ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2017年05月30日(火) 布と遊ぶ

捨て切れていない
畳のいぐさがまるで
ハイジのベッドみたい

それはまた
次の休日にして
昨日は朝から晩まで
ずうっと布を相手に
細々したことを

なんか
タグ的なのが付いたら
どんな感じなのか
と思い付いたのを始め
過去商品のお直しや
お試し縫いとか

何か作らねば
と思っている時とは
まるで違った視点で
布を見て触って
随分とこころの中に
余裕が生まれた気がした

夕飯のあと
ようやく
次の布を途中まで裁って
安心して眠ったら
本当に久しぶりに
夢の記憶が残っていた

つっても
インド人のおっさんと
渋谷を歩いている
って
意味不明だったけど



2017年05月28日(日) 解体

今日発送と
次の土曜日と
どっちがいいか
下のコに聞いたら
早い故郷便を
お望みなようだが

お米のほかに
入れる食料が大してなく
食材を買い込んで
野菜を食べさせるべく
いろいろ作り

箱詰めしながら
上のムスコさんが
頑張ってくれている
床板張りの様子を
見ていたら

この家を借りた時から
ずうっとその部屋の
壁に立て掛けてあった
古い畳二枚を
解体する
とか言い出した

大型のゴミを捨てるには
自分で持ち込み
なんだけど
場所が変わって
随分遠くなったので
燃えるゴミで出す計画

粉塵を吸わないように
買って来た
すんごいマスクをして
ダースベイダーみたいに
ひたすら頑張ってくれた

うう
日曜日しかない
貴重な休みなのに
申し訳ない



2017年05月27日(土) 信じきる

久々に
自分で縫った服を
着てみたら
すごく良かった

最初にその着物を
選んだ時の
印象そのままに
控えめだけれども
きらっと光る生地

何よりも
風をはらんで涼しく
好きすぎて
しつこく縫っている
生地端そのままの
襟元のドレープも
やっぱりすごくいい

地味過ぎる位なのが
却って
その魅力を惹きたてて
どこか普通の服と違うのを
全く興味のない人も
気付いてくれた

なるほどなあ

もっと
自分を信じきって
最後まで
行かなきゃダメだな
ってコトは
これはもう切らずに
補修だけして自分用だ



2017年05月26日(金) 絹を刻む

日付を過ぎた頃
ようやく最後の
裾仕上げが終わり

さあどうよ
とアイロンを掛けるべく
広げて見てみたら
裾近くに
生地が薄くなっている
一か所を発見

ああ
これはきっと
縫っている間に
何かやったに違いない
穴とは言えないが
ギリギリの感じ

もともと
丈が短いか
と思う位だったので
それ以上に詰めて
リカバーするのは無理

結局今って
こういう時期なのか

余り布を
縦横に配置したり
ウエスト辺りで切って
ギャザーを寄せるとか
朝起きてからも
あれこれ考えた

裁ってしまえば
それまでなので
とりあえず
これはこれとして
試しに
職場に着てってみて
また考えよう

とか思ったら
なんかアガった
眺めるといまいちだが
着ると各段に良くなる
その感じをいちにち
心と身体に刻もう



2017年05月25日(木) 気楽に

楽しみを
なんて記してから
お泊りをいろいろ調べ
のんびりと癒されるのを
妄想して

ふと我に返って
果たしてこの状況で
のんびりなんて出来るのか
そんな暇があったら
一着でも縫えってハナシだ
と思い直し

そうだ
今のわたしに必要なのは
納得の行くものが
出来上がった達成感だ
それで
なにもかもが吹っ飛ぶ

はずだった

けれども
出来上がりつつあるものは
何かイメージと違った
もっと丈を長く
が良かったのか
なんでだろうなあ

おまけに
この数か月間で
さらに眼が悪くなっており
手元だけじゃなく
少し遠くも見辛くて
集中力に欠ける

うー
こうなったら
旨い酒でも飲みながら
せめて気楽に行こうぜ



2017年05月24日(水) この一日

久々に
腹が立って
腹が立って

大分
以前の怒りが
薄れてきたところで
まるで
ハメられたかのような
事件勃発

もう本当に
どこに落とし穴があるか
分からないもんだ
けれど日々
そんなコトを思っては
やって行けない

夜中に寝言を絞り出し
自分のその声で
薄っすらと目覚めては
また眠る
ああ
ヨロシクないなあ

何か
何か楽しいコトをしよう
この世のことを
忘れられるような
とびきりの
なにか

うーん
なにがあるだろうか
とりあえず
明日は休みだから
頑張れこのいちにち



2017年05月23日(火) 灯りの言葉

言ったご本人は
恐らく
忘れていたんだろう

かつてわたしが
着物で服を作っている
と話したとき
どんな服を作るのかしら
そう言ってくれたことが
こころの中にずっとあった

だからいつか
納得の行くものが
作れるようになったら
見てもらうのだ
不義理を重ねながらも
思い続けて来た

ようやく
見てもらえた時
服についての感想はなく
返ってきたのは
また新しいことをしている
そんな言葉だった

何も新しくはない
場所は変わったけれども
この飽きっぽいわたしが
何とか続けてきたことだ
けれどそれで初めて知った

わたしが思うほど
意味のある言葉ではなかった

認識するのは辛いが
それは
言った本人にとってではなく
わたし自身にだけ大切な
心の中に灯った
小さなあかりだったのだ

もう手放そう
今のわたしは
灯りよりも
もっと大きな炎を
自分で熾せるのだから



2017年05月22日(月) 遅すぎた懸案

昨日は
ムスコにコンパネ張りを
お任せして
わたしは脱衣所の
棚を撤去して
別の棚を入れる作業

大分前に買った棚だけど
横に長いのを
ただ突っ込んだだけで
タオルも重ねて
ただ突っ込む日々で

そのスペースが
非常に無駄に思えたので
床を張る部屋にあった
古い縦長の棚と交換
一番上のガラス戸の中に
化粧品などを収納

苦節十数年
どうしてもっと早く
考え付かなかったのか
と思うほど
狭い脱衣所の中が
スッキリさっぱりとした

でもデモ
解るんだ
いろんなコトで
自分の中が固まって
手も足も出ない状態
だった部分があった

なるべく考えない
ようにして
そこは置いてけぼりにして
そうでなければ
到底一杯一杯で

必要に迫られたとは言え
ようやく
そんなことどもに
着手出来る今が
どんなに遅すぎたとしても
しみじみと嬉しい



2017年05月21日(日) 死後の自由

無宗教で
きちんとした葬儀もなく
家族だけで
父を見送ったものの
その後をどうするかが
なかなか難しく

お墓は
樹木葬か何かで
何処かのお寺とは
関係ないからいいとして
日々手を合わせる
仏壇が欲しいと
母が言い出し

それは買ったらいいだろう
と思ったのだけれど
どうもそのイメージには
既存の仏教の
ご本尊様とか
戒名入りの位牌とかがあり

いやいやいや
折角父が
墓はいらないし
骨は海にでも撒いてくれ
と言ってくれていたのに
何故囚われる方向なのか
意味が解らず

けれどわたし自身
半端な知識しかなく
きちんと調べ直した後
電話がなかなか繋がらず
母に説明しているのを
夢にまで見て

ようやく今日
仏壇も位牌も
用意しただけでは
魂が入らない
ってコトらしい
と仏教的な側面を言った後

写真を飾って
祭壇的な役割の
小さな仏壇と
もし欲しければ
位牌はお寺に関係なく
俗名で名入れをしてもらい

ご本尊とかはいらないし
魂はきっと
わたし達が居る所に
やって来るに決まってるので
後は母が好きなように
飾ったらいいだろうと

どうやらそれで
スッキリ納得できたらしく
一件落着
父のお陰で今後
後に続くわたし達も
子供に負担を掛けずに
逝くお手本が出来た

本当に
つくづく
死んでからでさえ
不自由なのは
嫌だなあと思う



2017年05月19日(金) スーパーバイズ

今夜は
業務のあとそのまま
研修会があった

っていうか
スタッフそれぞれの
勤務のシフト表に
研修の文字が
ずらっと入っていたのに
参加者少ねー

何なら
他所の施設からも
学びに来ていた
って言うのに
なんだかなー
うちの職員たち

ほぼ強制だろって
思うんだけど
まあいいや
内容は
スーパービジョンについて
だったからさ

大分前に
その必要性を
訴えたことがあったけど
未だになんもなく
自分で自分を
スーパーバイズする日々

と思ったら
セルフのカテゴリー
あったのが驚きだった
勉強になった

んで帰ってから
アイルランドのウィスキー
ブッシュミルズを
寝酒ってワケだが
これがまさしく

そろそろ
ムスコさんの
ライブが終わる頃かな
アイルランド繋がりで
つい
そんなコト



2017年05月18日(木) 三番手

お直しのあと
ふり絞るように
気合を入れて
ようやく新作に着手

とは言え
次の布のつもりで
いつも眺めていた生地は
思ったよりも幅があり
しばし考えたが
直ぐに裁つ勇気が出ず

二番目の生地は
あまりにも素敵すぎ
どうしたらいいのか
迷い過ぎて
結局決まらず

はい三番手
なんか
須く
この辺りが
リアリティかも

考える必要はないが
やたら柔らかいので
長さを合わせて
裁つだけで
すんごく時間が掛かる

それを
背中心と
肩線縫って
力の掛かるポイントに
接着テープ貼って
袖分を裁ったとこまで

ごく簡単なかたち
なんだけどな



2017年05月17日(水) お直し

ムスコのお下がりの
ジャージの上下を
知人にあげたいのだが
ポケットにガム入りのまま
洗濯して数年仕舞い

あげる前にと
再び洗濯してようやく
その惨状に気付いて
どうにかしようと
やってみたのだが

どうにも無理で
諦めようと思ったけど
最後の手段で
ポケットの袋を切って
別の生地で作り直せば
何とかなりそう

今日は
朝一でモーニングを食べ
家に戻ってから
過去最高にややこしい
そのミッションに
着手してしばし
想像よりも上手く出来た

裏側は
見せたもんじゃないが
人間やればやれるもんだ
擦り切れた裾を直し
ウエストのゴムも
新しく入れ直した

ああスッキリ
この達成感で
弾みをつけたいがどうだ



2017年05月16日(火) 加齢

昨日は
仕事が終わってから
耳鼻科に行った

ナゼかと言えば
右耳が聞こえなくなった
からなのだが
それを知った職場では
突発性難聴か
とか言ってくれたんだけど

その言葉には
ストレスとかの
繊細なニュアンスが
あるようで
何か有り難い気がした
のはわたしだけか

でもでも
自分的には恐らく
耳垢だろうな
とか思っていた
だって耳掃除なんて
金輪際したことがないもん

なんか
ムズ痒い気がして
ほんの手前の方だけ
綿棒でこちょこちょ
位はあるが
そもそもくすぐったくて
耐えられないのだ


スコープ画像では
見事に右側だけが真っ暗で
はい耳垢ですね
だったんだけど
処置中に痛みを訴えたら
薬を入れて柔らかくする
とかで

しばし待ち
ごおおおっと吸い取って
見せてくれたのが
まるで
オーダーメイドで
イヤホン作ったみたいな
もの凄いヤツだった

うーむ
これはたぶん
爆笑事例だろうなあ
恥ずかしいけど
その後にした
聴力検査の方がもっとで

8000Hzのが
両耳とも聞こえなく
これは加齢のせいです
って
軽ーくディスられた感じで
はあ
そうですか

言っておくが
耳かきってのは
日本人が大好きだが
単に嗜癖でしかなく
自浄作用があるので
ふつーは必要ない

その自浄作用が
妨げられる可能性があるので
痒くても触らない方が
いいらしい
でも無理だなー
ダメだったらまた行く
かな



2017年05月15日(月) 経験値

床張りは
六枚やった所で
ドライバーの充電切れ

独りでも運べるようにと
半分に切ってもらった
はずだったコンパネは
見事にそれぞれ
微妙に長さが違っていた

しかも
切り口が斜めなのか
部屋が斜めなのか
いや恐らく前者だろう
縦に横に入れ直して
なるべく隙間の出ない方を
確認しつつ使用

さらに
届いて数枚を確認し
きっちり嵌らず
これはひょっとして
不良品を掴まされたか
と思ったけれど
そのまま放置の床材は

ムスコが
何やら電動工具を使って
溝を切り直してくれて
問題なく使えるレベルになり
こんなことなら
もっと大量に買うんだった

とかね

何事も
試してみないことには
判らないもんだ
これで少し
床張りの経験値
は上がったな

もっともそれって
このダンジョンに
必要なのか知らんが



2017年05月13日(土) 晴れ晴れ

映画はまさに
広い世界がどこかにある
いつか行ってみたい
と願う
ヒロインだったな

一番心配していた
トイレが頻繁なコの為に
男性スタッフを
遅れて配置するはずが
ナゼか彼は
ずっと外で待っていた

そんな
意味のない行動は
結局必要なく
最後まできちんと
席を立たずに見終えて
わたしの傍に来て
真剣にひと言

良かった

その言葉に
映画よりも
グッと来たりして
人生初めてのコも
面白かったと
晴れ晴れした顔で

食事がメインの
突然の企画だったけど
こんななら
映画だけでも
またみんなで行こう



2017年05月12日(金) 冥土の土産

連休明けぐらいにと
内職の材料を
頼んでいたつもりが
聞いてましたっけ
とか言う

口頭では
忘れるかもしれないので
わざわざメモ書きを
渡してもらったはず
だったのだが
あっ
って言ってたな

なので
先月末に
お出かけしたばかり
だけど行っちゃうか
昨日暑い中
溝掃除をした後に提案

どこ行く
となって
回るお寿司食べたことない
ってメンバーが居たので
ならそれにしよ
となってさらに

どうせなら
丸一日遊んじゃうか
ってんで映画を調べ
それも
観たことがない
ってコが居てさ

もうこうなったら
冥土の土産に
初体験シリーズでいこう
世の中は
知っているよりも
もっともっと広いよ



2017年05月10日(水) センシティブ

早起きしたので
壁のマスキングを
ぺりぺり剥がしてみて

なんか
下地のアクが
滲みてる所が
まだ少しあるような
ないような
灯りの加減でよくわからん

なので
とりあえずいいか
次の休みには
再び床に取り掛かるべ
とか思って

気を良くして
商品をひとつアップ

そこまでは良かったが
職場に行ってる間も
帰って来ても
凹むことが続いた
はー
まじへこむわー

きっと
満月のせいで
よりセンシティブに
なっているに違いない
いつもは厚顔過ぎて
自分で自分の感情すら
隠してんだけど

頑張ろう
まだまだ
やりたいことは
沢山あるんだから
完成図には
ほど遠いんだから



2017年05月08日(月) アラカザム

このペースでは
到底終わらないので
プラのコテを使っての
綺麗仕上げを止めた

縫い部屋の
石膏を手で塗った
あの感じに倣って
スポンジでぐるぐる方式
ともかく壁は
今日中に終わらせたい

その決断には
ちょっと勇気が要った
だって時間さえ掛けたら
すんごく美しく
ぴかぴかの壁になるから

でも
しょせんは素人仕事
そうやってでさえまだ
この家に何年住めるか
安心は出来ないので
気持ちを振り切った

ちょいと
軽くなったかな

そうそう
ふと見たら
ムスコさんのライブ情報
どんなかなあ
https://twitter.com/alakazam_band



2017年05月07日(日) ベツレヘムの星

五時過ぎに目覚め
昨年末泊まった所から
冊子が来ていたので
しばらくそれを眺めて

いるうちに
なんだか突然
蕗を取りに行きたくなり
チャリで出かけ
三つ葉をわんさかと
蕗は少し

その近くに
以前は見た覚えのない
可憐な白い花が
いっぱい咲いていて
思わず花束程を摘んだ

調べてみると
オオアマナらしい

別名は
ベツレヘムの星だって
クリスマスツリーの
てっぺんに輝く
イエスへ導く星だ

二つに分けて
玄関と食卓に飾り
気を良くして
せっせと壁塗りの続き



2017年05月06日(土) 祈り

次に縫うはずの布が
作業台の上で
燦然と輝いている

それを
何か取りに行ったり
する度に
チラチラと見ては
ちょっと時めく
変態だ

今や
新しいギャラリーが
あるので
そこのサムネイルに
加わったらどんななのか
楽しみで仕方ない

不思議なことに
自分が作った服の
そんな画像を
見ているだけで
癒される

何故だろうかな
わたし自身
どこか
祈りにも似た思いで
縫っているから
なんだろうか

解らないけれど
良かったな



2017年05月05日(金) 壁塗り再び

神は細部に宿る
と心がけて
丁寧にマスキングをして

錆付いたコテに
ヤスリを掛けて
ぴっかぴかにしてから
漆喰をネリネリして
塗り始めたのが昼だ

ああ
こんな感じだったのね
あまりにも遠ざかって
忘れていたけれど
やっぱり綺麗に塗るのは
とっても難しい

三時間で
気持ちも身体も飽きる

でも
家の良さは
パンを焼きながらとか
こうして時々
パソコンに向かいながらで
再び始める気力が湧く

さあて
せめて今日のうちに
一面だけでも
終わらせたい
そんでそんで
白の泡を開けようっと



2017年05月04日(木) 壁落とし

やっちゃった

奥の壁が
見えたところで
フローリング材を
試しに置いた引きの画が
あまりにも暗くて
気になりはしたが

それはそれ
そのうちいつかだ
と思ったクセに
日付が変わった頃から
がりがり始めちゃった

今か
今なのか

うーんでも
これで床が終わって
荷物を運んで来ちゃったら
またいつになるか
判らないもんね

暗い緑色に
キラキラが入った
如何にもの繊維壁を
コテでひたすら落とす
久しぶりの作業だ

落としたところで
どうするか
決まっていない
やっぱり漆喰なのか
やれるのかこの肩で

今日は
スターウォーズの日
らしいがどうだ



2017年05月03日(水) 床を張る

何年振りかで
家で過ごす連休だ

たった三日とは言え
大事に使わないと
ってワケで
ぶわんぶわんの床を
修復すべく
まずは掃除から

歩き回って
踏み抜くのは怖いので
半分に切ったコンパネ
一枚分のスペースを
綺麗にしては敷く
を地道に繰り返した

あまりにも重い
箪笥の辺りを残して
大方が終わり
湿気で剥がれて
ぶら下がっていた
天井は適当に釘打ち

そこまでで
腕と肩が死んで
ぷるぷるになったので
とりあえずブレイク
と思って
コンパネ用の
長い釘を買いに

行ったら
なかなかの
遠征だったので
今日はここまで
はー
ずうっと気が重かった
懸案に取り掛かれて
良かった良かった



2017年05月02日(火) 宝相華

人間の解らなさを
心の闇
とかで表現するけれど
日々治らない病を
目の当たりにしていると

そんな
曖昧な表現でなく
メカニズムとして
理解したいと思う
思うと言うよりはむしろ
その必要性がある

何故ならば
巻き込まれずに
適切な対応をするには
こころ
はあまりにも繊細で
容易に影響を受けてしまう
から

けれども
時にわたし達は
うっかり剥き出しで
結局自動的に
知的理解だけでなんて
対することは到底無理で

傷つき
見失い
それに気づいては
自分で自分のなかを
修復していく
その繰り返しだ

完成形なんて
まるで見えないけれど
どこかに
あるかもしれない
宝相華を探すかのように
今日も


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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