後悔日誌
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2004年08月10日(火) 星空


思い出の詰まったハワイ島を背に船は進む。
標高は高いのにぺったんこ、って所は第一印象と変わらずか。

夕方、空が赤く染まった。
あの山頂の建物群が夕陽を反射して輝いていた。

赤みを帯びた山のうえに、電気みたいに眩しく光る天文台。
”すばる”がどれかは分からなかったけど、きっとあの中のひとつ。
さよならを言ってくれた気がした。

ゆっくり陽は落ちて群青色の空。
久し振りの星空。



2004年08月09日(月) 火口


毎日よく出掛けている。
今日はちょっとキラウェア火山まで。

なんと、未だ溶岩が流れ続けているというこの火山。
歩いて溶岩を見に行ける、というから驚きだ。
溶岩はやがて海に流れ落ち、水蒸気を上げている。


…でも、さすがにそこまでは見れず今回は火口を眺めにいった。
超巨大なクレーターを眺めているとやっぱりここは地球じゃないみたい。
地表は暖かく、所により蒸気が上がっていたり星の息遣いを感じた。

ハワイの人達は、この火山の神様を信仰している。
時に怒ったりもするけど、この島を守る神様。
クレーターの上でお祈りや捧げ物を供えたりする姿を見ていて素敵なことだなと思った。


少し足早だけど充実した時間が多かったハワイ島。
できればゆっくり過ごしてみたいものだ。

MAHALO!!



2004年08月08日(日) すばる


ひょんな事から山に登ることになった。
目的地はマウナケアの”すばる”
標高4200mの山頂には各国の天文台がひしめき合っている。
まさに天体観測のメッカだ。


ごっつい4WDの車で山頂を目指す。
なだらかな道はやがて溶岩流の上に道を変え、ぐんぐん空へ登る。
あっというまに腕時計の高度計は2000mへ。
もう雲の上。

3000mに近い所で休憩を30分とった。
すでに人のいない世界、遠いはずの月が手に取れるくらいはっきり見える。
快晴の空からの陽射しが痛い。

4000m。
赤茶色の大地の上に白いレーダーや望遠鏡のドームがあちこち姿を現す。
その中でも一風変わった青い建物が”すばる”だ。

頭がふらふらするのは酸素濃度が低いせい。
館内に入ると防寒着を渡された。

かっこいいジャンパーを着て隊員気取りになっていたがさすがに寒い。
聞けばレンズを最高の状態に維持するために夜の外気温度と同じに調整しているそうだ。
ハワイといえどもさすがは4000mの高所、冬は雪まで降るらしい。


それにしても世界に誇る日本の望遠鏡。
青いボディが暗闇に輝いていてなんだか頼もしかった。
最先端のテクノロジーがきっと大発見をするに違いない。

天体のロマン。
解明されてない世界って、憧れるナァ…。



2004年08月07日(土) 二ヶ国語


島ではたくさんの出会いがあった。
田舎ゆえの人情味、といった所かな。

英語が出来ないのに、英語を話さなくちゃいけない厳しい境遇。
無理やり話してなんとなく頷いているだけ。
本当は悲しい。

そんな中で”オートバイ”の話は各国共通のよう。
と、いうか日本製の単車が優秀なんで知名度が高く話のネタに最適だったみたい。
すっかりお友達になった現地の方は、ハーレーのマネークリップをお土産にくれたのであった。
交流できましたよ、って証みたいで嬉しかったナァ。
あと、なんとなくだけど英語で話したんだなっていう達成感。

またちょっと、バイリンガルに憧れた。



2004年08月06日(金) ハワイ


ハワイ諸島の中でも、とびきり大きいのがここハワイ島。
大きいからビッグアイランド、なんて呼ばれている。
キラウェア火山のある島、とえば分かりやすいだろうか…。

遠くから見ても緑の多い島、ということが一目で分かる。
なだらかな稜線の山がなんとも目を惹くのだが、実はその山は4000mもあるらしい。

からっと晴れた天気に時折降る通り雨。
まだ外には出られないけど、なんか良い感じ。



2004年08月04日(水) BBBQ


夏といえば海。
海といえば…。

とにかくバーベキューをした。
ビーチでバーベキュー、だからBBBQ。

ネーミングがなんか、可笑しくて笑っちゃった。


日本と違って設備の充実した公園が嬉しい。
大変な後片付けも水場があるだけでずっと楽になる。
それでいて無料なんだから羨ましい環境だ。


輸入禁止のアメリカ産牛肉を激しく食べたあと、海を眺めた。
遠くにパラセイルのレジャーボート、白い雲。
太陽って熱いナァ、なんて言ってみたりする。

…夏だね。



2004年08月01日(日) 音楽祭


ダイヤモンドヘッドを登ろう。

この山は外輪山って感じな山で、実は真ん中に大きなクレーターがある。
トンネルであらかじめクレーターに入りそこから山頂へ向かう、という不思議な山なのだ。

早速登りにいったのだが、入場時間に制限があって呆気なく断念。
夜景の写真を撮るために遅く行ったのに17時までとは…。

諦めの悪い私は、勝手に外側からよじ登ることにした。
しっかり踏み固められているので安心して稜線の上まで。
稜線からはさすがに眺望が良く、なんとも気持ちが良い。
クレーターの中には建物が並んでいて秘密基地みたいに見えた。

でも、期待していたワイキキの夜景は、やはりピークまでいかないと駄目みたい。
さすがに見つかって捕まるのは洒落にならないので諦めることにした。


肩を落として歩いていたが途中の公園で地元のFM局主催の野外ライブを発見。
ハワイの若者が大集結してるのですぐチケットを購入、これが実に熱い。


音楽のお祭り、野外で飲むバドワイザー。
月と星とダイヤモンドヘッド。

これぞ、さよなら勝ち。



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