後悔日誌
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2009年11月29日(日) Ｍ


ズキズキ。
ズキズキ。

実は昨日、悪ふざけしていて激しく転んだ。
カメラはフィルターが割れるし、ズボンも穴が開いたかと思った。
砂利道ゆえ、ほどほどで済んだけど体はあちこち傷だらけになった。

すね一面の引っ掻き傷？
肘は打撲。
おまけに体中が筋肉痛。
無理するんじゃなかった…。


ところが、不思議な感覚で。
なんだか痛いのが気持ち良い気がしてきた。
生きてるなぁー、を実感。

仕事の合間に肘をついたりしてズキン。
おっ、痛っ！（はぁと）


ちょっとＭみたい。

2009年11月28日(土) ２２１８２


小豆島に上陸。
奇岩と紅葉が織り成す観光地、寒霞渓に出掛けた。

何度と来ている島だけど、程よい距離と絶景にいつも魅了されてしまう。
少しずつ、景色を見る余裕ができたようで来るたびに新しい発見がある。

今年は当たり年なのか、黄色に赤色に見事に色づいていて。
今更だけど、秋を楽しんだ。

「葉っぱ舞い散る中に忘れた記憶とー♪」
誰かがケツメイシの桜の替え歌を歌いだして、皆で共感する。
ひらりと落ちる葉っぱがとっても綺麗だった。


今回、一緒に歩いた仲間はとっても元気。
走りながらさらにピークを目指しても、船の出発時間ぎりぎりまで走っても。
どんどんついてくる。
「今日は山サイコーだった！」
連発してくれる後輩たちが、なんだか可愛く見えた。


歩数は２２１８２歩。
やっぱり程よくて満足。

日頃のイライラを、その時間だけでも忘れることができたから。
良かった。

2009年11月21日(土) １８９３６


最近、万歩計を買った。
ジョギングもカウントしてくれるスポーツモデルでカッコいいんだけど。
とても運動できる暇もなく、なんだか機能の無駄使い。

昨日の歩数：４６６９
２日前　　　：６４４２
３日前　　　：６２１３
４日前　　　：６２５１
５日前　　　：６７３２

これ程まで歩かんのか！
渇を入れられそうな数字に泣きそうになる。


今日は仕事で宮崎港から宮崎神宮まで歩いていくことになった。
街を歩く喜び。
いつかのように、写真を撮りながらはしゃいだ。


船の仕事ってのは、日常から拒絶されてるところが意外に便利。
でも時々、こうして思いっきり駆け回ってみたくなるんだよね。

点滅の横断歩道に駆け込んだり。
ススキを振りながら歩いたり。
ひっつき虫（オナモミの種？）を投げっこしてみたり。
道端の７０円のドーナッツを買い食いしたり。
お土産に１００円でみかんをどっさり、買ってみたり。
大きな鳥居を見上げて、まぶしさに目をつぶったり。
川の土手道で鳥が泳ぐのを眺めたり。

片道４ｋｍちょっとのコースを往復したら程よく疲れて。
夜の街にも繰り出さず、ぐっすり寝てしまった。

せっかくの宮崎の地。
遊びに行ってはみたかったけどネ。


１８９３６歩。
ちょっとしたお散歩で、こんなに満足しちゃうなんて。
幸せに敏感だな、なんて思った。

2009年11月20日(金) 近況


昨日は久し振りに外で飲んだ。
見たこともない焼酎をたくさん眺めていたらやっぱり止まらなくて。
結局、はしご酒。
２軒目、３軒目、そして餃子屋さんにコンビニ。
何時に寝たんだろう…。


心拍の音をこめかみで感じながら、何事もないような素振りで仕事にかかった。
インフルエンザ対策で着けているマスクにちょっと感謝。
火照った体を引きずりながら、弱くなったなと思った。


ここのところ、仕事は忙しくなる一方。
至るところで呼び出され、あちこち調整して回る。
ありがたいアドバイスもあれば、苦情もある。
とても難しい仕事をしていると思う。

今まで、気にしたことのない肩こりとか目の疲れとか。
なんだか気になって仕方がない。


ずっと閉じこもりな生活。
通勤はないはずなのに、自分の時間なんてほとんどなくて。
自室に帰ったときは寝るだけ。


上司も部下も、なんだか心配して気遣ってくれるのが分かる。
でも、「お前の代わりはいないんだぞ。」
嬉しいような、厳しい言葉が全てを物語っている。


やるしかないんだヨ…。

2009年11月09日(月) 衝撃２


色んな世界があるもんだ･･･。
昨日のコスプレと打って変わって虫マニアの世界。

知る人ぞ知る、立川駅の第一デパートの中にその店があった。


カブトムシ幼虫あります！
元気良さそうに書かれたポップを横目に中へ入ってみると。
所狭しと並べられた虫かごに色んなのが入っていて面白い。

外国製のカブトムシ、クワガタ。
こんなに種類があるのかと驚いた。

と、ここまでは良かったんだけどある一角。

なんとかコックローチ（外国製の大きなゴキちゃん）とか、
タランチュラ（ほんとにでっかい毒蜘蛛）のコーナーがあった。


基本的に虫嫌いだけど、チビにの前ではへっちゃらを振舞う自分。
それなのにコレばっかりは寒気がして恐ろしくなった。

趣味ってのは究極で。
人のしてないことをしたくなるものだけど。
あるもんですネ…。

あんまり踏み入れちゃ、いけない。
そう思って、そっと店を後にした。

2009年11月08日(日) 衝撃


ずっと残務に追われていた。
予定変更に伴って、計画の練り直し。
一日中、机に向かっても一向に進まない気がして滅入ってしまう。
リフレッシュしたくて外へ出た。


晴海埠頭に行くと、新しい南極観測船が泊まっていた。
新型「しらせ」、ヘリコプターも積んでいる大きな船。
サイドに詰まれたコンテナが、なんだか格好良い。
これだって、凄い予算を使っていると思うけど立派な国の事業。
宇宙とか南極とか海底資源とか、届かない世界を開拓する仕事は少し憧れる。


ところで、客船ターミナル。
前々からうっすら気付いてはいたんだけど、大勢のコスプレさんがいらっしゃる。
日曜日に開催されている集まりだそうで驚いた。（というか退いた…。）
キャラが分からず何が何だか状態だけど、ほんとに本格的。
衣装にウィッグにアクセサリーまで、自作やら色々。

とっても迷ったけど。
「初音ミク」さんになりきっている人に声をかけて写真を撮らせてもらった。
飲み屋で隣に座ってた人と意気投合するのと違ってとっても緊張。
でもちょっと楽しかった。


それにしても、南極観測船をバックにこの集団は凄い絵で。
とにかく衝撃的だった。


陸って面白いネ。

2009年11月04日(水) 解散


次々に発症する仲間たち。
夜を重ねる毎に患者が増えていき、その対応に追われていた。

狭い船内。
閉鎖された空間に、乾いた空気。
ウイルスにとっては絶好の環境なんだろう。
できる限り、発症者は隔離して。
それから暖房に加湿も加えるけど歯が立たない。

決断。
緊急入港。


もう連鎖反応は止められない。
始まりはたったの１人だったのに、２日目で４人発症。
それが３日目で１４人、４日目では２３人に膨らんだ。
ここまでくると、予防しようがなく解散以外に道がない。
健康な者は自宅で待機となった。


すっかり予定も狂ってしまい、今後の予定を立て直しながら。
ちょこっと乾いた咳をしてみたりした。

この３日間くらい、一生懸命看病したりベッドを作ったり。
ずいぶんウイルスと接したから、貰っていてもおかしくないと思う。

妊婦と幼児が待ってる家に、やっぱり帰れないよナァ…。


溜まっていた仕事に少し向き合おうと思いながら。
椅子の上で眠りに落ちた。

2009年11月02日(月) 判定


ボートが出せたら病院へ行こう。
そんな願いを即、却下した木枯らし１号。

テレビニュースでは、どこかの大学のヨット部が遭難とか。
北陸のほうで最大風速３５ｍなんて話が流れていた。

東京湾でも１日中風が吹き付けて。
特に夜は常に風速２０ｍオーバーの荒れた天気になった。
湾内のくせに立派なうねりが入ってくる。

いつ走錨（船が流される）してもおかしくないので、まずはエンジンを暖機。
それから気温がぐんぐん下がってきたので、いよいよ暖房を開始した。


最初の発症者はやっぱりインフルエンザ。
簡易キットで調べると、Ａ型のところにちゃんと線が現れていた。
（妊娠検査みたいな、あんな感じ）

新型かどうかはさっぱり分からないけれど、
ウイルスの存在が見えてしまうと怖くなってしまう。

マスク装備と手洗い、うがい。
これしか防御策がないってのが寂しい。


連鎖反応のように調子を崩し始めた仲間たち。
二次感染を防ぐため、あちこち隔離したけど船内は狭すぎて。
もう、限界だなと思った。

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