なんかなー 三月はキツかったな
途中まで このまま辞めても イケるんじゃね ってカンジだったが それからもう 見事に動きが止まり
仕事の方では やたらキレられる ことの繰り返し 悪かったと自覚し 謝ってくれるまで 罵詈雑言の嵐
まだまだ これを耐えないと ダメってことかい いやー もういい加減 勘弁して欲しい
正直言って 僅かな給料と 引き換えに 何か大事なものを 失っている ような気さえする
けれど なかなか 縫えないので せめて少しでも 進んでいる感が欲しくて またまたラベルを注文
これで後は リアル売り用の 下げタグがあれば完璧 だけど そんな機会はまだ 相当先だろうので
我慢して 諦めずに 虎視眈々と その時を狙うんだ 頑張れっ
ボタンが出来ました って 連絡を受けて 駆けつけた
さぞかし 大変だったろう お願いしたよりも もっと小さなのも 沢山並んでいた
選んで三十個 よおし イイ感じだ
がしかし 折角の連休も その他の用事で 思ったより時間を取り 縫う方は進まず
いや 問題は 時間云々じゃなく 出来上がりが 近づくにつれ どうもイマイチな感じで 迷いが出てきたこと
すごおく 素敵な生地なのに なんだか 伝えきれていないような かと言って どうしたもんか
うーん
鳥のさえずりが 爽やかな朝を伝える
まだ寒いけれど 桜のつぼみも 固く結んでいるけれど ここから数日で どんどん春らしく なるらしい
三月はいつも 先の季節をおもって なんだか 気持ちが広がって 好きな着物を ついつい選んでしまう
小さな花唐草や 絞りの桐の花が あまりにも愛しくて それを見る眼が 自然と細まるのを感じる
嬉しいなあ
また 夏まで着られる Aラインのチュニックや 長いはおりものや ワンピースも見てみたい
うーんすごい もう既に 今年の売り上げは 昨年を超えたぞ
もっとも あの爆発から ピタリと 動き止まってて どうしてこんなに 偏るのか不思議
もっと 商品増やしたいが やっぱ仕事がある日は もうそれだけで精一杯で 気力で夕飯作り 倒れるように眠る
仕方ないなあ もっと縫うには 毎日が 自由な時間でいっぱい になってからじゃないと 無理なんだな
でもなんか今は 来るかもしれない なんて 夢物語じゃなくて きっと来る って その時を思える
それが カウントダウンには 遠いとしても 以前よりもずっと リアリティが ある気がする
なので 未来に希望を持って また 明日を頑張ろう
休日だった昨日は 朝からひたすら タグ付けに勤しんだ
単純な作業なのだけど それがプラスされると 絶対的に 雰囲気が変わるので 服ごとの表情を ひとつずつ楽しんだ
改めてそうやって 全部を手にして 気になる部分は 再度手を入れて ゆっくりと 濃密な時間が過ぎた
夕方から ようやく 途中の服に掛かり じりじりと 少しずつ進んで 袖付けの途中まで
そうして 夕飯の支度をしていると 何とか出来ました とお願いしていた ボタンの連絡が来た ああ嬉しい
これでまたもっと わたしが作る服に 大切さを添えて 伝えることが 出来るだろう
ネームタグが 出来上がってきたよ
注文する時も してからも 少々半信半疑だった どんなものが来るのか ガッカリするのが嫌で 期待値低めだった
それがそれが
良かった 気分アガった 壁に掛かっている 服の一部に あてがってみて おお と消音の声上がる
こんなコトなら もっと早く 頼んでみるんだったよ とか思うけれど あの凹みの後の 復活のキモチがなければ
今もまだ だったろうから 本当に ジブンってもんは ややこしく 全てを糧にして
生きているんだなあ とまた改めて思う
これからは ただ縫うだけじゃなく それを最後に 縫い付ける楽しみが 加わるのだ ああ
色変わりや 小穴が一杯の生地に ひたすら向き合う
補修をして 酷い部分は裁って 細切れのそれらを どんな風に使えば 着られるものの かたちになるのか
じりじりと 時間ばかりが経ち ついつい 考えなくてもいい 他の生地に 移行したくなるが
あまりにも素敵な その生地を また先送りはいかん と言い聞かせて ようやく 肩線までを縫った
まだまだここから 襟はどうするのか 前打ち合わせの処理は 袖と裾の足りない丈は と難題が山積している
恐らくこんなのが リメイクの真骨頂 苦しみながらも 生まれるものがあれば 全てが報われる
月例の家飲みが 外でのサシ飲み になった昨日
イントロはあの ナゾの荷物の件からで 丁度ホワイトデーだったので サプライズの贈り物かと 展開を期待してくれたが そんなもんじゃなく
笑って飲んで 途中で そうだ忘れてた と新たなネタがあり そこから少し 深い話しにもなり
もうこうして 何度時間を共有しているか 判らない程だけど いつも話しは尽きなく 特に昨夜は ぎゅっと凝縮していた
そして 記憶を無くさないように きちんと タイムリミットを決め お迎えが来てくれるので 安心安全
あースッキリ これでまた 一か月頑張ろう
申告で バタバタしている間 下のコが家を離れてから 二年が過ぎていた
そうだなあ こんな時期だった あの時の胸の 張り裂けそうな感じは 忘れられないが もっと前の気がする
そのコが 新たに引っ越して 要らなくなった布団を そのうち送り返す とか言っていたが
受け取れなかった荷物に まるで覚えがなく 目黒からだとなって でも知らない女の名前で まさかそれだとは 思わなかったのだ
なんだこれわ 誰だよお前
世の中の 嫁の愚痴を溢す 姑の気持ちが 少し解る気がしたな 絶対わたしは違う と自信があったのにね
あ〜あ
そうそう 屋号の変更だが
申告用紙に 線を引いて書き直して 口頭で伝えて あっけなく 済んでしまった
別に 個人事業なので 変更しなくても いくつも使い分けても 何の問題もない みたいだけどね
とりあえずなんだか どこの誰か 判らなかったひとから 自分自身に戻ったみたいに ホッとした
父と母の名の 一文字ずつを並べたら 吉祥となることを いつからか 意識するようになって
それを 意識できるようになって 何かが 変わったのかもしれない あんなに 苦しかったことも
全ては あるべきように あっただけなのだと 受け容れられるように なったのかもしれない
29年分の申告で 給与収入が 一昨年よりも 減っていたと判明
単純にそれは 宿直がなくなったせい なんだろうけれど 精神的には 過去のどの年よりも キツかっただけに
なんか 釈然としない
でも そのキツさのお陰で 縋るように 次を求めて 吉祥堂を頑張れた ワケなので
人生の 流れ的には 数字で計れない 大切な意味があるわね
さあ モンダイはここからだ
モチベーションを 保ちつつ 安定のバランスを 少しずつ シフトして行きたい
それには 日々の 時間の作り方だな またこの 永遠のテーマだが
税務署へ行って 申告を済ませて さて
偶然その近所にある 表札が果たして ネットでいくら探しても 情報が出て来なかった 手づくりボタンの 工房なのだろうか
半信半疑で 呼び鈴を押して 玄関を開けてくれた 奥さまが わたしの問いに はいどうぞ
入ると 玄関を上がってすぐに 沢山の抽斗があり その中に 手づくりの ボタンが一杯
がしかし 一番欲しかった 種類のは もう材料がなく 作っていない とのことだった
取り急ぎ 使えそうなのを選び ひょっとしたら 作れるかもしれない と言ってくれたのだけ お願いして帰った
お会い出来たのは 今日でなければ のタイミングだった その 今はもう手に入らない ボタンを使った 服をアップしてみたよ
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な なな なんだ
三連休を取って 必死で申告の覚悟 ちょうど 領収書の整理が 終わったあたりで
ネットをチェック ええ 昨日送った服が そろそろ届いているか 気になったワケだが
その連絡かと思ったら メッセージは 別の件だった また 売れちゃったのねん まじかー
ゆっくり 喜んでいる暇なく とりあえず 帳簿を打ち込み ひと息ついて ようやく実感
なんだ この爆発は 我が二室に 冥王星がやってきた その効果なんだろうか ホンモノなんだろうか
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ああ 嬉しいなっ
縫い途中は テンション下がったけど 帯地をあしらったら 吉祥堂らしい 愛せる服の感じになり それをちゃあんと 認めてくれる人が居た
アップしてから 最速のお買い上げ もう嬉し過ぎて 朝から ドキドキが 止まらなかったよ
雑誌の取材を 逃したコトなんか もう一気に吹き飛んだ
こうやって 縫い上げた一着を たったひとりの人が 認めてくれる それがあることが 何より大切だし わたしをどんどん 元気にしてくれる
今のところ 今年の売り上げ目標は ウソみたいだけど むちゃくちゃ順調 でも調子に乗らずに 気を引き締めて行こう
今日の オスカーは いいコト言う
ゆっくりと 心地よい形で実現 そう それが大事 コンフォートゾーンを 保ったまま行きたい のが本音なんだ
もう本当に 無理は出来ないので しんどくないやり方で そうでないと たぶん直ぐに涸れる
ここまで 引っ張って来たのに 何が悲しくて 自分を壊すような やり方をしなきゃなのか 改めて確認する
偏屈だし 頑固だからこそ 今がある だから後悔せずに このまま行こうじゃない
ああ そうだ 手作りボタンが もっと欲しいんだった 連絡先を 探さなきゃあ
なんか 今回の件で つくづく思った
なんだかんだ 偉そうに言っても まだまだわたしは ブランドごっこ をしているに過ぎない
安全な域を出ずに 別のところへ シフトするのを 望んでいる矛盾を 痛いほど感じた
どっちにしろ まだ なんだ
なので これから一層 吉祥堂を大事に 大事に育てるべく 服に縫い付ける ネームタグ を導入しようかと
ええ もう今や ちょっとした ハンドメイドしてる人なら 真っ先に持ってそうだけど わたしには遠かったね
わをん の時には そこまで行かなかった ので 今度こそだ
うーん 折角のお話しだけど 今回の取材は ちょっと無理だった
一番のハードルは 作者がモデルで登場 ってトコで しかも期日は 三月末から四月頭 ってコトで
申告があるので 半ばまでは忙しく それが終わったとして 果たして 縫う時間があるか と思ったら
今でさえ 本調子でない中 そのやり取りと 注文がダブっただけで 正直しんどくて 青息吐息
本当は こんなのがきっかけに 仕事辞めても 食べて行けたらなあ とか すごく思ったけどね
そんなに 都合よく行かないのだ ともかくは もっと縫わなきゃなあ
薬を飲みながらの ここ数日 そんな中 エンピツの日記経由で メールが届いた
友人から以外 滅多にないことなので いったいナニゴトかと 開いてみたら 雑誌取材のお話しだった
うん?? 事態を飲み込むのに しばし時間が掛かり 続いて 胸が早鐘のように打ち どきどきどきどき
果たしてどうなるのか まだ未知数 過去の掲載ページを 送ってもらって なんとなく イメージは掴めたが
そんな中 またもやご注文をいただき 急ぎラッピング 嬉しいっ なんだかんだここんとこ 毎月売り上げがあるよん
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