後悔日誌
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きのう あした もくじ
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2007年09月20日(木) 水風呂


造船所の仕事。
船乗りから見て、忙しさに気が遠くなるようなそんな仕事。

その道のプロ集団だから当たり前だけど、でかい重機で大型部品をひょいひょい揚げていく。

黙々と作業をこなすおっちゃんに話を聞くと、元気な65歳。
そんな定年越えた親父たちがゴロゴロ働いている。

こっちの世界も、若い奴じゃ持たないだろうな…。



一日は足早に過ぎる。
ボイラの死んだ船内に暖かいものはなくて、シャワーは水のまま。
船から5分のとこにある、乗組員用の造船所の風呂まで行くのが面倒だから毎日水浴びだ。

歯を食いしばりながら、汗というより油を流しさって。
きれいな顔で、眠れるように。

たまには部屋を掃除しなくちゃな…。
散らかった自室で途方にくれた。



2007年09月14日(金) 診断


軽い肺炎。
そして熱性痙攣。

結論から行くと大病じゃなくて良かった。
退院も視野に入ったらしい。


子供ひとり育てるのにこれだけの気苦労がある。
いつもながら思うけど、自分も大変だったろうナァ…。

武勇伝のように聞かされた病気のこと、悪戯のこと。
子供を通じて、親のことを想った。


今夜はよく寝れそうな気がする。



2007年09月13日(木) 病名


色々な言葉が出てくる。
肺炎、川崎病、熱性痙攣。

しっかり血液検査してもらうまで、分からないことが多い。


病院に駆けつけると点滴のチューブをつけたままチビが暴れまわっていた。
なんだ元気じゃん、なんていう安心感もあるけど、病名の分からない怖さ。

なんだか気掛かりな日になった。



2007年09月12日(水) 入院


気が付いたらひきつけを起こして、硬直していた息子。
午前と午後に一回づつ救急車に乗って、そのまま入院になった。

混乱した涙声の嫁。
こんな時に限って当直で抜けられない。

夜、ソファで眠りに落ちた。
三時間おきに鳴った警報のおかげで心身ともに疲れた。



2007年09月02日(日) 御在所岳


13人。
大きなパーティでの山登りを楽しんだ。

場所は四日市港から電車ですぐの御在所岳。
函館での駒ヶ岳登山失敗の後なので、みんなやる気満々だった。


去年はひとりで登ったんだよなぁ…。
石から掘り出したような道や巨石がゴロゴロしていて、それなりに楽しかった記憶がある。


空を見上げると、今にも降り出しそうな暗い雲。
途中からガスってしまって眺望は全くなかったのが残念だけど。
息を切らせながら若い子と散々おしゃべりをしたり。
体力的に負けられないから平気な顔をして力を見せつけてみたり。
飴を交換こしたり…ね。


困ったのはペースかな。
ひとりなら、すぐ足を止めて写真を撮るんだけど。
撮ってると置いていかれて最後尾になっちゃう。
前に出るには頑張らなくちゃいけないし。
ちょっと悩んだ。


山頂は霧雨。
屋根の下でおにぎりを食べながら着替えの時間。
思ったより寒くて雨具もフル活用。
眺望良かったら、もっと笑顔が増えただろうにナァ。
少し残念。


下り道は駆けるようにして下山。
湯ノ山温泉の露天風呂を占領して帰った。

同じ時間の共有、深まる絆。
山に登ったことよりも、それがなんだか大切な気がした。



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