- 2007年10月21日(日) 教会
長崎県。 外交をしていたおかげで早くから広まったキリストの教え。
そして上五島は、キリシタンが迫害されながら辿り着いた祈りの地。 島のあちこちに教会が建っている。 休みを利用して自転車で島巡り。 せっかくなので、あちこちの教会にお邪魔することにした。
石造りの頭ヶ島教会。ステンドグラスの綺麗な青砂ヶ浦教会。 赤レンガの大曽教会。海を見下ろす丸尾教会。 どことなく似ているけれど、それぞれがその地域に溶け込んでいた。
教会も、そこで暮らす人達も、親切で人懐っこい雰囲気がある。 普段は神社を崇拝している自分も何か神妙な気分になって。 なんだか素直に熱心に見学できた。
痛んだ外壁やガラスに不変の日々が表れている。 ずっと昔からこうして信仰が続いているんだろう。
日は暮れて。 一日のお祈りを終えた人達が家へと帰る。 教会の中の明かりで浮かび上がっていたステンドグラスが真っ暗になって。 少しづつ、島の空も紺色に変わっていった。
おやすみなさい。 なんだか心が暖かいです。
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