後悔日誌
From ND

きのう あした もくじ
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2009年01月30日(金) 3K


嘉手納基地を見ていた。
ひっきりなしに飛んでいく大型機、ジェット機。
お構いなしの爆音に興奮した。

思えばこの旅行は飛行機ばかり眺めていた気がする。
ぐずって子供は車の中。
嫁は爆音が嫌いと、やっぱり車の中。
そろそろ怒られるかな…と車に戻った瞬間に空にF22戦闘機が!
ちょっとショックでした。


沖縄も今日まで。
これまで走り回った車の距離は600キロを越えた。
仕事できている時と違って、色々なところを見れた気がする。
その中でも納得したのが沖縄の産業。
3Kと呼ばれる観光・基地・公共事業について。

基地の影響で感じる米国の近さも、その大きさも。
あちこちで行われている道路工事も。
全て当たり前に時が過ぎていた。

これからも基地は共存していくだろうし。
基地があるからこそ、国は公共事業にお金を出すのだろうし。
その公共事業で、観光地がまた増えたりして。

考えると難しいけど。
青い海は青い海のままでいてほしいな、と思う。


ジャンボジェットに乗った。
島が雲の下に消えていった。



2009年01月29日(木) 事故


親父の言葉。
「出発15分と到着15分には気をつけろ。」
ずっと昔に教えてもらった事だけど、時々思い出す。

出発の時、車のドアに子供の手を巻き込んで予定変更の病院。
落ち込む嫁に泣き叫ぶ子供。
事故は車同士だけじゃない。

骨に異常なしでホッとしたけど一瞬の出来事だった。


午後はのんびり砂浜で過ごした。
夏の陽射しに肌を焼かれながら、透明な海に入る。

チビがとびっきりの笑顔を見せた。



2009年01月28日(水) 言葉


水族館にて。


チンアナゴを見た女の子たちの楽しそうなこと。
「うわ〜見て見て!絡んでる!」
「めっちゃラブラブやなぁ〜。」
そのハイテンションが楽しくてつい釣られ笑ってしまった。

関西弁っていいよなぁ〜なんて思いながら大きい水槽に見とれてたら
「やべぇ、かっけぇー。豹柄じゃん!!」
今度は夜のお仕事みたいな女の子たちがエイを見て言い放った。


ひっきりなしに過ぎていく観光客。
魚を見て思うことも人それぞれだと思うけど。

嘘偽りのない言葉たちが飛び交うトコロ。
それがなんだか居心地が良かった。



2009年01月27日(火) 風切音


白い砂浜の上で着陸態勢の戦闘機を眺めた。
機体が通過したあと、何もない空に風を切る音がした。
初めての感覚に戸惑う。

忙しい空港だと思う。
離島をつなぐ便に軍用機。
見ていて飽きないけど何しにここまで来たんだろう。


そう、今年もまた南の島にいる。



2009年01月24日(土) 講習


長い休暇、せっかくだから自分力を上げようと申し込んだ講習会。
母校のセミナー室で、最新技術のレクチャーを受けた。

主に製造現場の最前線にいる人たち。
”知ってて当たり前”というように進んでいく話に冷や汗をかいた。

自分がエンジニアなのは間違いない。
でも、知識と技術の両方は備えていないと思った。


もっと勉強しなくちゃ。



2009年01月20日(火) 肝


レバニラ炒めを食べながら考えた。

レバーっていえば鉄分豊富な健康食材。
でも、肝っていえばコレステロールの原因だよね。


どうなん!?



2009年01月19日(月) 道具


電気屋さんの必須アイテムのひとつ。
「テスター」
工業高校の電気の時間に自作したのがデビューでかれこれ何年だろう。
今では日常生活でさえも、ないと不安な気がする。

おもちゃの乾電池の残量を見るとか、壊れた懐中電灯を点検とか。
ちょっとした接触不良を見つけるのに大活躍。
電気は見えないからね。


そういえば、高校生の頃。
「42Vは”死にボルト”と言ってそれ以上の電圧は危険だ。」
なんて言う教官がいたナァ…。
その割には「100Vくらい通電してるかどうかは触ってみれば分かるヨ。」
なんて言う教官がいたりして。
ドキドキしながら回路に手を伸ばした覚えがある。

いつの間にか、船で働くようになって。
扱う電圧も440Vとか、高圧になってきた。
一回だけ、うっかり触ったことがあるけど”ギュン”って感じで痺れた。
すぐ離したので何事もなく済んだけど、同期の子はまともにもらった。
気絶、失禁。
その後いろいろあって、その彼は会社を去った。


電気は見えない。
だから怖いんだよね。

知っているからこそ、道具の大切さも分かるもの。
安物だけど、命預けてるんだヨ!



2009年01月18日(日) 完走賞


地元の草レース。
ランニング大会で「10kmの部」に参加した。

この大会。
メインは中学生とか高校生のようで学生の多いこと。
寒い中ノースリーブにゼッケンで走る女の子は清楚でとっても可愛くて。
良い目の保養になりました。(おいおい…笑)


さて、リラックスしたままスタートの時刻がやってきた。
順序を競って走るのは初めてだったけど、緊張しない雰囲気が良い。

一応、新入りらしく男子の最後尾からスタート。
一緒にスタートした女子に抜かれないように頑張りながら走った。
サバンナを行くヌーの大群のような気持ちかな。
走るのをやめたら肉食動物に食われてしまうような、そんな気分。


お気に入りのオレンジのランニングシューズ。
黄色い3本線のジャージ。
手袋は軍手だったけど、ポジティブになるお守りも身に付けた。
体調は良い。


忙しい順序争いも3kmまで。
それからは淘汰されて順番のまま差が開いていった。

5kmに給水所。
嬉しくて取ってみたけど咽て(むせて)しまい飲むどころじゃない。
余計苦しくなっただけ。
あれは罠だ!(笑)

前に人がいれば意外に頑張れるもの。
これはレースで知ったことかも。
ゼッケンを付けている自分は、いつもと違ってランナーだと思う。

沿道の声援も励みになった。(というより止まれないプレッシャー!?)
「ガンバレー!!」という子供の声。
拍手のように手をたたいてくれる人。
「6km通過だよー」なんて案内してくれる人。
見知らぬ人の声がこんなに暖かいんだって驚いた。
とにかく嬉しかった。


8kmを越えた頃が一番きつかった。
この頃になると単独での走りになってペースが分からない。
無理すれば腹が痛くなるし、やめたら追いつかれそうだし。
とにかく上り坂がきつくて、無心でとにかく足を前に出した。
心臓はかなり無理していたと思う。
手がしびれて、足は重たかった。

そして完走。
約50分でした。

参加賞にスポーツドリンクとクッキーをもらい、腰を降ろした。
3ヶ月の休暇中にやりたかったこと。
ひとつ終わったな。

澄み通る青空の下、キンキンに冷え込んだグランドで大汗をかきながら。
「今度はハーフマラソンにしようかな。」
そう言ってみた。

家族は呆れたように笑っていた。



2009年01月17日(土) 闇


「闇は光のために。」
「悲しみは次に来る喜びのために。」


ラジオのフレーズが頭から離れない。
言葉の力って、凄い。



2009年01月16日(金) 満足


カーナビ取り付け2日目。
車体の取説をよく読んだおかげで比較的スムーズな作業だった。

車速やバック信号はスピードメーターを取外して結線した。
それで分かったことだけど、スピードメーターなんてすぐ外せるもの。
その気になれば中古車の走行距離なんてすぐに騙せるなって思った。


自分で作業する理由は”知りたい”という気持ち。
人に出来る仕事なんだから、自分にだって出来るさという甘い考えだ。
それでも、色々失敗をしながら組み立てていくことで色々発見がある。
そしてそれがとても楽しいのだ。


パーキングブレーキの線は床下を這わした。
マットの下はソファの中のようにクッション性のあるパッドになっていて。
そこを貫通させるのに少しだけ勇気が必要だった。

でも、いいんだもん。
自分の車なんだからさ。


おかげでかなり良い出来になったと自分では思っている。
満足、満足♪



2009年01月15日(木) 10km


とにかく走ってみなくちゃ。
約1時間かけて10kmを走りきった。
”やめようかな”という気持ちとの戦い。
なんとか自分に勝ったと思う。

10kmは10000m。
歩幅が50cmなら2万歩は踏まなきゃいけない。
走った後はたった1時間なのに、1日山歩きをしたような疲労感だった。

自分的にはこれで満足。
自信がついたと思う。



2009年01月14日(水) 内装


古いカーナビとCDチェンジャーを取り外し。
バックカメラと新しいカーナビを取り付ける。
業者じゃ工賃3万円ということで自分でセットすることにした。


ところが思っていた以上に苦戦した。
まず、車の内装ってのは電線なんて見せずにきれいに収めている。
そこへ新しい配線を引くのがまず大変。

あちこちのネジを緩めて、盗難車のようになった愛車。
ネジを触ると手が汚れるし、その手じゃ内装は触れないし。
何より手が入らないほど狭いので、あっというまに手が傷だらけ。
半日かかってようやくバックカメラの線が収まった。

私は車屋さんじゃないけど、メカニックって神経使うと思う。
船の機械屋さんで良かった。


改造はまだまだ続く。
フイルムアンテナを張ったり。
車速やバックの信号も取らなくてはいけない。

日は暮れて続きは明日へ。
工賃が欲しいヨ。



2009年01月13日(火) 助手


愛車の整備。
年末に交換した補機駆動ベルトのうち、エアコン用が少し緩かったみたい。

これが結構曲者で、エンジンの下に潜らないと出来ない。
よく車屋さんでみかけるように仰向けに寝転がって作業した。


エンジンのアンダーガードを外して、前輪のピラーの下からベルトを調整。
確かにかなり甘くなっていた。

うちの子はお手伝い。
取り外したボルトを並べたり、工具を取ってくれたり。
実は2回目だから結構上手にサポートしてくれた。


遠くから焼いも屋さんのマイクが聞こえた。
しきりに「何の音?」を繰り返すお手伝いさんにご褒美したかったけど。
作業が終わる頃にはもういなくなっていた。


愛車は絶好調。
今度は焼きいもを買う旅に出ようと思う



2009年01月12日(月) 賞金


NASAが調査のために流した”アヒル隊長”を探しているんだとか。
久し振りに笑えるニュースに嬉しくなってしまった。

氷河から溶けた水の流れを知るために、500匹のアヒルを放流。
「見つけた方はメールして下さい。お礼あげます。」
と書かれているそうな。
ちなみに1匹につき100ドル。

NASAといえば宇宙のイメージ。
当然最先端の技術を湯水のように使うと思ってただけに驚いた。


我が家にもアヒル隊長がいる。
お風呂で定番おもちゃだけど、色んなバージョンで。
うちの黄色い子は水鉄砲タイプだし、薄緑色のは歌いだす温泉タイプ。
愛嬌があって、とっても可愛い。

友達の家にいたのは電気が灯るタイプ。
赤と青と黄色だったかな。
「ズイピトザブ」って名前で、やっぱり可愛がっていた。
暗闇に浮かぶ3匹の隊長は幻想的な感じがした。


話は変わって家の近所の電柱の張り紙のこと。
迷い猫を探して欲しいという内容だけど、こちらは懸賞30万円。
どうしても出てきて欲しい、という飼い主の思いだと思うけど。
野良猫すらあまり見かけないもの。
見つかるのかナァ…。


懸賞金とか賞金とか。
少しワクワクする言葉。

でも、人はお金でしか動いてくれないようで寂しくも思う。
希薄な近所付き合いや人間関係。
それを象徴しているんじゃないのかナァ…。



2009年01月11日(日) 単調


家の生活。
単調といえば、単調になってきた。

朝起きて、朝ごはん。
子供と遊んで、昼ごはん。
昼寝のあと、また遊んで夕ご飯。
お風呂に入って子供の歯磨きして、一緒に寝たら1日が終わる。

24時間がとっても早い。


なんとか時間を作ってまた5km走った。
足回りが痛くなってくるのは変わらない。
時間を測ってみると30分くらいだった。


いまさら何を頑張ってるんだろう。
そう思う。
けど、限界が近すぎて悔しい。



2009年01月10日(土) 新幹線


今日も子供と遊んでいる。
乗り物好きなトコって似てるよな。
なんて浸ってみたりして。


実は私も、中学生までは自称「鉄っちゃん」だった。
小学校高学年ではすでに東京から北陸、関西の汽車旅をしたし。
中学校では鉄道を撮るために一眼レフ(中古)を買ったり。
時刻表の読み方や旅に慣れているのはその名残りだと思う。

ところが、毎日の遊びで実は参っていることがある。
新幹線の名前が分からないのだ。


この前引退した0系。
二階建てが連結された100系。
自分の中ではこれこそ新幹線という感じなのに今は違う。
あちこちの整備新幹線が混じって訳が分からない。

東海道新幹線だけでも300系、500系に700系が追加されて。
東北・上越、その他在来線に至っては形式がややこしい。
「E1系マックスとき」に「E2系あさま」のようなネーミング。
E3もE4もあってロボットの名前みたいだ。


「これなーに?」
「ん?”あさま”じゃないの?」
「これはE3系こまちですー。連結、ガッチャーン。」


こんな会話が永遠と♪
ホント困ってます…。



2009年01月09日(金) 玩具


男の子ってのは乱暴だ。
おもちゃを買ってもらっても、すぐに壊してしまう。

鉄ボディで強固に止まっているネジをひっぱがして。
今日も飛行機がバラバラになっていた。
ゴム製のタイヤも、むしりとって何処かへ行ってしまった。


そんな中、トミカだけは優秀で常に生き残るのである。
さすがにロングセラーな製品だと思う。

子供の手に程よい大きさ。
壊れないダイキャストのボディに、ぶつけても剥げにくい塗装。
取れない車輪。
何より値段が良い。


買い物ついでに救急車を1台新調した。
見た目はいまいちと思っていたけど、そうでもない。
トレーラ式のタンクローリーもあって、かなり欲しかった。


ミニカーも大人買い…。
しそうな自分が怖い。



2009年01月08日(木) 検診


3歳になったコドモを連れて検診を受けに。
ところが嫁は半泣きで帰ってきた。

筋金入りのお医者さん嫌いな我が子。
何を聞かれても「パオ」って答えたんだとか…。


!!!
もしかして…。


実は検診の前のこと。
嫁が町内会に出掛けている間にある歌をかけてしまったんだけど。
矢島美容室「ニホンノミカタ」
サビが「PAOっ、PAOっ」を連発するやつ。

悪いものを見せちゃったな、と少し反省した。
(言い訳すると、とっても楽しく踊ってくれるから楽しかったんだもん♪)


なんでも覚えてしまうこの時期。
お気に入りの絵本は字が読めなくとも朗読始めるし。
ちょっとしたCMのフレーズを突然言ってみたりする。

3歳はやっぱり凄いな。
そう思った。



2009年01月07日(水) 石積


片付けても、片付けても元に戻ってしまう。
賽の河原で石を積み上げている子供のような気分だ。
少し綺麗になったと思うと、鬼がまた壊していくんだ…。


仕事場にはそれがない。
「整理整頓」は基本中の基本で、とにかく元の場所に戻すが身についている。
スパナを使えば元の工具掛けへ。
ナットを一つでも出せば台帳に記入と抜かりない。
プロの男たち。
綺麗な仕事をしていると思う。


夜、口論になった。
「昔はそんなコト言わなかったでしょ!」
「細かいトコまでウルサイんだヨ!!」


些細な変化も、積み重なれば大きい。
その大きさに自分でも驚いている。



2009年01月06日(火) 整頓


年末に中断していた大掃除を再開。
ところが全く終わる気配なし。

ちょこっと袋を開けるとずっと昔のレシートがずらり。
こっちには賞味期限を過ぎた食材がポロリ。
ため息しか出ない。


忙しいのは分かるんだけどさ…。



2009年01月04日(日) 5km


正月太りの恐怖もあるし、とにかく体を動かさなきゃ。
急かされたようにランニングに出掛けた。

自分の心拍と、スピード。
そんな事を考えながら一歩づつ前へ。


鎌倉街道の切り通し、国分寺跡地を抜けてお鷹の道へ。
せせらぎの道もあれば、堆肥の臭いの道もあるし。
この田舎さをなんとなく残すところが、東京らしくない良いトコなのかな。
故郷ということもあるけど、国分寺市には贔屓してます。


気持ち的には8km位走ったつもり。
また足が痛くなってきたので気持ちよくクールダウンして家に帰った。

お雑煮を食べながらグーグルマップで距離を測ると…。
なんと、ちょうど5km♪


10kmなんて、どうしたらいいんだろう。
悩んでます。



2009年01月02日(金) 渋滞


赤い糸。

まだ2日だというのに始まった帰省ラッシュ。
ラジオからは無情にも渋滞情報が流れている。
どこどこを先頭に20kmとか、30kmとか。
車間距離を含めて1台が10mとしても2000台とか3000台の車が固まっているんだ。
3車線なら当然その3倍な訳で…。
考えるだけで滅入ってしまう。


たった千葉から東京への移動でさえも、自分の行く先に連なるテールランプ。
どこまでも続く光の列を自分も作りながら、待ち続けるしかない。
気長さの背比べってとこカナ…。

へとへとになって着いた実家には懐かしい顔ぶれが集結、
なんだか毎年恒例になりつつあるのが嬉しい。


いつだって「今しかない」なんだ。
今年はポジティブに行こう。



2009年01月01日(木) 初夢


夢を見た。
思い出を消そうと必死にもがく夢。

思いもよらぬ行動に驚いた。
怖い初夢だった。



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