ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2009年04月26日(日) 長くなるほど短いほど

朝。
頼まれたものを渡すために、ナナの家へ。
ピンポーンを押すと、めずらしくナナが出てきまして。

「ちょちょちょちょ、こっちこっち」

と、ワタシを裏の空き地へ連れ出しましてね。

「なに、どしたの?」とワタシ。
「今家に入ると、子どもたちにつかまるよ?」
「うん」 いつものことではないか。
「せっかくだから、ふたりでゆっくり話そ」 にこっ とナナ。

なにそのうれしいお誘い。
夢のようだーーー。

空き地の材木が積んである上に座って、お互いに「忙しいの?」「あいかわらずだよー」なんて聞き合ったりして。
「そこに公衆トイレがあるでしょ? あそこオバケ出るらしいよ(・∀・)」と、ナナに教えてもらったりして。
それにしてもあのトイレ古いねぇ。
かつての古ーい木造校舎についていたトイレを思い出すなぁ。

「確か、中学の旧校舎のトイレで、ひとつあんな感じのなかった?」とワタシ。
「あったあった! 中庭のでしょ?」
「あそこ、怖くなかった?」
「怖かったー。あたしはあそこ、使わなかったもん」
「ワタシは生理になったばかりの頃はさ、人の多いトイレだとなんだか恥ずかしかったもんだから、
 たまにわざわざあのトイレ使ったよー(´`*)」
「げー。 あんな、いつ戸が開いちゃうかわからないようなトイレの方がイヤじゃん(笑)」
「今考えるとそうだよね(笑)」

と、久しぶりにゆっくり話をしているというのに、話題はトイレ。ボロいトイレの話題ですよ。

10分ほど話したところで、末子ちゃんに発見された私たち。

「ママ、何してるの!」 怒ってます。
「ごめんごめん」 とナナ。

他の子どもたちもこちらにやってきまして。
そんなこんなしていたら、パパまで来ちゃった。

「ナナー、もう時間ないぞー」 と。

「時間?」とワタシ。
「うん。うち、これから1泊で旅行に行くとこ」 とナナ。

キミ、何をのんきにしているのだね!
そしてなんでこんなときに限って、ゆっくり話そうとするのかね!

いや、そんな慌ただしい状況でワタシと話そうとしてくれたのはとっても嬉しいんですが、
そういう事情を知っていれば、ワタシだってボロいトイレの話なんてせずに、もうちょっと大急ぎでラブビームとか送りたかったんですが!

「じょりぃちゃんも行く?( ^ ∀ ^ )」と、社交辞令とはいえ、ありがたいお誘いをしてくれるパパ。
「いえいえ! 家族旅行なんて久しぶりでしょうし、水入らずでゆっくりしてきてくださいー。
 ・・・ところで、あなた仕度済んでるの?」 とナナに。
「まだ」
「げ! ごめんごめん! 仕度してきて。ワタシもう帰るから」
「そっか、ごめん」
「いや、そんな」

子どもたちとパパをなぜか空き地に残し、一緒に家まで歩きながら

「明日の夜、バイトの後なら会って話せるよ」 とナナ。

気を使ってくれてるのかな。 
でもうれしーーーー(*´∀`*)
てか、旅行の後バイト行ってそのあとワタシに会うの? タフだねあなた。

「ホント? ならバイト終わる頃そっち行くよ(*´∀`*)
 でもあなた疲れてるだろうね。 どれくらい会えるだろう? 30分くらいなら平気?」

「そうだねえ。
 会ってる時間が長くなるほどあたしはフキゲンになり、短ければ短いほどやさしいと思う」


(°д°)


誘っておいてくれながらそのセリフって・・・。
ほ、ホントは会いたくないんだろうか・・・。

「だってきっと疲れてるもん。
 長ければさらに疲れるでしょ? じょりぃがどうこうでなく、疲れてくればフキゲンになりそうじゃん」とナナ。
「短ければやさしいの?」
「うん(笑)」

「じゃあ、5分。 会って」

「あはははははは、5分でいいの?(笑)」
「うん。 だって短ければ短いほどやさしいんでしょ?」
「そんなにやさしくされたいのか」
「だって、たまにしか会えないんだし、せっかくならフキゲンよりやさしくされたいよー」

とはいえ、どんな風にやさしくしてもらえるのだろうか。
それも5分で。
ぎゅっと抱きしめて頭をなでなでしてくれる、とかなら5分でもワタシは満足ですが。
ありっこないし ァ'`,、('∀`)

「でもバイト終わった時点で既にフキゲンだったらゴメン」 とナナ。ひどい。
「そしたらどうせだから30分に変更ということになります」
「さらにどんどんフキゲンになっていくと思うけど?(笑)」
「う・・・」



ぴぴぴ ぴぴぴ ぴぴぴ ぴぴぴ ぴぴぴ ぴぴぴ



目覚ましのアラームが鳴って目が覚めました。
ええ、すんません、上記は今朝方見た、ワタシの夢です。
考えてみればナナんちの裏に材木置き場とか空き地とかありませんしねえ。ましてや公衆トイレ(しかもボロ)なんて。
ナナのバイト先も知りませんし。
冒頭で「夢のようだーー」とか思っていたら、ホントにただの夢でした。
しかも途中から、リアルすぎて夢のない夢に。
どうせ夢なら、もっと甘くてエロい、夢のある夢がよかった。

まあでも、リアルすぎたおかげで、ナナに1回会えたような気分になれました。

ということで、夢ネタで失礼いたしました(´∀`)
どうせ夢ネタなら、一昨日見た「きょんとエッチしていたら知らない男に覗かれ、覗かれてるのがわかっていながら覗かれてるがゆえに興奮したので続行していたらそれを盗撮され、挙げ句にそれをネタにゆすられた」という夢のほうが、モニタの前のエロい人には楽しかったかもしれません。
でもほら、ワタシ、清純派で売ってるもんですから(・∀・)ネー



2009年04月19日(日) 路線は続くよどこまでも

日記に続きまして、「書いたきりアップしてないフォルダ」に眠っていたナナワタを発掘してまいりました。
去年の冬頃書いたものです。

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昨日、ナナの家に行きまして。
届け物があったので、電話してから急遽寄らせてもらったのです。
行ってみたら、ナナの姉ちゃんが子どもをふたり連れて遊びに来ておりまして。
こりゃすまなかった!と退散しようとしたんですが、ナナ、ワタシを引き留め、

「せっかくだし、上がっていきなよ」と家に通してくれましてね。

なんだ、やさしいじゃないか。
と思ったのも束の間、リビングに入って子どもらの頭をなでておりましたら、


「悪いんだけど、あたし頭痛いから寝るね」


と、まだ夕方だっつーのに、2階に上がってぐうぐう寝ちまいましてねあのやろう。

まあ、それはいいです。しかたない。頭痛かわいそう。
それになにしろ、ワタシも急に寄ってしまったわけですし。
しかし、ナナの姉ちゃんとその子どもたちと末子ちゃんとワタシを置いて、行かないでくれナナ、とも思いましたが。
いっそ玄関先で追い返してくれたほうが、ワタシとナナ姉的には気まずくなかったような気がするんですが!
姉ちゃんもいきなりのじょりぃに困ったことでありましょう。
今日で会ったの、まだ2回目なのに。
しかもナナはお姉さんがふたりいるんですが、ふたりとも人なつこい感じではありません。
上の姉は怖いと言っても過言ではないです。誰にでも分け隔てなく怖いらしいですが。
今日は怖くないほうの2番目の姉ちゃんだったんですが、それでもなれなれしくされたりするの、あまり好きでなさそうです。
ということで、ワタシはひたすら、子どもたちと遊ぶ・遊ぶ・遊ぶ。
なんてゆーかですね、ナナとナナの姉ちゃんにはそっけなくされてますが、
子どもたちからのワタシの人気ったらもう。
みなさまに見せびらかしたいほどでございます。
ていうかお願いキミたち、ワタシを解放して。
ワタシを取りっこしてケンカするなよう。(にこにこにこにこにこにこにこ)


・・・という具合に、2時間ほど末子ちゃん&チビふたりとトランプをして帰ってまいりまして。
ちなみに、ナナはワタシが帰るときもまだ寝ておりました。
ナナの顔見たの、正味5分。


しかし意外なことに、夜になって10時頃メールが来ましてね、ナナから。

今日どしたの?何か悩みでもあるの? てか電話する。 と。


なんだよやさしいじゃんか。何も悩みなどないというのに。
ということで、せっかく電話くれたのにしょーもない話ばかりになってしまったのですが。

電話中に「あたしホントに太っちゃってさー」とナナ。

まあ、確かに、以前と比べたら太りましたからね。
でも、もし本人が気にしてるのだとしたら「そうだね」とか素直に言っちゃ、こりゃ乙女心に反するではないですか。

なので

「まあ、太ったってワタシの気持ちは変わらないし( ^ ∀ ^ )
 それに、かわいいなって思うよ」

と、ちょっと無理してお伝えしましたら


「知ってる」


あっ(°▽°)そっ


「・・・少しは謙遜しろよ」 と後から言うくらいならワタシも無理して伝えるなという話ですが。

「だってあたし太ったってかわいいんだもん」


あっ(°▽°)そっ


「もうあたし、この路線で行こうと思って」 


えっ(°▽°)


・・・元の路線に戻してくれマイカ?
って、言いたいけど、言えない。


ちなみに説明しなくてもわかるとは思いますが、
ナナが痩せてようが太ってようが、ナナのことかわいいと思うのはパパとワタシくらいだと思います。
と、ナナも日頃自分で言ってますので許してやってください。


-------ここまで前ーーに書いたもの。


そして今。


ナナはまだ路線変更しておりません。
ワタシもワタシで、ついぞ見たことのなかったナナの腹の肉とかに欲情してたりするので、まあいいっちゃぁいいんですけどね。
だんだん、ワタシの好みの路線のほうが変更されていっております。



2009年04月03日(金) 普通に渡せば10秒で済んだ

前回書いた、ナナ家のお祝いのお食事会に招かれたときのことでございます。
まだ店へ向かう前、部屋の中でワタシは腕を組み、ある問題に逡巡しておりました。

ナナ家、門出の人が3人もいるんですよ。
そして、そのお祝いのお食事会に招いていただけたわけですよ。
以前みたいに年中夕飯に呼ばれている貧乏で栄養失調な親戚の子みたいなワタシでしたら、今さら気を使わなくても良さそうですが、ナナんち総出の食事にお邪魔するのなんて本当に久しぶりなわけですよ。

社会人として、手ぶらで行くのはどうなのか。

と、この手のものをいつもさんざん悩んでは、用意しても渡さずに帰ってきてしまうのが、社会人としてあるまじきなじょりぃの恒例のパターンなわけですが。
今日はねー。やっぱりねー。
ということで、お祝いを包んでいくことに。
3人だから、3万円?


(°▽°)さんまんえん?


逆から読むと、えんまさんま?


無 理 。  錯乱して誤った回文を作るほど無理。



それにナナんちだってびっくりしちゃいそうです。
あちらにしてみたら「やっと落ち着いたし、じょりぃも呼んでちょっと食事でも」くらいの気持ちでしょうに、3万円。
「じょりぃ、何かよそよそしい? っつーか、なんか怒ってる?・・・」と思われるやもしれません。
しかもワタシはいつもナナに対しては、にこにこしながら、平静を装って怒ります。
さらに言えば、温泉に行けないことになって、ナナとしてはちょびっと気まずい感じかもしれないところです。
そんなタイミングにおいて「温泉、気にしてないよ( ^ ∀ ^ )/3マンエン」て、しかも貧乏なワタシがそれって、手切れ金のようです。とは誰も思いませんが。
手切れ金が3万て、それこそどんだけ貧乏でケチなんだっつー話になりますし。
手切れ金3万ネタで、あと5コくらいはしょーもない話ができそうですが、このへんにしておきます。

とまあ、いろいろと自分の貧乏に都合の良い理屈を考えて、結局1枚だけ包むことに。
どうなんだろこれ。少なくて失礼なのかな。カッコ悪いのかな。貧乏くさいのかな。
でもまあいいや。カッコ悪いのも貧乏なのも事実だし。

お祝いの袋に、お金を入れまして。
金額少ないし、親しい仲だし、表書きとかは略させていただこう。<めんどくさかった

で、店に行きまして。
前回書いた通り過ごしまして。
現地で解散となって、じょりぃ涙目、という展開だったわけですが。

店で会計を済ませて、帰る段になって、当然「ワタシの分、払わせてー」と申し出たワタシ。
そして、お祝いは、その会計が済んでから渡そうと思っていたのです。
そうでないと「これいただいちゃったからー」ってことで、ワタシの分、払わせてくれなくなりそうではないですか。

そうしましたらナナ、「いいよいいよ。遠いところわざわざ来てくれたんだし。あなたほとんど食べてないんだし」と。
「いやだよぅ。ちゃんと払うー」
「じょりぃちゃん、ホントにいいよ( ^ ∀ ^ )」とパパも。
「いや、そういうわけには」
「それよりもさ、今度はオトナだけで、例の店に寿司食いに行こうな( ^ ∀ ^ )」とパパ。ありがたいことです。
「あ、はい。楽しみです(´∀`)」

パパ、にこにこしながら、ワタシの頭をなでます。 なでなでなで。

ちょっと、


イヤ。


パパにしてみれば、好意のみでやってくれている頭なでなでなわけですが、パパ、男だからうれしくない。
というのは冗談を装った本音も入っているわけですが、それよりも、ナナにも子どもたちに対してもそうですが、なんかパパっていつも上から目線なんですよ。悪気ないんですが。
それがワタシにも施されたような気がして、イヤ。
ぷんすか。
でもワタシ、背が小さいせいなのか、、よく男性にこのように頭をなでなでとかぽんぽんとかされます。
だからこの行動も、単に頭のなでやすい位置にワタシの頭があったとゆー、それだけのことかもしれないんですが。

ということもふまえつつ、それでも思ったんですが。
パパのこの、上から目線のやさしい態度って、ナナの卒業式のときのワタシみたいに、心細い気持ちになっていたり何かに頼りたい人には、すごく心強く感じるんじゃないかなーと。
実際、あの日はワタシ、「パパやさしい!パパ頼りになる!」ってパパに恋するかと はまったく思いませんでしたが。
でも、「パパがいてくれてよかったー。ありがとう」って、本気で感謝したんですよ。

でも、自分に余裕があるときは、それがカンに触るんですよね。すごく勝手な言い分で、パパごめん、なんですが。

で、それに気付いたら、ナナがパパを好きになったこととか、最近のナナのパパに対するイライラとか、今までよりよくわかった気がしました。
てことは、やっぱりパパは悪くないんですよね。
「上から目線のやさしいパパ」(ちょっと辛辣な言い方を許してもらえば、「上から目線で、自分のやさしさに酔っているパパ」)は、いつでも同じなんですもの。
それが、受け止める側の気持ちによって180度変わっちゃってるわけです。あんまりです。
でもこういうことって、パパのこの例に限らず、よくあることなんだろうなー。
ワタシときょんの間でも、ワタシとナナの間でも、きっとちょくちょくあると思われ。
ましてワタシは、自分の感情で突っ走ることがたまにありますから。しかもよかれと思って。
それが相手の気持ちという需要にマッチしたときは花開くんでしょうけど、ずれちゃってるときは相当うざいと思います。
そして、ナナに対しては、ずれてることの方が多いような・・・(°▽°)

話がそれました。元に戻します。


で、パパになでなでされて、いやーんとか思っているスキに、ナナは自分の車に子どもらと乗り込んでしまいまして。(パパは会社から直行で、自分の車で来ていた)

ど、どうしよう!
パパにお祝いを渡すべきだろうか!
でもパパだときっと「いいよいいよ!そんなの!」と断られ、ヘタすればまた頭をなでなでされちゃうかもしれません。
てか、成人女性が相手なら、胸とかお尻とかなでなでするべきだと思いますっていやだそれは。

悩んだ結果、ナナの車を走って追いかけまして。
財布を手に、車と併走しながら

「あ、あの、 とりあえずまずはさっきのお金を・・・」たったったった
「あー? いいってば」
「いや、それにあの・・・」 お祝いも持ってきたんだよー たったったったった
「またねー。気を付けて帰ってー。今日はありがとー」ぶろろろろろろろ
「あ、  はい」 たったっ た っ  た  っ   た

このまま車と一緒に走っていくと、時速40kmに達したあたりで、じょりぃ、都市伝説かオリンピック選手になってしまいそうなのであきらめまして。

しかたない、ここは力づくか色仕掛けでパパに渡すか。(どっちも無理だけど)

と、パパの方を振り返りましたら、既にぶろろろろろろーんと車を発進させておりました。


・・・・・・orz  なんというふがいなさ。


しかたなく車に乗り込みまして。
しょうがない。今日はこのまま家に帰って、後でナナに会えたときに渡そうそうしよう。

と、しばらく車を走らせていたのですが。

なんか。 ちょっと。 やっぱり。

今日渡した方が自然じゃなーい?
と思い始めまして。

しかも、よそんちのお祝いに参加させてもらって、飲み食いさせてもらって、全部向こうもちって、どうなんですかこれって。

と、やっと気付きまして。(遅いっつーの)

適当なところで曲がり、ナナの家に向かうことに。
あーでも、家に来てほしくないから現地で別れたのであろうに。
ワタシが行くといやがるかなぁ。
とりあえず、ナナの家に着いたら、ナナに電話して外に出てきてもらって、お祝いだけでも渡してとっとと帰ってこようそうしよう。
今すぐ後を追えば、みんなが玄関に入る前に追いつけるかもー。
あーーーんもう! ワタシったらホントに段取り悪い!
わざわざナナの嫌がりそうなことしなきゃならないなんてーーーーー・゜・(ノД`)・゜・。

と、ネガティブに考えていたせいなのか、ワタシの天才的な方向音痴の才能ゆえなのか、焦ったせいで近道しようと色気を出したのがいけなかったのか、
気付けば迷子ですよ。 いったい何のお約束だっつーの。
おまけにあわあわしているうちに、隣の市に突入ですよ。しかも我が家とは逆方向だし!
ナナ助けて! ワタシ今どこにいるの?(´Д⊂)えーーーーーん

さっと行ってさっと帰ってくるはずが、迷子になったせいで大いに時間を食った後に、やっとナナ家に到着。
正直、もうおうちに帰りたい。
このままお祝いなんて渡さずに帰りたい。
渡したって嫌な顔されるだけだーーー(´Д⊂)えーーーーーーん

と涙目になりながら、ナナの家の駐車スペースに入りましたら。


ナナの車(・_・)ない・・・。


次女ちゃんたち、カラオケに行きたいって言ってたし。(ナナが「行かないよ」ってたしなめてたけど)
もしかして、ワタシだけ先に帰して、みんなでカラオケにでも行ったのかな・・・。

( ´・ ω ・` )

なんというじょりぃの鈍さ。とんまさ。

は、は、ハブられた・・・(´Д⊂)

と、一瞬どん底までいじけたのですが、よく見ればパパの車はあります。
カラオケに行ったのだとしたら、狭いナナの軽で出かけずに、パパの車で行くはず・・・だよね・・・?
それともパパの車、ガソリンがなかったとか? ってワタシじゃあるまいし!

と思って、家を見てみましたら、なんかけっこう灯りがついているんですよ。
ここから見えるのはー、リビングとー、あ、あと2階の長女ちゃんの部屋も電気ついてる。
防犯のために電気つけていったのかな?

と思ったら、長女ちゃんの部屋の灯りが消えました。
ということは。

誰かいるということです。
もしかしたらドロボウかもしれませんが。

とりあえずせっかく来たわけですし、お祝いだけでも渡そう・・・と思い、思い切ってピンポーンを押してみました。

「・・・はい?」 不安そうな末子ちゃんの声がインターホン越しに。
「じょりぃでーーーす。すんません」
「あーーーーーー!じょりぃちゃーーーーん!」

末子ちゃんと長女ちゃんが、ドアを開けてくれました。

「あの、ママはいる?」とワタシ。
「ママ?いないよ」と長女ちゃん。
「あー。 じゃ、パパは?」
「パパ?  あーっと・・・・    なんで?」

なぜかものすごく怪訝そうな長女ちゃん。
ワタシがパパに用があるって、そんなに不自然なのかしら(゚Д゚;)

「あ、いや、いいの。 あの、じゃあ、これをママに渡しておいてくれないかなー。さっき渡しそびれちゃって」
「あたしが渡す!」と受け取る末子ちゃん。
「ちょっとしか入ってないんだけど、って伝えてくれる?」
「わかった!」
「ありがとうじょりぃちゃん」と長女ちゃん。
「いや。突然ごめん(笑)」


はあ、やれやれ。と車に乗って家路へ。

ナナと次女ちゃんがいないのかな。
パパもナナたちと一緒なのかな。
それともパパとナナだけお出掛けなのかな。

無意味になぜかなんとなく暗くなるじょりぃ。
そして、この夜の状況でそれはありえないだろっつーの、と今は思うのですが、このときは

「もしかして、パパとナナだけで、どっかにしけこんでますかな!」

と考えて、いじけ虫がもぞもぞと。

くすん。

いや、でもきっと、ナナが帰ってきたらメールをくれるはず。
そうだそうだ。無意味にいじけるなじょりぃ。


しかし、メールは来ず。


ずーーーーーーーん orz  <何もこんなにずーんと来るこたぁないんですが

しかしこの夜は、食事中もナナとちゃんと話さなかったり、なんだかいろんな自己嫌悪も重なって、必要以上にずーーーん。


としていたら、深夜になってメール着信。


なんか気を使ってもらってしまい、かえって悪かったですよ。
今日は本当にどうもありがとう(´∀`)
あとでお礼に点滴して差し上げるね。

末子に付き合ってもらってありがとう(・∀・)
末子はとても楽しかったみたいです。
私は今日は忙しくしてて、ちょっと体調もイマイチだったので疲れた様子ですいませんでした。

これからお互い忙しくなるけど、又なんかあったらメールするし(^-^)v
私はしばらくの間は日曜日と祝日が休みなので、映画などもいけると思いますのでたまには誘ってみてください。

じょりぃもお仕事がんばってくださいね。陰ながら応援しております。




ぴょいいいいいいいいいいん。<じょりぃ、復活のバネの音


どの行もうれしかったのですが、なにしろほら、ここ!


あとでお礼に点滴して差し上げるね。


腕をまくりながら返信したのは言うまでもありません。
にこ にこ にこ にこ にこ にこ にこ <点滴の液が垂れる音

冗談とわかっていても、この手のナースネタですぐに機嫌を直すじょりぃでありますよ。
よかったワタシ。単純な上に変態で。


てか、変に気負わず、食事が終わった後にスムーズに自分の分を払い、「はい、おめでと(´∀`)」とお祝いを渡せば10秒で済みましたよねこの仕事。

疲れました。




2009年04月01日(水) 「今」を大切に

「3月に行こう」と話していたナナとの温泉。
危惧していたとおり、流れましてね・・・。(ここ、みなさまももらい泣きしてくださると良いです)

ナナの卒業式のときに、うっすらと「ああ、こりゃ無理っぽいな( ´_ゝ`)」とは思ったんですが。
次女ちゃんの受験でさらに「こりゃ無理だな」と思ったんですが。
あ、ちなみに次女ちゃんは、無事に志望校に合格いたしました(・∀・)
合格発表の日に、ナナから「受かったよ!」と電話が来ました。うれしかったです。

で。
ナナもあれでマジメですからね。
温泉行けなそうなの、たぶん気にしているだろうなーとか思いまして。
「温泉は行けなくてもいいからー」と連絡しようかなーと何度か思ったのですが、今何を言ってもプレッシャーに感じてしまうかもと思い、ナナから連絡来るまで待っておりました。
3月中に連絡が来なかったら、月が変わって4月になったら、さくっと連絡してみよう、と。

でもワタシも、11月から楽しみにしておりましたものですから。
グチは少々言いました。 こともあろうに、きょんに。

「ナナと温泉、行けないみたい・・・楽しみにしてたんだけどな(´・ω・`)」と。
「まだわからないんでしょ?」
「うーん・・・でも、それどころじゃなさそうだし(´-ω-`)」
「まあ、今回がダメでも、また行けるって(´∀`)」
「またっていつさ」
「知るか」
「ナナ、ワタシのことなんて忘れてるんだろうな・・・(´;ω;)」
「それはないよ。てかあんだけ仲良くて、よくそーゆーこと思えるよねー(´д`)」

(´・ω・`) おっさるとおりでつ。
ワタシって、ホント、しょーもなーーーーー。

いやでもしかし。
ちょっとホッとしてたりもしたんです。
なぜならワタシ、今お金ないから\(・∀・)/イエーイ貧乏

などと勝手なことを考えつつ、少々いじいじしつつ、でも大筋では「ま、しょーがないか(・∀・)アハ!」と思いつつ、ナナと連絡取りたいから、早く4月にならないかなーなんて思っておりましたら。
3月の終わりに、ナナからメールが届きました。

忙しぶっていてごめんなさい。
連絡遅くなりすみません。
そして仕事の都合上、温泉旅行は行けません。


なんという単刀直入ぶり。
このしとはっきりモノ言うから好き☆
と、無理矢理浮かれてみました。

なんかじょりぃに申し訳なくて、連絡しづらくて今さらみたいな感じになってしまいました。
春休みいっぱいは休みたかったのですが、4月1日から○○病院で働くことになりました。
今度高看に入る同期の子たちが皆その日なので・・・本当にごめんなさい(´・ω・`)
あと、なんだかんだで、子どもたちの新学期のオリエンテーションやら買い物などにもつきあわされたりと、忙しかったのでした。


ここまで読んで、まず思ったのが「希望してた○○病院に勤められることになったのか!おめでとう!ヤンヤン!」ということでした。
あーよかった。あーうれしい。おめでとうナナ!
そしてワタシってなんかいい人!って思うことにする!

じょりぃの方はどんな感じですか?
まだそんなに忙しくないのかな?
で、明日の夜って空いてる?


空いてる空いてる空いてる!
てか、空いてなくても空ける!

ということで、すぐに返信。

気にしてないよー。
温泉は無理っぽいなーとは感じていたし。
悩ませちゃ悪いなと思って、気にせんでいーよみたいなメールも送ろうかと思ったりもしたんだけど、何言ってもプレッシャーになるかもと思ってさー。
月が変わったら連絡しようかなと思ってたんだ。
連絡もらえてうれしいです。元気そうでよかった。
そして就職おめでとう!
がんばりすぎるなよー。
明日の夜は空いてます(・∀・)


昔なら拗ね拗ねのメールを送っていたんだろうな・・・。
てか、返信しなかったかも(°▽°) オトナになったねじょりぃ。えらいえらい。誰も褒めないから自分で褒めますよと。

で、結局このあとのやりとりで、ナナんちで春の門出のお祝いに明日食事に行くので、よかったらじょりぃも来ない?と誘っていただけましてね。
わあい。行く行くー。

翌日、指定された店に入りましてね。ちょっと遅れました。
てか、「7時によろしく」って、30分前に電話が来るってどうなんですかね。

「あー、じょりぃちゃん。ひさしぶりー」と、子どもらは笑ってくれまして。うれしい(つд-。)
ワタシの席は、末子ちゃんの隣に用意してありました。
一応解説いたしますと

 パパ ナナ 長女
 --------------
 --------------
 次女 末子 じょり


ええと、ワタシとナナの席は、合コンでいちばんカップル率が高くなると言われる斜め向かいの席です('∀^v)
そういう席ですが、ほとんど会話することなく、目すらほとんど合いませんでした。

末子ちゃんが、まだワタシにべったりなついてくれましてね。
ひっきりなしにおしゃべりしてくれ、他の家族から
「末子ー。少しじょりぃちゃん解放してあげないと、じょりぃちゃん全然食べられてないでしょー」
とご注意が入るほどです。

でもワタシとしましては、食事なんていつでもできますし。
末子ちゃんと話しているのが、もう楽しくて楽しくて。
食事どころではないんですよ。
ナナと話しているどころではないんですよ。
もうナナなんてどうでもいい。と強がってみるどころはあります。

いやでもしかし。
見事にナナと会話がない。
ワタシ、会話したの全部覚えてます。ってくらい、会話がない。

「(店につくの)早かったね」
「うん」 終了

「じょりぃ、サラダ。 取ろうか?」
「ううん。いい。自分でやるから」 終了 (結局自分でやらずにいたら、しばらくして取って無言で渡してくれました)

「じょりぃ、食べて。ちゃんと」
「うん」 終了

「忙しいの?今」
「ううん。そうでもない」 終了

「仕事、順調?」
「うん。そこそこ」 終了

「(ワタシの仕事に関する質問)は済んだの?」
「うん」 終了

「(ワタシの仕事に関する質問)は、いくらくらいかかりそうなの?」
「まだちゃんと計算してないや。えへへ」 終了

「はい」(食べ物取ってくれた)
「あー・・・」(数が足りなそうなのでためらった)
「いいから取って」
「ありがとう」 終了

これが食事中の会話のすべてです。
って、書きだしてみたら、会話が少ないの、なんかワタシのせいって気がしてきた!
コミュニケーションのちゃんと取れない人ではないですかワタシったら。
しかもワタシからナナに振った話、皆無・・・。

あ、でも、ちゃんと会話になった話を思い出しました!

「じょりぃ、今でもONEPEACE(マンガ)読んでる?」
「あー、今読んでない。空島で止まってるんだ。買うのやめちゃった」
「あー(笑)わかる。空島飽きるよね」
「でもこないだ、うちに来た営業さんが『空島抜ければまたおもしろいから!』って力説していった」
「そうなんだよ。空島抜ければおもしろいから、また読んでみてよ」
「わかった(*´∀`*)読む」  終了

盛り上がった話題が少年漫画の話だけってどうなんですかね。
そしてなんで今さらONEPEACEを推すのか聞くのを忘れました。

パパとはですねえ、ちゃんと会話するんですけどね。
もちろん、子どもらとも。
そして、ワタシの向かいに座った長女ちゃん、ナナに代わってせっせとワタシの食事の世話をしてくれておりました。
「じょりぃちゃん、ほら、食べて」「これキライ?」「はい、取っておいたよ」「熱いから気を付けて」と。
オトナになったねえ(*´∀`*) ていうか、こんなワタシでごめんね長女ちゃん。とてもうれしかったよ、ありがとう。
ナナが取ってくれたものは残したけど、キミが取ってくれたものは全部食べたんだ。いわゆる愛だ。愛してるよ長女ちゃん。ということは冗談でも言うとナナが本気で心配するようになってきたので言いませんが。

で、パパ。
前回のナナワタでは、持ち上げまくったパパなんですが。
この日は女性軍から不人気でした。てか、パパ以外みんな女ですが。

まずことのはじまりは「じょりぃちゃん痩せた?」という質問でした。
「いえ。太りました。ここ数ヶ月で( ´_ゝ`)」 なんでだろうワタシ・・・。
「そうかなぁ? なんか痩せて見えるけど」

それはあなたの妻が太ったからでは。
ということはもちろん口にしません。

「じょりぃちゃん、身長いくつ?」
「154です(・∀・)」
「154か。 体重は?」

は? ( ° ▽ ° )

「やだパパ!体重聞かれて素直に答えるはずないじゃないですか!(笑)」

と、ワタシは特に腹も立てず、でも教えるわけねーだろあははみたいな感じで返したんですが。
これが他の女性陣からものすごいブーイングの嵐となりましてね。

ナナ「聞かないでしょ普通・・・何考えてんの?」
次女「失礼だよパパ。それに、きめぇ(`Д´)」
長女「女性に体重って、デリカシーないよパパ(´д`)」
末子「末子ねー、太って23キロになっちゃった」 <あ、ひとり和む人がいた

な、なんかどうしよ!(゚Д゚;)
と慌てたワタシは

「わはははははははははは(・∀・)」

なぜか大笑いを特別大きな声でして、すべての声を鎮圧しました。
ワタシが大バカに見える、高度な技術です。場、急にしらけたし。

その後もパパ、突然次女ちゃんに向かって

「次女ちゃん、高校生になっても胸ぺったんこのままなんだろうなー(笑)なんかブラもぱこぱこしてねぇ?( ^ ∀ ^ )」と、暴言。

年頃の娘に胸の話っつーだけでもどうなの?というところにもってきて、次女ちゃんが気にしている胸の小ささを、将来に渡って指摘。
あるいはパパが貧乳好きで、次女ちゃんの胸がかわいくてしかたなかったゆえの発言かもしれませんが、相手はここのところ一気に気むずかしくなった次女ちゃんだったものですから。

「そういうこと言うかよ普通ーー(`Д´*)」 そりゃそうだ。
「だって実際、胸こんなじゃん」 胸の前で手を振り、変なジェスチャーをするパパ。
「オヤジ、きめぇんだよっ」
「次女ーーーーー」<ママから注意入りました 「パパもやめなよ、そういうこと言うの(怒)」


ここで
「いやいや大丈夫だよ次女ちゃん!おっぱい大きくなるから!それに小さい胸もワタシは好きよ!( ^ ∀ ^ )」

・・・とはとても言えないので、もそもそとレタスを食すじょりぃ。心は青虫。

さらにパパ、長女ちゃんに

「食い過ぎじゃねえの? このままいくとアゴがなくなるよな(・∀・)」と。

年頃の娘って、アゴまわりに肉がつきやすかったりしますよね。
それは中年のアゴの肉とはまったく違う、「そんな肉ならワタシも欲しい」というそれだったりするんですが。
でも、この年頃だからこそ、ちょっとのアゴまわりの肉がものすごく気になるのは、ワタシにも覚えがあります。
ということで

「え・・・」 と、途端に箸が止まり、自分のアゴをさわって気にする長女ちゃん。
「ママ、あたし、デブ?」と。

「全然。 ・・・パパ、ホントにそういうこと言うのやめてよね。変なダイエットとか始めるんだから子どもって」
「ウソウソ、長女はかわいいよな( ^ ∀ ^ ;)」
「もう遅いよっ」<長女ちゃん


ここで
「いやいや大丈夫だよ長女ちゃん!長女ちゃんのアゴから首にかけてなら、ワタシかぷっと噛みつきたいモン!( ^ ∀ ^ )」

・・・とはとても言えないので、こくこくとラムネを飲むじょりぃ。心はたそがれ縁日。

パパに悪気はない。
たぶん、好きな女の子をからかうような、そんな愛とユーモア。
だけどいかんせん。

センスがイマイチ、ない。

まあ、ワタシもかつて、ナナの足の太さを指摘して、女性陣の反感を一気に買った覚えがありますので。
人のことは言えないんでございますが。
しかしだんだん雰囲気が悪くなってまいりました。
パパが悪いんだけど、なんか女5人に男1人って状況も、ハンデって言えばハンデでパパが少々お気の毒。
お気の毒なので、ワタシも「オレもおっぱいの話してぇよ!」とか言って男になってみようかと思いましたが、ものすごく女らしくてかわゆいワタシがそれをするのもイヤミなので(言わせてください)やめておきまして。

で、場も少々しらけてきて、食べ物もなくなってきたところでお開きとなりまして。

ワタシねえ、
いつもいつも同じ過ちをくりかえしてとんまだなーって思うんですが。
この日もてっきり、昔のように、ナナの家でちょっとおしゃべりしてから帰るモン、と思いこんでいたんですよ。
なもんで「後でゆっくり話せばいいや」なんて思って、余計に食事中にナナとの会話が適当になっていたのですが。

が。

店を出て、ナナと子どもらはさっさと車に乗り込み。(パパは別の車)
ナナ、「またねー。気を付けて帰ってー。今日はありがとー」 ぶろろろろろろろ


ためらいのカケラもない 現 地 解 散 でした orz


あああああああああ。

もっとちゃんと受け答えするから!
末子ちゃんを引き剥がしてでも、会話のキャッチボールするから!

時間よ、ナナよ、カンバーーーーーーーック・゜・(ノД`)・゜・。<夜露に濡れるおたけび


パパ、
一緒に敗者復活を賭けたタイムワープ行かない?





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