はチラチラとしかみていません。
一作目の頃と比べてすっかり大人っぽくなったダニエル・ラドクリフ君を見ながら、 (彼ももうオトナになっちゃったのかしらん、それともまだチューチューくらいなのかしらん・・・)と、ついついふらちな想像をしてしまった自分がイヤになりましたーー。
クンちゃんは「“まるふぉい”がかっこいい♪」と言っていました。
やはり私の子だわ。
ここのところ毎晩お義母さんにピー達を預かってもらって父の面会に行ってるのですが、今日その帰りの電車の中で私の斜め前に座っていたオニイサンがファーの付いたフード(上着の)を被って半目(黒目なし)開いて眠ってました。
怖いんだよぉっ!!!!
「ビッグ・フィッシュ」
やっぱり私はユアン・マクレガーってダメだなぁ。 声と話し方が・・・ でも役者さんとしてはすごくいいと思います。
ていうか「リトル・ヴォイス」をみた時にも感じたんだけど、顔が似てるわけでもないのにどうしてだか妻夫木君に近い何かを感じるのですよ。
演じ方なんだかキャラなんだか。 なんだかなんだかよくわかりませんが、同じ様な匂いがする。
だけどユアンさんは苦手。 妻夫木君は好き。
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