- 2006年08月01日(火) 図書館
なんだか勉強しなくてはいけなくなって図書館に行った。 8月らしくない肌寒い天気ゆえか、冷房のない館内。 時折、風が入ってきて蒸し暑さが紛れた。
”夏休み開放中”と書かれた会議室で参考書をちらり。 午後になってからは少しづつ人が入ってきて、いかにも図書館な雰囲気になった。 なんだか予備校時代のようで、なんかほろ苦い。
勉強ってのはいつからか大嫌いだった自分。 親に無理強いされたから、ってのは言い訳に過ぎないけど。 それでも思春期の頃はもっともっと色々なことに興味の対象があったのだ。
時が経って、何故か大学受験を考えた。 高校で大学の推薦を安易に受けたら当然のごとく不合格だったのがきっかけなんだけど。 もれなく一年間の充電生活に入ったのだった。 毎日、わからない単語と式とにらめっこしながら自習室にこもった。 ボールペンが何本空になったとか、変な勝負した記憶がある。
今なら”ニート”なんて言葉がまかり通るけど、中途半端な立場が大嫌いだったあの頃。 随分もがいていたっけ。
ふと気がつくと、自習室は満員御礼になっていた。 時間も午後の5時。 そろそろ撤収かなと片付けをしていると嫁が息子を抱えて迎えに来た。 あらら、なんというか。 ほのぼのしちゃうよね。
そうして3人で坂道を歩いた。
|