日常些細事
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一白水生→良くないでしょう。
二黒土星→良いでしょう。
三碧木星→悪いでしょう。
四緑木星→まあまあでしょう。
五黄土星→すごく良いでしょう。
六白金星→とても良いでしょう。
七赤金星→駄目でしょう。
八白土星→つらいでしょう。
九紫火星→それなりでしょう。
各星の生まれ年は先月分を見てください。
倉敷に帰って20日あまり。 Aショッピングセンターに転勤となって約2週間。 この間、驚きの連続であった。 中でも一番驚いたのは、岡山支社が私の転勤を知らなかったこと。 帰倉してすぐ事務所へ挨拶に入ったら支社長があれっという顔をして、 「あなたが来るなんて聞いてないよ」 と言う。 「ほんとに転勤になったの?」 私は憮然としてうなずいた。 「ええ。もちろん」 そうでなきゃ勝手に前の職場を出られないではないか。私は10月31日関西空港の同僚50人を前に 「短い間でしたが本当にお世話になりました。皆さんのことは一生忘れません」 と心にもない退任の挨拶までしてきたのである。 その後本社に問い合わせてみた結果、 「よくわからないのだが何かの理由で」(ひどい説明である)私の転勤が支社に伝えられていなかったことが判明した。 だいじょうぶかなあ、この会社。
午前10時。出勤してきた事務のM女史に部屋を検分してもらう。 Mさんは少し前に首のヘルニヤを患い、手術をしたばかり。そのため部屋の点検はほったらかしで、もっぱら自分の病気のことに話題がいってしまう。 昨日、半日かけて掃除をしまくった私はがっかりである。 「首から背中まで一直線に切ったんよ。ほらね」 と言って後ろ向きになると、上着を捲り上げて手術の痕を見せてくれた。 首のヘルニアは下手をすると半身不随になってしまう怖い病気なので、手術がうまくいって本当によかった。 ただ手術は成功したものの、もう重いものは持てないという。持ち上げると頭にズキーンと痛みが走るのだそうだ。 「だから社員寮の管理をするのが大変で。床に落ちてるゴミを拾うのもつらいの」 私が初めてここにきたとき、玄関前には雑草がぼうぼうと茂っていた。ゴミも散乱しているし、 「なんだか荒れたところだなあ」 と暗澹たる気持ちになったものだが、こんな理由があったわけである。 Mさんに部屋の鍵を返却する。 「体に気をつけてやってくださいねー」 最後にそう言うと、私より10歳ほど年上のMさんは、少し顔を歪めながらうなずいた。
夜、倉敷に帰る。
今日、11月3日は世間では文化の日であるのだが、明日の朝管理人さんに部屋を引き渡さなければならぬ私にとっては掃除の日なのである。 「ま。あんまり汚してないし。半年しか住んでないし。2時間もあればオッケーね」 と軽い気持ちで始めたところ、 「むっ。部屋の隅のカーペットに髪の毛がこびり付いてる」 「おいおい。壁に直径5ミリほどの黒い点があるじゃないか。しみ抜きしなければ」 「いかーん。さっき洗ったはずの浴槽にまだ湯垢が残ってるじゃないの」 私は典型的なB型血液人間で、普段はずぼらもいいところなのだが、どうも掃除になるともう一方の性質である凝り性が頭を持ち上げてくるらしい。 結局、ドアのネームプレートからベランダの排水溝まで拭きまくり掃きまくり、8畳1Kの部屋を掃除し終えるのに朝の9時から夕方の5時までかかってしまった。 んもう、くたくたです。
倉敷から泉佐野に戻る。 今日は私の誕生日。44回目にもなれば特にうれしいとは思わぬが、 「よくぞここまで・・・」 という感慨はある。 結構無茶なことをしていたし、もともとうちの家系は短命だし、まさか21世紀の世界を見られるとはを思ってもみなかった。 この先どれくらいの寿命があるのかわからないが、残りの人生はオマケみたいなもの。なるべく人様の迷惑にならぬよう生きたいものだ。 詩人のエリさんら数人からバースデーメールを頂く。 ありがたいことである。
レンタカーを借りて、とりあえず必要の無い荷物を倉敷に持って行く。5月に泉佐野へ転居した際、家財道具は随分処分していたので荷物はライトエース1台分に満たない量である。 午前10時に寮を出発。4時間半かけて倉敷に着く。倉敷駅前の不動産屋で部屋の鍵を受け取り、その足で新しい住家へ。ちょっとドキドキである。なにしろ地図と写真だけで決めた物件だから自分のイメージしている『部屋』と実物には当然ギャップがあるはずなのだ。問題はそれがどれくらいの落差であるか、ということである。 さて部屋に到着してみると。 ううむ???
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