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■ たぬ化するニャンちゃんに見る季節色 冬はふくふく夏はしなやか
ニャンは、もともとがタヌキ体型の練々とは異なり、骨格こそ大きいもののスマートな猫だった。 ショーも、アメショーらしく脚は短いがスマート体型。あみっちも同様。 タヌキ体型はポッポと小柄なのに丸いキラリン。 ただ、ジュリナだけは、余りの貫禄にもともとの体型がどちらか判別がつかなかった。
そして、細長体型猫は歩く時の足運びもすんなりしている。家の中では余り走る機会はないが、走るときも流線型。対してタヌ猫は、歩き方もどこかトテトテとしている。走るときもトテトテしている。 そして、最近ジュリナは本来、スマート体型だったのかも、と最近思うようになった。 というのも、ニャンがこの2年ほど冬になるとタヌキ体型になるようになったからだ。 たぶん加齢による基礎代謝の低下が原因なのだろう。その姿がどこかジュリナを彷彿とさせるのだ。 リュウは「これ以上デブになるなよ」などと言いながら、ニャンを膝に乗せるのが冬の恒例行事。 面白いのは夏になるとやせて、本来のニャン体型に戻ることだ。 暑いから食欲が落ちるのか、皮下脂肪を落とすために食べる量が少なくなるのか、定かではないが。
さて、そのニャン。もともと膀胱の弱い猫で、定期的に尿検査をしていたのだが、今回、急に来た。 年明けからリュウの高校受験だ進学だ、とドタバタしていたのも悪かったのかもしれない。 何しろ、繊細な子なのだ。それにこちらも進学準備にあたふたして、目線がいつもよりも大雑把だったかもしれない。 おしっこ出にくい? と気づいたのが昨夜。 明日また尿検査だ、と思っていたら、明け方から尋常ではない鳴き方をするようになった。 ずっと鳴いているのではなくて、たまに雄たけびを上げるように鳴く。 練々とケンカでもして気が立っているのだろうか、と思ったものの、どうもおかしいので、病院に駆け込んだら、膀胱炎だった。 おしっこが出なくなっていたのだ。 尿道に管を通して排尿させ、抗生物質と水分を注射してもらい、療法食と薬をもらった。
その際に体重を量ったのだが、前に計測したときよりも太っていて、5.6キロだった。 だいたいニャンの体型だと理想体重は5キロなので、「少しダイエットしましょうね」と言われてしまった。
帰ってきてから、ニャンはずっと寝ている。何かとちょっかいを出す練々が近くにいると落ち着いて寝ていられないだろうから、とりあえず居間のドアを締め切ることにした。 練々も具合が悪いニャンにちょっかいを出したりはしないのだが、そこはそれ。申し訳ないけれど、ちょっと離れていてね、という感じだ。 ただし、ショーだけは出入り自由。 ニャンはどんな猫にも友好的で面倒見がいいが、自分から寄って行って遊ぶのはショーだけだ。 子猫のときに出会ったからなのか相性なのかはよくわからないが、ショーだけはニャンにとって特別。 またショーもこういうときのニャンには、絶対に手を出さない。離れたところからじっとニャンを見て、満足すると部屋を出ると訴えるのでドアを開ける。 そしてニャンが気になると、リュウや私が出入りするときに一緒に部屋に入り、離れたところからじっとニャンを見る。
壷のなかに入って眠ってしまうぐらい小さかったニャンも、もう高齢猫なんだな、としみじみ思った。 そりゃ、そうだ。そのとき小学校の2年生だったリュウが高校生だもの。 私もずいぶんあちこちガタが来ているが、猫だって同じだろう。 でも、もうちょっと頑張って欲しい。 そんな気持ちで眠るニャンを見る。
◆高校生になっても、リュウのごはんは変わらない。 朝は丼&味噌汁、あるいはうどん+握り飯。 昼は弁当(6枚切りパン3枚、もしくはそれに相当するパンで作るサンドイッチとおかず) さらに通学に時間がかかるので、部活(サッカー部)のある日は、プロテイン持参&軽く何か食べて帰宅後、夕飯。 私は月に2度ほど、ハナマサに食材を仕入れに行く。この量は、買い物という範疇を越えて、まさに「仕入れ」だなぁ、と思うことしきり。
2007年04月29日(日)
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