日常些細事
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アクシデントがあり、今月は妙に忙しかった。 おかげで年賀状も今日急いで作らねばならない。 しかし手書きというわけではなく、パソコンで印刷するのだから簡単である。 パソコン内の『筆グルメ』というソフトを起動させる。 これは4年前のソフトなのだが、なにも来年用に新しいものを買う必要はないのだ。 「平成12年元旦」の数字をちょちょっと直せば、あっというまに平成16年用の年賀状が完成である。 プリンターに葉書をセットして、印刷開始。 私は心が狭いので交際範囲も狭いのだが、それでも50枚ぐらいは刷らねばならぬ。 出来上がるまでちょっと時間がかかるなあ、と思い、別の用事をするため部屋を離れた。 大晦日だというのに何かとせわしないのだ。 家の周りを掃除し、ご近所さんにぺこぺこし、玄関に注連飾りをつけて戻ってくると、もうプリンターは止まっていて、畳に葉書が散らばっていた。 「お。できたか」 一枚をひろいあげて出来上がりを見る。 今年は早めに郵便局へ行き、ジェットインク用の年賀状を買ってきていたので仕上がりもなかなか綺麗である。 「よしよし」 私は満足してひとり頷いた。 年号もちゃんと「平成16年元旦」に変わっている。 ところが。 「ん。なんだこりゃ」 平成16年元旦、の下に赤色の四角い小さなものが印刷されている。なんだかハンコみたいだが・・・ 「げげげっ」 それは紛れもなく印刷された印判で、四角の中にはくっきりと 『辰』 の文字があった。 らいねんは申年だっ。 4年前のソフトを使ったせいで4年前の干支までそのまま印刷されていたのだった。 なんたることであろうか。 用心しているつもりだったのだがやはり気が急いていたのだろうなあ。 といってもう、作り直す時間も無いし。 「気が付かんでくれ。誰も気が付かんでくれえ」 祈りながら50枚の年賀状を投函した。
2003年12月30日(火) |
2004年を占う その3 |
七赤金星(昭和5 14 23 32 41 50 59年生れ) 2004年は波乱の運勢もようやく穏やかとなり、 上昇運に転換するでしょう。 買物、飲食で楽しめます。 掘り出し物を見つけたり美味しいお店に出会うでしょう。 しかしお楽しみもほどほどに。 過ぎれば「借金地獄」「激太り」となりかねません。 七赤はもともと金銭の出入りが激しく誘惑されやすい星なので、 それに気をつければ天性の華やかさと財運を生かして 成功することができます。 生かさないのはもったいないです。
八白土星(昭和4 13 22 31 40 49 58年生れ)
人生やり直しの暗示あり。 転職、転業、離別等を考えている方は決断の時です。 が、その前に信用できる人に相談しましょう。 高齢の方、持病のある方は体調に充分気をつけてください。 死ぬかもしれません。 健康だと思っている方も油断しないで下さい。
九紫火星(昭和3 12 21 30 39 48 57年生れ)
今年は五黄が九星の中心に位置しますので 九紫にとっては『家』が問題になりそう。 家の建て直しや引越しは 見合わせたほうがよいでしょう。 対外運はなかなか良く、 他者から仕事ぶりを評価され 褒賞を受けるでしょう。 消化器系の病気に注意。
※HP『今月の運勢』を2004年1月分に更新しました。
2003年12月29日(月) |
2004年を占う その2 |
四緑木星(昭和8 17 26 35 44 53 62年生れ)
ここ数年のうちで最も良い運勢です。 今まで関係してきた物事が周囲から信用を得て、 人が多く訊ねてきます。多忙な年となりそうです。 金運、なかなかよろしいが出るものも多い。 交際運、特に異性運よろしい。結婚するチャンスです。
五黄土星(昭和7 16 25 34 43 52 61年生れ)
2004年は五黄が九星の中心に回座します。 したがってどっしりと構えて待つのが良く、 ちょろちょろ動き回ると大損します。 これまで行っていた仕事、交際が一段落し、 それなりの結果に自信が付くでしょう。 さらに次のステップに進みたくなるのが人情ですが、 現在の地位を固めるほうが先決です。 おいしい話を持ち込む人がいますが相手にしてはいけません。 おしりの病気に注意。
六白金星(昭和6 15 24 33 42 51 60年生れ)
2004年は活動的になり外出の多い年になりそう。 上位者との良縁あり。本来一匹狼で正義感の強い六白ですが、 ここは親分のために働きましょう。見返りはあります。 あなたの野望が達成できるのはまだ先です。 過労に注意。
私は自称整体師なのだが頼まれると占いもやる(頼まれなくてもやるときにはやる)。そこで誰にも頼まれていないがもうすぐ新年であるから2004年の総合運を九星に分けて占うことにした。 良い運勢と書かれた人は大いに喜んでほしい。 悪い運勢と書かれた人は逆ギレしないでほしい。 どちらの運勢の人もがんばって生きてほしい。 悩み事あるなら相談に乗ります(金銭関係不可)。
一白水星(昭和2 11 20 29 38 47 56 平成2年生れ)
2004年の運勢は、はっきり言って どん底 です。 災いが次々と襲ってきます。 逃げても追いかけてきます。 仕事もミス連発です。 近年稀に見る不運の年です。 こんなときは人に後ろゆびを指されぬよう、正々堂々と生きるしかありません。 真面目にやっていれば必ず助けてくれる人が現れます。 その人たちが、あなたの不運を薄めてくれるでしょう。
二黒土星(昭和10 19 28 37 46 55 平成1年生れ)
もともと地味な星回りの二黒土星ですが、2004年はますます地味です。 ギャンブルで一攫千金などという身のほど知らずなことをしなければ穏やかに過 ごせるでしょう。 この星の人は家庭運が強いので、女性は良い奥さんになります。 また男女とも料理人、建築家 農家など、食・住に関係した職業に付くと開運し ます。
三碧木星(昭和9 18 27 36 45 54 63年生れ)
2004年はこれまでの行いが結果として現れる年です。 目標を立て、努力してきた人はそれが評価され、世に出るきっかけとなるでしょ う。 人目を偲んで後ろ暗いことをしてきた人は、その秘密が白日の下に晒されること になるでしょう。 今までチンタラやってきた人はリストラされるでしょう。 三碧木星の2004年は人によって大きく明暗の分かれる年になりそうです。 (つづく)
半蔵理髪店(仮名)へ散髪に行く。 椅子に座るなり年輩の店主が 「お客さんの髪は短いほうがいいです。短くしましょう」 と言う。 「いえ。もう冬なので長めに」 私が断ると 「そうですか・・・」 うつむいて、しばらく手にした鋏をチョキチョキさせていた。 とても残念そうだった。
注文していた本がクロネコメール便で届いた。 おお待ちかねたぞ、とボール紙の封筒を開けようとして、なんとなく違和感を感じる。 なんか変だな、と思ってよく見ると、メール便の宛名が 高橋浩二掘 となっているのだ。 どうやら『様』と書き間違えたらしい。『掘』と『様』、似ていなくもないが、それにしてもなあ。 宛名は手書きなのだがかなり字が乱れている。一体出版社の誰がどんな状況でこれを書いたのだろう。 すこし考えてみました。 イ・編集者が上司に怒られたあと腹立ちを押さえきれないままに書いたので字を 間違ってしまった。 ロ・退勤時間寸前に宛名書きを命じられデートに遅れそうになったアルバイト 学生が大慌てで書いたため字を間違えてしまった。 ハ・猫の手も借りたいほど忙しい出版社が宛名書きを猫にさせたので字を間違 えてしまった。 二・その他 出版社に限らないけど、師走は何かと慌しい。 今年もあと2週間足らずか。
私は自称整体師なのだが頼まれると占いもやる(頼まれなくてもやるときにはやる)。 占い方は手相と九星気学。とても困っている人には洗面器占いもする。本業ではないから料金は貰わない。 私の占いはそれなりに役立っているらしく、一部の人からは <うらない浩ちゃん> と呼ばれているのである。 そんな私のところに、近ごろ占いのダイレクトメールが届くようになった。 文面はこうだ。 『今の人生に満足していますか? 仕事は順調ですか? 対人関係で悩んでいませんか? ズバリ当たります!! 運勢鑑定 占ってあげましょう!! 結婚運! 家庭運! 仕事運! 金運! 健康運! その他 占いの園 どんまい館(仮名)』
やたら!と?の多い葉書なのだ。 しかし失敬な。 本職ではないにしろ占い師に向かって 「占ってあげましょう!!」 とは何事であろうか。 うらない浩ちゃんに対する挑戦であろうか。 住所を見ると、うちからそう遠くない場所である。 一度偵察に行かなくては。
考え事をしながら食事していたら口の中が妙にピリピリする。 変だな、と思ってよく見ると、トマトにマヨネーズと間違えて <メンソレータム皮膚軟化クリーム> をかけて食べていたのだった。 なんたることであろうか。 両者の共通点はチューブに入っているということだけで、チューブの大きさも違うし中身の色もにおいも全然違う。 食事の時には食事に集中しなくてはいかん! 食卓にマヨネーズと薬用クリームを一緒に置いてはいかん! トマトは宮崎県産に限る! この出来事から私はさまざまな教訓を得たのであった。 また、次の事実も発見した。
メンソレータム皮膚軟化クリームを食べても人体に影響はない
まあ、多少口の中がピリピリしますけど。 ピーナッツと間違えて座薬を食べなかったのは不幸中の幸いであったな。
2003年12月05日(金) |
なかなか多忙な日であった |
昼間、忘年会を兼ねて三浦さんと会う。場所は総社市にこの夏出来たばかりの国民宿舎・サンロード吉備路。 2階のレストランで食事をしながらいろいろ話す。三浦さんと会うのは半年ぶりである。 彼女は一緒に整体を学んだ、いわば同級生なのだが、年齢は一回り以上違う。なんだか田舎から出てきた叔父さんが、都会に住んでいる姪っ子と久しぶりに会って話しているような感じである。 三浦さん、来年の1月頃に本を出すそうだ。一応自費出版だが全国の紀伊国屋書店などに置かれるという。 「で、本のタイトルは何なの」 私が訊ねると、 「人前で言うのは恥ずかしくて・・・」 顔を赤くして黙ってしまった。 あとでメールで教えますとのことだったが、人前で言うのが恥ずかしいようなタイトルって、いったいどのようなものであろうか。 わくわくするなあ。 まあ、人前でうちの整体院を名乗るときも結構恥ずかしいですけど。 食事のあと整体を受けに行く。 サンロード吉備路には1階に整体のコーナーがあって、私の所属するメンタル整体師会が業務を請け負っている。 女性スタッフ13人が交代で務めているのだが、この日は森川さんと黒河さんの2人が担当していた。 三浦さんは黒河さん、私は森川さんに施術をしてもらう。 森川さん(見た目24歳)は体格は華奢なだが、なかなかの力持ちである。 私の足を折りたたむように持ち上げて、くるりくるりと回す。腰の調整と足の長さを揃えるためだが、人間の下肢はかなり重いので、非力な人だと回旋がぎこちなくなり滑らかにはいかないのだ。 力だけではない要領もあるのだろうが、上手なものである。 頼んだのは30分3000円のコースだったのだが、結局20分ほどもサービスしてもらった。 たしかに体が軽くなったようである。 これで今年一杯がんばれます。 ここで三浦さんと別れ、母親の墓参りに行く。 実は今日は母親の命日なのだ。
墓参りを終えて夕方帰宅。短歌人2月号の歌をつくる。速達で今日中に出さないと7日の締め切りに間に合わないのだ。 私の2004年短歌関係の目標は、 欠詠しない である。 たった二首だがどうにかひねり出し、車で郵便局へ。 ポストに投函した時にはもう日にちが変わっていた。
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