ナナとワタシ
INDEX|前へ|次へ
| 2004年12月31日(金) |
ナナワタ2004〆(完全なる告白) |
前回の日記でぐだぐだ言ってたあたくしだったんですが、結局ナナと電話いたしました。
今日は子供の話はなく。 しょーもないことをだらだらとおしゃべり。
相変わらず、ナナがワタシときょんのことをつっこんでまいります。 なんだかじょりぃ、いつもちょっとさびしそーじゃん。と。 きょんさんはじょりぃのこと好きなの?と。
ワタシったら、そんなに冴えない顔してるんでしょうか。 そんなにきょんのことグチグチ言ってるんでしょうか。 言ってないと思うんですけど。 訊かれたことには答えてますけど。
とはいえ。 今までワタシがおつきあいした人たちの中で、きょんはダントツに(というか、他にこんな人いなかったのですが)、ワタシのことをどうでもいいと思っているのは事実でございます。
なーんてことに気付いてしまったので、ワタシったらついうっかりぽろっと
「ワタシのこと、それはそれは愛してくれた人もいるし、自分で言うのもなんだがもっとうんと愛されてもいいワタシ、という気もすごくするんだよなあ。昔は華やかだったんだがなあ」
なんてくだらねえことを言ってしまいまして。 こうしてあらためて書いてみると、ホントにしょーもないこと言ったなという感じですが。
これを聞いたナナ 「またそーゆー生活に戻ればいいじゃん」と。 「もう戻れない」 「なんで?」 「あの頃のワタシと今のワタシは違うから」 「何それ(嘲笑)。何かのセリフ?」 「違うよっ」(ぷんすか)(恥) 「どう違うの?」 「・・・・・・・・」
言いづらい。
「どう違うの?」もう一度ナナ。 「今はワタシ、好きな人(ナナです)と話せるようになってしまった」 「・・・・で?」 「だから、もう他に好きな人ができないもん」 「どういうこと?」 「もう、いっぱいいっぱいだもん。気持ちが」 ぽ。 「(笑) ならさ、好きな人と話さなくなればいいんじゃん」
はい?
どゆ意味? ワタシの好きな人はナナって、もう知ってるはずでしょ? 「あたしなんかと話さなくていいから、他に好きな人つくれば?」ってこと?
「・・・・なにそれ」<じょりぃ 「 なにが?」 「ひどくない?」 「どうして」 「好きな人と話さなくなればいい、なんてさ」 「だってそうすれば、元の華やかな生活に戻れるんでしょ?」 「だからもう戻れないんだってば」 「そうなのか。 それはゴメン」 「戻れる戻れないじゃなくてさ、話さなければいいなんてひどいよ」 「どうして?」 「もうワタシと話さなくなってもいいの?」 「誰が?」
誰が? (°▽°)
ワタシとアナタの話なんですが、もしかしてもしかしたら、いまだにワタシのずっと好きだった人が誰だかわかっていないんでしょうか。
「・・・え? あれ? ・・・もしかして、話がかみ合ってないかも・・」急に弱気なじょりぃ。 「かもね」 「あ、 じゃあ、 いいです」 退却 「よくないよ。 なに?」 「・・・・ワタシの好きな人って、誰だか ええと わかってなかったりして」 「うん」
うん ですって。 (°▽°)
「あ そ」 「ていうか、確信が持てないので困ってます」 「だって前に、そんなような話、したじゃんか」 「ハッキリは訊いてないよ」 「あう」 「・・・・じゃ、ズバリ訊いていい?」 「え!」 「訊いていいの?」 「ワタシはいいけど」 「誰が良くないの?」 「キミ」 「(笑)あたしに都合が悪ければ、あたしは訊きたがらないよ」 「えー・・・・・」 「ズバリ訊いていいですか?」 「ワタシはいいです」 「あたしもいいよ」
何言ってるんでしょうワタシたち。
「じょりぃの好きな人ってさ」 「・・・・・・・」 「うーーーーーん・・・・・・・」 「・・・・・・・」ひたすら待つじょりぃ 「・・・・あたし?」 「 うん」 「あたしなのね?」 「 うん」 「わかった」
って、それでおしまいかい!
「待てっ。ワタシはまだわだかまっている」 「(笑)なに?」 「さっきの話さ。 話さなくなって、それでいいの?」 「それでじょりぃのまわりがまた華やかになるならいーじゃん」 「キミは、ワタシと話せなくなっても、それでいいんだね」 「別にそんなこと言ってないよ」 「じゃなんであんなこと言うのさ」 「好きな人のせいで、華やかになれないー って後悔してるんなら、その人と話さなきゃ元の生活に戻れて幸せなのかなと思った」 「ワタシ、華やかに戻りたいなんて言ってないよ」 「そう聞こえたんだもん。好きな人と話せたことを後悔してるみたいにさ。 まあ、あたしの勝手な解釈だったかもね。ゴメン」
そして話はまた、きょんのことへと戻ります。 ナナはきょんの話がだーーーーーい好き☆
「あたしねえ、やっぱどう考えても、じょりぃはきょんさんのことがいちばん好きだと思うのだよ」 「比べられないけど。 キミよりきょん、ということはないよ」 「んーー(笑)。 だってさ、きょんさんのことは、欠点までみんなわかった上で、でも好きなんじゃん。 毎日一緒に生活していて、イヤなところ全部見て、それでも好きなんでしょ?」 「うん・・・・まあ」 「それにきょんさんだってさ・・・・あたし、じょりぃがきょんさんに怒るみたいに、 たとえばこたつで寝るときの怒られかたされたら、たぶん絶対キライになるよ、じょりぃのこと」 そうですか。 「ワタシ、キミのことは怒れないもの」 「そうなの? じゃ、気に入らないことがあったらどうするの?」 「だから、キミとは一緒に暮らせない」 「・・・・・・・」 「ワタシもキミも、たぶんダメになっちゃうよ」 「言ってることはよくわかるよ。 じょりぃはあたしを理想化しているもん。イヤなとこ見ようとしないもん」 「そんなことないけど・・」 「そんなことあるよ(笑)。でもそうだね。だから、一緒には暮らせないね」
ここだけ読むと、まるでナナがワタシと暮らしたがっているかのようですが、違います。 この会話の少し前に、この人、↓このように神経逆撫ですることを言い放っております。
「あたし、パパのこと大好きだもん。 今度生まれ変わっても、きっとパパのこと好きになるの」
なんですか?この日頃の醒めた態度からかけ離れたメルヘンっぷりは。
じょりぃの落ち込んだこと落ち込んだこと。 でもまあ、それって、ナナにとっては幸せなことでございます。 だからいいんですけど。 いいんですけど。 いいんですけど。 理性と感情は別物なのがやっかいであります。
「・・・生まれ変わっても、また同じ人を好きになったらどうしよう」 しょんぼりとワタシ。 「(笑)違う人を好きになるから大丈夫だよ」 「そうか」 泣きたい 「今の気持ちだってさ、わかんないよ。じょりぃの長い勘違いだと、あたしは思う」 「長すぎるよ」 「中学の時に、あたしがよほどかわいかったのだろうね(笑)」 歯?(°▽°)寝言? 「よく言うよなー」 「中学の時に、想いが叶っていればよかったのにね」 「どうして?」 「そうすれば、きっとこんなに引きずることはなかったんじゃないかな」 「どうかな」 「叶わぬ想いが、じょりぃの中で、どんどん美化されて、膨らんでいってしまったのだと思うよ」 「言ってればいいさ。 キミにワタシの気持ちなんてわかりっこないよ」 「わかんないよ(笑)。でもね、一度でも結ばれてしまえば、『なんだ、こんなもんか』って、 きっとガッカリしておしまいにできちゃうと思う。そのじょりぃの気持ちって」
へえ。
「じゃ、結ばれてみてくれ」 だってそうじゃん! 「それはイヤ(笑)」
イヤって。 イヤって。 ハッキリ言うなコラーーーーー。(絶叫涙)
「ねえ、以前好きだった人たち・・ていうか、つきあった人たちのことって、まだ好きなんでしょ?」 「うん」 「好きって、どういう好き?」 「とっても好き。 あ、でも、キスしろとかエッチしろとか言われても、もうできないと思う。そういう好き」 「ふうん」
間。
「じゃあさ」とナナ。 「うん」 「なっちゃんにはキスとかエッチしてもいいなって思う?」 「できないなー。姉妹みたいなもんだしさ」 「ふうん。 じゃあ、あたしとは?」
えっ!!!!
「え!」 「あたしとはキスやエッチ、してもいいと思う?」 「そ、それは、 答えてしまっていいのかな」 「うん」 「そんなこと訊いてどうするのさ。 なんだか不毛だ」 「(笑)知りたいんだもん」 「その気もないのに、なんか、ずるい」 「(無視) あたしとは、してもいいと思う?」 「 してもいい、っていうか、 したいな と思う よ?」 「思うのか」 「うん」 「そういう関係になりたいって思っているの?」 「・・・・うん」 「ふうん」
ふうん。て。 そんな返事のためにしつこく訊いたんですか? そんだけ?
「きょんさんとは? そういうことしてるの?」 「ええ!?」 「教えて」 「えええええええええええ」 「そういう『好き』なの?」 「・・・・・はい」 「そういうこと、したいのだね?」 「 はぁ」
「ねえ、じゃあさ」 とナナ。 まだ来るか。 「攻めるのと攻められるのは、どっちが好き?」
えっ!!!!
「うわあ、なんだそれ!」 「知りたいの」 「(あうあうあうあうあうあうあう)・・・・キ キミはどっち?」<逃げました 「あたし?(笑) あたしは、気分によって。どっちもです」
いつもパパと攻めたり攻められたりですか? ダメだ。 興奮しすぎました。 ていうか、相性いいんじゃん?ワタシたち。<無理に粋がってます
「 わお」 「じょりぃは?」 「ワ、ワタシも、 どっちも 好きです あの りんきおうへんに」 <負けてます 「そうなんだ(笑)」
だから。 そんなこと訊いてどうするのだ。 からかってるだろーーーーーーーーーー。
「それにしてもさー」とナナ。「じょりぃが攻めてるのも攻められてるのも、まったく想像できないね」 そうでしょうとも。 「性的なイメージがまるでないんでしょ?」とワタシ。 「うん。 ないねー。 でもしてるんだ」 「もごもごもご」 「想像できねーーー」
どうやら、ナナにとってセックス対象外みたいですワタシ。 わかってましたけど。 くすん。 でも、なら訊くなよー。(楽しかったけど)
そしてまた、「あたしを知れば知るほど、じょりぃはあたしにガッカリする。そしてそれは、ホントの好きじゃないと思う」とナナ。
「確かにさ。妄想だよね、ほとんど」とワタシ。 「うん」 「でもさ、妄想だとか一番だとか、そういう問題じゃないんだよ」 「なにそれ」 「前にも話したことがあるけど、もはや細胞レベルで好きなのだよ。ワタシの細胞のひとつひとつに想いが既に存在しているようなさ」 「『世界の中心で愛を叫ぶ』的なノリだね(笑)」
ワタシがセカチュー鳥肌立つほどキライって知っててこの人わっ。
「やーめーろーーーー」 「(笑)」 「例えばキミと会えなかったブランクのときも、呼吸するみたいに、心臓動いてるみたいに、 ワタシが生きているという前提がある限り、あたりまえにいつもその存在があったんだよ。 でもだからって、どっちが一番かと問われれば、それはまた違う問題でさ。別モノなのだ」 「・・・前に『理屈じゃないんだよ』ってじょりぃ言ってたけど、 あたしはじょりぃのあたしに対する気持ちって、 きょんさんへの想いよりもよっぽど理屈っぽい気がする」 「説明しようとしてるから理屈っぽくなってるけど。そもそも説明のしようがないんだよ。 前にも言ったじゃん。刷り込みされてるいるのだきっと」 「(笑)でもねー。 じょりぃはきょんさんいなくなると、それこそ理屈抜きですごくさびしいと思う」 「そりゃ、さびしいだろうね」 「そして、きょんさんと別れたとしても、ひとりではいられないだろうね」 「そうかな」 「うん。 じょりぃはうさぎと一緒。ノリピーが言ってたじゃん(笑)。さびしいと死んじゃうんだよじょりぃ。マジで」 「 死ぬかもね」 情けない 「うん。 じょりぃはさびしいと死ぬ。さびしくなっちゃいけないと思う」
ワタシが「好きな人」という代名詞でなく「ナナ」に向かってきっちりと気持ちを話したのは今回が初めてなわけですが。 この会話に限らず、ナナへの気持ちを話すと、すぐにきょんへの話題にすり替えられてしまいます。 おまえなんだかずるくないか?(ずるいのはワタシか)
「でもとにかく」とナナ。 「あたしは、今のこのスタンスでいるしかできないよ。状況的には」 「うん。 そのままでいてくれたほうがいい。好きになってほしいなんて思ってないから、安心して」
と、エラそうに答えた後気付いたのですが。
「状況的には」って、深い意味あるの? じゃあ「気持ち的には」どうなるの? ってことにならない?
いや、ダメダメ。 自分に都合良く解釈しちゃダメですよ?自分。
「あたしさ」とナナ。「自分がいちばん好きなの」 「(笑)うん」 「誰でもそうって気がするけど、あたしにはあたしより大切な人なんていない」 「うん」 「子供のこと考えてるのも、結局それって自分にとって大事なことだからじゃない?」 「うん」 それがわかっているキミはエライ。 「でもね じょりぃが少しでも悲しい気持ちでいると思うと、あたしたまらないんだよね」 「たまらないのか」 ぽ。 「勝手なのはわかってるけど、幸せでいてくれないとイヤ」 「幸せでいるよ」
なんだなんだなんだ。 なんか、いい雰囲気じゃないですか。
と思ったら。
「どうしたら、じょりぃはきょんさんと幸せにいられるの?」 「なんだそれ」 がく 「大きなお世話なのはわかってるんだけどさ。 じょりぃの幸せって、きょんさんにかかってるじゃん」 「・・・なんか、すごく母親的愛情って気がするね、キミ」 「そうだね(笑)。 母親的だと思う。幸せでいてって、子供たちにと同じようにうるさく思っちゃう」 「・・・どうも」
わかったよ、ママ。
「あーあ」とワタシ。 「なに?」 「ワタシが本気を出せば、キミなんてコロリなのにな」 「コロリって、なに?」 「メロメロになっちゃうってことさ」<ちなみに本気で言ってます 「きゃははははははははははははははは」 「笑いすぎだから」 「あはははは。じゃあ本気出してよ」 「出さないよ」 「じょりぃの本気って、どういうの?」 「それは企業秘密」 「ふうん。 じゃ、メロメロにしてみて☆」 「なっちゃダメでしょ」 <マジメ口調 「そうだね」
「ねえ、あたしがこう言うのもなんなんだけどさ」 「うん?」 「そんなに一人の人を、ずっと強く好きでいられるなんて、幸せだね。なんだかうらやましい」 「そうかな」もじもじ 「うん。あたしもそんな風にバカみたいにあけっぴろげに大好きって誰かに言ってみたい」 「・・・・・・・・・・あの・・・」
20年以上ひた隠しにしてきた気持ちを、やっとご本人に完全に告白できたと思ったら、「バカみたいにあけっぴろげ」扱いされました。
にこ。
午前1時45分頃から朝の7時半過ぎまで。 徹夜でつきあってくれたキミも、相当バカだ。ありがとう。
ナナワタ2004年は、完全なる告白で〆となりました。 なんか、出来杉クン。
たらいま〜〜〜。
と、ことさら酔っぱらいを装ってみましたが、装わなくてもかなりヨッパなじょりぃですこんばんは。
上の一行打つのにも、かなり打ち直して時間がかかってしまいました。 ちなみにすぐ宇rのいちひょうも、ってこんくあのよっぱらっているなでうしょわあしは。 (↑おkれは打ち直さずにやってみました。ちなみにこれも)
さて。 みなさまに読めるように打たなくては。<既に二度打ち直し
今日はなっちゃんの仕事納めでした。 うちの事務所はなっちゃんでもっているようなものですので、感謝を込めてきょんと三人で忘年会してまいって、のびのびと飲んだ結果がこの有様でございます。
ういーひっく。
「じょりぃさん、今日顔が赤いですよ。大丈夫ですか?」 とお店のハンサム君にも言われてしまいました。うるせえ。
で、このように酔っ払うとですね。
日頃ナナに対して 「友情で十分て気がするー(おっとり)」とか 「このままが一番(ゆったり)」とか気取ったことを言っては、自分のことを品がいい(誰も思ってくれないけど)とかマジメだから(誰も思ってくれないけど)とか胸くそ悪いこと言ってるじょりぃなんですが。
このように酔っ払うとですね(二度目)(くどいのは酔っぱらいの証)、今ワタシが何を考えているかって
「ナナに会いたい」 「声聞きたい」 「押し倒したい」 「××を×××して××××しちゃいたい」(×の数適当です) 「メチャクチャにしたい」 「泣かすぞコラ」(髪引っ張りながら) 「いいから脱げ。自分で脱げ」 「身動きできないようにして口もふさいで××××して×××で××××させろこのやろう」(×の数適当です) 「絶対声出すなよ」(と言っておいて出されちゃうと嬉しい)
なんてことばっかりなわけで、お酒ってホント怖いななんてことを考えてしまうのでございますよ。 本来ワタシのセクースなんて、小鳥のようにつつましやかでおどおどしているはずなんですがねえ。
というわけで。
ワタシはナナといるときは酔っ払わないようにしております。 品がいいし、マジメですから。 ていうか、そうありたいですから。
・・・・・声聞きたいなー。
が。 なんだかんだ言って
「酔って電話かけてきたの?」(責め口調)
という一言がおそろしくて、ナナへ電話の一本もかけられないので、お酒なんて別に恐るるに足りぬわけです。 (ナナは酔っぱらいが大キライなんです)
ちなみに
「押し倒したい」 「××を×××して××××しちゃいたい」(×の数適当です) 「メチャクチャにしたい」 「泣かすぞコラ」(髪引っ張りながら) 「身動きできないようにして口もふさいで××××して×××で××××させろこのやろう」(×の数適当です)
は、実際に言ったことはありません。 心の中で思って行動に移すまでしかできない気弱なじょりぃでございますから。
うい〜ひっく。
| 2004年12月25日(土) |
クリスマスプレゼントとババヌキ |
12月25日はクリスマスでございます。知ってますかそうですか。 そして、末子ちゃんの誕生日でもあります。
というわけで。 いつもならちょっと前に「お誕生会を家族でするんだけど、来られる?」と連絡をいただけるはずなんですが。 今年はお声がかからず。
なもんで、ゆうべ「プレゼント用意してあるんだけど、明日じゃないほうがいい?」と、気弱なメールをナナに送ったんですが。
翌日(今日)のお昼をまわっても、返事がありません。
なんだよう。
3時頃になってしかたなく「メール届いてる?」とメールしてみましたら、すぐに返事が。
届いてないよ?何? ところで今日の夜って予定入ってる?
届いてなかったのか。 どこに行ってしまったの?ワタシのメール。
でもまあとにかく、「7時半過ぎに来て」ということになりまして、ひさーーーしぶりにナナに会えることに。
とはいえ。 ナナに対するテンションがかなり下がっていたワタシ。 いいかげん放置されてますし。(年末なので気を使ってくれているフシもあるかもですが) ワタシも仕事仕事で忙しくてナナのことに頭を使わずに済んでましたし。 下妻物語見て「友情だっていいよな!」とクッサイこと思ってましたし。
非常に落ち着いた心持ちでナナ家へ向かい、まずは子供たちと遊び、いつものことながらしばらく時間が経過してから、長女ちゃんのケーキ作りを手伝いに出てきたナナの顔が拝めました。
へ。 ナナがなんだい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
か
かわいい・・・ (毎度同じパターンでどうもスミマセン)
子供たちが一生懸命つくったケーキがこちら。

たいへんシンプルですね。 おいしかったですよ。
本日のメインは手巻き寿司だったんですが。 じょりぃは「自分用の皿」に、「自分の量」が乗っていない食べ物は苦手です。 何が苦手って、例えば今日の手巻き寿司で言えば
1. 海苔を手にする 2. 適当な量のごはんを海苔に乗せる 3. ネタを選ぶ 4. ネタをごはんに乗せる
という一連の儀式を好きな人の前で行うことが、もう恥ずかしくて恥ずかしくてならないのであります。 そうだよ自意識過剰だよ! と、開き直って威張ってみたところで、ワタシがどうかしてるのはわかってます。 でも、もう、とにかく、こういうのって恥ずかしくていたたまれません。
なので、今日は食事はあきらめました。 食べているようなフリをして、夕飯が終わるのをじっと待っていようっと。(これって作ってくれた人にはかなり失礼でございます)
と思っていたら、隣に座った末子ちゃんが「じょりぃちゃんのはあたしが作ってあげる」と。
やったあ。
長女ちゃんは「げっ。やめたほうがいいよじょりぃちゃん。イヤだって言っていいんだよ」と気を使ってくれたのですが、ワタシには大変ありがたいお申し出でございました。
「何を乗せようかな〜」と楽しげな末子ちゃんのおかげで、今まで食べたことのないネタのミックス手巻き寿司を食すことができました。 例:甘エビとウニと玉子ときゅうりとまぐろミックス。意外と美味。
末子ちゃんの作ってくれたお寿司を食べ終わる頃、ナナが黙ってワタシのお皿に巻き巻き済みのお寿司を乗せてくれまして。
うれぴい。 こちらは味のバランスがばっちり整ったものでございました。
というわけで、末子ちゃんとナナが交互に巻き巻きしてくださり、至福のじょりぃでありました。 ダメな人間もちゃんと食事にありつけるようにできている飽食のニッポン。 素敵な世の中なことよ。
食事のあと、末子ちゃんには誕生日プレゼントを、長女ちゃんと次女ちゃんにはクリスマスプレゼントを渡しまして。 散財じょりぃ。
が、ここでナナが「はい」と大きな包みをじょりぃにくれまして。
「何これ?」 「じょりぃに、プレゼント」
えええ!
そんな。 ワタシにプレゼントなんていいのに。ナナの体で。
ということはまったく思わず、とにかくびつくり。 ナナからクリスマスプレゼントをもらうのは、初めてであります。 なんか、すごくでかいし。なんだろーなーーーーー。
と、ここでパパ「例の虫にしたの?」と、ナナに。
む、虫???
「ううん。 虫はやめた」とナナ。
・・・・・・いったい、この中に何が入っているのか不安になってまいりました。 そりゃまあ、ワタシは虫のおもちゃも好きですけど。 ザムザのぬいぐるみとかだったらどうしよう。
「開けてみてもいい?」とワタシ。ザムザ人形だったら「ふざけるんじゃねえ!」と投げつけて返さなければなりませんからね? 「どうぞ」とナナ。
がさごそがさごそがさごそ。
ふう。 開いた。
「わーーーーーーい。こりゃ嬉しいや!」

オモチャなんですが。 子供用のスパイキットでございます。 子供用とはいえ、あなどれません。 6倍の望遠スコープとペンライト、そして、集音機能がついているのであります!!!!!
組み立てるとこんな感じ。

さきほど試してみましたが、集音はかなりすぐれものであります。わあい。
でもこれって、30代も既に後半の人にプレゼントするものではないんじゃ・・・・・・・。 喜んじゃったけど・・・・・・。
ま、いいか。
その後、パパは部屋に戻り、末子ちゃんは寝てしまい、残ったメンバーでトランプ三昧。 七並べ、大貧民と続いた後「じょりぃちゃん、何がやりたい?」と次女ちゃんが訊いてくれまして。
ワタシの大好きなトランプ遊びといえばこれです。
「ババヌキ」
ええええ?ババヌキ〜〜〜? つまんないよーー。 とブーイングの嵐。
「君たちはババヌキのおもしろさをわかっていない」とじょりぃ。 「あの、ババをひいたりひかれたりのスリルがたまらないじゃないか!!」と力説。 で、始めてみてしまえば、ドキドキして楽しいんですよやっぱり! 頭使わないで済むし。(あたしゃ疲れてるんですよ)
途中、ワタシにババが来まして。狂喜乱舞のじょりぃ。 だってだって、ワタシからカードをひく係はナナなんですもの。 せいぜいドキドキしやがれこのやろうめ。
「ワタシはババを持っています」とじょりぃ。 「わかってるよ」とナナ。
真剣にカードとワタシの顔を見つめるナナ。 ワタシはナナの顔をずっと見てます。 かわいい。おもしろい。真剣だなおまえ。
「あたしの顔見ないで、カード見てよ。 読めないじゃん、表情が」 「ふふふ。 ふふ」 「・・・・ホントに表情変わらないね」 「ふふふふふ」 ポーカーフェイスのにやにやの下で何を思っているかといえば、ナナかわいいナナかわいいナナかわいい <病気です 「カード見てってば!」 「ママの顔見てるほうがおもしろいんだもん」
ホントにおもしろいんですよ。 カードをちょっとつまんでは、こっち?それともこっち?みたいな表情をするんです。 ナナがあんなにワタシの顔色をうかがってくれたことがあるでしょうか。いや、ない。(強調構文)
それに。 すごいドキドキします。 ああ、このままナナが、ババをひきませんように。 あの怯えるような真剣な目で、ずっとワタシを見ててくれますように。
なーんてアホなことを考えていたら、神様はきっちりと願いをかなえてくださり、きっちりワタシ負けました。
ババヌキだけでこんなにドキドキして楽しいのです。 これ以上何を望みましょう。
もちろん、あんなことやこんなことです。
と、口で言ってるほど望んではいません。 いつまでもこのままでいられるといいな。 ワタシはただただ、キミのことが好きなのだよナナ。 キミはただただ、ワタシに好かれていてください。 そしてたまにやさしくしてください。
ワタシって、傲慢だなあ。
13歳を目前にした頃ナナに恋をし、18歳から音信不通になり、数年前に友情を再開したワタシとナナですが。(今までのおさらい)
再会して1年も経たない頃に見た夢がおもしろかったので、当時ナナにヘッタクソでいいかげんな絵を描いてファックスを送ったものをご紹介させていただきます。
これに対するナナの返事が
ていうかさー、これって、あたしが小5のときによくテストの裏に書いてた『だんごちゃん』にそっくりなんだけど。パクったなー。著作権の侵害です。
そんなこと誰も訊いてませんから。
ワタシ個人的には、この夢の解釈にとっても興味があるんですが。 いまだに「コレだ!」という解釈が自分の中で出来ていません。
なぜワタシは丸太に乗っているのか。 揺れる丸太の意味するものは何なのか。 なぜナナも乗りたがったのか。(ワタシの夢だから「なぜナナも乗りたがらせたかったのか」が正しいですね) ナナがすぐに「じゃいいや」とあきらめるのはアリとして。 どうして平行ではなく、垂直に揺れる丸太に乗ったのか。(乗らせたのか) しかも飛び乗ったし。(そこまでして乗らせたかったのかワタシ?) しかも激突。しかも落ちたのはワタシ。って、これはわかりやすいか。
今また丸太に乗ってる夢を見たら、やっぱり展開は違うんでしょうね。 会うたびにろくに口もきけなくて汗びっしょりになってたワタシとは、今は違いますし。
もしもまた同じ夢を見たら。 ワタシはナナを上手に同じ丸太に乗せてあげることができるのでしょうか。 それは無理でナナが違う丸太に乗って激突したとして、ワタシは今度は落ちずに済むのでしょうか。
丸太が「ペ●ス」を意味している、とかだと、もう気絶しちゃうくらい憂鬱なんですが。 フロイト先生なら、きっとそうおっしゃるのでしょうね。
とりあえず、今同じシチュエーションの夢を見たとしても。
最初から同じ丸太に仲良く乗ってる、という夢は、見ない自信アリ。
ていうか、送ったファックスに日付印を押しておく自分のちまちま加減に、もうほとほと愛想が尽きました。がぼーーん。
| 2004年12月22日(水) |
下妻物語を観て思ふ(イチゴバージョン) |

(以下、ハスキーボイスでドスきかせてお読みください) (下妻物語観てないかた、どうもすみません)(特にar●yさん☆)
下妻ァ、やっと見れてー。 マジおもしろかったしー、尾崎聴いてるくれー、グッときた。 (ちなみにワタシは尾崎キライですけど)
でー、思ったんだけどー
友情でもいーーんじゃねーか?って ダチって最高じゃん?やっぱ
あ、キャベツはナシな。 頭突き喰らわすぞこるぁっ あああああ? ぺっ <唾吐いてます
ごっ <頭突き音
てかー、 アイツの場合ー、マジキャベツ寄こしそうなんだけどよー
別に愛だの恋だのじゃなくってもいーや
てーか!! 会ってねえしっ 相手にされてねえしっ
まあいいんだけどよ 気にしてねえよ別に
って、聞いてんのかよ!!!!
ところでマジで
ナナさんは元気でおられるんですかな。
ていうか、この口調疲れました。 生まれ持った貴族的な品性は、ヤンキーには向いておりません。 実の妹はヤンキーでしたが。 友達もヤンキー率高かったですが。 ワタシはロココです。 格調高く、おみだらさせていただきます。
自分ラブマンセー ダサい友情マンセー ついでにジャスコもマンセー
ヴオンヴォンヴォンヴォンヴォオオオオオオオオオオオ ぱらりらぱらりらぱらりら(フェイドアウト)
誰にでもなつくけど自ら寄っていくのはあたしにだけ、と思っていた犬がおりました。
犬って基本的にウザくてあんまり好きじゃないけど、寄ってこられるとかわいいしあたしの言うことをよくきくので、放っておけなくてちょっとかわいがっちゃったりして。情も移っちゃったりして。 なんか、ちょっといつもさびしそうに見えるけど、オマエのおうちはあるの? 心配だなー。 でもうちじゃ飼えないしね・・。 ああ、でも心配。 とりあえず、ご飯食べておいき。 栄養のあるもの作ってあげる。 ここで寝てもいいよ、たまになら。 いつでも遊びにおいでね。 子供たちも犬は大好きで大喜びだし、パパも犬は好きだから。 でも、パパに嫌われちゃうと追い払わなくちゃならないから、いいこにしててね。
・・・今日はカラダの具合が悪そう。 死んじゃったりしたらどうしよう。 ああ、オマエに安心して帰れるところがあったらねえ。 あたしも安心なんだけ・・・・って? え? あるの? 毎日ぬくぬく暮らしてんの? 飼い主大好き? ・・・・あ、そーーーーー。 よかったね。 まあそれならそれであたしも安心したよ。 よかったよかった。
え? おなかすいた? だってちゃんと食べさせてもらえてるんでしょー? さびしい? 飼い主にかわいがってもらいなー。 飼い主もそのほうが嬉しいって。 ていうかさーーー、あたしを責めるようにクウンクウン言うの、やめてよーーー。 あたしが悪いことしてるみたいじゃん。 遊べるときは遊んであげてるでしょ? よしよし。 ん? 飼い主がだらしなくて困るって? でもさー、それはあたしに言われてもさー。 ・・・と言いつつ、オマエがいったいどんな人にどんな飼われかたをしているのかはちょっと気になるのよ。 いつもぐっすり眠れないみたいだけど、飼い主のところではピリピリしないで眠れるの? え? 怖い夢見るとわざわざ起こして飼い主のふとんに入るの? 犬のくせに?? ・・・まあでもよかったじゃん、それで安心してまた眠れるわけでしょ? ふうん。そうなんだー。へえー。 よかったね、やさしい飼い主がいて。
・・・またあの犬、ひたすらこっち見て、ただただ待ってる・・・。困った。 吠えるわけでもないし、しつこくするわけでもないし、文句の言いようはないんだけど。 そーゆーふーにされると、やっぱなんか、罪悪感生じちゃうし。 たまに目が合うと、嬉しそうにシッポ振るから、なんかかえってかわいそうなので、ちゃんとかまってあげられるときだけ目をやるようにしようっと。そうしよう。あたしも忙しいしさ。 ・・・なーんてやってると、せつなそうな顔でこっち見るわけよ。 鼻をピスピス鳴らしてるのよ。 困る。 困った。 あたしはあの犬をかまっていいのか?よくわからん。
ていうか、飼い主が大事にしてくれてるなら、どうしてあたしのところに来るのだーーーー!
・・・なんて、ちょっと冷たくしたら、最近来ないな、あの犬。 あたしのせい? 違うよね? あの犬かわいがってる人って他にもいっぱいいるみたいだし、誰にでもなついてるし、あたしがあの犬になくてはならない存在かっていえばそうじゃない気がするし。 あ、ほらやっぱり、まーたきれいな人にひょこひょこくっついていってるあのバカ犬。 あ、今日は飼い主と嬉しそうに散歩してる。 まあ、よかったじゃん。 お前が幸せなのならそれでいーやもう。疲れるよこーゆーのって。
・・・・だからなんでまたピスピス鳴いてるんだよ! あたしが冷たいって、それって、オマエが勝手にどっかフラフラ遊び歩いてただけでしょ? 遠慮してた? それってあたしがいつ頼んだの? いつでも遊びにおいでって言ってるでしょ? 散歩したい? でもさー、それってさー、いいのかなー。 散歩って、飼い主がするんじゃないの? いや、あたしは別にかまわないんだけどさ。 飼い主が気を悪くするかもしれないじゃん? ということを気にするあたしもイヤなの!
もう、好きにしてていいから、あたしに悲しそうにピスピス・クウンクンするのはやめてくれーーー。 気になっちゃうの! なんとかしなきゃ悪いのかなって自分を責めちゃうの! あたしだってオマエとすごーく散歩したいときだってあるけど、飼い主の顔色気にしながらなんてイヤなのよ。
で? 犬。 結局のところ、オマエはいったい、どうしたいのだ? これからもひたすらシッポ振りながら、こっち見て、声かけてもらうの待ち続けるの? 困ったな。
でも既に、もしあの犬がいなくなったら、あたしもかなりさびしい。 これも困った。 犬にこんな風に好かれたことないし、犬の扱いってわかんないし、さてどうしたものかなぁ。
-----------------「犬とあたし」終了
全開のナナワタ 間違えました 前回のナナワタをアップしてから、ふうむ、といろいろと考えました。
アップしたときは、単にちょっと浮かれていたのでございます。 ちょっとちょっとちょっと! ナナにヤキモチ妬かれちゃったよ! すげえ! みたいな。 それがどのような種類のヤキモチであっても、ワタシのことを何らかの形で強く意識しているということですからね。 まして、ナナは友達づきあいに淡泊な人です。「楽しけりゃなんでもいーや」「楽しくなけりゃいらねーや」という人です。 パパのことに関しては、若い頃はまあ悶着もあったみたいですが。 でも、ということは、ただの友達ならヤキモチも妬かないはずじゃん。 なーんて具合にですね。
が、ラブでないのもわかっているんですが。 なんていうんでしょうね。 うーむ・・・・・・
なんて考えてたら、いつの間にか「犬とあたし」ができあがっておりました。
もちろん「犬」というのは単純に動物の犬という意味でありまして、「お前、常務の犬だな(蔑笑)」とかの犬ではありません。念のため。 しかもこれは、あくまでもじょりぃの想像の産物でございますから。 ホントのところ、ナナがどう思っているかなんてのは神のみぞ知るというか、ナナのみぞ知るわけでありますが。
で、ワタシがなんでこんなもんを忙しい中ちまちまと書いているかといえば、実はナナに電話したいなーと思ったのですが、でもウザがられたらイヤだから向こうからコンタクト来るまで待ってようっと、なんて相変わらずウジウジしたことを考えていたからであります。
しゅん。
としたところで、何の気なしに携帯を開き。 現在残っている中でいちばん古いナナからのメールでも読んで、気を紛らわせようとしてみたりして。
・・・・しかしそれが、エライ冷たい感じのものだったらさらに落ち込むなーワクワク。<無理矢理ワクワクしてみました
いちばん古いの、8/9ですって。 真夏ですよ奥さん。
内容は。
ゆうべはちゃんと眠れた? 今日は眠くて辛くない? まださびしい気持ちで落ち込んでいるの?
犬がピスピス言ったときのものだったらしいです。
ナナ、おつかれさまだワンっ。
ナナから久々に電話。 もちろん子供のことでございます。
長ーーーーーーーーーーいこと、子供の話をしたあとで、だんだん脱線していきまして。 ナナがまたワタシをからかってナース服の話を出したので、ついでに訊いてみました。
「今度、いつ着てくれるの?」にこにこにこ 「いいけどさー、いつでも。 じょりぃ、恥ずかしくないの?」
え! 何それ今さら。
「キミは恥ずかしいんですか?」 「決まってるじゃん。このあいだだって、もうマジで恥ずかしかったよ」 「ふうん」にこにこにこ 「じょりぃだけ恥ずかしくないのズルイじゃん」 「恥ずかしいよ! ていうか、あの日だって、ワタシばっかり恥ずかしがってたじゃん」
なーんて展開に。 で、「あたしばっかりコスして、じょりぃズルイ」ということに。 さらに「もうやりたくない」と。
なにそれーーーーーー約束違うじゃーーーーーーん。
「約束と違うじゃん」 じょりぃ、不服申し立て。 「不公平だからイヤ」 「えーーーー。・・・・・・・じゃいいよ。 イヤならいいよ」
と言いつつ。 なんだよー。 もう着ないなんて言うなよー。 ガッカリしちゃうなーもー。
ということをお伝えしましたら。
「あのさー」とナナ。 「はい」 「落ち込んだり、いじけたり、拗ねたりしないでね」 「は? なんのこと?」 「困るんだよ」 「ナース服のこと?」 「まあ、今はね」
カチーーーーーーン。
「落ち込んでないよ別に。 全っ然」 「ならいいけどさ。イヤなんだもん、拗ねられると」 心狭いなおまえ。 「あのさあ」 「なに?」 「そんなこと、禁止することじゃないだろっ」
じょりぃ、意義申し立て。
「・・・どういうこと?」 「落ち込んだりいじけたり拗ねたりっていうのは感情なんだから、禁止のしようがないってことだよ。どーしろって言うのさ」 「感情か」 「そうだよ。どうにもならないでしょ?」 「ならないのか。でもさ、そういう感情って、あたしに期待しすぎるからガッカリがくるわけでしょ? 期待しなきゃいいんじゃん」 「確かにそうだけど、そんな理屈どおりになんていくかいっ」 <キレ気味じょりぃ 「そうなのか」 「『落ち込んだりしても、あたしに態度で示すな』という言い分ならわかるよ」 「そう」 「ということで納得しました。もう落ち込んでもいじけても拗ねてもアナタの前では出しません」 「・・・・拗ねてるじゃん」
あたりまえだーーーーーーーー!!!!!
「キミ、このあいだも言ったよね、拗ねないでよって」 ムッとしながらじょりぃ。 「・・・・・言ったか」 「それに、前にはグチも聞きたくないって言った」 「・・・・・言ったね」 「ていうことはつまりアレでしょ? ワタシはアナタの前では、いつもパーフェクトににこにこゴキゲンにしていなければならないわけだね」 「そうなるの?」 「そうでしょ?」 「そうか」 「さらに言わせてもらえば、 前に『じょりぃは弱いところをあたしに見せてくれない』と言ってくれたこともあったけど、 これでどーやって弱いとこ見せろって言うんだよ」
じょりぃ、口調がどんどん男コトバに。 いい調子です。
「(笑)確かにそうだね」 笑ってますけどナナ。 「でももういい。 にこにこしてるよこれからは」 拗ねてますけどさっそく。 「あたし、グチに関しては、きょんさんのグチ限定だったと思うけど?」 「そうなの?」 「んー。(笑) ていうかさ」 「うん」
間。
「言いづらい(笑)」<ナナ 「・・・なに?」 「じょりぃはさ、あたしのことがいちばん大事みたいなことをいつも言うじゃん?」 「ん (ぽ)」 言ってたのか。しゃあしゃあと。 「だけどさ、 結局、じょりぃが一番大事にしてるのは、きょんさんなのよ」 「え」 「あたしに会いたいとかいつも言いながらさ、いつだってきょんさんが優先なの」 「(冷や汗)」 「だからあたしとしてはさ、 ええと」 「(冷や汗)」 「・・・・ヤキモチやいてるの。 嫉妬してるのよ。 きょんさんに。すごく」
え?
えええええええええええええええ?
ていうか、話の流れが無茶苦茶な気がしますが。どゆこと?
「えええええええええ?」<じょりぃ 「あははははははははははは」
何そのすげえ楽しそうな笑い。
「え? え? 」 「ははははははははおかしいいいいいいい」 ワタシの狼狽ぶりがおもしろかったみたいです。 「あ? (はっ) なんだ、冗談か。(赤面) だよねー。はははははは」(侘) 「 冗談じゃないよ」 「えっ」 「ホントにホントの話(笑)。笑っちゃうけど」 「えっ」 「だから、拗ねたりされると、ムカつくの」 「(狼狽)なんでさ」 「じょりぃに拗ねる権利ないじゃん(笑)。あたしはそのことに関して拗ねたりしてないのに。 引き留めたってきょんさんとこ帰るじゃんいつだって。そーゆーことしながら何言ってんだよと思う」
反論できず。
そして、「そんなことないよ、キミが一番大事だよ」と言えないワタシがここにいるのであります。 どんなに好きでも、ワタシにそれを言う権利こそ、それこそないのであります。と思うのであります。
「異議はある」とワタシ。 「そうなの?」 「が、 ぐうの音も出ないのは事実だ」 「ぐうの音も出ないのか」
間。
「あたしさ、よく家出したくなるじゃない?」とナナ。 「うん」 「そういうとき、何度『じょりぃのとこに転がり込みたい』と思ったか、知らないでしょ?」 「・・・知らない。 ていうか、く、来ればよかったじゃんか」 「ダメでしょ? きょんさんに気を使うじゃない、じょりぃ」 「う」 「そもそも泊まれるとこがないしね。散らかってて」 「む」 「でも問題はそこじゃないのよ。 あたしが行けば、じょりぃは困った顔するのよ。わかってるの」
冷や汗。
「・・・それは単に、泊まる場所がほしいからって話ではなくて?」 「(笑)違うでしょ。他にも行けるとこなんていくつもあるし。 お姉ちゃんとこだっていいし、それこそひとりでラブホ泊まってもいいし。楽しいしさ、ラブホ」 「あ、じゃあ、今度家出したくなったら一緒にラブホに」「そーゆーことでなくて」
そんな、途中で話を遮る勢いで否定しなくても。
「いつだってきょんさん優先じゃん。 なのに会ってくれないだの出かけられないだの、ぐだぐだ言うなっつーの」 「・・・・ホントにキミを優先するようになったら、困ると思うよ・・・」 「誰が? あたしが?」 「うん」 「(嘲笑)そんなのわかんないけど、まあ、そういうことだよ」
もちろん。
これって、ナナもワタシのことラブってこと?
なーんて風には相変わらず思いませんでした。冷静じょりぃ。 ナナはただ単に扱いのことを言っているだけでしょう。 (ラブホはきっぱり拒否してますし)
と思ったら。
「ラブホならラブホでもいいけどさ(笑)、一緒に行ったって」とナナ。 「! いいの? で、一晩中カラオケするのか?」 「(笑)してもいいけどさ。 歌わないでしょ?じょりぃ」 「歌うとも」 「歌わないよ絶対」 「そのうち歌う」
いつのまにかカラオケの話に。
しばらくして。
「 大事には思っているんだよ、本当にさ」 ぽつりとじょりぃ。 「・・・それはいつもよくわかってるよ(笑)」 「でも」 「でも?」 「 いや、なんでもない。 何を言ってもウソツキなのだ」 「・・・言ってることがみんなウソなの?」 「そういう意味じゃなくて。 ウソって思われても無理ないよなと」 「そうなんだ。 でもそうだね」
「じょりぃは、きょんさんがいないと生きていけないんだよ」 「・・・・・・・・」 「だったらグチ言ってないで、大事にすればいーじゃん」 「そんなにグチってないだろ。 だいたい、その手の話は、いつもキミがワタシから引き出そうとして話を振ってきてるよ」 「引き出そうとはしてないよ。 ・・・・けど、まあ確かに振ってるかもね」 「でもさ」 「うん?」 「キミがいないと生きていけないって言われたら、キミ、どうするのさ」 じょりぃ、プチ告白。 「困るだろうね(笑)」 あっさり困るらしい。 「でしょ?(笑)」 実は(泣) 「じょりぃときょんさんは、法律にもなんにも縛られてなくて、それでも一緒にいるんでしょ? じょりぃはひとりでも生きていけるのに、一緒にいるんでしょ? きょんさんが大事なんでしょ?」 「・・・・キミは少しだけワタシを誤解している」 「何?」 「ワタシはひとりでは、生きていけないのだ」 かっこわるー 「一人で生きていけないのか」 「そうなのだ」 「弱いなあ」 「うん」 「・・・・そうか。 じょりぃは一人では生きていけないのか。 なら仕方ないね。 じょりぃに対する認識を改めるよ」
どんな風に改められてしまったのか。 しかし、もう何も言えないじょりぃ。
とりあえず決定したことといたしましては。
もうナースごっこはしてくれないそうでございます。
| 2004年12月09日(木) |
もしもー 私ーがー 家をー 建てたなーらー |
「ねえねえねえねえ」
ナナ様より「ねえ」の4連発です。 ・・・何かお願いごとでしょうか。
「・・・・はい?」 <怯えてます
「もしさー、今からあらためて家を建てるとしたらさー、どんな家にする?」
何を突然。 甘えまくった「ねえ」4連発の根拠もわかりませんし。 気分か。
「お金に制限なし?」とワタシ。
「うん」
「うーーーーーん。 まずは、地下室つくってさー」
「うん」
「そこにビリヤード台とかダーツとかピンボールとか置いて遊戯室にする」
「映画用のAVルームにするんじゃなかったの?」
「それもつくる。 あとは屋根裏も欲しいなあ」
「うん」
「でっかい天体望遠鏡とか置いちゃってさ」
「うん」
「アトリエにしてもいいかも」
「いいね」
「あとはどっかに図書室つくってさ」
「うん」
「あとはどうでもいいや」
「(笑)そうなのか」
なんて生活感のない家。 人生において遊ぶ気しかありません。 空き時間に仕事したいと思う人間とは思えません。(<前回のナナワタ参照ください)
「アナタは?」 とじょりぃ。
「あたしはねー、小さい家でいいのだよ」
「うん」
「平屋でさ」
「へえ」
「でも地下室はあってもいいな。使い道はゆっくり考える」
「うん」
「で、ひろーーーーいリビングにするの」
「うん」
「床暖房にしてさ、 暖炉もほしいな」
「暖炉か(笑)。 そしてー私はーレースーを編むのよー♪ だな、なんだか」
「(笑)大きな窓と小さなドアでもいいよ。とりあえず、窓は大きい方がいいな」
なんのことかわからないかわいい若造どもへ。 小坂明子「あなた」の歌詞より引用です。 (注:リンク先、音が出るかもです)
「で、キッチンは広くするの」
「キッチンか。(<興味なし) キミの部屋は? それって最重要事項なんでしょ?」
今だって「なんで自分の部屋つくらなかったんだろー」と嘆いているんですから。
「ああ(笑)。 ハナからあたし、一人で住むことを前提に考えてましたから」
おまえ妻であり3児の母だろーーーーーーーーー。
「ひとりかよ!」
「あははははははは」
「まあ、子供たちは巣立って行ったと仮定してもさー、パパは数に入れてやれよパパは」
老後(なぜか老後)、ひとりでポツンと暮らすパパの姿を想像し、同情を禁じ得ないじょりぃ。
「かわいそうか」とナナ。
「かわいそうだ」
「しょうがないなー。 じゃあいいよ、パパも」 何様だおまへ
「うん」
できれば。 今度はご近所になろうじゃないか。歩いて行き来できるくらいの。 うちの地下で遊ばせてあげる。(興味なさそうだけど) 星を見せてあげる。(興味なさそうだけど) 絵を描いてもいいよ。(興味なさそうだけど) 本も貸してあげる。(返してもらえなそうだけど) 映画も一緒に観よう。(これだけは釣れそうだ)
なーんて都合のいい夢を思い描くことはできるのでありますが。
どうしても、 ナナとワタシで一緒に暮らしているところは想像できないじょりぃなのでありました。
あ。
バイク専用のガレージも作らなく(寝言はもういいから)
昨日の掲示板で、ナナに対してプーリプリと(勝手に)怒っていたワタシ。 せっかくプリプリしていたので、こちらにも残しておきましょう。そうしましょう。
(掲示板より抜粋)----------------
オ・マ・エ・の・用事につきあうんだよ! 「何時にする?」とワタシがおうかがいしてやったメールを無視するんじゃねえ。 アポ希望、何件振り替えてもらったと思ってるんだよ! 明日はワタシ終始フキゲンにさせていただきますから。 バ・カ・に・す・る・の・も・いいかげんにしろーーーーーーー。(エコー)
・・・・誰に言ってるかといえばナナにです。 どちらかというと、アポを振り替えてしまったお客様に対する罪悪感をナナにぶつけている気もしますが。 とにかく腹が立って腹が立ってしかたありませんや。(お江戸町人風)
----------------------------
さて、そして本日。 「オマエの用事に」つきあう日でございます。 「10時にはそちらに行けると思うよ」とゆうべご本人様が言っておりました。
まあ、だからといって、ちゃんと10時に来るとはもちろん思っていなかったんですが。 ナナもワタシも、お互い時間を守るという基本的なことができません。 (あ、仕事などではちゃんとしておりますですよワタシも。ナナは・・・どうかなぁ)
・・・・・10時を40分回りましたが、まだ来やがりません。
トイレ行ってこよ。
と、ワタシが用を足しているスキに、ナナから電話が。 本日お休みだったきょんが電話を受けてくれ、ワタシに伝言を伝えてくれました。
「11時まわっちゃうってさ」
なにっ。
「なにっ」 「怒れ」 「むむ」 「じょりぃが忙しいって知ってるのー?」 「むむ。 最初から11時の約束にしてくれれば、一件アポいれられたのにな」 「言え! それをちゃんと言うんだぞ!」
きょんのほうが怒ってますが。
まあ、ワタシだって昨日からプリプリしてたわけですから? 今日は一日フキゲンな予定でございますから?
きょんに尻を叩かれなくたって、キッチリ文句のひとつやふたつは言えますとも!
11時半を過ぎてから、ナナ到着。 車の音が聞こえたので、むっすりした顔で外に出るじょりぃ。
「ごめーん☆」
ごめーん☆じゃねえよ! 労働者の1時間半を安く見るな!!
むっすり。
「・・・ゴメンね☆」
「うん」 にこ
おしまい。
作戦失敗。 もはやワンパターンです。
なぜか仲良くお出かけ。 昨日のワタシの鼻息はどこへ?
そして。 これももはやお約束ですが。 道に迷うじょりぃ。
「あーあ。 道覚えようと思ってたのに、こんなにくるくるされたら覚えられないよ」
ナナ。 何をいばっているのだ。
「・・・どういう意味だ?」 「だってもう、どこを何回曲がったかわからないんだもん」 「地図があればひとりでどこでも行けるはずなんですよ?」 「地図見たくないんだもん」
あっそ。
「どこ行くときもくるくるしてるよねーじょりぃ」
そこまでわかっていて。 なぜいつも自分が道がわからないときの運転手にワタシをご指名するのだ。 よっぽどワタシとの時間を無理矢理にでも作りたいのねと思わざるをえませんよ? って、思いませんけどそんなこたあ。
結局最後にはナナが地図を見て、到着いたしました。
「キミ、地図見るのうまいね。 ひとりで来られるじゃないですか」 「あたしがもうひとりいればね。 地図見ながら運転なんてできないもん」
誰がこんなにこの人を甘やかしたんですか。(眉間に皺寄せながら)(しかし答はパパとじょりぃだったりする)
まあ、用事を済ませまして。
お昼を食べながら雑談している折、 「特に用もないのに、ばたばたしてるうちに今日も遅刻してしまった」みたいなことをナナが言いましたので、 じょりぃ、ここぞとばかりに
「最初から11時と言ってもらえれば、アポ一件入れられたのにさ」と抗議。
やるときゃやりますワタシだって!<得意
「なんだよ(笑)。せっかく余分な時間を作ってやったのに、結局仕事するわけ? つまんない人間だなぁ(笑)」 「・・・・・そういやそうだな」 <ここで納得するふがいないじょりぃ 「そうだよ」 「何をすればよかったのかな」 「昼寝とかさ」
昼寝。
ひるね?
「思いつきもしなかった」 朝の10時から昼寝ですか? 「そーゆーとこがダメなんだよ」 「・・・・・・」
せっかく反撃したじょりぃだったのに。 なぜかダメ呼ばわりで幕を閉じました。
帰りの車中。 じょりぃの家まであと少し、というところで突然
「お昼寝したい」とナナ。 「え? どういう意味かな?」 「ごろんと横になってお昼寝したい」 「そう言われてもなあ。もうすぐウチだし。 ワタシのベッドでよろしければ(笑)」 「それだけは絶対イヤ」
イヤ、の前にごていねいに「絶対」までつけてくださっております。 取って食いやぁしませんよ? って、もちろんナナはそんなことは微塵も心配しておりませんが。
「自分の匂いがして安心するんだがなあ」 「それはじょりぃだけでしょ。じょりぃのベッドでじょりぃの匂いなんだから」 「うん」 「じょりぃの不潔そうなベッドに入るくらいなら、寝なくていいです」
なんだとーーーー!と怒りたいところですが、返す言葉もございません。
3時半にじょりぃ宅に戻れれば末子ちゃんのお迎えに間に合う、ということだったのですが、じょりぃ宅手前まで来て、まだ3時。
「あと30分あるからさ」とワタシ。 「うん」 「ワタシ、適当にフラフラ運転してるからさ、車の中で良ければ30分寝れば?」
今日はフキゲンにしているはずだったのに。 絶対ワタシの方が寝不足してるのに。 仏のようにやさしいじょりぃであります。呆れました。
(結局ナナは寝ないで30分楽しくおしゃべりして過ごしました)(めでたしめでたし)(でいいのかな)
ノドが痛くて、声がうまく出なかったある日のナナとの電話で。
「声、変だね。 痛いの?」とナナ。
「うん。ちょっと」
「痛いのか。 じゃあつらいね」
「だいじょうぶ」
「あたしも前に、ものすごーーーーーーーくノドの痛い風邪をひいちゃってさ」
「うん」
「唾も飲み込めないほどでさ」
「うん」
「熱も伴っていた風邪だったので、お医者に行ったのね」
「うん」
「で、坐薬をもらって入れたら、熱もノドもピタリと治ったよ」
「ふうん」
・・・と、フツウに返事をしたじょりぃでございましたが。
ナナ、坐薬入れたのか、と思ったら
ミョーに
コウフン
してしまった のでし たんぼのた。
坐薬で萌えられるようになるとは思いませんでした。 人間、日々是精進也。(なにが精進だよ)
| 2004年12月01日(水) |
そーゆー不器用なところが●しいんだ土佐犬 |
11月。 あんなに忙しかったのに。 ハワイ休暇を覆す勢いで仕事してたのに。 今月はやった!という自信があったのに。
売上を集計してみればさっくりと赤字。
さすがに落ち込みまして。
なっちゃんも「来月に結果が出るんだよきっと」などと励ましてくれたんですが。 「うん」とにっこりしたものの、ワタシがどんなに愛らしく微笑んだところで、赤は黒に変わりゃあしませんし。
しょんぼり。
こんなときは、日頃冷たい人にやさしくしてもらわなければ。
しかしリスキーだよな。 日頃冷たいんだから、今日だって冷たいはず。 が、声が聞きたい。 できれば笑い声を聞かせてほしい。 子供の話でもパパの話でもいいから。
という甘ったれた考えで、ナナに電話。
落ち込んでるんだ、 とは伝えずに、「なんとなく電話しちゃった」ということで。 相変わらず子供の話や「そろそろ仕事のこと考えようかなと思って」とかのナナサイドの話と、お化粧のこととかお洋服の話みたいな乙女な話題とバイク話題などが2時間ほど続いたあと。
「仕事は? 順調?」とナナ。 「んー・・・・・(笑)」 「なに?」 「今月、すごく忙しくて頑張ったんだけどさ」 「うん」 「赤字だったんだ。 えへへ」 「そう」 「・・・・・・・」 「・・・・もしかして、落ち込んでるの?」 「! なぜわかる」 「(笑)」
わ、わかりやすかったかな。恥ずかしいな。カッコ悪いな。
「大丈夫だよ。今までだって、そんなこと言っちゃあ、なんとかなってきたじゃん」と、明るくナナ。 「うん」 「落ち込むなよー」 「うん」 「なんで忙しかったのに売上いかなかったの?」 「今日、なっちゃんにも指摘されたんだけどさ」 「うん」 「ワタシの出す見積に問題があるんだと思う」 「・・・・安すぎるってこと?」 「うん。 月末になってあらためて集計して、検証してみたら、安すぎた」 「なんで安くなっちゃうの?」 「ワタシが弱いからだと思う」 「じゃ、なっちゃんに見積出してもらえば?」 「うん。そんな話をしていたんだ」
ちょっと仕事に関する話をしまして。
「元気だしなよ。来月はきっといいよ」とナナ。 「元気出させて」<甘ったれてます 「じょりぃがどうすれば元気になるかわからないからなー、あたしには」 「こう、浮かれるような、やさしい言葉をかけてください」 「(笑)わっかんないなー。 なんて言って欲しい?」
そりゃ。 言って欲しいことはいろいろありますけど。 「じゃあ、あたしのハダカ見る?」とか。 「胸さわってみる?」とか。 というのは冗談で、ホントはそんなこと言われてもあわあわしちゃうだけで元気に・・・・なりますね。
まあ、なんにせよ、頼んで言ってもらったところで嬉しくは・・・ありますね。
なんなのよワタシ。
なーんて得意の「ひとり右往左往」を心の中で楽しんでおりましたら
「お医者さんごっこするとか?(笑)」とナナ。
もはやナナの中でも「じょりぃといえばお医者さんごっこ」とインプットされてしまったようですねこりゃ。
「(笑)いいですね。 ええと、またナース服着てくれるんだよね?」 念を押すしつこいじょりぃ。 「着るよ」 きっぱり 「えへへ」 「聴診器持ってきてね」 「うん」
あれこれと医療ドラマの話をちょっとしたあと。
「あ。 もっと元気になるためにさ」とワタシ。 「うん」 「今度、普段着からナース服に着替えるところも見せて」
ずうずうしいですワタシ。
「(笑)やなこったい」 江戸っ子です、ナナ。 「まあいいじゃないか」 「『ナースが更衣室で着替え中』という設定?」 <ナナのほうが『ごっこ』のなんたるかをわかっております。 「うん。そうだね」 なにがそうだね、だ。 「いいよ」
え!
「 いいの?」 「(笑)」
よくないだろー。 <理性派じょりぃ
「でもさ、こーやって自分から話を振っておきながらさ、 いざとなったら恥ずかしくてなんも実行できないのだいつも」とワタシ。 「そうだね(笑)」 「キミは? 恥ずかしくなかったの? このあいだとか」 <ナース服着て貰ったときのことを言ってます。 「恥ずかしいよ(笑) すごく」
は、恥ずかしいの?
なんだか ちょっと コーフン して しまい まし た。 とさ。 土佐犬
「恥ずかしいのか」 「決まってるじゃん。 あんな非常識なこと」
ああ。 そういう意味の恥ずかしさですか。 ちぇ。
そのあともその調子でアホな話をし。 もう3時半まわっちゃったよ、寝ないとね、ということでお開きに。 じょりぃはすっかりゴキゲンです。 ナナ、ありがとう。 ワタシの気分を盛り上げるために、またもやしょーもないコスプレ話につきあってくれて。 キミがちょいと無理をしつつ、ワタシを気遣ってつきあってくれていたのはわかっていたよ。感謝。
じゃあね、と電話を切ろうとしたときに
「・・・・ゴメンね」 と、ぼそっとナナ。 「なにが?」 「なんかさ、 あたし、やさしい言葉がかけられなくて。 わかんないんだそーゆーの」
「愛しい」という言葉が、じょりぃの頭というか胸というか喉元というかに ぽ と浮かんでしまったのはカッコ悪いので誰にも言えませんということで世界に向けて発信してしまいましたとさ。 土佐犬
|