後悔日誌
From ND

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2004年09月27日(月) 地獄


九州を軽く横断して大分県。
いで湯の里、別府に着いた。

あちこちで煙を上げる湯煙に町全体が沸いている感じだ。
時折、いかにも温泉らしい硫黄の匂いが香ったりする。

名物の地獄巡りを一通り、楽しむ。
青い地獄、赤い地獄、泥の地獄。
成分によってずいぶん表情が違うんだな、って感心した。

宿泊は鉄輪(かんなわ)温泉で。
鄙びた温泉宿ゆえの人情味、とでも言うんだろうか。
のんびりできて良かった。

夜、激しさを増す雨。
嵐の予感。



2004年09月26日(日) 柳川


ひょっこり柳川へ。
にしてつの天神駅で、ポスターを見てすぐ出掛けた。

心配していた台風の影響もなく青空、絶好の川下り日和。
舟に乗り込んだのは初々しいカップル一組に女の子二人組の旅行者と船頭さん。
7人っていうと、けっこう贅沢な感じで良い。

川下りでビール。
これ、いい感じです。

見知らぬ人とも乾杯できちゃうような、そんな雰囲気。
和気藹々と写真を撮ってあげたり撮ってもらったり。
船頭さんの地元贔屓な話もまた楽しい。

ゆっくり時間が流れて、やがて舟着き場へ。
そこはセイロ蒸しの老舗が並ぶ一角。

観光地は商売上手だナァ。


ちなみに水路の周りは”水辺の散歩道”ってことで日本の道100選に選定されている。
ってことで、一粒で二度おいしい街だった。
私にはね。



2004年09月13日(月) 通勤


自宅から造船所への通勤を始めて五日間。
早くも通勤仲間?たちを理解し始めた。

二車線が一車線になる工事中の道。
ここで渋滞が起きるんだけど、そこで白いデリカに道を譲ってもらった。

実は昨日は、その車に道を譲ってあげたんだよね。
お返しみたいで、なんか嬉しい。

ちょっと得した朝。



2004年09月10日(金) 入渠


長い航海が終わると今度は検査工事。
いわば車でいう車検みたいなもので、造船所で色々な検査を受ける。

たくさんの業者が出入りして、あちこちで機械がバラバラにされていく。
悩ましいのは使用限度に来ている部品。
変えるか変えないかの判断が本当に微妙なのだ。
もちろん予備のパーツは予め揃えていないといけないから、万が一ないとなると
「今まで何やってたんだ!」
ってなことになる。

ここの所、予備の部品は最低限の数だけ揃えるという風習で非常に困る。
やりくり上手には、なかなかなれそうにない。

「すみません、なんとか…」

ならないから、困る。



2004年09月01日(水) 遠出


いつの間にか、破けてしまったバイクカバー。
ちらりと覗くピカピカのボディを守ってやりたくて新調することにした。

近所のホームセンターにも、カー用品店にも。
とにかく在庫がなくてあちらこちらに捜し回った。
見つけたのは10件目。
バイク用品店ってとこでようやく出会った。

嬉しくなりながら駐車場でお茶を飲んでると隣で高校生くらいのグループが部品交換に悪戦苦闘していた。

昔見たような光景に苦笑い。
部品をさりげなく変えてみたり、ステッカーを貼ったり。
お金を掛けずとも結構満足できたんだよね。


帰り道、府中の交差点でビルの谷間の夕焼け空を見た。
狭い空が新鮮で、懐かしかった。



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