武ニュースDiary


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2004年03月30日(火) 「Lovers 十面埋伏」中国・台湾同時公開

今日の聯合晩報によると、
「Lovers 十面埋伏」は大陸と台湾、7月同時公開が決まっているそうで、
海賊版の被害を減らす目的もあるようです。
台湾での配給権を最終的に獲得したのは中寰だそうですが、
中寰はアメリカの会社? 「2046」の配給権も、
ここかフォックスになりそうだというので、
中国語映画市場への進出を図っているというのですが……
ご存じの方、ご教示ください。
(「2046」は9月公開予定。こちらもおそらく同時公開になろうとのこと)
中寰では、台湾公開時には、監督と3人の主演者がそろって
台湾を訪問するよう依頼すると言っています。

少し遅れる日本にも、当然――??
大変でしょうが、4人には、しばらくの間、
世界中駆けめぐっていただけると嬉しいな。


投票所 ←こちらもガンバロウ!

BBS   22:20


2004年03月28日(日) 「Lovers 十面埋伏」プロデューサーへのインタビュー�◆粉播撤董法�金城武の人見知りは生まれつき

「Lovers 十面埋伏」プロデューサーへのインタビュー�� 1:30

昨日の続き。

――「英雄」はストーリーラインが多すぎたが、「十面埋伏」のストーリは非常に緊密だと思う。
張 その通りだ。我々がなぜ「十面埋伏」の製作を決めたのか、
チャン・イーモウはこれまで同じような映画を繰り返したことがない。
武侠作品をもう1度撮る理由は、「英雄」で心残りな部分を補いたいからだ。
「英雄」に欠けていたものを補い、さらにそれ以上に足してやる。
もし、商業的側面からのみ言うなら、当初、国内外のマスコミは我々に、
「英雄2」を撮るのではないかと聞き、我々はノーと答えた。
だが、みな本当にはしなかった。
「英雄」が国内外であのようなブームを引き起こし、
経済的にも社会的にも非常に良い結果をもたらしていたからだ。
ブランドとして、知名度がこんなに高いのに、
「2」を撮らない理由などないではないかと。

例えば「無間道(インファナル・アフェア)」は続けて「無間道2」を作っている。
「無間道」の興行成績は「英雄」とは比べ物にならないのにだ。
当時我々がどうして「英雄2」と呼ばなかったか、
「英雄」の勢いを借りようとしなかったか。
実は我々も客観的に考えてみた。その上で、この作品を新たな挑戦として、
「英雄」とは全く違うストーリーにしたいと思ったのだ。
なぜ「十面埋伏」という名かというと、
この言葉は、あの有名な琵琶の曲を連想させる。
このタイトルに決めたのは、ストーリー上、脚本上の必要からだ。
将来、映画を実際に観れば、きっとこのタイトルがぴったりだと感じると思う。
この作品には非常によく合っていると強い感銘を受けるだろう。

「十面埋伏」というからには、盲目の1人の女と2人の捕吏の間に潜む
愛憎の物語だとわかる。
「英雄」は天下国家を語る、始皇帝暗殺の物語で、
どちらかといえば巨視的な物語。
「十面埋伏」のストーリーは「英雄」に比べるとシンプルで、
だが玄妙な味わいに満ちて、それが何かが潜んでいるという感覚を強めている。

「十面埋伏」と「英雄」には大きな違いがある。出演者の人選もその一つだ。
両方とも武侠映画である。ジェット・リーとドニー・イェンのコンビは、
アンディ・ラウと金城武よりもアクションでは本格的だろうが、
映画で最も大切なのは立ち回りの技量だけではない。
それは主として盛り立てる働きをするもので、
映画が感動を与えうるかどうかは、やはりストーリーに大きくかかっている。
「英雄」が当初、善意の批判を数多く受けたわけは、ストーリーが弱かったからだ。
私は映画で一番大切なのはストーリーだと思う。
「十面埋伏」は武侠映画ではあるが、
実は全編、奥深く味わいあるストーリー性の強い武侠映画である。
我々はアンディ・ラウ、金城武、チャン・ズーイーの3人を主役に選んだが、
まず考慮したのは、この物語がこの3人の俳優によく合っているということだった。
ジェット・リーやドニー・イェンよりも、この「十面埋伏」には適している。
人選に際しては、主に俳優の条件を見る。
そしてストーリーがその俳優に合っているかどうか、これが大変重要なのだ。
(看電影)




金城武の人見知りは生まれつき 23:50

「Lovers 十面埋伏」の記事はまだまだあるんですけど、
どこをご紹介したらよいものやら、
映画を見もしないうちに、あれこれ詳しく読んでもかえってな……
という気もして。
興味深い部分もあるので、ニュースとしては遅くなるけれど、
少しずつ日本語にしてみたいと思います。
時々他の話題も交えつつ――ということで、
これは、武がスターなのに人前にあまり出ないということの話題。
もう1人、知らない女性芸能人とセットの話ですが、
武の部分だけ。2002年の記事です。

*********

芸能人の華やかさをうらやむ人は多い。だが、スターの苦労を知る人は少ない。
例えば世紀の超級美男子、金城武が、
男からも女からも羨望と憧れの眼差しを注がれながら、
他人が華やかさと見るものは、彼にとっては厳しい罰であるような。
彼は「大勢の人に見られると、具合が悪くなってしまう」のだ。

日本で人気の出た金城武は、露出が少なくミステリアスで、
その独特の束縛されない気質がファンを夢中にさせる。
金城武がマスコミに与える印象は、インタビューと写真嫌いというもので、
そのせいで、この台湾で成長し、人気者になった芸能人は
どんどんスターぶってきた、という誤解を与えやすい。
この点に対し、金城武は眉根にしわを寄せ、少し考えてこう言った。
「ぼくはただ、物事をきちんとやりたい人間なだけです。
撮影でも他のことでも、ぼくはいつも全力を尽くします。
でも、見ている人が多いと怖くなってくるんです」

金城武は笑いながら言った。
「自分が何でそうなのか、ずっとわかりませんでした。
だって、他の芸能人はみんな、見られるのを楽しんでいるように見えるから」
ある日、彼はやっと合点が行った。
「ぼくが人見知りで恥ずかしがりなのは、遺伝だったんですよ。
ぼくのお兄さんもそうですから」
金城武の兄はゴルフ用具店を開いている。
あるとき、その兄が家の中に居座ったまま店に行きたがらないので、
金城武は不思議に思った。
兄は日曜日だからだと言う。
「日曜日だって? じゃあ、行かなくちゃ。お客がいつもより多いじゃないか」
と武はわけがわからない。そこで兄が説明した。
お客は多いよ。でも大勢の人を見ると、
いつもぐったりと気分が悪くなるんだ――。

こんな金城武だから、外でファンに見つかるのを恐れるのも当然だ。
他人に指をさされたり、後をついてこられたりなどといったことは、
彼は考えたくもないのだ。
武は以前の自分を思い出して笑い出した。そしてこう話した。
「前にぼくはわざわざ変装して外に出たことがあるんですけど、
帽子をかぶってメガネをかけていたのに見破られて、ホントに惨めだった」
奇怪なかっこうで変装して出かけ、ファンにばれたときには、
消え入りそうになってしまったというのだが、
彼はやはりイメージを非常に大事にする人間らしい。
その後、金城武はきっぱりと変装はやめ、
見つかったら見つかったときと思い切ることにした。(後略)
(新浪網 2002.3.15)


投票所 3位には抜かされたくない〜ゾo(><)o

BBS   


2004年03月25日(木) 「Lovers 十面埋伏」プロデューサーインタビュー��

しばらくニュースはお休みねとのんびりしていたら、
また張プロデューサー登場。しかも、記事が超長い。
多分雑誌記事ですね。ていねいに訳そうとすると難しいところも多いし……
とりあえず、最初の部分だけ。(挫折するかも)

張偉平インタビュー:なぜ「十面埋伏」を撮ったのか��

――「十面埋伏」の舞台はどの時代か?
張 唐朝だ。

――「十面埋伏」は情感やストーリー性が目立っているが、
アクション面が弱いということはないのか? 
「英雄」がMTVのようなシーンのつながり方をしていたのとは違って、
物語の中になめらかに融けこませることができたのだろうか?
張 アクションシーンについてはこう言うことができる。
できた映画を観たら、きっとユニークで全く新しい、
「英雄」とは異なるものだと感じるだろうし、
チャン・イーモウはアイデア豊かだと思うだろう。
「英雄」と同じように、香港台湾では何十年も武侠映画を撮ってきながら、
武侠映画はこういうふうにも撮れるのだなどと誰も思いつかなかった。
チャン・イーモウは中国拳法の基礎の上に独創的なものを作り上げたのだ。

――ストーリーは残酷な話か?
張 非常におもしろいストーリーで堪能できる。

――アンディ・ラウのこれまでの演技は、みなかっこうのいいものだった。
それでは、この作品ではチャン監督は彼のそういうイメージを
一掃したのだろうか?
張 その通りだ。

――ウクライナでの撮影は非常に大変だったと聞いたが、そうか?
張 そうだ。非常に大変だった。

――チャン・ズーイーと金城武が負傷したのはでっちあげというのは本当か?
張 本当に怪我をしている。金城武の怪我はかなり重く、
ウクライナから戻った後、日本に極秘で治療にやった。
そして我々はアンディ・ラウとチャン・ズーイーの場面を撮影した。
金城武の怪我が少し良くなってから、まだ少しアクション以外の場面が
残っていたので、彼は松葉杖をついて頑張って撮影を続けた。
だが、非常にリラックスして演技も素晴らしかった。
できた映画を見たとき、彼が怪我をしたなどとは全くわからないだろう。
また、これまでの彼のどの映画でのイメージとも完全に違った、
極めて視覚的衝撃力を持つ金城武が見られると、私は保証できる。
これこそが、チャン・イーモウの才能であり、
彼のもとでは俳優はみな見違えるほど変貌する。

――なぜウクライナをロケ地に選んだのか。
張 「十面埋伏」の撮影に先立って、我々は国内の景観地をいろいろと検討した。
「初恋の来た道」と「英雄」で、我々は国内の比較的満足できる場所は
ほとんどすべて行っていたので、「十面埋伏」を撮るときになって、
もう1度回ってみたが、新しい作品にふさわしい場所はみつからなかった。
国外に目を向けるしかなかったが、ヨーロッパ、オーストラリア、
ニュージーランドを見てもやっぱり納得できない。
その頃、チャン・イーモウは北京オリンピック誘致フィルムの総監督をしており、
その撮影でモスクワに行き、人に薦められてウクライナを訪れた。
一帯をずっと歩いてみて、彼は「十面埋伏」に非常に合っていると思った。

――チャン監督がその地方が好きだったからではないのか?
張 それもある。映画を観たら、私の言葉の正しいことがきっとわかるだろう。

――映画には馬が出てくるか?
張 出てくる。

――それはヨーロッパの馬か?
張 そうだ。すべて背の高いヨーロッパの馬だ。金城武を落馬させたのはそれだ。
森の中をぬって走っていて、いきなり金城武を振り落としてしまった。
もし、木にたたきつけられていたら大変なところだった。
馬がコントロールしきれないので、
監督はそれもまたリアルな効果としなければならない。
だから、金城武は大した俳優だと思う。大変プロフェッショナルで、
演技も非常に素晴らしい。
そう言うのは私だけではない、第1回編集フィルムを見終わったとき、
アメリカと日本の映画会社の人間もみな、金城武を絶賛していた。
チャン・ツーイーとアンディ・ラウの演技に対しても大変満足していた。
彼らは、チャン・ツーイーは「英雄」や「グリーン・デスティニー」のときとは変わった、
この作品で、国際スターとしての雰囲気と技量とを
しっかりと発揮していると言った。

――馬は専門の馬場から選んだのか、それとも普通の農家の馬か?
張 専門のものだ。

――費用は?
張 非常に高かった。ウクライナでのエキストラもふくめて、
口銭がとても高い。彼らは我々が中国から来たと聞いた。
今、彼らは中国人は金になると考えているし、
フランスのエッフェル塔の下では中国人は争って狙われている。
中国人は金持ちだと思って、1度口を開けばとことん要求してくるのだ。
(看電影 2004.3.25)


投票所 こちらもお忘れなく

BBS   23:55


2004年03月24日(水) 金城武とジョニー・デップ●金城武と西城秀樹

金城武とジョニー・デップ 0:30

1995年の台湾紙から(紙名不詳)。

金城武、500人のファンとデート、
ジョニー・デップの「ギルバート・グレイプ」を一緒に観る


最近「標準情人」のイメージとともに登場した金城武は、
香港に進出後、人気はどんどん上昇中。
今月9日、彼は�狎祥里領�人�瓮献腑法次Ε妊奪彈膠蕕留撚�
「ギルバート・グレイプ」のプレミアに出席し、
500人のファンと一緒に、金馬国際映画祭で話題になったこの作品を鑑賞する。
観客席の金城武とスクリーンのジョニー・デップが肩を並べる一幕だ。

金城武本人は映画が好きで、
ジョニー・デップの独特な個性と演技を尊敬している。
彼は、ジョニーは容姿が優れているだけでなく、
「シザー・ハンズ」「妹の恋人」などのたくさんの違うタイプの映画から、
若い時代のテレビドラマ「ハイスクールコップ」の
あるときは反逆的、あるときは情の厚い役に至るまで、
それぞれ違う感情を的確に演じわける実力のある、
見る価値のある俳優だと思っている。

映画に出るようになってまだそれほど経たないけれども、
金城武のスター性のある容姿は非常に歓迎されており、
特にウォン・カーウァイの「恋する惑星」に出演したことで、
また別の表現方法に触れることになった。
彼は、演技は異なる役柄をやる中で成長していくと考えており、
ジョニー・デップのように、初めは容姿で成功しても、
そこを抜け出して作品の中で成長していくことを努力目標にしたいという。




金城武と西城秀樹      23:45

これもおそらく1995年の台湾紙から。
この組み合わせが意外だったので写真を。
けっこういろんな人と会っているんですね〜。
台湾の番組出演のために来台した西城秀樹の記者会見に
番組の司会者3人と、金城武が出迎えて、
中国語のわからない秀樹のために、花束を手渡し、日本語で雑談をした、
とあります。



  ピース!


投票所 ←大分情勢が変わってきました…

BBS   0:30


2004年03月22日(月) 大陸の武ファン

「Lovers 十面埋伏」関係のニュースをまとめたページが、
現在大陸の新浪網と捜狐網にできており、それぞれに早くも掲示板があります。
後者の「評論」という方がBBSの感じなのですが、結構活発で、
たまにのぞきに行きます。

特に捜狐の方にはアンディ・ラウのファンが多数来ていると見え、
アンディへのラブコールが多いのはよいのですが、
今回の主役は金城武の方らしいというのが不満なのか、
武への対抗意識がむき出しです。
別に人気で主役が決まるわけじゃなく、個性が違うのだから、
作品によって主役が違うのは当たり前だと思うのですけどね。

アンディが出るから見る価値がある(ま、ファンはそういうものですが)はいいとして、
スターはアンディ1人で十分、武は人気・実力・容姿、すべてにおいて
アンディの遥か下なのにどうして出番が多いのか(これらはまだ穏やかな表現)、
武を選んだのは安く使えるから、日本向けにいいからだけの理由、
はては武のことを「小日本(シャオリーベン)」などと(か〜なり侮辱的な言い方)
次々書き込んでいるのを見ると、アンディには何の恨みもないし――
というか、性格よさげな人だし、武のコンサートデビューでは激励してくれてたし
(多分、香港でのレコード会社か何かが同じだった記憶あり)、
武の好きな芸能人でもあるし、第一映画見たことないし――
共演を喜んでもいたのだけど、面白くなくなってきて、
アンディが何だ〜〜と反論したくなってくる。
悪いのはアンディじゃなくて、そのファンなんだとわかっていても。

だから、ひいきの引き倒しって、良くないよねと、
ひいきしてるはずのそのスターにも害を及ぼすものなんだなと、改めて思いました。
他山の石とすべきですな。

確かに大陸では武の露出は少ないし、人気の点から言ったら
アンディとは比べ物にならないと思います。
でも、そこで反論している大陸の武ファンたちがいて、
彼らがどのように彼を思っているのか、アンディ攻撃を含まないものから
ちょっとだけ、拾ってみました。
発言者が男か女かはわかりませんが、海外のBBSを見ていると、
男性ファンはかなりいるようです。

「十面埋伏」について(捜狐ネットの掲示板から)

●ここでアンディ・ラウと金城武の知名度や業績をあれこれいっているのは
2人に対して不公平だと思う。
金城武はアンディ・ラウの次の世代のスターなので、
どうしたってアンディと同じ評価を得るわけにはいかない。
金城武の個性はずっと控えめで、作品を選ぶことでも有名だ。
彼は自分の知名度を上げようとしたりせず、自分が納得できない作品には出ない。
ましてや人気を高めるために脳みそを絞るなどということはない。
金城武の各分野での実力をもってすれば、
もっと大きな範囲でもっと人気を売ることができるに決まっている。
これは絶対本当のことで、金城武を好きな人はこの点をよく知っている。
彼が控えめであるために、多くの人に彼のことをわかってもらったり、
関心を持ってもらうのが難しいだけなのだ。

●金城武の人気は絶頂。ただ、彼は内地に来たことがないから、
みんな知らないだけのこと。
彼を知りさえすれば、必ずとりこになると信じている。
彼の個性はほとんどのスターにはないものだし、彼らが学ぶべきものだと思う。
金城武を応援する!

●金城武の魅力ははっきりしている。彼はスターの中のスターだ。
彼に片思いだったり、共演したがったりしている女優がすごく多いのを知っているだろうか? 
ココ・リー、蔡依林、チャオ・ウェイから何人もの韓国女優に至るまで、
あんまり多くて、覚えていられないくらいだ。
彼のことを知らない人はもしかしたら多いかもしれない。
でも、彼のことを悪く言いなす必要はないでしょう。
金城武の人気はアジアでは絶対高いのだから。

●この映画(「十面埋伏」)は、アジア一の素敵な男性、金城武が主演しているからこそ、
私はものすごく期待しているのだ。
彼の控えめさは一種の美であり、そのメランコリックな瞳はもっと魅力的だ。
他のどんなスターとも比べる必要はない、彼には支持者がすでにあり、
アジアではとっくに大きな人気を得ている。

●本当言って、私はスターの追っかけするような人間ではない。
けれども金城武は例外だ。彼は本当に美しくて、好きにならずにはいられない。

●彼は本当に完璧に美しい。
ただ、目立ちたがらないので、その魅力を知らない人が多いだけだ。
阿武が全世界の人にその独特な魅力を十分見せてくれることを心から望んでいる。

●もしも阿武がもっと自分からアピールするような人だったら、
今頃ジャッキー・チェンの人気を追い越していたに違いない。
その控えめさこそが、寡黙で物憂げな魅力を創り出している。
金城武が一番好きだ。最高の美男子だ。

●ずっと前から、俳優の中では、
チョウ・ユンファと金城武が一番魅力があると思っていた。
彼らの持つ、天性の輝きは他の俳優には望んでも得られないものだ。
金城武のあの一筋縄ではゆかぬ手ごわさ、
そしてクールな外面と熱い内面という持ち味は、他では見つけ難い。
彼らは公共の場所にはめったに姿を現さず、自己宣伝をしたことがないけれど、
2人ともずっと大監督の作品に望まれて起用されてきた。

●今、有名になるためや人気のために、あるスター達は呼ばれれば何にでも出る。
本当におかしなことばかり、話題づくりや恋愛スキャンダルが飛び交う。
くだらない。彼らは金城武に学ぶべきだ。
人気はまともでないやり方で得られるものではない。

************

ある傾向がありますよね。
で、武の悪口を言う人も、彼が日本で人気があることは知っている。
武の評価を日本が支えている面もあると思う。
こうしてみると、各地でファンが彼を支えているんだなあと思います。
アイドル武を支持した台湾のファン、
いわゆる香港スターとは全然違う、初めは広東語も下手だった彼を
香港芸能界に受け入れさせた香港のファン、
まだまだこれからの大陸中国で彼を支持するファン、
そして我々日本のファン――

もちろん、ファンなしでも、優れた監督その他から認められる
本人の素晴らしさがあるからこそだけど。

ところで、彼らはどうも武の名前を「金 城武」と思っているみたいです。


投票所

BBS   2:30


2004年03月20日(土) �猜�電�瓩垢襯好拭�

放電というのは、あちらの今の俗語で、
電気を放つ、ビリビリッとした魅力がある、フェロモンが強い、
といった意味を持っています。感じる、とでも言うのでしょうか。
范植偉は1980年生まれの台湾の若手俳優で、
最近では「地下鉄」に出ています。
彼の�狹杜廊瓩�すごいという話に武も登場するので――

**********

范植偉の魅力は男女を問わず通用するのだろうか? 
番組「康熙が来る」の録画中、彼は髪をもてあそんだり、椅子であぐらをかいたり、
目はフェロモンに満ちていて、司会の小Sはこう聞いた。
「あなた、そんなにわざわざ動いてるのは、私たちを感電させようとしてるの?」
めったに自分の意見を言わない蔡康永も、こう認めた。
「彼の魅力は私のひそかな�猜�電�瓮薀鵐�ングの上位10人に入るな」

蔡康永は范植偉に、何かビリッと来るものを感じた、
そしてその「電力」はトニー・レオンよりも強いと、彼はこう説明する。
「トニー・レオンをインタビューしたとき、1時間半向かい合っていて、
彼からは穏やかで親しみやすい感じしか受けなかった。
�猜�電�瓩靴討い覺兇犬倭漢海覆�ったよ。
だが、范植偉は違う。一挙手一投足、ほとんど�猜�電�瓩靴辰僂覆掘�
彼自身が気づいていないだけ」

また、男性スターで一番電力の強いのは、
やっぱり金城武だと言う。
「彼の魅力は竜巻みたいだ。楽屋をぶらぶら歩いているだけで、
受け止めきれないほどの強い電力を発しているんだ。凄いものさ」
が、蔡永康は、それでも范植偉は新世代スターの中では
セクシーなスターの素質が絶対あると断言した。(以下略)
(聯合報 2004.3.20)

**********

で、この蔡康永はベテランの司会者ということですが、
名前に何だか記憶があると思ったら、
「向左走、向右走」の台湾プロモのときの、あの帽子を被った
インタビュアーの人でした。


投票所

BBS   22:45


2004年03月19日(金) 「Lovers」新スチールと吹き替え問題●ニュース(ほぼ)全文●スチール・他の4枚●主題歌はキャスリーン・バトル●台湾ニュース

「Lovers 十面埋伏」新スチールと吹き替え問題 10:00

「Lovers 十面埋伏」の新しいスチールがもう1枚公開されました。
中国サイトの記事によると、昨日、話題が出ていた武とアンディの
吹き替えの件は、張偉平が否定、
2人とも本人の声で行くそうです。
詳細は後ほど。




新画面公司、ウクライナでのスチール第一弾を公開  12:45

「十面埋伏」がまた大きな動きを見せた。
最初の竹林でのスチール公開が大きな波紋を呼び起こしたのに続き、
張偉平は作戦をウクライナまで広げた。
昨日、本紙は「十面埋伏」のウクライナ・シーンのスチールを独占入手。
写真では、アンディ・ラウと金城武がそれぞれ違う表情をしている。
チャン・ズーイー演じる盲目の女がもとで、
2人は表とは異なり、心の内は穏やかでない。
ポスターの後ろの背景をまとめているのは敦黄色で、
これこそ「十面埋伏」の基調色だ。

「我々は『英雄』の経験に学んで、聴覚、視覚、ストーリーの面で
観客に違う感覚を与えることに力を注いだ。
そして画面と色彩はこの映画の見所の1つだ」
張偉平は、チャン・イーモウは名監督であるだけでなく、
名カメラマンでもあり、色彩の使い方に独自のものを持っていると言う。
今はまだ、スチールからは、その�狡鯵弌�視覚・ストーリー�畛旭粍貘里�
絶妙な効果は体感できないとしても、
視覚上の美しさのいくばくかは感じ取ることが出来る。

アンディ・ラウ、金城武は吹き替え無用

アンディ・ラウと金城武の姿が再び現れたことで、
2人の声の吹き替えがなされるのかどうかが取り沙汰されている。
昨日あるメディアが、アンディ・ラウと金城武の声は、
内地の俳優によって吹き替えられると報道した。
これについて張偉平は、あっさりと言ってのけた。「デマさ」

「香港台湾の俳優の中では、アンディ・ラウと金城武の北京語は上手な方で、
全く問題ない」
また、当初の出演者選定時から、セリフの問題は考慮に入れていた、
というのも、「十面埋伏」は同時録音方式を採用したからだという。
「アンディ・ラウと金城武は彼ら自身の声でやる、吹き替えは無い」
(以下、DVDの版権の問題の話題なので略)
(青年時報 2004.3.19)

敦黄色(こう書いてある)は、バックにある黄色のことを言っているの?
しかし、こちらの報道が本当だとしたら、
昨日の、いかにもまことしやかな記事って……
ほんと、ニュースというものには慎重にならなくちゃいけませんね。
ま、こんなのは、実害がないからまだいいですけど。

●スチール・他の4枚 14:00

ここに。




「Lovers」主題歌はキャスリーン・バトル 15:10

主題歌はない、チャン・ズーイーが歌うなど、あれこれ言われていた「Lovers」の主題歌は、
キャスリーン・バトルが英語で歌うことになったそうで、
というか、もう出来上がっているらしく、プロデューサー氏は聞き終えて、
声も出ないほど感動したそうです。
今日は「十面」関係ニュースの露出が多く、
詳しくはこれもまた後に……




●台湾ニュース

武の話題ではないけれど……

陳水扁総統、遊説中に銃撃され負傷

【台北=佐伯聡士】台湾の総統府は19日、台湾南部の台南市で、同日午後1時45分(日本時間同2時45分)ごろ、台湾総統選に立候補している陳水扁総統(53)(民進党主席)が車に乗って遊説中、何者かに銃撃され、下腹部を負傷したと発表した。

同乗していた呂秀蓮副総統(59)も右膝を負傷した。陳総統は、へそ付近を負傷して、市内の病院に収容されたが、命に別条はないという。

台湾総統選挙は、現職の陳水扁総統と政権奪還を狙う最大野党・国民党の連戦主席(67)が一騎打ちの大激戦を演じており、19日は、両候補が、それぞれ台湾各地を遊説に回っていた。

総統府によると、発生当時、陳総統はオープンカーに乗っており、フロントガラスには弾痕が残っているという。銃弾はすでに発見され、確認された。陳総統は午前中、高雄市での遊説を終えて、午後には、台南市に入り、夜は台北市内で最後の支援を訴える予定だった。

陳総統は防弾チョッキを着ていなかった。犯人の行方は分かっていない。
20日の総統選は予定通り行われる。(読売新聞)
[3月19日17時9分更新]


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BBS   


2004年03月18日(木) バンジー・ジャンプ

「スクール・デイズ」でバンジー・ジャンプするシーンがありますね。
アイドルを飛ばすという見せ場作りのためだけに
挿入されたとしか考えられない、必然性のないシーンですが、
これを飛んだときの感想を、1995年5月13日に行なわれた
シネ・シティのファンとの集いで、本人はこう語っていました。

「何であれができたかって言うと、後ろにマスコミがたくさんいたから(笑)。
もうやるしかなかったんですよね。
あと、ジミー・リンっていう台湾の人、いますよね。
彼と2人で同時に降りなきゃいけない。
そこで、もし彼が降りて、僕が残ってたら……
マスコミに何書かれるかわからないですよね。で、やったんです。
感じはね、もう、死ぬみたい(笑)。降りてる瞬間はもう何も考えてない。
でも降りちゃえばね、ああ、助かったってホッとする。
でもその後ブラブラしてるのがキツイ。
なぜかいつも彼が先にひっぱり上げてもらうんですよね。
僕はその間、ブラブラしてる(爆笑)。
やったことない人は、1回、やってみるといいですよ。
1回やると、歌のキーがひとつ上がる」(場内爆笑)。
(香港電影通信より)

これ、以前に読んだときは、「キーがひとつ上がる」という
表現に感心しきりだったのですが、
さて、映画にも写っている取材のマスコミは、どう報道したか、
当時の台湾の新聞(1993年10月14日)からひいてみます。

心臓が飛び出しそう

16階の高層ビルの高さの橋から、バンジー・ジャンプで飛び降りるのは
どんな気分だろう? 
驚きがやっとおさまったばかりのジミー・リンは、
気持ちを落ち着かせながら言った。
「ビルから飛び降りるようで、怖いが堪能したよ」
上がってきたときは顔面蒼白で、足がふらふらだった金城武は、
「空を飛ぶような感じで、心臓が止まりそうだったけど止まらなかった。
ほんと、死ぬほど怖かった」

アイドルスターのジミー・リンと金城武は、
昨日、桃園復興郷の羅浮橋で、初めてのバンジー・ジャンプを行なった。
映画「スクールデイズ(校園敢死隊=学校決死隊)」は、
彼ら2人に1000万元の保険を掛け、
昨日、橋から放り投げられる演技をした張立威には500万が掛けられた。
張立威は上がってきた後、ただ一言、
「まるで死ぬみたいだった」と言った。

羅浮橋の高さは46メートル、16階建てのビルの高さで、
普通バンジー・ジャンプに使われる橋よりかなり高い。
生まれて初めてのジャンプに対し、ジミー・リンと金城武は異なる反応を見せた。
ジミー・リンはずっと気軽な感じで表情にも非常に期待感を表していた。
「怖くないか」と聞かれ、彼はこともなげに「大したことじゃないよ」と答える。
「飛び降りた後、水に潜ってしまわないか」と言われ、
「いいさ、ついでに魚をつかまえてくるから」と落ち着いて返す。
いざ、ジャンプ台に上り、下に向って飛び込む刹那、彼は下方を一目見てから
やっと隣で一緒に飛び降りる金城武に声をかけた。
「こりゃ、怖いや。君は怖くない?」金城武は答えた。「余計なこと言うな」

金城武は、真剣に初めてのバンジー・ジャンプに立ち向かおうとしていた。
これが始まってから、彼には「期待と怪我の心配」の両方がまじりあっていた。
飛ぶのを待つ間、彼は怖いのを少しも隠そうとしなかった。
彼は蒼い顔で、外国人のインストラクターにきっぱりとこう言った。
「絶対に水に突っ込まないようにしてください」
彼は時々足のベルトを用心深く調べ、たずねた。「きちんと巻けている?」
カメラマンが、飛び降りた後、カメラの方を見てと言ったとき、
彼は答えた。「気絶してなかったら、できるだけやってみるよ」

共に新聞名はわからないのですが、もう1紙から抜き書き。
細部がちょっと違うんですけど。

ジミー・リン、金城武、「決死」を地で行く

ジミー・リンはジャンプの前、上機嫌ではしゃいでいた。
「すごく刺激的! 面白そう!」
絶えずぴょんぴょん飛び跳ねて、さっそうと飛び降りる格好をしてみたり。
金城武はもう少し真面目で、眉を寄せて、
この遊びは本当に怖い、しなくて済むということはないのだろうかと考えていた。

昨日の現場でこのバンジー・ジャンプの指導をしていたのは、
中国語が上手な2人の外国人。ジャンプには4年のキャリアがある。
2人の小天王は、朝から午後まで彼らに教えてもらっていたが、
ジャンプ台に登って橋の下46メートルの水面を見下ろすと、
やっぱり足がいうことを聞かなくなるのだった。

いよいよ金城武とジミー・リンの2人は万全の装備で台に登り、
今ひとつためらいながら台の橋まで「行かされ」た。
このとき、ジミー・リンはもう強がる様子は消え、全身震え始めた。
そしてやはり震える声で、隣の金城武に「君は震えてない?」とたずねたが、
彼はとっくに脅えて声が出ない。二人はカウントダウンの間、
両手を挙げ、自分は鳥だと空想し、それから飛び降りていった。

飛び降りた感じはどんなものだろう? 
金城武が言うには――体がどんどん沈んでいく感じだった。
誰も助けには来られないという思いにとらわれ、絶望感を覚えた。
すると体が突然跳ね返された。そのとき「気持ちいい!」と思った。
ジミー・リンはといえば――飛ぶ1、2秒前が一番怖かったが、
飛び降りたら怖くなくなった。
ずっと目を開けて「景色を眺めていた」。

2人とも、絶対に2回は飛びたくないと口をそろえたが、
「残酷」な監督は別な角度からもう少し撮りたいと言って、
もう1度「決死」行動をさせたのだった。


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BBS  23:59


2004年03月17日(水) 新CMの話

金城武、公益広告最優秀男優に

金城武が1年前、心身障害者のために出演した「バス編」CMが、
先ごろ「台湾社会事業専門家協会」により最優秀公益CMに選ばれ、
また3万人以上が参加したネット投票で、
公益CM最優秀キャラクターに選出された。
今回選ばれたのは、他に五月天の「命の火を点す」、
動力火車の「難病基金募金」、そして張小燕の「善牧基金会」などである。

月末に新作を放映
10年前、金城武は父親と心路基金会のために公益広告に出演している。
当時、彼はちょうど人気が出たばかりで、
父子のコンビによるCMは反響を呼び、
心路基金会の知名度を上げることに成功した。
一昨年11月、心路基金会が再び彼に依頼をしたとき、
金城武はすでにギャラ1000万のCM界のスターとなっていた。
大スターが時間をとるのは難しいと思われたが、
彼は報酬なしで撮影を承知したばかりか、自費で飛行機の一等チケットを買い、
心身障害を持つ人々のために、金と力を提供したのだった。

金城武の善行のやり方は、いつも控えめだ。
9.21地震が起きた後、大勢の芸能人が国外へと難を避けたのに、
彼は地震の翌日台湾に飛んで帰り、家族を守るほか、
TVBSのチャリティーコンサートにも参加した。

現在金城武は日本で日本アジア航空のCMを撮影中。
彼のもとには日本、香港、大陸から10数本の映画の台本が届いており、
仕事はびっしりだ。
だが、台湾のファンをじらせはしない。
3月末、彼の新しいCMが台湾で放映される。目の保養となるに違いない。
(台湾りんご日報 2004.3.16)


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BBS   0:35


2004年03月15日(月) 金城武を語る6●若手スター、郭品超のアイドル 

金城武を語る6   3:00

少しですが、久しぶりにアップしました。






若手スター、郭品超のアイドル  23:00

郭品超(クォ・ピンチャオ)は台湾GTV放映の
アイドル総出演ドラマ「闘魚(Outsiders)」で人気の若手俳優。
彼のアイドルは金城武だというのです。

郭品超 → 

郭品超、金城武に臣服

芸能人にだって、大切な心のアイドルがいる。
「闘魚」の郭品超の心中では
金城武がまさに一番重要な位置を占めている。
彼は心から敬服してこう言う。
「金城武は僕にとって大スターだ。男の中の男さ。
アイドルという名に値するのは彼だけ。僕は彼を目標にして進みたい」

最近「闘魚」が毎週日曜にGTVテレビで再放送され、
ファンは郭品超の悪の魅力を再びブラウン管で味わうことができるが、
彼自身は自分を男らしいと思っているだろうか? 
郭品超の答えは謙虚だ。
「僕はまあまあかな。金城武こそ、男らしいよ!」

自分の大事なアイドルを思わず口にしてしまい、郭品超は思う存分、語った。
「金城武はデビューして10年、日に日に成熟している。
ダントツの地位のまま、ずっと揺るがない。出演作は良い作品ばかり。
たまにCMに出るだけで、普段は神秘性を保っている。
僕は、これはアイドルスターのある特別な境地だと思う。
しかし、その境地に達するチャンスのある芸能人は、
それこそ少数中の少数だ」

「もし、将来の目標を聞かれたら、彼のようになりたいと思うよ」
金城武の男らしさを、郭品超はよくわかる。
彼はこう言う。
「女には男は理解できないと僕は思ってる。
男のことを理解できるのは男だけだ。
もしかすると、こんなふうに精神的に近いからかも知れない。
もし僕が金城武のレベルに到達できないとしても、
それでも彼は間違いなく僕の精神的指標だよ」
(星報 2004.3.15)


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BBS   22:55


2004年03月13日(土) チャン・イーモウ、オスカーについて語る

ずっと「Lovers 十面埋伏」のプロデューサーの話を紹介してきましたが、
チャン・イーモウ自身は、アカデミー賞について
どう考えているのか、北京青年報に先日載った記事です。

中国人がオスカー・コンプレックスを断ち切るには
二、三十年かかるだろう


米アカデミー賞の話に入る前に、チャン・イーモウは記者にこう質問した。
「アカデミー賞について、まだ何か語ることがあるだろうか?」
言外に、オスカーについてはさんざん語られてきたと言っているのだ。

オスカー・コンプレックスが解消するには、
中国はまだ30年必要だ

果たして、チャン・イーモウは、
直接「中国人のオスカー・コンプレックス」の話題に入った。
「私のこれまでの経験から見ると、20数年前には、
中国人が国外の賞を獲得するのは大変なできごとだったように思う。
「紅いコーリャン」のように、国中で話題になった。
だがこの10数年、各種大小の映画賞を受賞することは
まったく普通のことになっている。
3大映画祭しかり、5大映画祭しかり、8大映画祭でも受賞するようになって、
中国人の賞コンプレックスは、基本的には解消したと言えるし、
映画祭コンプレックスはなくなった。
ただ、オスカーだけがまだ脱け出せない。だから、毎年話題にするのだ。
いつになったら、中国人がオスカーを獲得するのが
珍しい話ではなくなるのだろうか」
その時期について、チャン・イーモウはこう予測した。
「あと二、三十年はかかると思う」
そして言い終わらぬうちに笑い出した。

アカデミー賞は1つのゲーム、特別なものじゃない
もし、オスカー・コンプレックスが、
中国人なら誰しも持っている民族心理であるとすると、
中国文化の創造の最前線に立つ1人としてのチャン・イーモウの内面に、
オスカーはどのようなものに映っているのだろう? 
これに対し、チャン・イーモウは、やはり簡潔にこう答える。
「オスカーは、実は、愉快な、アメリカ人による、アメリカ方式の
大がかりなゲームだ」
そして、「何回か式典に出席したが、実際に見ると、
誰もが非常に楽しんでいるなと感じる。
受賞者は泣き、落選者もまた泣き、祝福して抱きあい、
壇上に上れば相手をほめたたえる……
1人1人が、服装からキャラクター、スピーチまで、
自分の独自性を上手に発揮することができる。
最後にまた一堂に集まって、一晩中にぎやかに過ごす。
絶えずあちこちの輪から輪へと移り歩き、交歓する。
それは我々のような外国から来た者も同じだ。
だから、これは1つの楽しい、アメリカ人の、
アメリカ方式の大がかりなゲームだと言うのだ」

しかし、それゆえに、彼はこう考えてもいる。
「このゲームは終わってしまえばそれまでだと思う。
これによって利益を受ける者を多く生むかもしれない。
例えばある俳優が1度オスカーを獲得すると、
次の年は、1000万ドルを越えるギャラで5本の映画と契約できるように。
これは非常に具体的な話だ。
だが、それ以外は終わってしまえばそれまで、何にもならない。
毎年このようなゲームが繰り返されることに、何も特別な意味はない」

国家が強大でありさえすれば、�爛押璽爿瓩盒�力に
アカデミー賞もまた、その実一場のゲームではあるとしても、
このゲームの背後で引き起こされる無数のテーマは、
決して�犒歿愁縫紂璽広瓩覆匹�簡単に解明できるようなものではない。
チャン・イーモウはこれについても、こう問いを立ててくる。
「1つのゲームが、なぜこんなに多くの話題を巻き起こすのか? 
なぜ全世界が注目するのか? 
なぜ、こんな遠い我々中国人でさえそうなのか? 
それはアメリカ映画の力が強いからさ!」

彼は話を続けながら言い直す。
「アメリカ映画は商業映画が中心なのだよ。
アメリカ映画が強いというのは、商業映画が強いということだ。
興行成績と市場占有率が高く、全世界に影響を与えている。
だからアメリカ人は毎年楽しくこのような大きなゲームをして、
世界中の人間が無視できない。
このゲームには30部門の賞があるが、
世界に向けて開かれているのは最優秀外国語映画賞ただ1つだ。
この30分の1に、全世界100余りの国がこんなにも騒ぎ続けている。
なぜだ? 

私が最も身にしみて感じたことは、文化的産物だろうが、商品だろうが、
影響力を持ちたければ、強くならなければならないということだ。
強いというのは、何よりも国の力が強くなければならないということだ。
国家が国際舞台で強大な影響力をもって初めて、文化も力を持つ。
オスカーを悪く言う者が何人いる? 
中国人が言う悪口は、ヨーロッパ人のそれに比べたら遥かに及ばないよ。
オスカーの話を持ち出したりしたら、さっと顔色が変わって、
『君は俗物だね、どうしてぼくにそんなものの話をするのだ?』と
言い出すヨーロッパ文化人は大変多い。
だが、いくら罵っても、アメリカの恒例のこのゲームは、
いつだって全世界を興奮させ、大騒ぎさせることができるのだ。
私は、これこそが、中国や世界中の人々が
オスカー・コンプレックスから脱け出せない本当の原因だと思う」
(北京青年報 2004.3.2)


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BBS   22:25


2004年03月12日(金) 初めて「十面埋伏」を見た張偉平・3

この項、やっと終わりです。
張偉平が、どうしてあんなにもチャン・イーモウを買っているのかの
理由を語っています。

ところで、「Lovers 十面埋伏」が出品されると言われている
カンヌ映画祭は5月12日開幕、23日閉幕でこの日、各賞が発表となります。
審査委員長はクエンティン・タランティーノ。
ホームページは。

チャン・イーモウを選ぶ
――あなたがチャン・イーモウと仕事することを選んだのは、
市場で危険を冒さなくて済むからですか。
彼だってつまずくことがあるかもしれないとは思わないのですか?

「プロデューサーとして、私は、映画に投資するということは
すべて危険を冒すことだと考えている。
我々が投資した映画が完成すると、上映館チェーンと協力して配給をする。
上映館は、どんなリスクのある状況でも50パーセントが分配される。
投資会社の取り分は3分の1をわずかに超えるぐらいだ。
それにまた海賊版の横行や、興行成績のごまかしがあるから、
投資会社にとっては泣きっ面に蜂だ。
それなら、どうしたら我々は損失を最小限に抑えることができるだろうか?
私が身にしみて感じたのは、監督を選任するときは、
その実力を総合的に判断しなければならないということだ。

チャン・イーモウの場合、彼は監督としての芸術面での能力において
国際的巨匠の水準にある。
アメリカの最新のランキングで、彼は世界10大監督の第6位に選ばれている。
同時に、撮影技術の点でも国際的巨匠レベルだ。
彼が撮影監督を務めた「黄色い大地」や「大閲兵」は
どちらも国際撮影大賞を獲得している。

さらに演技面でも国際的水準にある。
例えば「古井戸」によって、アジアで最も影響力のある
東京国際映画祭の主演男優賞を得たが、
これは中国の男性俳優としては初めての国際的演技賞の受賞だったのだ。
王志文がこのことで、かつて私にこう言ったことがある。
当時、王はまだ映画学院に在学中だったが、
チャン・イーモウの受賞のニュースを聞いたとき、
クラス全員が呆然としたというのだ。
「撮影を学んだ人間が、我々が夢にまで見ている
国際的演技賞を獲ってしまうというなら、
我々はこれ以上何をすればよいのだろう」と。

そしてまた、別の例をあげれば、私が初めて投資した
「キープ・クール」で、彼の出演は3分たらずだったが、
この映画を見た者は1人残らず、彼の素晴らしい演技を今でも忘れない。

チャン・イーモウの映画では、どの俳優もその能力が引き出され、
極限まで発揮されているのがよくわかる。
実例をあげることもできる。
「キル・ビル」の監督、クエンティン・タランティーノが
スタジオで中国のスタッフを指揮していたが要領を得ず、
どうにもしようがなくなっていたときに、チャン・イーモウが現われた。
タランティーノの周りのスタッフは、とたんにシャキッとして、
別人のように仕事をし始めた。タランティーノは非常に驚いて言った。
「チャンが私の撮影班に活力を与えてくれた。
チャン監督に毎日10分間来てもらうことはできないかね?」

チャン・イーモウが、まさにこのような総合的な実力を備えているからこそ、
映画の質とマーケットに莫大な保証が与えられるのだ。
映画の成功は、的を絞った商業的働きかけを離れてはありえないとしても、
映画自身の力こそが、最も重要な保障なのである」(完)
(青年時報 2004.3.2)


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BBS   22:15


2004年03月10日(水) MUCHテレビのCM

「十面埋伏」ニュース、まだ続きがありますが、ちょっとお休みして
MUCHテレビが開局したときのテレビCMを。
AMUさんがメディア化してくださったのですが、
期待はいっぱいだが、なかなか動く武を拝めない今の時期、
これを見て和んでほしいと思い、こちらにもアップさせていただきます。
(いつもありがとうございます)



マジで照れているのが、らしくてカワイイ……
(声はクールなのにね)
セリフは、「神様、もう少しだけ」の台湾タイトル、
「神ロ阿! 請給我多一点時間」(神様、もう少し時間を下さい)
をもじっています。

給我多一点時間、多一点快楽、多一点空間、多一点自由、
給我MUCH−TV(ウフッ)MUCH−TV
(もっと時間を、もっと楽しさを、もっとスペースを、もっと自由を、下さい。
MUCHテレビを下さい。MUCHテレビ)


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BBS   22:55


2004年03月08日(月) 「Lovers 十面埋伏」での金城武(プロデューサーの言葉)

なんだか、この映画の宣伝係のようになってますが、
今日も、張プロデューサーが金城武に言及した部分を、
ニュースから抜書きします。

プロデューサー張偉平インタビュー から

1週間前、張偉平とチャン・イーモウは、
北京で「十面埋伏」の音入れ前の版を見た。
最後のシーンが終わると、2人とも黙ったままだった。
2分後、張偉平がチャン・イーモウに向かって、ひとこと言った。
「これは『活きる』よりいいよ」

ひどく興奮している張偉平は、本誌記者に、
興行成績が億を越えることには成算がある、
現在チャン・イーモウは日本で最後の音入れの監督をしている最中で、
4月10日前後にすべてが完成し、7月中旬全国で公開すると語った。

張偉平の話では、「十面埋伏」はチャン・イーモウの全作品中でも
一番感動的な作品で、「英雄」と比べ、ストーリー性がずっと強い。
「この作品は、俳優とストーリーの良さが十分出たと思う」という。
また、これはまず第一に、ワダエミの衣装制作の功績であり、
次に、チャン・イーモウが俳優の潜在能力を引き出したことによると語った。

中でも、最も驚くべき艶かしさなのが金城武だ。
「金城武にはみんな目を見張った」
日本の血を引いた金城武は、これまでは物柔らかな印象が多かったが、
「十面埋伏」では、彼の持つ男らしく勇猛な一面を存分に見せる。
「アクションシーンは数多く、金城武は実に見事なアクションを演じた。
これも彼がすべて自分自身で頑張って演じたおかげだ。
彼が馬で敵を追跡するシーンを撮ったとき、落馬してしまい、
しばらく動くことができなかった。
そこで日本に送って治療するしかなかった。
撮影班の者はみな、彼のことをこう言っていた
――非常に強靭だね。やつは男だよ、と」
(新聞晨報 2004.3.8)


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BBS   23:55


2004年03月07日(日) 初めて「十面埋伏」を見た張偉平・2

金城武とは直接関係ない話が続いていますが、
彼がどのような映画に出たかということが少しわかるかと
思って、ご紹介しています。
記事はこのあと、このプロデューサーが、
なぜチャン・イーモウと仕事をするのかについての質問と答えで、
初め、ここは省略するつもりでしたが、
訳すうちに、このプロデューサーのことを
何だか面白い人だと思うようになってきたので、
次回、そこもご紹介したいと思います。

竹林シーンの決定版
チャン・イーモウが武侠映画の第2作を撮ると決めるや、
マスコミはすぐにこれを「英雄2」ではないかと考えた。
「『英雄』という非常にアピールする映画が、
このように大きな市場を開拓した。
なぜ、この勢いを利用してシリーズ化しないのか? 
『ロード・オブ・ザ・リング』は『3』まで撮っている」
張偉平は『英雄2』を撮ることを強く主張した。
「イーモウはこう言った。『映画は挑戦だ』と。

彼がこの言葉を口にしたとき、
私は、彼には既に成算があるのをすぐに悟った。
彼が『英雄』の欠点を補いたいと思っているのも知っていた。
自身の芸術において繰り返しをしたことのない監督として、
彼のその苦心が私にはよく理解できた」
その苦心はついに豊かに報いを得た。
「『英雄』がチャン・イーモウの実験作であるとしたら、
『十面埋伏』は完成品だ」
張偉平はこう明かした。
「映画を見終わって、イーモウがこうたずねた。『どう思う?』
私は言った。『感動したよ、揺さぶられるような感じだ』と。
イーモウはうなずいた。
『ぼくも、この方が「英雄」よりいい、満足感があると思う』

私は「英雄」を良く知っているから、
『十面埋伏』が『英雄』とは何一つ似ていないことに驚かずにはいられない。
例えば香港の武侠映画は、1作見たあと、他の武侠映画のどれを見ても、
みな見たことのある感じがする。
『十面埋伏』は、何かに似ているどころか、見たこともない、
いや、想像すら全くできないものだ。
私は以前言ったことがあるが、武侠映画であることは同じでも、
『十面埋伏』が『英雄』と異なるのはリアルなアクションである。
だが、私が見たあのアクションシーンを正確に語れといわれても、
言葉で説明するのは非常に難しい。

竹林のシーンをとると、あれは完璧なできばえだ。
『十面埋伏』以後、あえて竹林を舞台に撮ろうとする者はいないだろうし、
誰も越えられないだろう。
『グリーン・デスティニー』が過去に竹林を撮ったのに、
なぜ我々は竹林で撮影を行ったのか? 
それはあの竹林がチャン・イーモウに、新たな想像力と創造力を与えたからだ。
『十面埋伏』は『グリーン・デスティニー』と形が違うだけでなく、
本質も違う。
どうしても何か形容しなければいけないとしたら、
すばらしい、ユニークだという言葉になるだろう」

――ストーリーの完成度という点では、チャン・イーモウの過去の作品中、
どれが一番だと思いますか?
「もちろん、『活きる』だよ」
張偉平は同時にこう強調した。
「だが『十面埋伏』は『生きる!』よりもっと優れている。
観客を観に行きたいと思わせるし、途中でやめたくなることなどありえない、
見ずにはいられない。『活きる』は感動的で、少し物悲しい。
『十面埋伏』は感動的で揺るがされるような感じがし、
人をその世界に引き込んでしまう。
武侠映画の中でもちょっと別の面白さと刺激を与えうる作品だ。
そしてきっと全く新しい視覚的、感覚的ショックを与える映画である。
私は、これはイーモウの全作品中、最上のものであり、
その芸術における新しい高みに達した作品であると、はっきり言おう」(続く)
(青年時報 2004.3.2)


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BBS   23:40


2004年03月06日(土) 初めて「十面埋伏」を見た張偉平・1(北京青年報)

遅ればせですが――



「十面埋伏」あとは合成を残すだけ
字幕でアニタ・ムイをしのぶ


張偉平は驚いた。
「十面埋伏」のプロデューサーであり、発言の責任者として、
常にマスコミに対し、この観客をうずうずさせてやまない
武侠大作をちらつかせてきながら、
彼は実際はまだ目にしておらず、
ただチャン・イーモウへの超級と言うべき篤き信頼と、
「英雄」の成功による意気軒昂とによって、大いに弁舌をふるっていただけだ。

それが昨日、チャン・イーモウと一緒に、
ほぼ完成形の「十面埋伏」を初めて見て、
口跡流麗な彼が、形容の言葉を見つけられなかった。
そのため、昨夜、本紙記者と会見したときも、
まだ並ならぬ興奮から抜け出していなかった。
「この『十面埋伏』は、『英雄』とは全く違う、ある感覚、
ある今までにない、揺さぶられるような感覚を観客に与えるだろう。
アクションや物語、ストーリー運びなど、いたるところに
�爛船礇鵝Εぁ璽皀Δ涼匏鱈瓩�充満している」
現在、映画は最後の合成作業を残すだけになっている。

音楽は梅林茂
――ストーリーと映像のほか、音楽がその映画に及ぼす影響も軽視できません。
監督の音楽に対する要求は厳しいのですか?
「チャン・イーモウはいつも、何人かの作曲家を映画音楽のために選定する。
そしてその旋律や与える感覚、影響力、映画とのコンビネーションに従って、
どの作曲家の書いた音楽が、その作品に最もふさわしいかを決定する。
彼は作曲家ではないが、音楽に精通しており、
例えば「キープ・クール」で用いた北京の評弾
(琵琶と三弦の調べにのせて語り物を上演する、講談のようなもの)や、
「初恋の来た道」「英雄」などの音楽は、実にきわだって、映画と呼応しあい、
物語や人物の感情、映画の雰囲気を引き立て、強調する働きをしていた」

チャン・イーモウは何人もの作曲家が「十面埋伏」のために作った音楽を聴き、
最終的に「花様年華」の梅林茂を選んだのだと、張偉平は明かした。
「梅林茂が『十面埋伏』のために書いたものは、
チャン・イーモウの全作品中でも、私が一番感動し、酔いしれた音楽だ」

字幕でアニタ・ムイをしのぶ
――チャン・イーモウは、具体的な行動でアニタ・ムイを悼むと報道われています。
その場合、それは字幕形式になるのですか?
「そうだ。チャン・イーモウがこの話をしたのだが、字幕形式になる。
しかし、あなた方がこの映画を見終わり、映画館を出るときには、
きっとチャン・イーモウの言葉に心を動かされるだろう。
必ずや、彼が感情をきわめて大事にする、非常な創造力を備えた巨匠だと
痛感するに違いない」
張偉平はまた新しい�爛汽錺雖瓩鬚舛蕕弔�せ、
我々はまたもや気をもませられるのだ。(続く)
(北京青年報 2004.3.2)


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BBS   18:00


2004年03月05日(金) 張偉平、オスカーへの抱負を語る・3

オスカーは中国映画のワールドカップ
昨年、チャン・イーモウ監督と共に「英雄」をたずさえ、
アカデミー賞授賞式に出席した張偉平は、
アカデミー賞の,、中国映画にとっての重要性を
いっそう深く認識するようになった。
だから、�狡ツキ瓮灰鵐咾痢▲▲�デミー賞における、
戦っては負け、負けては戦いの突撃精神も理解できる。

張偉平は、去年、チャン・イーモウと授賞式会場に入ったとき、
学ぶことが多々あったという。
「前も後ろもハリウッド・スターだった。
そのとき、私とチャン・イーモウは、オスカーは確かに違う、
唯一無二の影響力と、世界中の注目を呼ぶ力を持っていると、
大きな感慨を持った。もちろん、映画祭は授賞式だ。
出席するスターの数や人気など総合的な要素がすべて
アカデミー賞自体の知名度に反映される。
以前、三大映画祭に行ったとき、
ハリウッド・スターが数人姿を見せただけで大騒ぎになっていたものだ」

そのときから、張偉平は中国映画が世界に進出するには、
アカデミー賞が最良の足場であるとますます深く意識するようになった。
「我々が何度もアカデミー賞に参加したのは、ただ賞を得るためではなく、
全世界で最も注目されるアカデミー賞によって、
中国映画を世界に進出させたいと願ってのことだ。
ちょうど中国サッカーにとってのワールドカップのように、
オスカーは中国映画のワールドカップなのだ」

オスカーは�猖簓��瓩療群爾�
張偉平にとってずっと残念なことに、
�狡ツキ瓮灰鵐咾呂�つてカンヌでパルム・ドール(金の椰子)を摘み、
ベルリンで金の熊を抱き、ベニスで金の獅子に見事届くことが出来たが、
ただオスカー像だけが欠けている。
しかし、今年はこの歴史を変える可能性は高い。
「十面埋伏」があるからだ。張偉平は自信をもってこう豪語した。
「『十面埋伏』はオスカー獲得の力を完全に備えている」

昨年、「英雄」がアカデミー賞を逃したのは、
アメリカの合作相手の戦術の失敗の他に、作品自体にもある欠点があった。
たとえばストーリー性の弱さなどである。
今回、「十面埋伏」がストーリー性を強化したほか、
出演者の陣容、美術、音楽面でも十分に力を注いだことで、
再び挑戦する決意であるのが見てとれる。

「去年、『英雄』が最優秀外国語映画賞を争ったとき、
他の各賞も狙うことを考えた。
だが、最終的には働きかけがうまく行かず、機会を失した。
アカデミー賞の規定では、外国語映画賞に参加する作品は、
条件にかないさえすれば、他の賞レースにも
参加することができることになっている。
イタリアの「ライフ・イズ・ビューティフル」が、
最優秀外国語映画賞を獲得しながら、
ベリーニが主演男優賞を勝ち得たようにだ。
「グリーン・デスティニー」は外国語映画賞と同時に、
オリジナル映画音楽賞など3つの映画賞を得ている。
張偉平は、「十面埋伏」は外国語映画賞を狙うほか、
各賞レースにも参加することを考えると語った。
�猖簓��畧鐔僂里發函△�っと良い戦いとなることだろう。(終)
(青年時報 2004.3.2)


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BBS   23:45


2004年03月04日(木) 張偉平、オスカーへの抱負を語る・2

4日の青年時報によると、「Lovers 十面埋伏」は国内版・国際版で
内容を変えることはせず、全く同じものになるとのことです。
また、第2弾スチールは4月初めに公開、
前の報道にあったように、ウクライナでの雪景色。

遅々として進みませんが、昨日の続きを。

原因は米アカデミー賞の「ユダヤ」テーマびいきに
国内の監督で最もオスカーに近いのは誰かと問えば、
もちろんチャン・イーモウをおいてない。
チャン・イーモウと張偉平が生み出す作品は、
世界の大映画祭を総なめにしたあと、
オスカーで恨みをのむ結果となっている。
�狡イ板キ瓮灰鵐咾�何度も挫折している原因は一体何なのだろう? 

去年、オスカー授賞式に参加した張偉平の言葉にはいわくがある。
「実力で行ったら、我々は完全に受賞可能だ。
だがオスカーにはある奇妙な法則がある。
ユダヤが題材の映画にぶつかると、必ず敗れる。
アカデミー賞審査委員会はユダヤ系が多くを占めているので、
ユダヤ人の苦難を描くものはとりわけ好まれるのだ」

振り返ってみると、こういうことがわかる。
去年「英雄」がドイツの「Nowhere in Africa」により苦杯を喫したが、
これがユダヤがテーマの映画だった。
もっと昔にさかのぼれば、「紅夢」はイタリアのコメディ
「エーゲ海の天使」に破れている。これは第二次大戦が題材の反戦映画だ。
1990年、「菊豆」が、同じく第二次大戦の話である
「ジャーニー・オブ・ホープ」に負けた。

もしもこのような題材の映画に負けたのが1度なら、偶然だろう。
2度、3度となれば、これは法則である。
張偉平が指摘するのもむべなるかな。
現実に、アカデミー賞審査員会は第二次大戦ものがお気に入りである。
特にユダヤ人の不屈の精神を描いた映画は、業界で公民権を得てもいる。
(続く)


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BBS   23:55


2004年03月03日(水) 張偉平、オスカーへの抱負を語る・1(青年時報)

�狒膿佑浪擇笋�さを見、玄人はその内幕を見る�瓩噺世錣譴襪�、
大勢の人が、ただオスカー授賞式を、きれいなスターが見られることや
映画ガイドとして楽しんでいるとき、業界の人間の関心は、
映画界の目に見えぬ競争と、賞獲得の背後にある多くの要素に注がれている。

中国で最も有名なプロデューサーとして、
新しいコダック・シアター落成後、初めてオスカー式典会場に
足を踏み入れた中国映画プロデューサー、
チャン・イーモウの10数年来のパートナーである張偉平が見たオスカーは、
受賞の栄誉よりも、これが作り出す、中国映画にとって無限の商機だった。

昨日、彼はマスコミインタビューを受けたが、
我々に話した内容は、専門家が見た内幕である。

オスカーはアジア映画に厳しすぎる

「例えば、ヨーロッパや北アメリカなどの映画が60分あれば、
オスカーに突撃できるとすると、
我々は80分から90分あってようやく進軍できるというところだ」

昨年のオスカーは「英雄」があったので、人々の関心を引いたが、
今年、たとえ「無間道(インファナル・アフェア)」
「天地英雄(ヘブン・アンド・アース)」が
ノミネートさえされなかったとしても、
中国の観客と業界人のオスカーに対する関心の高さには全く影響がなかった。

アジアの映画人にとって残念なことに、
今年呼び声の高かった日本映画「たそがれ清兵衛」は敗れ、
最優秀外国映画賞を獲得したのはカナダの「みなさん、さようなら」だった。
この結果について、張偉平は全然意外ではないという。
なぜなら、「アジア映画がオスカーを狙うのは、
もともと欧米の映画より難しいからだ」

張偉平は、以前、チャン・イーモウは3作品(「英雄」「紅夢」「菊豆」)で
最優秀外国語映画賞にノミネートされた。
それは中国、そしてアジアの監督としてもめったにないことだが、
それでもまだ受賞していないのは残念だ、と率直に語った。

「実際、たとえ世界三大映画祭(ベルリン、ベニス、カンヌ映画祭を指す)で
受賞しても、オスカーではおそらくダメだろう。
アジア映画にとっては、最優秀外国語映画賞にノミネートされただけで、
もうある意味成功なのだ」(続く)
(2004.3.2)


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BBS   2:00


2004年03月01日(月) アドレスについてのお知らせ

ただいま、少し予定がつまっていて、
なかなか更新できません。
tripodがインフォシークに先月末で完全統合されたため、
旧tripodアドレスからの自動転送が終了し、
アドレスを訂正していないものが見られなくなりました。

ここのBBSも早くに直しておかねばならなかったのですが、
まだまだと思っているうち、行けなくなり、
戸惑った方もいられると思います、
どうもすみません。

とりあえず、最新の日記のリンクのみ訂正しましたので、
それでお気に入りに入れ直してくださいませ。

また、日記内の画像のアドレスも修正中ですが、
何しろ、チェックする箇所が多いので、
まだ直ってないところがありましたら、
ご面倒でもお知らせいただければ助かります。
画像だけでなく、別に作成したページへのリンクも同様です。

とりあえずは、tripodをat.infoseekに直せば、
大体のものは見えるはずです。
よろしくお願いします。


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BBS 23:15


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