隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2004年09月24日(金) :グラビア相対性理論

ナツメじゃないよ、チミなんだよ。丸ければ回転するし、角ばっていれば安定するんだ。お守りは安産系で湯煙はセクシー系。吸って吐いてゲロってブウ。ビビデバビデぶうぶう豚さん真っ二つ。手を差し伸べられたら引きずり込んでやるんだと意気込みだけ空回る回るよ目の前は残業で回る。

2004年09月21日(火) :ツキシマ・イズ・ブルー

舌を巻く。巻いて巻いて巻きついてこんがらかってほどけなくて全身を緊縛されて力なく倒れるような。ずっとずっと遠隔地から後ろの裾をきゅっとつかまれているような。しかし振り返ってもヤツはいない。全曲ランダム再生の哀PodがLeft aloneを選曲する。救い出したい救われたいと亀裂を生じながら。はみだし系純情派刑事がモザイク処理されながらもはみ出すことをやめないが己は一面純情である矛盾から生じるアンビバレントな表情を、恍惚という。しばらくみないうちにひまわりはしなだれて何か恨み言をゆっているように見えた。

2004年09月11日(土) :有楽町の幻影(2)

幻影を見た。こんなところで逢遇してしたら死んでしまうというタイミングで。苦し紛れに小谷美紗子のCDを手にとって振り返れば幻影は消えている。なぜなら幻影だから。振り払えば消えてしまうのが幻影なのだから。幻影と知りながらそれを手探ってゆくことを行為と呼ぶのなら汽車広場をくるくると周回するオフ会のような緊張感は行為の錯覚である。錯覚に輪をかけて錯覚すればもはやつかみ所のない妄言と化そう。そしてそれ以上は何も言えないのだ。幻影の真意を確かめるまでもなく目の前は真っ暗で世界は渦巻いて転げまわる。マスクメンは嘆く、尾根は果てしなく浜はひたすら遠いことを。新橋は深夜、靴も荷物も手元にある。

2004年09月09日(木) :ヤングジャンプブルース

メンバー一覧を開けてみる。開けて、そして、見たのだ。決して、開けることを試みたのではない。開けるといっても、出入り口や容器の口などを閉ざしていた物を動かして、人や物が通り抜けられるようにしたわけではない。誰が通り抜けると言うのだ。山々谷谷岳岳峰嶺尾根尾根給料安月給を流離ってきた風が「すいません、ちょっと通りますよ・・・」などと断りを入れながら僕らの間を通りすがるのかね。人間関係の隙間風ってやつか、なるほど巧いこというじゃないか。残念だがスキマやミゾというよりは赤方偏移というドカカボイス。

2004年09月01日(水) :劣等性の詩

すっかり過ぎ去ってしまった。そろそろ、そろそろ、と気には留めていたものの、いざ今日調べたらとっくの昔に過ぎ去ってしまっていた。「グラサン」で思い出してテレビの上方に視線を向ける。「本題と副題を象徴する写真」の光景は何一つ変わっていない。そのまま凍結保存されたかのようにそのまんまだ。すこし埃を被ってしまっている点を除けば。発車のベルが鳴り電車は走り出した。おきざりの小さな影を残して。その影がひとつだったのかふたつだったのか、自分が乗っているのかそれとも見送っているのかさえ分からないし分かる意味もない。言いたいことは色々すぎて何も言えないこぼれ話。やっぱmixiよりこぼれ話が落ち着くわ。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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