またしても今更な雰囲気ですが、いやとにかく俺ほんと忘れっぽい。
忘れっぽいというか思い出しづらいっぽい。
そもそも「これ日記に書こう」と思わなさ過ぎっぽい。
ろっぽんぎ。
ぎ、ぎ、ぎ、ぎろっぽん。(負け)
以上電波。
あのね、最近、つうかまあ今更ではあるんですけど、
保守絡みの評論なり何なりでよく出てくる
八木秀次、
俺この人の授業受けてたわ。
講議名「憲法」。
直球。(内角高め)
で、俺はまあ右左に関心の薄いうんこ学生だったので、ただ単位取りやすいって聞いたから受講したのですまさにうんこ。
出席も取ってなかったよな、確か。
まあだからつまり「よく憶えていない」んですけど。
だから逆にお茶の間に登場したのが意外でした。
北条とかの方がキャラきつかったし。
「寝ている学生見るとはらわた煮えくり返る思いなんですよね」
と愚痴りつつにっぽんいち眠い授業をするせんせい。知らね?
でもね、ちっこい子に確認してみると、当時からライトフェンスポール際にがんがんライナー打ち込んでたらしく。
俺全然知らなかったよ。
知ってても受講したけど。
つうかあれな、俺の行ってた学校、安保ん時とかそれなりにはっちゃけてたって聞いたんだけど、もう関係ないのかしら。
まあ仮にマルクス本人がいたとしてもまた俺は気づかなかったと思うけど。
授業内容はわりと淡々としてたと思う。つうか正確にいえばよく憶えてない。
ただひとつだけ何故か記憶にあるのは、一番広い教室で学生が4、5人しかいなくて、確か政治活動か何かの講議中に一番前の学生が八木の話をさえぎって、
「じゃ、じゃ、じゃあ先生!選挙公約は守らなくてもいいってことですか!」
と唐突に食って掛かったあの瞬間。
八木は「まあそういうことです」と返してた。
俺はたぶん「若者よ。いいから俺を卒業させろ」と思ったはず。
(「憲法」は通常1、2年生が受ける授業。俺はその時4年)
あれだ、やっぱり俺のイメージする八木はあのがらっがらの大講堂で地味な講議してる若い先生だ。
あと単位くれたから好きだ。
(北条は多分落とした)