後悔日誌
From ND

きのう あした もくじ
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2014年05月30日(金) 離陸


飛行機が好きだ。
空へ上がるときの緊張感が特に良い。
唸るジェットエンジンの音と、シートにぐっと押しつけられるあの感覚。
それを味わいたくてまた乗ってしまう。

羽田空港は大きくてエプロンから滑走路まで、ずいぶん長いこと走る。
どこにいるかもさっぱり分からなくなるけれど、34L、16Rという案内板がちらっと見えた。
アナウンスの後、ぐっと機体は浮かび上がり、眼下には海が広がった。
非日常な景色に釘付けになった。

船体がピンクのジェットフォイルがスローモーションで南へ向かっているように見えた。
風の塔、海ほたる、そして木更津の赤い地面の工場。
そこまで見えると急旋回。
根岸の火力発電所、IHIの造船所、江ノ島と相模湾を眺めながら一気に西へ向かっていく。

富士山を真下に眺めてから、ようやく窓から目を離す。
ほんとに楽しい乗り物だと、思う。

さて、明日からは久し振りに海の上の仕事に就く。
ブランクが少し心配だけど、凄く楽しみだ。



2014年05月29日(木) 筆跡


断捨離。
なんてできない。

そう思っていたけど、最近スキャナを手に入れて、年々増え続ける年賀状は処分しても良いかなと思うようになってきた。
善は急げ。
とにかく長年溜め込んだ葉書をスキャンしまくって、シュレッダーが何度も熱でダウンするほど処分した。

そんな中、懐かしいやつを見つけた。


「ごめんなさい!」

中学校の頃、友人たちが悪ふざけで「ディズニーランドに行きませんか」ってのを人の名前で送ったらしい。
私は知らなかったから、電話がかかってきても訳が分からず、その時は「俺じゃない」みたいなことを言ってしまったんだと思う。
その直後、塾の机の中で見つけたのが、その手紙だった。

今の自分がその時に戻れるなら適当に口裏合わせてディズニー行っちゃってるだろうな・・・。
タイムマシンがあったら昔の自分に入れ知恵してやりたいわ。


事件はようやく葉書の整理が終わり、PDFになったファイルをのんびり見返しているときに起こった。
昔の年賀状に、なんだかあの手紙と字がそっくりなのを見つけたのだった。
当時は丸文字は流行っていたけど、かなりのくせ字でまず間違いないだろう・・・。

塾での出来事だから自分の学校の子じゃないと思っていたのになんだか衝撃で。
言葉に表すともう、絶句というか脳天にかなりの衝撃を受けた感覚。


もう時効だけどさ。
無知は罪だネ・・・。



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