5行日記
バックナンバー一覧|前の日|次の日
2001年11月30日(金) |
ピクミン「愛のうた」 |
会社で、任天堂のゲームキューブのソフト「ピクミン」のサイトでCMソングを聴いている人がいた。
あ!聴いたことある!という感じで繰り返し聴くこと数回。(変な職場?でも、今、音付きでFlashでグリーティングカードを作るという仕事があるから大丈夫ー。)
いや〜歌詞がいい感じ。「二番がいいんですよ!」ということだったが、一番の「いろんな命が生きているこの星で」ってところと、最後の「そして食べられる」ってのがいい〜〜〜〜。なんか自然の摂理というか、そんな感じ。泣けてくる。
ピクミンやってみたさに、ゲームキューブ欲しくなったけど、どうせゲームやるタイプじゃないし、(過去にプレステを買ったものの、やらなくって売った経験あり〜)なんといっても高い!!!
誰かが買ってくれないかなー。(おいおい?)
CMソングはここで聴けます。 http://www.nintendo.co.jp/ngc/gpij/lovesong/index.html
今日の映画は東京フィルメックスのクロージング上映。 東京フィルメックスはアジアの若手監督の映画を集めた映画祭なのかな〜よく知らないけど。(ちらしには「新・作家主義国際映画祭」とある)何故かそれにイタリアのナンニ・モレッティの今年のカンヌ、パルムドール受賞作が上映された。
実は、ナンニ・モレッティの映画を観るのは初めて。
映画の内容は、多分、近親者(とくに子供とか兄弟)を不慮の事故で失ったことがある人が観るとつらすぎるんじゃないかと思ったけど、それだけでなくて、なんかやっぱり家族とか日常は大事なんだなというところかな〜。
来春、お正月映画第二弾でロードショー公開予定。
2001年11月23日(金) |
映画「蝶の舌」をやっと観る |
映画ばっかり観ている私。 水曜日にはイタリア映画大回顧でヴィスコンティの「山猫」を観たし・・。
「蝶の舌」はシネスイッチでえらいロングランで上映されている。金曜日の女性半額デーに行こうと思っていたので、普段の金曜だと混んでいて観られないかもと思いつつ〜月日は流れ〜。
で、お休みだった今日、朝一の回を見に行く。満席だった。
1936年のスペイン内戦を時代背景に、ちょっと政治的な問題もからみつつ、モンチョ少年のちょっと成長物語〜といったところ〜。
どこかの映画評で「ニューシネマパラダイスより泣ける!」とかあったけど、それはただ単に老人と少年というシュチエーションが一緒なだけで、泣けるには泣けるけど、全然違う涙。重い。
「山猫」観た時も思ったけど、もうちょっと時代背景というかヨーロッパの近代史を知ってないとだめかも。(なんとなくわかるけど)
それにしても残酷な映画だった。時代が残酷。パンフレットに、しつこいくらいにラストシーンの「ある言葉」が感動を呼ぶとか書いてあったけど、私はあの言葉、先生には届いてないとしか見えなかった。(いやーまー多分届いているとは思うけど、その前のシーンがあんまりにも残酷〜)
私が好きなのは、モンチョ少年の兄ちゃんの初恋エピソード。 あと、日本語版の「蝶の舌」のロゴ、そしてパンフの装丁。
さすがシネスイッチ銀座。
一回80分×週二回、4週間のおフランス語講座が終わった。 正直週二はきつかった〜。でも皆勤賞。5人と少人数だったけど、結局最後は3人。心なしか先生も疲れているような。
最終回から二回分の授業の途中に次のコースの勧誘がなければ、いい講座だったー。(なんで時間内にするのか謎!)
挨拶、自己紹介、名詞、定冠詞、不定冠詞、数、曜日、月、時間、形容詞と超基本的なことだけ習ったけど、フランス語は例え意味がなんとなくわかっても読み方がまるでわからん!!(一回二回聞いただけでは覚えられん〜)ので図書館で借りた辞書を引いて、発音記号を書き写しつつ(でもってその発音記号の読み方もわからん!)、真面目に復習して頑張った!!!ものの、やっぱFとRの発音は難しい。
ってことで、FranceとParisが未だに言えないのであった。とほほ。
2001年11月17日(土) |
おフランス映画「アメリ」初日 |
先週に続いてまた映画を初日に行ってみた。 案の定混んでいた。
雑誌で前評判を読んだ時に、観たいな〜と思った「アメリ」は「デリカテッセン」とか「ロストチルドレン」(ついでに「エイリアン4」)のジャン=ピエール・ジュネ監督のおしゃれ系のフランス映画。
ちなみに私は監督の前作はどれも観ていない。ちょっとダークでグロくてマニアックな映画って印象。
そんなことはあまり気にせずに観た。
監督が「観た人が幸せな気分になれるような映画を作りたかった」だけあって、ほんとに観ている最中から幸せ気分、見終わった後には、誰かに観てみてねって教えたい気分〜。登場人物の描かれ方が、とても丁寧でこだわりもあってみんなとてもいい!(アメリパパがグーーーーーー)
映像は、まさに昔に、イメージしていたパリそのもの。1997年が舞台なのに、モンマルトルを中心にしたすごくレトロでノスタルジックな風景がとても綺麗な色で撮られていて、それでいてどこかキッチュ。アメリの住むアパルトマンもめちゃいい感じ。(とにかく画が綺麗!)
でも、ものすごく残念だったのが、映画館の対応。今のところ単館上映で渋谷のシネマライズでしかやってないせいもあって、14:40からの回を観るために、40分前に着いたけど、すでに外まで長蛇の列。
私の並んだ位置のちょっと後ろから「ここからは、立ち見になります」と叫んでいたのが、入場が始まったら、私のちょっと前から「立ち見になります」とか言い出して、一瞬この回で観るのやめようかと思ったけど、覚悟決めて入って一階の中に入ると、今度は「二階の階段にもお座りになれます」とか言い出して、じゃあってことで2階に。そうすっと手前の階段はいっぱいになりつつあったようで、「あちら側からもごらんになれます」ってことでそっちに行ったら、なんと後ろ4列と補助席(背もたれなしの壁際の席)5席がまるまる空いている。結局無事座れたけど、もうちょっとましな誘導の仕方ないのか〜〜〜。
おまけに次の回の客を扉の間際まで入れていたらしくって、映画の中盤以降に、結構音がないような静かなシーンになると、そいつらのしゃべる声、笑い声がめちゃめちゃもれていた。遮音設備が弱いなら、もうちょっと扉から離して待たせろよ〜〜〜〜〜〜!
と、あら、幸せ気分になったはずじゃ・・・。
公式サイトは http://www.amelie-movie.com/ 私は基本的に映画って、趣味とか好みがあると思うので、あんまり人に勧めないんだけど、これはちょっとお勧めしたい気分〜。
昨日から始まった「イタリア映画大回顧」を観に行った。
今日のプログラムは「トトの自転車レース」 イタリアの喜劇王トトは名前とナポリでプルチネッラと一緒に人形がよく売られているのでその風貌は知っていたけど、映画を観るのは初めて。
面白かった〜。いや〜映画っていいですね〜って水野さん状態。テレビがなかったころの娯楽!!って感じ。
このイタリア映画大回顧では、来年の2月まで50本の昔のイタリア映画が公開されるんだけど、果たして何本観ることができるか・・・!?
2001年11月10日(土) |
映画「冷静と情熱のあいだ」初日 |
私が映画の公開初日に観るのはほんと珍しい。(混んでるから、公開一週間以上経ってないと観に行かない〜)
今回はたまたま、一緒に映画に行く?と誘った友達のと会う日が初日になったので、まー混んでいるかもしれないけどと、3回目の上映1時間前に並んでまで観に行った。
感想は・・・・・・。
見終わった後、原作を知らなくて、あらすじもほとんど知らないという友達に「面白かった?」と聞いてみたら、無言、苦笑い。連続ドラマの総集編みたいだったとも。
監督は、原作をただなぞるだけでなく、赤と青を合わせた紫-Viola-と名付けましたとパンフで語っていたけど(それでポスターは青紫というかバイオレットなのね〜)、いえいえ!!!
原作を割と直前に読んだ私の感想は、赤と青をバラバラにして、他の黄色や黒や緑でつなぎとめてしまった、てんでちぐはぐ、正直つまんない映画〜〜〜〜〜〜〜〜!!!だった。(厳しい?)
冒頭のフィレンツェの空撮は、マジ綺麗だけど、それは私がイタリアが好きだし、フィレンツェに行ったことがあるからだけかも。
一番の違和感はあおいが、小さな頃からミラノで育った日本人でなく、母が香港人、父が日本人(でもすぐ死別してしまったか離別したか)の自分のルーツを知りたくて香港から日本に留学していたという設定。別にそれでもいいんだけど、そうすっとあおいがミラノに暮らすようになるには、もう一つエピソードで見せてくれてもいいんじゃないか〜〜〜〜〜。
あとマーヴも何故かアジア系アメリカ人。(原作は絶対白人だと思う。)
もう一個、原作は最後まで一度も二人は会うことがなかったのに(途中、順正が芽実につきあってミラノに行った時に、あおいと似た人を見かけたような気がして追いかけるというシーンはあるけど)、思い切り途中で会っている。
私は原作の、順正の手紙によって(この手紙もなんか違った・・)、あおいの中の気持ちが動いて行くのが好きなんだけど、なんかその辺が違った。違った〜〜〜〜!!
もともと映画化するには難しい原作だったかも。江國さんの文章は映画にするなら眠いフランス映画みたいな感じ。仁成のは、9時代のテレビドラマか〜〜〜。(テレ朝か日テレって感じ)
やっぱなんかちぐはぐになってしまうのかも。
最後にこの映画の良かったところも書いておこう。それは順正の大学生時代の竹野内くん〜。真ん中分けで可愛いです!!!これはグーーー。(ってそれだけ?)
あと、後半のそれぞれの恋人に対する態度とその後がこっちの方が納得出来るし、ラストも映画の方がすっきりするかも。(原作はちょっといろいろ余韻があった。まーそれはそれでグー)
何より一番良かったのは、予告! さすが角川&フジテレビ。
2001年11月05日(月) |
読書「冷静と情熱のあいだ-Blu-」 |
ということで、赤青、二日で読んでしまった。 やっぱ竹野内くんで読んでしまった。芽実は篠原涼子で読みそうになったけど、形容の仕方があわないので、保留。イメージなし。
江國さんより、仁成(何故か呼び捨て)の方がなぜだか泣けてしまった。芽実とじーちゃんが良かった。切ない。
順正は、廃人だ。つーかろくでなしだ。(おいおい)そのくせ、才能があるなんてずっこい。おまけに家が金持ちと来た。(あおいもそうか)
映画はまたきっと微妙に話が違うんだろうな。
以前、山田太一の小説で、映画になった「異人たちとの夏」を映像のイメージだけ知っていて、映画を観るより前に小説を読んだら良かったんだけど、映画をビデオで観たら、そうでもなかったという経験がある。
今回すごくそれに近い。共通点は、映画の予告(映像)がすっごく良かったという点。
さて、映画「冷静と情熱のあいだ」はどうか!!??
あ、小説は、赤、青の順で交互に読むのが一番正しいかも(雑誌連載当時と同じ順番ってことで)
2001年11月04日(日) |
読書「冷静と情熱のあいだ-Rosso-」 |
と、いうことで、又借り状態で2冊の本が回ってきた。(まいきさん、ありがとう〜) まず、赤い本から、読んだ。
映画を見る前に、先入観なしで原作を読むつもりが、あーすっかり、あおいはケリー・チャンで読んでしまった。日本語がネイティブの発音じゃない点をのぞいて、彼女でイメージして丁度いい感じ。(逆にそうでなかったら、ちょっと感情移入できないシュチエーションでもある。)
あと、生きる屍のような生活をしているあおいに、何故マーヴが惚れてしまっているかという理由は、これはもう私の判断だけど、単純にまず「美しい」からとしか思えないから〜〜〜。
とりあえず、友達にはなれんぞ、あおい。(なれないって) あと、2000年はまだ20世紀だったのよね。10年前って確かに2000年から21世紀が始まるような気がしていた。
青い方は、気になってラストだけ読んでしまった。(ルール違反)
|