5行日記
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今週は、12時間労働モードで働かなくてはならんな〜状態で、予定通りガッツリ働いていたら、早くも火曜日に肩がバリバリになった。しかも痛い。
首も回らない。腕もあげると痛みが走る。これって四十肩?と思いつつ(もちろん、まだまだ40歳ではない)、仕事。とにかく終わらせないと夏が来ない。
でも、仕事しつつマッサージ情報も検索。でも、マッサージじゃない方がいいのかも。前にマッサージした時は、揉み返しがひどくて、次の日死んでたし。別のところでマッサージした時は、「鍼の方がいい」とまで言われたし。
整体もいいかも。でも、高い。やっぱ保険で診てもらえて、痛みもなんとかしてくれそうな整形外科か・・・・と、土曜日行こうかと思っていたけど、やっぱ耐えられなくて、本日午後半休。ネットで探した整形外科に行く。
すっごい混んでいた。なんかスポーツリハビリも専門みたいで、ヤングな客じゃなくて患者多し。
レントゲンも撮ってもらって、首がどうも普通と違うらしい。肩こりのメカニズムも説明してもらった。
やっぱり、パソコンに貼り付きっぱなしもよくないらしい。(当たり前)1時間に一回は軽く身体を動かした方がいいとのこと。
とりあえず、暖めたり、電気流したりした後、鍼を打ってもらう。初めて!
テレビとかでよく見るタイプかと思ったら、ちょっと違った。皮内鍼というタイプで、絆創膏付きの短い鍼をしばらく刺したままにするらしい。8コほど刺してもらった。時々刺してる感がある。
内服薬と湿布も処方してもらう。しかし、確実に老人に近づいていることに内心、ビビる。
2004年05月22日(土) |
映画「キッチン・ストーリー」 |
初日。ちゃんと整理番号を早めにもらったので、好みの席で観る。
ノルウェー出身でストックホルム(スウェーデン)で映画の勉強した監督のスウェーデン・ノルウェー映画。
1950年代のお話。スウェーデンの「家庭研究所」が、主婦の生活動線を調査した後、今度は独身男性の台所での生活動線を調査するってことで、ノルウェーにやってくるという楽しい設定。
可愛いトレーラーがそれぞれの被験者宅に横付けされ、調査員は部屋の隅にはしごに座り、じーーーっと観察するという。会話、交流一切禁止。
もう手が振るえちゃってるおじいさんイザックと、彼のところにやってきた真面目なフォルケのやりとりもほんわか楽しかったけど、ひそかに気になったのは、イザックの前に住んでいるグラント。結構ポイントです。(で、気になっていた箇所は、プログラム読んでやっぱそうだったのかなと納得)
予告編で感じたじわ〜より、ほんわかコメディ度高し。スウェーデンとノルウェーの関係を知ってるともっと楽しいんだろうな〜。
公式サイトも可愛いです。 http://www.kitchenstory.jp/index_flash.html
初!人間ドック。
健康診断の豪華版。自己負担ゼロなので受けてみる。(おまけに、お食事券ももらえるらしい)
詳しい検査項目と案内が届いた日から、どきどき心配になり、ストレスとなり、受けるだけで病気になりそうなドック不向きの性格であったと気づく。
元々、ストレス(というか我慢項目)が大きすぎた時に、身体に出ちゃって、これまで大きめの病気してきた私。(自己判断)受ける前からもう来年はいいやとか、病気になってからでいいやと思いだした。
何より、気になったのが、胃のX線検査のバリウムのため、前日夜12時以降の水分禁止。絶対、無理。想像しただけで喉乾く〜。ちなみに食事は夜9時まで。これは平気。あと検便。これも初。一週間前からあたふた(詳細略)
で、本日当日。場所はいろいろ選べたので、めったに行かない赤坂のニューオータニのクリニックにしてみた。めったに行かないだけあって、ぐるぐるしちゃった・・・。
受付をすませ、診察着に着替えてベルトコンベヤー状態の検査へ。
問題のバリウムは思っていたより早く来た!胃をだらんとさせるための筋肉注射が思ったより痛くて、びっくり。心の準備もないままに、レントゲン室に。
ネットでいろいろ見ていると、まず胃を膨らます発泡剤を飲んでからバリウムだったのに違った。まずバリウムだった。
そして、経験者から聞いていた、台の上でぐるぐる回されるという話も、勝手に、CTみたいに台がぐるぐる回るのかと思ったら、これも違った。(こっちは勘違い)台も動くけど、己も動かなくてはならない。技師さんの指示通りに!!
「ちょっと横向いて」「もっと横向いて」「今度は反対」「ぐるっと回って仰向けに」「また横向いて仰向けに」(方向もちゃんと指示してくれる)
で、終わったかと思ったら、今度こそ噂の発砲剤が登場。顆粒を口に入れて、水を一口。ここでちょっと癖で貯めちゃったから、口の中がえらいことに。急いで飲みきる。で、またバリウム・・・。
味というか雰囲気はヨーグルトドリンクなんだけど、何しろどっしりタール状。今度は食道を映すとかで、飲みながら撮影。
終わった後、すぐに口をゆすいで水をごくごく。帰りに下剤を渡されたけど、下剤は一度も飲んだことない私。効きすぎも怖いし、とりあえず家に帰るまで飲まないでいいかな?大丈夫かな?と思いつつ、もらったお食事券持って、ホテル内のカフェへ。食べてる途中から、あれあれ状態。発泡剤のせいかも。(これより後の話は省略)
今回の経験は、話の種にできるからいいけど、これを毎年とかは絶対イヤ。(もっとも毎年受ける必要もないらしい)
それにしても、会社であえて年齢言ってないので、この楽しい話題を会社で出来ないのが残念。(ばれてそうだけど・・・)
2004年05月13日(木) |
エッセイ「結婚の条件」 |
「負け犬の遠吠え」とセットにして読むといいと言われていたのはあ、こっちだった。(山本文緒の「結婚願望」と勘違い。どうりで・・・。)
心理学者で大学の先生でもある小倉千加子さんのアカデミックで論理的なエッセイ。「負け犬」の酒井さんのが自分自身とその周辺をネタにしているのに対し、小倉さんのは、有名人から自分の生徒まで、ブッタ切りまくり。(分析ともいう)
ご自身も、未婚の独身で(と、書くのはバツイチの独身もいるからその区別)、政府の定めた生涯未婚者年齢に達している。(50歳でそうカウントされちゃうらしい。ちなみに東京では1995年の時点で女性の生涯未婚率は9.74%らしい。)でも、自己分析はほとんどなかったけど。
ちょっとそれはないんじゃないのという表現もあるけれど、大きくうなずけるところ多数。「だめんずうぉ〜か〜」の倉田真由美の分析なんて、激同!って感じ。「負け犬」がもっと前に発行されていたら、コメントされてそう。
しかし、ネタ(分析材料)にされた人たちは、怒らなかったのかな?そもそも読まないのかな?
カバーイラストは、鈴木由美子じゃない方が良かったかも。(あ、でも内容のヘビーさが緩和されていいのかな?)いっそ倉田真由美で・・・。西原さんの方がいいかしら・・。
2004年05月12日(水) |
映画「スパニッシュ・アパートメント」 |
また観てる。まー水曜日だし。 シャンテ・シネのサイトでは水曜日は朝から混み々ってあったけど、そうでもなかった。サイトの更新してないのか?(午前半休して観たという)
フランス人の主人公グザヴィエは、大学院卒業後の進路で惑うていて、父親の知り合いの「スペイン語とスペイン経済を学べ」というアドバイスそのままに、バルセロナに留学。空港に見送りに来た母親にはでかい態度をとりつつも、泣く々恋人と離ればなれに。行きの飛行機で涙ぐんでいたよ。
いろいろあって、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツ、デンマーク人の住むアパートで共同生活をすることに〜と舞台はそのアパートが舞台なんだけど、共同生活ぶりも、各国代表住人も面白かった。
かなりぼんくらタイプの主人公だけど、そうはいってもはフランス男(?)、人妻との情事あり、ルームメイトとの危ういかけひきあり、とてもとても恋人に振られそうでも同情できない。
ある意味、ステレオタイプに描かれているけど、でも結局、国って個性を作る大きなバックボーン。だからって、十把ひとからげではない。
アイデンティティの話とか、各国人の特徴をイヤミなギャグで喋りつつづけるイギリス人に何人(その国の人を)知ってるの?というシーンや、いつまでも言葉を覚えようとも地元の人と交流しようとしない人妻に毒づくシーンとか「うんうんうん」って感じ。
ところで今回、EUな人たちしか出てこないのも、ちょっと気になった。(アメリカ人は出てきたが、扱い軽い。そういった意味では、ワールドワイドな描かれ方ではなく、あくまでもヨーロッパ的世界?)あーでも、ここでアジア人出しちゃったら、おさまり切らないのかも。文化的なものも理解しきれないだろうし・・・。それこそ、超ステレオタイプの日本人とか出てきそう。
私が仮にこういうかたちでルームシェアしたら・・・きっと一人で掃除している。でも、そのうち壁にルール書きを張り出すかも。これって日本人っぽいですか?でも、日本人でもいいかげんでマメでない人も多いし、やっぱ人による・・・・かな。
2004年05月08日(土) |
映画「列車に乗った男」 |
GWにさんざん映画を観たのに、また観た。パトリス・ルコントの男のロマン映画。
パトリス・ルコントの映画はなんだかんだ結構観ているな〜。ファンなのかな〜。
彼の映画おなじみのジャン・ロシュフォール(「髪結いの亭主」の人)は、教師の仕事も定年して、ジグソーパズルをしたり日々過ごす初老なおじいさん。親の遺産であるそれなりに庭もある古い館に一人で住んでいる。未婚っぽい。
もう一人のジョニー・アリディ扮する流れ者の男と偶然出会い、家に誘う。じいさんが憧れていたワルって感じ。それもそのはず、彼は銀行強盗を企てていた男。
今までの生き方に後悔はないけど、こういう人生を歩みたかったって感じ。そう人生は一回こっきりなのです。
予告で観た「キッチン・ストーリー」もおじいさんとおじさん二人の友情モノみたいだったけど、こっちの方に惹かれた私。初老の友情モノに弱いのかも。
2004年05月04日(火) |
映画「輝ける青春」〜イタリア映画祭2004から |
今日で最後。最後に大作、6時間映画。原題はLA MEGLIO GIOVENTU'。もともとテレビドラマとして制作され、それをカンヌに出品したらしい。
この映画、去年の冬のフィレンツェ滞在中にテレビ放映されていた。(何夜かにわけて。多分DVD発売に合わせた再放送)でも、重いし、暗いしってことでステイ先のシニョーラは好きじゃないってことでチャンネル変えてしまったので、よくわからず終いだったけど、それもそのはず、私が観たのは、2部からだった。でも、最初からちゃんと観ても、イタリア語だけだったら、やっぱりなんのことやら解らなかっただろうけど。
確かに長いんだけど、面白かった。まさに大河ドラマ。思ったほど重くもなく、どちらかというと家族の歴史ドラマという感じ。
主人公ニコラ役のルイジ・ロ・カーショは、上手に年をとっていたけど、それ以外が微妙でいったい、いくつなんだろうと思ってしまったけど。
でも、最後の〆が面白くて良かった〜。やはり短期間に何本も観るので、正直あれ???って映画が最後だと虚しいけど、今回は超大作にして正解。記憶にも残りそう。
ちなみに、今年のイタリア映画祭のテーマは、「記憶の旅」でした。
2004年05月01日(土) |
映画「向かいの窓」〜イタリア映画祭2004から |
30日に書いた「カテリーナ、都会へ行く」同様、良かったのがこの「向かいの窓」(原題:La finestra di fronte、これもそのまんま)
ちらしのレビューだけ読んでいると、美しい人妻(と言っても若いよ)と向かいの窓に住む美青年との不倫ものかと思ったら、ちょっと違った。ミステリーってほどでもないけど、多くを語らないまま話が進んで、過去の回想場面も現れるので、あーそういうことだったんだって感じもあって、もう一回みたい感じ。
去年の映画祭でとても良かった「無邪気な妖精たち」の監督作品だったので、見たことある俳優さん達も出ていた。ちょこっとしたセリフとかも、キャラクターの描かれ方も、やっぱりすごくいい。
今度からは、監督チェックで。そういえば、「カテリーナ、都会へ行く」の監督は、イタリアから帰ってくる時、アリタリアの機内で見た映画「My name is Tanino」の監督だと、映画祭のプログラムで知って、びっくり。この映画も良かった(といっても、英語字幕で見たので、細かいところまではわかってないけど)。監督の名前もちゃんと覚えようっと。
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