昨日から 突然の風邪っぴき 症状を薬で抑えつつ 先週に続き またもや姫路行き
んで 時間潰しに 映画でも観るかと思い ドラゴンタトゥーの女 豊劇かって位 館内はめちゃ空いていた
オープニング映像と 移民の歌が あまりにも格好良く この世界観が続くのか と期待が高まりつつ だったけど なんか出オチに近かったな
フィルムのカットで 誤魔化されて見ちゃった感あり 猟奇的な連続殺人の バックボーンが親ナチで 犠牲者がユダヤ名ってだけじゃなく もう少し説得力が欲しかった
そこが薄いので 肝心の事件解決の後も なんか薄いまま終わり パタパタと閉じられて はいさようなら つーかエンドロールに オープニング持ってきたら 良かったのに
でもタトゥー女の 媚びないキャラは秀逸 彼女を描くためと思えば 少々のコトは眼を瞑れる 寒気のしないバイのシーン ってあるのね とヘンなとこにも納得
仕事中に ムスコからメールがきて 水道メーターから 水漏れがあって云々 という内容に 気分はどんより暗転
実は 後で良く読んでみれば もう直っているらしい って記述もあったのだけど もう水漏れという言葉だけで 大変だった過去が蘇り またあの経験をするのか と思うとゾッとして
んで 夜に掛かって来る電話を 運命が下されるごとくに 恐れつつ待っていたのだが 要は以前取り替えたメーターが きちんと取り付けられてなく 今回の検針で水漏れが発覚 既に処置は終えたとのコト
水道局側の非なので 実際の検針値ではなく 最近の平均値で 請求書を送るという話しで その数値を過去の請求書と 比較しながら聞いていたのだけど
この二ヶ月間は 結構着物も洗ったし 大掃除で水もよく使ったので これはひょっとしたら 得した話し になるのかもしれず なんか拍子抜け
弱点を突かれたごとくの 過剰反応だったワケだけど きっとまた 水漏れのコトバには 同じように 掻き乱されてしまうだろうな
そうそう ここ暫く それ所じゃないが 先週密かに 布染めの試作をした
紙よりも 遥かに厚みがあるので 染められる大きさには 制限が加わるものの イメージどおりに ちゃんと染め上がった
密な紙の繊維に 染みこんだ色とは また少し違って 縦横の糸目が ざっくりした印象もあり
もちろんそれは 布の種類によっても 微妙に変化するのだろうが とりあえずは 一反購入してみて 本格的に染めてみたい
その暇が出来るのは いつか判らないが 染めた布きれの存在感は 折りに触れわたしを引き寄せ 何度もつい手にしてしまう
まるで 匂いだけで ご飯何杯もイケる 究極のおかずみたいに その布から発せられる可能性は あまりにも強力なのだった
夕べは少し 上のコとも進路の話しを
興味がある分野の 勉強がしたいと言っていた昨年 それから次第に バイトが忙しくなり しかも仕事は楽しいとあって どうするのかと 改めて聞いてみた
どっちを選んでも 後悔しそうな気がする
これまた ネガティブな言い様だけど どちらかを選べば 選ばなかった可能性は 果たしてどうだったろうかと 思い巡らすに違いない というワケで
けれども 本人には言わなかったけれど 彼のこれまでの流れは 自由に意識的に選択する というのではなく ほとんどピンポイントで来ている
そもそも 体調が思わしくなかった数年間 今みたいに 毎日のように仕事に出る なんて日がやって来るとは 到底想像も付かなかったのだ
だからこそ 選べる自分を前提にした その言葉はとても貴重で もう心配しなくても 大丈夫な位進んで来たのだな とホッとしつつ
楽しい仕事なんて なかなか出会えないよね と言うに留めたのだった
昨日の帰りに 寄ったスーパーで 本当に久しぶりの知人に 声を掛けられた
仕事帰りに同僚に乗せてもらい 帰りはタクシーを呼ぼう と思ったら 公衆電話がなくて 誰か居ないかと探した所へ まんまとわたしが居た というワケ
それから わたしの携帯でタクシーを呼び 一緒に乗って帰ったのだけど 電話を借りたお礼にと フグのヒレ酒をいただいた
で 今日は始発で姫路行き の予定だったので 雪で自転車は無理だろうと タクシーの営業時間を聞いたら 6時に一番早いひとりが出勤 というコトで敢え無く諦め
新月に向かう三日月を見ながら 雪の中をさくさく歩き 結局時間ギリギリになって 駅員さんに もう出るから早く早く と急かされての滑り込み
折角の滑り込みも 最後の最後で ムスコと話しに夢中になり 乗り換え駅を遥かに過ぎる というオマケつきで
はー 引きが強い人っているのね 一体今日はなんだったのか ボロボロに疲れた身体に ヒレ酒は旨かったから まあ良しとするか
さいきん下のコから 話しを聞かない と思っていたけど
楽器を買ったら 持って来られるのか と突然言うので 飛行機に乗せるには やっぱりハードケースに入れる とかじゃないと と答えた
その会話に 上のコはキョトン だったので どうやらいつか行くらしいよ と説明 っていうかわたしも それで依然続いていた アイルランド熱を知ったのだが
なので 昔購入していた月刊誌の かの地の特集ページを開き それは少し古い情報だが ストリートミュージシャンが フツーにクラシックを 演奏している写真を見せたりして
すると 輸入版の楽譜が届き 何かと思ったら ケルト音楽のギター譜 100曲も載ってるんだ と嬉しそうにして ページを繰りながら爪弾いた
何処かへ行く時に 120%判っていないとダメ と自負するヤツが 果たして海外へなんて 出られるんだろうか と可笑しくなる
もっともそれを いい意味での 慎重さにして 未知への興味を 翼に変えて飛び立ったら 却っていい旅が出来るかもしれない
アイリッシュウィスキーにビール スコーンに各種海の幸 胃袋的にはわたしだって 行ってみたいぞ
用事があって 事務所に入ったら お話し中の二人が 暗い話しでゴメンネ と突然
何のコトだか判らず 詳しく聞いてみると パートナーが居なくて辛い という会話 だったらしいのだが
片方は いかにもいい家庭人 になりそうな 優しい独身男子で みんなにそう言われるが ともかく相手がいない ってコトで
片方は バツイチ子持ち 仕事はさくさくキュート でも落ちた時には 支えてくれる相手が欲しい と
ハタから見ていると そんな気持ちを打ち明けあって 親密に話しが出来て いいカップルになりそうなのに そう簡単ではないのが 男女の機微ってモンか
で 話しはそれから お互いの依存具合が同じで 同じ歩調で進んで行ける間は 上手く行くけれど そこにズレが出来るとヤバイよね なんて風に発展したのだけど
落ちた時にはむしろ 独りで乗り越えたいかも という自分に気付き ちょっとドキッとしたのだった
週のうち 一番ノンビリ出来る はずだった昨日 大量に保管してある内職を 突然取りに来る となって大わらわ
こういう肝心な時に限って 人がいなく いつもなら扱いが雑なので 休んでおいて と言いたいメンバーひとりのみ
いやーもう 何十回階段を往復したか 今考えれば 他の日にしてもらえば リレー形式で出来て 楽だったのに
思った程先方の車二台に乗らず また戻すというオマケつきで ひいひい言いながら終えると 直ぐに打ち合わせのため 歩いて外出
既に一週間が終わった ぐらいの身体感覚だったけど 友チョコのロイズを 一粒口に放り込んで 少しだけ浮き上がり 夕飯の支度を 頑張ったのだった
大昔に シュタイナー関連の 講座で製作した にじみ絵の立体を 施設に持って行った
暫く忘れて仕事をし そうだそうだと お仕事メンバーに やおら披露 最初はナニソレだったが 光に透かすと 歓声が起こった
浮かび上がったのは 星のかたち
長く放置してあって 埃まみれだけど 染め布の展開を考えていたら 何故か染め紙で作る その立体が ポンと頭に浮かんだ
パーツを組んで行くので ひとつひとつは それ程大きくなくて良く どの商品にもイマイチな 大味の染め紙や 切れ目が入ってしまったのも 無駄にせずに済む
そもそも 窓に貼った六角形の紙が 太陽を透かすと あまりに美しいので 光を通すという きちんとしたコンセプトで 何か作りたかったのだ
で 最初はその六角形のまま テープで繋げてみたら 角度をつけるのが大変なので やはりここは お手本通りがいいと判断 早速材料作りに取り掛かった
沢山のシリーズの中に ぽっかりと浮かぶ 大小の光 ちゃんと出来上がるまで そのイメージを 頭から離さないように
間が空いて まだ通ってる歯医者 んで今日は 型がちゃんと取れてなかった とかで二度行った
折角の貴重な休日が 雪かきと洗濯と パンを焼いただけ って悲しすぎるので 妄想でルンルンしようと 手拭いの作り方を調べる
端っこが縫ってないのには 直ぐに乾いて衛生的 ってコトと 何か緊急事態には 簡単に裂いて使える って理由があったのね
んー でもどうなんだろ もう現代では どちらもあまり 意味がない気がするし 個人的には 解れる端が気になる
丁度施設には ロックミシンよりも 遥かにちゃんとした 裁ち切りかがりが出来る 高価なミシンがあるので あれを使ったらどうだろう
もっともそれも ちゃんと染められるコト が前提だけど 心の中には早くも 紙と同じ位のバリエーションで 展開される染め布ワールドが 広がって行くのだった
今週はちょい 雪に疲れてしまって 寝ても眠い 冬眠したい
新しいコトに着手 と思いながら なかなか隙間が作れず 昨日ようやく晒を洗濯 水気をたっぷり吸った繊維は 乾きが悪いので 第一段階の結果はこれから
そしてまた まとまった数の注文を人参に 久々裁断機を出しての サンプル作り それが決まれば 工賃の算段がもっと楽になる
新しいお仕事メンバーの 能力はとてもお話しにならないが それでも出るものは出るので 誰にでも出来る内職 の話しに一瞬心は揺れた
仕事の内容が変われば 工賃も違っていい と聞いたので余計に だったのだけど ボリュームと検品必須に やっぱり無理と諦めた
諦めたとたんに 僅かながら進んできたことが くっきりと 価値を持って見えてきて このまま頑張ってみよう と思えたのだった
京都で購入の着物 裏のモスリンに 穴が開いているので 早く解かねば と気になっていたのを ようやく夕べ
その前に 昼間洗っておいたのを 一着アイロン掛け そんな風に 少しずつながら 先月は5着を整えた
どこまで行くのか知らない けれども目指すのは 本棚に本が埋まるように どれひとつ取っても 珠玉の一着 と思えるようなのが スタッキングされている図
そのひとつを 最初に手にした瞬間の 決めに繋がる閃きは 理屈ではなくて だからこそ 価値があるように思える
本当は ほんの思いつき で手にしてしまって そこから先の方が 遥かに大変なのだけど 選んだ道標に従って しばらく格闘してみる
ってワケで 材料をようやく買って 布を紙みたいにして 染めてみる懸案に いよいよ着手 それは着物の世界とは 全く違うけれど 同じ位トキメキをくれる
イメージどおり 上手く行きますように
いやいや 降りましたな
ニュースに映る 両脇が雪の壁の細道を すり抜けるように 歩く人の姿に 本当にこの街なのかと 不思議な気分で見たりして
夕べは豆を買って 撒くことはせずに 数えて食べた リスが居たら 楽しかったろうな
それから 京都で買ったままだった 桜茶を思い出したので 春を呼ぶために 三人分煎れてみた
温めた湯のみに ふんわりと開いた八重の桜 あまりに仄かで 溶けてしまいそうな桜色と ひと足早い春の香りが じんわりと身体に沁みた
さあて 今日は立春だ
先日の会議で いろんなコトが 表に出たのをきっかけに ちょっと空気がピリピリ
なんか 以前の職場でも 同じようだったな と思えて けれど今回は 負の連鎖の始まりが 明らかだと 誰もが感じている
よくないなー
内密に囁かれることは それを踏まえて 投げられるに等しく 到底わたしに結論は出せない にしろ 荷物が増えた気分で
もうこういう時は 考えても仕方ないので 寝るに限り みんながいい方向を 目指して格闘している そのコトだけを思う
どんな状況だって これでいい と慢心したとたんオワリだ まだまだ変えて行けるって それが明日を生きる バネになるはず
今朝は大雪 いつもより早く出て 誰よりも先に着いて 施設の雪かきを 無心で頑張ってみよう
宣戦布告のつもりで 出した内容証明 すっかり忘れていたが その効果が表れた
声だけしか知らない どんな顔してるんだか の社長さんは もっと若い と思っていたのに 白髪混じりで 意外と老けていた
元々は 自分で切った期日なので 当然と言えば当然だが ギリギリの昨日になって 直々にはせ参じた というワケ
結局は その先の手段まで 行かずに済んだのだけど 引き続きお取り引きを という言葉に 条件つきでの承諾
正直言って もう縁は切れた つもりだったのだけど それを待っているコが さぞ喜ぶだろう とか思ってしまい
丸ごと信頼していた そのことを反省し これからは 傷が深くならないように 管理していく必要がある
面倒だけど それでもやっぱり いいコトの方が多いので 慎重に進んでみよう
|