直属の上司である常務（兼務部長）から話があると声をかけられて、聞いた内容は来年の総会で退任する事になったという。今年は再建計画としての初年度で、大きなリストラもあり社内での私の仕事も、この人の言いなりで次期社長の仕事を補佐するような形ばかりだった。することも、自己主張出来る場はほとんどなく耐える事が多かった。
禁煙も何とか一年に届きそうだし、長男は希望高校はムリだったけれど何とかやっている様子。大きな希望として、仕事として実施に向けて進めたい事もいよいよ来年は出来るかもと言う期待もあった。そのためのがんばりもあった。

よくよく考えてみれば、メインバンクから倒産の状態にある会社をどうするのかが目的できた人だから当然のことだった。そんな世の中の事を知らずして、まともに信じていた自分が多少バカに見えた。

思い出しながら、これを書いているのでストレスの根っこみたいなものがこの年に根付いていた様な気がする。
腰痛は出たりひっこんたりで、この年の４月に事故扱いの保険が切れて「後遺障害」の認定もとれず保険会社の言う慰謝料で終了した。しばらくは、通院を続けていたが、効果もなく我慢できる程度だったから諦め半分で通院もやめた。

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