ワタシが会社で使っているパソコン日立フローラちゃんは 「キュウコウビノオシラセ」 と打つと 「急交尾のお報せ」 といつも律儀に一発変換してくれるちょっとおませなパソコンちゃんです。
変換の途中で電話なんぞを受けちゃうと2度もビックリするハメに陥るので要注意です。
今日は6年生の英語の授業の日。 英語担当のスクール長が授業を終え、首をかしげて職員室に戻って来ました。
I My Me You Your You He His Him
ここまではいいんだけどさぁー、 She Her Herの時に、あいつら急に野太い声出して揃ってカメハメ波打つ格好するんだけど、 まさかこんなくだらないこと教えたのキルさんじゃないよね?
まさか!!ワタシじゃないですよ!!
あいつら、本当にやったんだ、、、、、でかした、、、、、ぷっ、、、ぷぷぷぷっ。
Y子お誕生日おめでとう! さすがあんたの誕生日、台風直撃ばばんば万歳!!
と朝早くから愚妹Y子にメールを送ったら、「来月だよ」と返信が来た。
会社の帰り、ミケオの公園へ寄り道をした。 公園の入り口にミケオとミケスケが居て、珍しく甘えた声で寄って来た。 そして、その声を聞いてか公園の奥から更に数匹の猫がうじゃうじゃと出て来た。 そして、同じように甘えた声を出し近寄って来た。
今日は随分サービスがいいなぁーと思いながら、嬉しさの余りエヘラエヘラととしゃがみ込み、シッポとかお腹とかを触っていると、背後から知らないおばさんがやって来た。 「こんばんは」 おばさんはそう言うと、公園の奥へ歩いて行った。
すると一家もみぃーんなおばさんの後をナァーナァーと更に甘えた声を出しながら付いて行った。 おばさんはカバンを降ろすと中からたっぷりの餌を出して一家に与え始めた。 うじゃうじゃ居たはずの一家だったのに、更に茂みの中からうじゃうじゃ出てきて、総勢20匹近い一家になった。
いつも餌を与えて下さっているのだろう。 一家に代わってお礼を言いたい気持ちもあったのだが、公園の入り口に独りぽつんと取り残されたワタシはなにしろ寂しくて、今まさに一家のアイドルと化しているおばさんの姿をまともに見ることができなかった。
石ころを蹴りながら歩く夜道が、とてもとても切なかった。
今年から2期制に変わった小中学校は今日から約1週間の秋休み。 秋休みなんて聞くと田舎の農業高校の稲刈り休みを想像してしまうワタシだが、そういう意味ではなくとにかく秋休みったら秋休みなのだ。 しかし、学校が秋休みであろうとも塾はもちろん通常授業であることにかわりはなく、それどころか休祝日には特訓あり模試ありでかえって忙しいくらいなのだが、なんでしょう、今夜あたり台風が関東を直撃なさるとか。 前期内申を片手に子供達は口々にこう尋ねてくる。
ねえねえ、明日塾休みだよね?
休みじゃねぇーよ。 いつも通り授業やるよ。 それより、英語2ってなによ2って。 そう言うと、
今はそうかもしれないけど、明日の天気みないと分からないでしょ? 英語はいいの。家でも怒られたんだからそっとしといて欲しいの。
なんて、いかにして休みを勝ち取ろうかと身を乗り出してくる。 そうね、今の時点ではやる方向だけど、君の言うことは正しいね。 英語についてはもっとお母さんに怒られなさい。 それで、もしも本当に塾が休みになったら、キル田さんが君の家に電話するから待ってなさい。
やったぁー!!!早く電話頂戴ね!!
そう言って職員室をあとにする子供達。 嗚呼、子供はいいな。 だって君達は知らないでしょ? どんなに大きな台風が来ようとも、私達職員は出勤しなければならないんだよ? そして、もしも今世紀最大の大大大台風だとしても、そいつが猛威を振るっている中帰らなくてはいけないんだよ? そしてそして、台風だったらお車で迎えに来てとお願いしても、我家のご主人様は、台風でへんなものが飛んで来て車が傷ついたら可哀想だからダメだって断るようなヤツなんだよ? そしてそしてそして、君のお母さんに塾で勉強してるのにどうして2しか取れないんですか?って間違いなく責められるんだよ?
嗚呼、子供はいいな。
あれ?今日いつもと雰囲気違うくない?
通勤電車の中、偶然会った同僚にそう言われた。 いつもと何も変わらないはずなのにと困惑していると、目の辺りが微妙に違うと言われた。 電車を降りて鏡を見て分かったのだが、眉を書いてくるのすっかり忘れていた。
麻ぁ〜呂ぉ〜、、、、。
おかげで、欲しくもない化粧惑星のアイブローを買うハメになったワタシは、ハンカチを忘れてコンビニで可愛くもないチビタオルを買った時と同じ位とぉーっても損した気分。
雨が降っていた。 トントントンと玄関のドアを誰かがノックした。
「少しの時間でいいから雨宿りさせて貰えませんか?」
ドアを開けるとハッキリとそう日本語で話すミケオ一家が居た。 小さな蕗の葉っぱの傘を差しながら。
この時点で賢いワタシは理解した。 これは夢だと。 夢の中だから、動物を飼っちゃいけないマンションだけど、動物嫌いの同居人もいるけど、誰に気を遣うこともなく猫達を招き入れようと思った。
「おかまいできませんが、ささどうぞ。」
猫達を招き入れながら、この8匹の猫達とこれから何をして遊ぼうとワクワクしたのも束の間、そこで目が覚めた。
嗚呼、やっぱり夢だったんだ、、、、。 ベットの中で頭を抱えながら、賢いワタシは続きを見るために即眠りに入った。 が、ミケオ一家に代わって我家に居たのは織田裕二だった。 うぉおおおお!!久々に見た!! 賢いワタシはまたこれは夢だと理解した。 織田裕二はワタシがいつもゴロついているソファーに座りワタシを手招きした。 ワタシは素直に従い彼の隣りに座った。 彼はワタシの肩を抱き、そっと顔を近づけて唇を奪おうとした。 夢の中なのだから、しちゃってもいいんだ♪ ワタシの頭の中はそんな不埒な欲望でいっぱいだった。 だが、何を思ったのかワタシはこんなことを口走ってしまったのだ。
「ダメ、今日はへんてこりんなパンツだもん。」
なんでこんなことを言ったんだ!? 彼の手が下半身にかかったワケでもないのに、なんでこんな先走ったことを言ってしまったんだ!? 夢の中で、ワタシはワタシ自身の気持ちがさっぱり理解できなかった。 そして、自分の発言に動揺しながら、そこで目が覚めてしまった。
ベットの中で再び頭を抱えながらワタシは自分の失態を悔んだ。 そして、即続きを見よう思ったのだが時既に遅し。
ワタシには、もう眠る時間が残ってなかった。
悪夢だ、、、、、、。
先日、カップ味噌汁にお湯を注ごうとしたスクール長は、カップの蓋を開けて嬉しそうにでも控えめにこう言いました。
「これってラッキーだよね?」
味噌汁の名前はアサリ汁。 そしてスクール長の両の手には真空パックになったアサリが。 そう、アサリが2パック入っていたのです。
「あ!ラッキーですね!良かったですね!」
ワタシがそう言うと、スクール長は満足そうにお湯を注ぎ、ありがくお味噌汁をいただきました。 しかし、その夜のことです。 いつものように深夜家に帰り、奥様が温めなおしてくれたおかずを食べながらビールを飲んでいると、奥様がおかずが足りないだろうとカニ缶を出して下さったのです。 スクール長は今日会社であったアサリの話しをしながら、奥様が作るカニ入りサラダができるのを待っていると、先ほどまで相槌を打って下さっていた奥様の声色が急に変わったと言うのです。 そして、
「あなたがそんなチンケな幸運を掴んだせいだわ!!」
そう叫ぶ奥さんの顔は般若の顔。 この数秒間の間に妻の身に一体何が!? スクール長が困惑しながら奥さんの手元を見ると、奥さんの右手に握られたカニ缶の中身はなんと汁だけ。 カニ缶ではなく、カニエキス缶というなんともアンラッキーな缶詰を当ててしまったわけなのです。
幸せと不幸せは隣り合わせ。 おかげでスクール長は、小遣いの補充を頼むことができず、翌日は昼飯抜きで私立○○中学校から貢がれたチーズケーキの詰め合わせで空腹を凌ぐこととなったのでした。
アサリのパックが1袋多かったばかりに、哀れスクール長、嗚呼。
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今日もまた最後まで読んで下さってアリガトウ。感謝感激でゴザイマス。ぶりっ。
排泄日記をmy登録されているエンピツ作家の皆様アリガトウございます。
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