リバーシブルで 一番大変なのは 裾合わせだってのを すっかり忘れていたよ
袖もまあ そこそこ苦労したけど ぐるりが小さい分 まだ良かった しかし 何度やり直しても 片方が攣れる裾
お陰で 別のを縫おう なんて考えは どこかに吹き飛んで 毎晩横になりたい と思いつつも なんか落ち着かない
しつこく まち針をうち直し しつけを掛けてからも またやり直し これでバッチリ と思って トルソーに掛けても
ひと晩経つと どちらか側に 不自然な しわが寄っており がっかりしつつ またしつこく
でもそんなでも 少しずつ 進んではいる だからきっと 終わりは来る 相応しい季節は 夏を飛び越えて もっと先だとしても
古くて新しい リメイクの服は きっと何年経っても 変わらずに着られる それだからこそ 時間を掛ける価値がある
先日の休みに 食材をいろいろ買って 一週間分の メニュウを考えた
そんな事 したことなかったけど もっと日々に 攻めの姿勢を持って 構築しなおそう なんて思って
それは実は ショックなことがあって 仕事行きたくない病から 俄然前向きに 今の状況を捉えようと 転換したせいもある
馬鹿だなじぶん つくづく そういう壊れるような 何かがないと 火か点かないのを 反省しつつ
でも 同じことを ただ嘆いて もっとやる気を無くす パターンのほうが 有りがちだし 容易く陥る
その先に何があるか いずれ立ち上がる しかないのは 判り切っているので さんざ自分やってきた 今は少し利口になって ショートカット
おそらく 気力を失った そういう時だからこそ 起きたカンフル剤 それを タイミングがいい と思うのは力技過ぎるが
自己憐憫に浸るより 戦闘的に進む自分を よしとしたいんだ
会議が終わって 施設を出る時には 既に日付が変わっていて 帰ると小包が 届いていた
受注生産だった あの 小さなキラキラが ようやくやってきた
どきどきしながら ラッピングを解くと 黒い別珍の箱の中に 小さな連なりが きらきらと輝いていた
試着してみて そのあと 10倍ルーペと もっと拡大できる ブラックライト付きで ひとつずつの石を見たら
いつか欲しい と思っていた ブルーや緑がかった 蛍光性のある石が いくつか混じっており なんか感動
母にあげたダイヤより クラリティは落ちるが メレなので 全く分からないし 自然の個性が感じられる
ああ 良かったな いつかこれを 毎日着けられるような 自由な時間を目指して 今日を大切に暮らそう
またもや うたた寝から 二時過ぎに目が覚め 縫い物を広げた
で 六時過ぎになって なんだか お腹が空いたので そうだ 久々にモーニングだ ってワケで
気分を上げる為に 新しいパンツを履いて 爽やかな早朝の 緑の空気を 存分に吸い込みながら
切り干し大根 ひじき煮 インゲンの胡麻和え 椎茸とかぼちゃの煮物 高野豆腐に野菜炒め 焼き鯖にサラダ各種
それらを少しずつと パンもいろいろ もっと食べられたけど 珈琲飲んじゃったら なんだか落ち着いてしまい もう一杯をテイクアウト
買い物しようにも どこも開いてないので ちらほら降り始めた 雨のなか 大急ぎで帰宅して 洗濯機を回す
それでもまだ八時だ 最高の滑り出しの休日 嬉しいなっ
昨日の早朝は 羽織モノの 袖丈合わせを しこしこと
結局 余分の時間を作るには 朝活しかないみたいで 二日続けたら 朝まで台所で 死んでいたな
まあ どんどんばあさん化するし 次第に睡眠時間も 少なくて済むだろうから 焦らずに 気持ちだけは持って
飽くなき繰り返しの 永遠に思えるループには 一向に成長しない 他の誰かだけではなくて 自分も加担している ということ
誰かを変える なんて しょせん無理なんだから 自分次第で 変えられる所だけに 意識の中心を向けよう
日常に埋もれない 身体の疲れに 精神まで 引っ張られない それを忘れずに 今日を過ごしてみよう
昨日は 突然思い付いて 三時から布を広げ 面倒な柄合わせを 朝まで掛かって
縫ってしまえば そんな所に 時間を掛けたなんて 全く分からないんだが やらなければ一目瞭然
それで考えた
ひとつの完成を 続けて追うのが 難しいなら 全く形の違う いくつもを飛び飛びで 同時進行してはどうか
沢山の布それぞれに 感じたイロケを 細切れの時間の中で 小さな部分だけにでも 表現し続けることで 変われるかもしれない
一着を作る パズルではなくて もっとおおきな わたしが目指す 完成像に向かって パズルのピースを 増やしてしまおう
仕事だけで 終わっても そうでなくても 同じいちにち 好きな自分で居られるよう もっと努力しなきゃ
寝すぎたせいか 今夜は眠れず ウトウトしてるうち 日付変わる
最近また 仕事行きたくない病だ
っていうか この春は 忙しく過ぎ過ぎて その余波が じわじわ来た感じで
今年は ふきのとうも わらびもこごみも また 採りに行けなかった
ああ 飽きるほど 家に居たいなあ
よおし のスイッチを 毎日ではなく 自然に湧き出るのに 任せながら 暮らせたらいいのに
ただ 生き永らえる為 だけみたいな日々が 鬱陶しくなり いやいや と打ち消しつつ
やらなきゃ の思いがあるから ナマケモノでも 頑張れるんだろう きっと
昨夜は随分寝た お陰で 夢がてんこ盛り だけど寝すぎた時の 最後の夢は疲れる
家の鍵を忘れ 忘れた場所は 東京と此処ほど離れており 取りに行く 諦めて鍵を変える で運転手と口論
諦められないわたし
なんかその ぎりぎりした 拘る自分を 夢の中で痛いほど これがわたしだ と感じていた
その拘りには 他人をも 巻き込んでしまうし 冷静になってみれば まるで 合理的ではないのに
でも結局 合理的ではない その道すがら 別の楽しみを 一緒に見つけ 目的はともかく 旅行気分になれた
から やっぱりいいのか な
また トマトが届いたので 今日はイタリアのと 融合ソースを 大量に仕込む
で 最近休みの日は必ず 牡蠣ごろごろパスタ 上のコには ソースだけ使って 鎌倉ハムの極太サラミを 一面に乗せたピザ
それと 赤ワインと 白のスパークリングも飲み さらにパスタには パルメジャーノかけて んま過ぎるぅ
どうして 魚介にはチーズダメなのか そしてどうして イタリアンのパスタは 何処でも高いのか 謎である
火を通しても 身がぶりぶりおおきい お気に入りの冷凍牡蠣は 残りが少なくなったら また注文しとくべ
そろそろ オイル漬けの味も 確認したくなったな
送迎に行く前に 絶対今日は危ないから 気を付けて と言って出たのだが
案の定 職員が見ていない 隙を狙って 他人の飲み物を 冷蔵庫から盗って
まさかの ペットボトル 1.5リットルを ほぼ半分 トイレに持ち込んで 飲んだヤツが居たらしい
ばたばたして 目が離れたにしろ もうこれで 何度目かの常習犯 いい加減うっかりでは 済まされない
扉開けたら鳴るように 鈴でも付けるか と言うと 小学生がランドセルに 付けるような 防犯アラームがいい と案が出て
あれ待てよ そゆの家にあったような と思って探したら まさしくそれが 何かのオマケで 貰ったままだった
で 苦労して取り付けて 外での会議に出席する前に 職員が開ける時の 鳴らさないで済む方法を 言い置いて 出たワケだが
けたたましく 何度も響く音の原因は 全部職員だった てんで もう本当にボケ過ぎで 呆れるったらない
せっかく 現行犯を抑えるのを 楽しみにしているのに 来週に持ち越しだ
鞄作りの講座は 革の扱いを 学んでいるようで
以前買った 革の切れ端はどこか 上のコが聞くので 段ボール箱に まとめてあったのを 引っ張り出した
わたしが買ったのも 各種一緒になっており ついでに 手縫い用の 蝋引き糸も探して 渡そうとしたら
そっちは いらないらしいので まだ何かを作るほど 具体的でないのか ミシン縫いを 考えているのか
日々の仕事だけで 終わってしまっていたのが 講座のおかげで 新たなやる気が出た のだとすればナイス
何かを作ることは 小さなころから 誰が教えなくても 彼の中に自然と 芽生えて来たのだから
これからも ずうっと 枯らさずに 大切にして欲しい
妊娠出産を経た スタッフが復帰
がしかし 初めての お誕生日を迎えて 慣らし保育も 始まったばかり
熱がある と言えば 保育園に迎えに行き 施設で利用者と一緒に って オソロシ過ぎる
それを思えば 随分うちのコ達は 無菌状態で過ごした 箱入りだ
けれど そうやって たっぷり見ていたはずでも 子育て期間は いつの間にか終わる
耐えきれない程だった 小さな命の重圧は いつしか 当たり前の負荷になり やがて
ひとりでは 知りようがなかった 別の世界を見せてくれる 羽に変わり ようやく その意味を知るのだ
楽天に ログインしたら やたらポイントが 増えていた
連休前に 駆け込みで 買い物した分が 全額戻って来た と判ってビックリ
それを使って しばし眺めては もう少し我慢我慢 と思っていた 常備のサプリを 早速注文した
いやー 嬉しいぞ
こんなコトなら あれもこれも 買っておけば良かった とか一瞬思ったが きっと そうではなく
諦めたり 先延ばししたり そんな中で 恐る恐る 思い切れたことの タイミング
物事は 早けりゃいい ってモンじゃないな 残りはどう使おうか ゆっくり考えようっと
後は全部 手縫いで行こうと思い スターウォーズを 発表順に流しながら ちくちく
にしても 完成が近づくにつれ 下のコは本当に これ着るんだろうか と訝しむ
だって 黒地に小さい白の 花柄シャツでさえ 派手過ぎる と置いてったのに
黒地に大きな 銀糸やらの花に流水 こっちの方が 何倍も派手 と思うんだけど
その替わり リバーシブルの片方は 襟だけがその生地で 他は黒の綸子なので 藤の花は光の加減で 浮かぶ程度だ
引っ越してから さらに痩せたみたいな ひょろっとした身体と 人生で初めての くりくり坊主頭が
これを着た様子が 想像出来ないけど 今だからこその 贐にはなるのかな
髪を少し切って お風呂に入って
百里の道も一歩から と言い聞かせ いつもの 仕事開始時間から 縫おうと決めて ワンオク鳴らしつつ
デモ また眼が悪くなっており 袖下の気を遣う一点が どうしても決まらず 待ち針を打つのにも ミシンの針を落とすのも めちゃ時間掛かる
片方の脇と袖下 裏表二本が 終わったとこで 諦めて眼鏡使ったが 見えりゃいい ってモンでもないようで 結局ズレたし
なら 心眼で行くべ
で 集中してしばし ようやく 全貌が見えて来た ズルズルと扱い難かった リバーシブルの裏表が 一体化した
はあああ ようやく 峠を越した感
寝かせて寝かせて どんだけ掛かったろう 縫ってしまえば あっという間なんだけど 集中力を発揮する 気合がなかなか入らない
もっと 行動力 付けないとだなあ
なんか 昨日の宿直は 眠れなかったな
エアコンを点けて 止めて 換気扇を点けて 寝返りばかりで うつらうつら
家ではまだこの時期 毛布が要るんだけど
湿気がなく 昼間は陽射しが 四方から注ぐ 新しい建物なので 空気感がまるで違う
ってか そっちの方が 遥かに健康的で 快適なはずなのに すっかりこの穴倉の 湿気が多く暗い生活に 慣れすぎてヤバイ
帰って洗濯して 昼ご飯食べたら 速攻で落ちてたが 夕飯作った後 眠くはないのに 何もヤル気なっしんぐ
明日まで続く 一日半の時間を すごく楽しみに していたはずなのに 既にこうして 潰しているワケだ ああ
昨日の夕方 朝からふつーに ガッツリ仕事をした後 最初の熊本組が出発
結局 船は怖い ってひとりが言い出し フェリーではなく 全行程が 陸路になったらしい
後を頼みますね って 同期のスタッフが まるで戦地にでも 赴くみたいに 繰り返し言ってた
で そのひとりを残し 直ぐに同行者は戻り 二週間後に 女性スタッフが交代 また一週間後に 別の女性スタッフが交代
当然行くだろう と誰もが思うひとは なんだかんだ理由をつけ 未だ手を挙げない中 身軽だから とさらっと言える女性が やたら格好良く見える
まだまだ 余震が続くだろう現地 その勇気に幸運を と祈らずにいられない
なんか 連休明けに じわじわ 体重が戻りかけてた
ムスコの店の ご馳走はもちろん 大将が持たせてくれた 太巻き寿司を 朝から食べたり
秋葉原の電気屋へ 行った帰りに 車の中で 大量の唐揚げを 三人でパクついたり
恒例の 弟夫婦が仕度してくれる 工場でのバーベキュー と思ったら アヒージョとパスタの会 だったり
焼肉に 肉尽くしのイタリアン もちろん お酒各種もだし 何よりサービスエリア
味噌だれのおでんや つみれ汁や小さな肉まん 五平餅に長いポテト ご当地のトマトサイダー
そんなのを 思い返しながらも お米抜きのお弁当作りで また少し 絞らなきゃだ
もう一度行こう と思っていた 母との旅は なんだか遠ざかり
それを口にして 替わりってワケじゃないが 初めて自分で買った ダイヤのネックレスを 着けてあげると 気に入ったようだった
もっとも自分では ビビっちゃって 二回しか 使ってなかったけど 持っているだけで なんかワクワクした
この世で 最強の完全体 小さな結晶に 人間が込める 有り様以上の思い込み
そんなのを 判っていながら でも乗っかって まるで自分も 完全になれるような そこに向かって行けるよな
そしたら ずっとチェックしていて 誕生月のオフでも諦めた ダイヤモンドが その時よりも もっと安くなっており 悩みつつもポチ
帰省時の出費は かなりイタかったけど 結局下のコは ギター一本売ったので そちらの心配は 今後なくなるだろう
また 頑張って稼ぐためにも 小さなキラキラを
連休明けは 月頭に やらなきゃだった あれこれが残っていた
書類とにらめっこして 神経を遣う計算の間も 例のごとく 名前を連呼して わたしの注意を惹こうと 躍起になっているコ
そしてまた 少し目を離すと 指示が全く入っておらず お約束のように 同じ間違いをしつこく 繰り返してくれるひと
うう こんな中 よくヘンにならずに やって来たよ ヘンな人達と対するには 何が必要か
瞬時に 取捨選択できる能力 それに尽きるかなあ
四方に神経を張り巡らせ アンテナに引っかかったのを 全て同じ重要さで 取り上げていれば キリがないし 自分が壊れてしまう
そうやってもまた 余力なんて残っていない いちにちが終わり まだまだだなって ガッカリするんだけど
やらなきゃ のコトを考えずに 過ごそうと思った昨日
目覚ましはオフに でもいつもと同じ 時間に自然と起きて 洗濯を三回 その間になんか 突然身体が動いた
暫く放置のシンクや ガス台廻りを徹底的に 磨いて磨いて ついでに 鍋のフタなんかも すっきり綺麗に
それに満足して 母が持たせてくれた 同級生の家で作っている トマトを使って 大ぶりの牡蠣を ゴロゴロ入れたパスタ
パスタ用にと買いながら ムスコにしか使った事のない お皿に盛ってみると なかなかいいカンジ やっぱり自分で 使ってみないと判らない
それに気を良くして 着物の解きを二本 うちひとつは 夏銘仙 って聞いたことがない これもお初
夏モノの割には 確りした生地感で 麻ほど涼しげではないが きちんと織りで表現された 滲んだような柄が なかなか素敵だ
もう一回 フォースの覚醒 見ようと思ったけど そのタイミングはなかったな
仕事で経験できる 初めてのこと っていいなあ なんて話しを 上のコにしたんだが
鞄作りの講座に参加 って会社から 言われたようで 昨日から それが始まった
おお まさしく
そうそう 製菓学校に 通い始めた友人は 一年間の夜間プログラムで そんなにびっちりとは 思っていなかったので
聞いて驚いたけれど 迷ったあげく 好きなことを突き詰めよう と飛び込んだ彼女は きらきらと輝いていた
既に判っている つもりのあれこれも 全部脇に置いて まっさらで向かおうと 若いコに混じって
そんなコトが いくつになっても 出来るとしたら 素敵だなあ
連休が明けて 職場に行ったら 前回の会議ではまだ あるかも だった熊本行きが 本決まりのようで
交代でひとりずつ 一週間から三週間まで 不便な地域にある 施設の送迎を 泊まり込みで手伝う ってコトらしい
神戸からフェリーで その後大分から熊本へ ロッジだか コテージだかは綺麗だし 食事もちゃんとしてる の話しにふんふんと
で 行く? となって ダメか免許ないんだ で終わったんだが 仕事で体験出来る 未知のあれこれに ちょっと興味惹かれる
ひとりとは言え 職員が抜けて 手が足りなくなって それを突いた 利用者のゴタゴタが 予想されるダケに
そういう 留守番部隊よりも 刺激に溢れる 斥侯がいいな と 改めて感じる オノレの本性なのだが
だからこそ 用意されていない機会 かもしれず せいぜい 増えるだろう宿直を 頑張って勤めるかね
いろんな人に 後悔するよ と聞いていた 今回の長距離運転 結果着いたらホテルで 死んでいた上のコ
運転酔いが 相当だったらしく なのに 実家に着いた翌日は 独りで運転して出掛け 4Dの映画を体感
帰りは 風雨が強くて リアル4D過ぎ 高速に乗るまでに お腹の調子が悪いと 何度かコンビニトイレ
間違いなく プレッシャーのせいで 一応整腸剤を買って 飲んでもらいながら 実際の効果よりも プラシーボの方が 大きいかもって話した
本人もそれには 納得して 高速に乗ったら あっけなく 覚悟が決まり お腹の不調はと聞くと どっか行った
それどころじゃなく お腹が空いたとなり サービスエリアで 屋台に並び 最後の有料道路を終えたら 夕飯の話しにもなった
もう恐らく今後は どこを運転しても 怖くないだろう 気が進まない中で 飛び込んでみた経験が 確実に力になったな
美しい 江戸切子に注がれた 初めてのお酒と ひとつの旬に 凝らされた手わざを 頂きながら
清浄な けっして広くはない 9席だけの そのお店で ムスコを導いてくれる 大将と向き合った
技術は習得できるけれど 最終的には人間性です
そうなのだ 世の中には 美味しいものが どれ程溢れているか もちろん時には 価格と味は比例しない
そこに人が介在する限り 同じ空間や材料を使っても 伝えられること 或いは 伝わってしまうことは それぞれ違うはずなのだ
感応する 受け手の側にも それは言える ひょっとしたら 五感を超えた 七感でもって 味わうべきすべて
いい時間だった 我が子を送り出した 甲斐を感じ そこに導かれた ムスコ自身の感覚にも 改めて驚かされた
なんかさ キャラ変わったよ
一緒にご飯を食べた 下のコを 従妹になる中二が そう言っていた
お肉の注文で 塩とタレの揉み込みがある と聞いた時 店員さんに 揉み込んじゃいましょう と声を張っただけだけど
つーか その前日 勤める店に行ったら ヤツが随分揉まれてた 硬い殻が いくつも破れてた
そういうことだ
当たり前だけど 未熟な 少年時代にだって こうあるべき なんてコトは ほとんど言わずに来た
でも 獲得すべきことは ちゃんと チャンスが訪れる 熱で柔らかくなった 鋼のように かたちを変えられる瞬間が
母親であるわたしは そこに導かれるように 添っていればいい けっして 先導ではない
自らが 進んで変われる時がある
確信なんてなかったけれど なにかを犠牲にし 敵を作り時には楯になり 育てて来た今までが 確実にわたしをも 変えてくれたはずだ
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