お断りのお返事を頂きました。
「イベントには行くけれど、色々お世話になったので挨拶がてら仲間と行く。」 そんな感じで返事が来た瞬間、目の前が真っ暗になって、血の気が引いた。 こういう感覚は久し振り。
落ち込んで落ち込んで、 『もういいやー』ってなったり、『もう会いにも行かない』と思ったり、笑えないくらいに力が抜けた。
でも、「そうだよね」と今なら思える。 私との絆より、そちらとの絆の方が強い。 そして、ものすごく大切なことも知っている。 よく考えてみればその通り。
それよりも、遠回し遠回しの『飲み』に関しての返事が気になる。
こちらははっきりとは『No』と書かれていない。 イベント後の予定がなんとなく書かれてはいるものの、最後に『どうなることやら・・』と付け加えてある。 最初、別の予定についての『どうなることやら』と解釈したけれど、 よくよく考えてみれば、私との飲みについての『どうなることやら』とも取れることに気付いた。
前に誘った時ははっきりと『予定があるんだ』と断られた。 でも、今回はそうではないわけで・・・。 曖昧な感じで、ちょっとわかんない。
とは言え、行けない確率は99% 残り1%に、ほんのり淡い期待をしている。・・・とも言えないかな。 ほとんど期待はしていない。 大逆転がない限り、行けないんだろうなと思ってる。
3日間凹んだから、今はだいぶ回復。 だって、やっぱり少し先の予定を教えてはくれてるんだから。 忙しいことを説明してくれているような気がしないわけでもないから、悪い風にはとらないことにする。
そして何よりも。 相手の都合を考えずに誘いすぎたなぁと反省し、 相手の気持ちばかりを気にしては自分の気持ちを見失っていたなぁと気付けた。 それだけでもなんだか自分的には良かったと思うから、もう凹むのはやめよう。
ワインはとても喜んでくれた。 ワインに詳しくない私にも分かりやすいような感想もくれた。 飲んでいる間は、少しは思い出してくれたんだろうなって伝わってきた。 それだけでも充分嬉しい。
ありがとうね☆
誤解が解けるように、 そして誤解がないように、精一杯の気持ちを書いた。 その内容は、自分でも驚くくらいに素直な内容になった。
今年1年間の「ありがとう」と、ほのかに「好き」の気持ちを書いた。 私にしてはとても大胆なこと。
「あれ?これって告白になったったんじゃないの?」と、後から思った。 よく考えると、告白にも取れる内容。 でも、友達としての好意とも取れる。
もしも私がこんな内容のメールを貰ったら、気持ちに気付いてしまうかもしれない。 そして「いや、勘違いかも」とも思ってしまうかな。
でも計算とかはしていなかったよ、書いている時は。 ただ、貴方への想いを綴っただけ。 正直に伝えようって思っただけ。
誘いを断られたとしても、それはそれで仕方がない。 あの女の子もダメだったんだから、納得できるよね。 悲しいけれど、仕方ないって思う。 それよりも、あの告白めいたメールを見て、貴方はどう思うんだろう。 断られる以前に、返事が来るのかが心配。
でもね、なんでだろう。ちょっとすっきりしてる。 ずっと言いたくても言えなかった言葉を送ったからかな。 メールではあるけれど、ちゃんと言えたからかな。 この1年間の想いを言えたからだろうね、きっと。 ちょっと自分を褒めてあげたい。
期待はあまりしない。 でも、ふたりで会えることを願っています。
みんなよりも先に帰ったひとりの帰り道。 帰り際も、まともに貴方の顔を見れなかった。 今年最後かもしれないのに、ちゃんと挨拶も出来なかった。 最悪だ。
電車の中で泣きそうになった。 チャンスを潰されてしまった悲しさでいっぱいだった。
悲しくて、でもどうにかしたくて、友達にメールした。 私の気持ちを一番知っている友達。 「誤解は解くべきだよ!!みかるが頑張って話したから繋がったチャンスでしょ!」と、言ってくれた。
すごく嬉しくて、また泣きそうになった。 頑張って誤解を解こうと思った。このまま諦めるのは嫌だと思った。
直接誘うチャンスはなくなったけど、まだ伝える術はある。 ピンチはチャンス。 これをどう乗り切るか。 せめて私の気持ちは伝えなきゃ。 「一緒に行きたいんだよ」の気持ちは伝えなきゃ。
そう思った私は、一生懸命メールの内容を考えた。
・あの女の子と約束はしていないこと。 ・その日の夜に飲みに行きたいと思っていたこと。 ・できればそのイベントも一緒に行きたいこと。
この3点をきちんと伝えなきゃいけない。 一つ目の誤解を解く言葉が一番難解だった。 下手な言い方をすれば、すごく性格が悪い感じになってしまう。 メールだからニュアンスが難しい。 考えて考えた。友達にもヘルプを頼んだ。
結局、ストレートに素直な感情を伝えることが一番と言うことになった。
貴方に会った。 今年はこれが最後になるかもしれない。 そう思いながら、もう一度会えることを願った。
思いの他に、貴方と会話が出来てポカポカしていた。 笑顔がまぶしくて嬉しくて温かくなった。
途中まではね。
貴方のことを好きなんだろうな、と感じている子がいる。 その子も会話に入ってきた。 入ってきたのは別にいいの。みんなで話せば良いと思うから。
でもね、その子は予想外のことを口にしたの。 私の前で、貴方を誘った。 「私が一緒に行こう」と貴方に誘っているイベントに誘った。 しかも「みかるさんと一緒に行くんだー・・・一緒に行く?」と。
えっ?えっ?どういうこと?私、約束なんてしてないよ。 まともに話したのも今日が初めてなのに。 一緒に行こうなんて一言も言っていないのに。
明らかに、私を口実にしている。 その話題に持っていきたくて、ああ言ったことが私にはよく分かった。 私はその子の連絡先も知らないし、仲良くもない。どちらかと言えば苦手。
きっとその子も、私が貴方のことを好きだと気付いているんだと思う。 だから、あんなことを言ったんだとも思う。
幸い貴方は断っていたけど、なんだかすごくショックだった。 だって、貴方は私がその子と一緒に行くと思ってしまった。 そう思われたら、もう誘えない。
9月くらいから私はなんとなく貴方のことを誘っていて、 貴方もそれで「行きたいなぁ」と言ってくれていた。 私にしてはすごく頑張って、一緒に行きたいって願ってた。 チャンスを壊された気がして、すごくブルーになった。
その後も数人で話していたけど、貴方のことをまともに見れなかった。 無邪気に貴方に触れたり、話したりするその子に、嫉妬した。 あの子も、貴方と2人で話していた私に嫉妬したのかな・・・。 そんなことを考えながら、気持ちを悟られたくなくて、私は他の子と笑いながら話してた。
だけど胸の中は悲しさでいっぱい。 貴方に誤解されたショックでいっぱいだった。
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