武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2015年04月30日(木) 「台湾の宝」●姪の思い出

発売されたばかりの旅のMOOK「TRANSIT」28号は、琉球・台湾・香港特集です。
この3つの地を一緒に扱うのはとても興味深いです。
写真もいっぱい。旅行案内とは違います。

その台湾パートに、『未来ちゃん』で台湾でも人気の写真家、
川島小鳥さんが台湾中を旅して撮った写真が6ページにわたって掲載されています。
その中にこんな見開きが。(68ページ)

     


右ページ下の川島さんによるキャプションを一部拡大すると、

     


(^^)
ちなみに川島さんは男性です。
これが表紙。税込1850円でちょっと高いですが、店頭にあったらぜひお確かめを。

     




姪の思い出

姪というのは、あのUさん。
今度始まる台湾の中天電視台の新番組「KISS HOTEL」は
人気司会者で金城武とも縁のある黃子佼と日本の女優池端レイナが
総合司会を務めます。

レギュラー出演者に台日韓の芸能人が参加しているのですが、
その1人としてUさんも出演。
昨日行われた記者発表で、えーと、この番組の趣旨が丁寧に読んでないのでよくわからないのですが、
メンバーが一緒に生活する趣向があるのかな?
それに関連して、黃子佼ならルームメートは誰がいいかと聞かれて、
金城武がいいと答えてこう言ってます。


はぼくがこの世界に入ってから知る限り、華人世界で一番神秘的なスターだからですよ。
彼がいつも何をしているのか、観客が見たいだけでなく、僕自身とても知りたい。
彼はぼくにとっては謎ですから」
Yahoo奇摩娛樂訊息 2015.4.30

姪っ子のUは、


分が子どもの頃の叔父の印象といったら、ゲームとコーラが好きということ。
芸能界に入ろうとしたとき、叔父は実はあまり賛成ではなく、
安全に注意するようにと言われた。
その後はそれぞれ多忙で、2年ほど顔を合わせていない。
ETtoday 2015.4.30

と言ったそうです。



   BBS   ネタバレDiary 20:40


2015年04月15日(水) 「時報周刊」編集長コラム●新作、だといいな

今頃ですが、去年12月に台湾の「時報周刊」が13ページの
「太平輪〈上〉」&金城武特集を組みました。
その号の編集長のコラムでも取り上げられていたので、
ちょっと訳してみました。
他の記事は、読み返して面白いものがあれば、やってみたいと思います。






台湾には金城武がいる。 李文娟

彼は台湾で生まれ、台湾で育ち、台湾で名を成し、台湾を代表している。
金城武は日本人だなどと、もう私に言わないでほしい。
彼の他に、国際的知名度と集客力の指標になるような大スターが台湾にいるだろうか?

まだお疑いですか? 
ウォン・カーウァイは「恋する惑星」で金城武に面倒を顧みず4つの言語を使って
ブリジット・リンにパイナップルが好きかと尋ねさせたが、
最後にこうはっきりと説明していませんでしたっけ?
「北京語がうまいのは台湾出身だからだ」と。

今回、ジョン・ウーはもっとストレートに、彼に「太平輪」で台湾語をしゃべらせた。
彼が演ずる軍医は、台湾生まれの厳澤坤、
6人の主役の喜びと悲しみ、別れと出会いをつなぐキーパーソンでもある。

「太平輪〈上〉」での金城武の出番は簡潔に切り詰められてはいるが、演技は目を引く。
ジョン・ウーはこのように公然と褒めている。
「金城武は私が尊敬する俳優です。俳優として優れているだけでなく、
創意にあふれ、理想を持つ映画人でもあります。
もし、次の作品で彼が監督をするというなら、私は喜んでプロデューサーになりますよ。
彼にはかつて我々すべてが憧れていた大スターの風格が備わっているんです」

彼が姿を見せれば、共演俳優たちもすぐ一ファンに変わってしまう。
今年5月、カンヌで「太平輪」の映像の一部が初めて披露された日、
中日韓台各国の大スターが一堂に会した。
金城武の相手役の日本女優、長澤まさみと韓国女優ソン・ヘギョは取材に対し、
異口同音に「子どもの頃から金城さんの映画やドラマが好きでした」と語ったのだった。

事実として、金城武はジョン・ウー、ピーター・チャン、ウォン・カーウァイ、
チャン・イーモウといった大監督たちが一番仕事をしたいと思う中国人スターである。
そのすっとした男前の姿が大スクリーンに登場するや、
どんな感情の演技の場面であろうと、観客は目が釘づけになってしまう。
しかし、もし、かっこよさが彼の魅力のすべてだと言うなら、
それもまた彼を完全に見くびることになる。

外形は、漫画の主人公がそのまま抜け出してきたかのようで、
濃い眉とすっとした鼻(貴重なのは、彼がまだあの美容整形が発達していない時代に
有名になったことだ)、
10代から40代までずっとハンサムで居続けている(今後もそうだと思われる)。

演技については、彼は演劇学校出身ではなく、力のこもった演技をする″演技派″ではない。
凄いのは、見ていて彼が「演じて」いるように感じないことなのだ。
彼は役に溶け込むナチュラルな演技をするが、
これには脚本を読み込んだ深い理解が必要だ。

彼は出演作をよく選び、やたらと露出せず、控えめでミステリアスだが、
そのスターとしての魅力は彼の知性からも生まれている。
少し前、著名人たちの「アイスバケット・チャレンジ」があったが、
多くの人は金城武が「除湿機の水」を被ったことしか覚えていないだろう。
これを見た名脚本家の呉洛纓は、
「どんなに金を積んでも金城武は買えない」と感嘆の一言を記している。

台湾にはきちんとした俳優養成のシステムがない。
うまく見出されて人気者になれるのは、ほとんどがアイドルだが、
厳しい実戦の場と市場による淘汰を経ると、
天分があり努力をする者はかえってユニークな存在となる。
本誌今月号では黄河と陳庭尼のカップルをインタビューした。
まだ25歳の2人は「演技」と「容貌」を認められているが、
将来、金城武のように台湾を代表する大スターになるだろうか?
なってほしいし、期待している。
(TVBS周刊878号 2014.12.4)



新作、だといいな

このところ、新作の噂はあっても、ほとんどが話題作りだったり、ガセだったり、実現ありかも? と思えるものまで、
ふたを開ければ違った……の連続なので、もう、ネタとして取り扱う気力もなく、記事を読んでもスルーしています。
期待するとがっかりが大きいし。
で、今度も確定するまではいいよ、そっと目だけ光らせていこう、と思っていたのが、
姜文の映画。前から伝えられていた作品にとりかかることが、ようやくはっきりしたそうです。
その映画というのは「侠隠」。
2008年3月3日のDiaryに載せた記事を目にしたとき、本当であれ、と祈ったものですが、
ずっと後がなくて、去年のカンヌで作品名抜きに姜文の作品に出演するらしい話が出ました。(2014年5月20日

中国の武ファンも大きな期待を寄せているのですが、去年のカンヌ記事で、私が見なかった記事を紹介してくれていました。
そこに、記者と姜文の問答があります。



――の作品になぜ金城武を起用するのですか? 彼にはどんな役が合うでしょう?

姜文 なあ、金城武みたいないい男だったら、何を演じても素敵だろ。君はどう思う?

――すっごく素敵です!
Mtime時光網 2014.5.21


こんなにはっきり言ってたのか?
ということで、確定するまでは何事も、もう静かに黙っていようという禁忌を破りました。
でも、けっしてはしゃぎません。



   BBS   ネタバレDiary 14:00


2015年04月09日(木) 「太平輪(下)」にツイ・ハークが参加

気になる「太平輪(下)」公開時期ですが、昨日8日午後、
北京の郊外、懐柔で全国の映画配給網に向けて、映画会社が今年の
夏と国慶節シーズンに公開予定の映画について説明する会が行われたそうです。
その中に「太平輪」もありました。その部分だけ。


ョン・ウー監督による歴史パニック大作「太平輪(上)」は
2014年正月の映画商戦で興行面、世評の両方で大敗を喫した。
2015年ゴールデンウィーク公開とされていた「下」も未だに動きがない。
今日行われた推奨会で、製作会社の楽視影業は、サマーシーズン公開の見込みだと語った。
「下」は「災難を前にして背水の陣を敷く」を宣伝文句として打ち出し、
営業担当副総裁の黄紫燕女史も、こう率直に述べた。
「『太平輪(上)』の昨年の状況は私にとっては災難でした」
また、「下」では調整を行い、ジョン・ウーの長年の友人であるツイ・ハークに
応援を依頼したと明かした。
編集をやり直し、ストーリーの組み立ても改め、映像による語り方も整理し直したという。
2015.4.8 Mtime時光網


サマーシーズンがいつを指すかというと、6〜9月だそうです。
他の映画の動向を見ながら最終的には決められるのでしょうが、
6月はないとして、7月かな、8月かな?

編集のやり直しの結果……心配しても仕方ないですね。
でも、構成も変えるとしたら、元の脚本はどうなっちゃうのでしょう。
日本公開も音沙汰がないですが、むしろ国際版の完成を待って、
そちらを公開した方がいいかも。
もちろん、作品としてはたっぷり見たいし、
いろいろなシーンがカットされてしまうと思うと惜しいですが、
同時公開でもない限り、上だけでは、日本での興行は難しいような気がします(映画の出来とは別に)。



   BBS   ネタバレDiary  23:30


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