- 2002年07月29日(月) 丸島醤油
ぶらりと立ち寄った小豆島。 草壁の港から、そう離れていないところに醤油屋さんがある。 見学をお願いしたら快く引き受けてくれた。
小さなメーカーらしく、こじんまりとした事務室で醤油についての研修を受ける。 いつもあれだけ使うものなのに、意外と製法も歴史も知らない。 驚きがたくさんあった。
そもそも醤油ってのは、魚や肉を塩漬けにして保存するときに出てきた汁だったみたい。 世界では、魚醤(ぎょしょう)、肉醤(ししびしお)なんてのが主流だそうだ。 んで、日本では穀醤(こくびしお)ってのが好まれ、根付いたそうな。
穀物の醤油ってだけに材料は大豆、小麦、塩から作られている。 これを等量で混ぜ合わせ、麹を入れ、2年、3年と寝かすと醤油が出来上がるそうだ。
本当に丁寧に対応して頂いて気持ちの良い会社でした。 帰りにはお土産まで頂いて、なんか恐縮で。
さっそく冷奴にかけてみましたが、濃厚な味で美味しかったです。 なんか、歴史も一緒に味わえた気がして、グーでした。
|