ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2009年06月29日(月) カノンロック

試してみたい楽譜がある
とバイト先の男の子が
ギターを弾きはじめたら
それはカノンロックだった

うちの子も
挑戦している
というと
ビックリした様子だったので
ネットの動画を探して
いろんな人が弾いているのを
見せてあげた

個人的には
オリジナルよりも
フランスのコのが好きで
それを見て初めて
テレキャスの可能性って
すごいと思ったのだった

んで
もうギターは止めると
持っていた全てを手放して
ブランクができてしばし
の会社の子は
自分のイメージ通り
指が動かないと知って
かなりのショックを受けていた

じゃあさ
練習して
カノンロック大会でも開こうか
参加者二名だったりするかもだけど

なんて冗談を言ってみたが
なんか本当に
そんなのがあったら
ただ聴いているだけでも
きっと楽しいだろうな



2009年06月26日(金) 熱意のたね

昨年作った企画書が
ようやく
活きようとしている

もともと
動くのはわたしじゃなく
熱意のたねを
そこに落とし込んだ
だけだったのだが
何ヶ月も経って
相応しいタイミングが
やってきたようなのだ

それは
こんなのがあったらいいな
を実現するための
とある講座

講師をお願いする人に
企画書を見せたら
面白いと言ってくれたそう

あれを元に
チラシも作ってみました

バイト先の若い男の子
なんか動き出したら
やたら素早くて
何はともあれ
よかったと思う

ヤル気が
空回りせずに
きちんと形になっていく
そういう積み重ねが
きっと
いい循環を連れて来る

その一方で
アイデアはあるのに
それだけで終始する自分
ってもんを
イヤって程感じて
若い金星の力を
眩しがってるばやいじゃないぞ



2009年06月25日(木) コーヒー牛乳


コーヒーを飲む
時間がなかったので
よく行く
駄菓子も置いているお店で
コーヒー牛乳を買った

グリコの
紙パックの
長四角のやつ
それを
もう陽射しの暑い
公園のベンチで
ちゅーっと

イメージには
もっと甘い昔ながらの
があったのだけど
甘さ控えめで
ミルク感たっぷりで
ヘタなカフェラテより
ずうっと美味しかった

なので
全部飲まずに出勤
掃除と
打ち水をして
そのあと
残りを味わった

この
意外な発見に
ゴミ袋の中に捨てるとき
そのパッケージを
じいっと見てしまい
なんか
終わるのが惜しかった

でも100円
スーパーなら
もっと安いだろうけど
たまーの楽しみに
あのおばちゃんのお店で
また買おうっと



2009年06月23日(火) 食べるのが好き

料理に興味を持った
ムスコのために
うちにある料理本を
積み上げてやったら
折に触れ
眺めていたムスコが
突然のクッキー作り

それは
すごく簡単にできる
はちみつのドロップクッキー
だったのだが
中国産じゃないのは
バカ高いので
はちみつには
随分ご無沙汰している

替わりに
実家から送ってきた
液状のオリゴ糖を
使って焼いたのが昨日
今日もまた作る
と言うので
そのままでは甘すぎる
苺ジャムを足してはと提案

っていうか
まさかムスコの
お菓子作りに付き合うなんて
想像したこともなかったわ

焼いている間に
イタリア料理の本を眺め
次はコレだな
と呟くのを聞くと
食べるのが大好きな
ヤツのことだから
ちょっと恐ろしくなる

何かを作るために
材料を買うのじゃなく
その時に見つかった
安くていい素材を使えるように
叩き込まねばと心がける

けれどその実
言われたメニューを念頭に
スーパーへ行くと
必要な材料が
ミラクルにも激安だってことが
何度もあるので
それはそれで
恐ろしかったりする



2009年06月22日(月) 草のオトコ

昨日は
バイト先での
イベント手伝いのあと
地域の集まりに
片付けだけでもと
遅れて顔を出した

何のことはない
それは宴会で
見知った顔は
みいんな真っ赤になって
眼だけ充血している人もいて
片付けにはまだ
しばらく遠い気配だった

なので
ほとんど同世代の三役に酌をし
昨年から続いて受けている
その大役を労った
本当なら
悠々自適の層が沢山いるので
働き盛りが担うのは
さぞや大変だろうと思う

けれども
あくまでも明るく
たまたまやれる人がいなかった
と言うがごとく
少なくとも親の代から
或いはもっと以前から
この土地に住んでいることを
当たり前に引き受けている

男性的なパワーを
誇示するワケでなく
如何にも頼れる人を装うでもなく
あくまでも等身大の姿は
幾重にも縒られた繊維のように
しなやかで強く見える

獲物を狩る肉食系ではないが
さりとて
草食でもない
たぶんそんな雰囲気が近い
ひょっとしたら自分自身が
草になろうとしているのだろうか

自然のままに降り注ぐ
陽の光や
過剰すぎる雨さえも
そのままちからにして

だとすると
新しいタイプとして
意外と
但馬の男達は
素敵かもしれないな



2009年06月20日(土) 究極の動力

なんだか
いつの間にか
服を縫うのがつまらない

ようやく
自分の中の
服づくりの基本が
できたと思ったのに
すとんと
エンストを起こしたみたいに
萎んでいくものがある

とはいえ
縫ってはいる
それがまた
よく判らないことで
つまらないなら
むしろ
縫えないはずなのに

これは初めての感覚

そこに込めるものや
何故作るのかとか
こねくり廻すことが終わり
いろんなレシピを
比較検討することももうなく

楽しいとかワクワクとか
上向きの感情に
引っ張ってもらうのでなく

そうだ
だから
つまらない
なんて捉えるのは違う
それはいつもの
考え方の癖でしかない

なら
何で縫っているのだろう
習慣で縫えるほど
熟練したワケもないし
ガソリンのいらない
究極の動力でも
使っているんだろうか

何か
今までにない変化が
自分に起きている



2009年06月19日(金) テノールの声

とある
テノール歌手のことを
メール送ったから見ておいて
と社長に言われ
ついでに
ネットで情報収集

まったく無知だったが
その人間性も含め
熱狂的なファンもいるらしく
動画をいくつか探して
歌を聞いてみた

聞く前は
ファン心理に同調して
感動できそうな気がしたのに
すごくつまらなかった
っていうか
テクニック以上の
何も感じさせない歌だった

テノールにありがちな
朗々と響くようなタイプ
デモ
なんだか
まるで子どもが
こんなに唄えるんだよ
って言っているみたいな

だからこそ
わたしが応援しなきゃ
っていう
聴衆を集めるのだろうか
氷川きよしパターン
この国では強い

密かに
なんちゃってテノール
と予備隊
うまいっ

ちなみに
昨日の日記繋がりで
声フェチには気になる
普通の話声も
残念だったす



2009年06月18日(木) 魂鎮め再び

友人に降りかかった
なんだかややこしく思える
その話を聞いて
ふたりであれこれ紐解いた

中心にある
満たされない寂しい気持ち
に至ったあと
なんだかやたら
そういう人が
押し寄せて来るのは
いったいナゼだろうと考えた

怒りをぶつけたり
我侭を言ったり
悩みを訴えに

そうして
ふと思った
みんな声を聴きたいのだ

友人の声で
魂を鎮めて欲しいのだ

昨年のこの夏至前の訪問も
本当はわたしでなく
友人がすべき魂鎮めだったはず

だから
なのか
それとも
魂が荒ぶるとき
なのか

どちらにしても
他の誰にもできないこと

深く深く
他の何も届かない
どこか深くに響く
その声でしか



2009年06月16日(火) 眉間のうずうず

わたしは主に寝る間際
たまーにだったのに

さいきん
もーたまらん
ってくらいに
尋常じゃなくて
あのカンジは
他に喩えようもなく

うずうずうず

んで
ここふつかばかり
今度は


なんか
魑魅魍魎のいる
異界に
アクセスしてるみたいな

現実と夢の境目

普段意識することなく
行き来しているのに
その瞬間が
ながーく
引き延ばされているかのように


うずうずも
その賑やかさも

不快
で言ったら
不がつく方だけど

単に
慣れていない
だけかもしれない

そこに
なにかのためとかの
ポジティブな因子も
解消しなきゃいけない
ネガティブな因子もなく

もし
メカニズムを解明しようとしたら
ただ
ぴったり来る言葉づかいだけを求めて
ぐるぐる漂流して
解ったつもりになる

なんかもう
そういうのいらない

習うより慣れろ
って
こういうこと?
違うか



2009年06月15日(月) 料理と裁縫

毎日毎日
やらなきゃいけないコト

それを
ときどき
面倒だなー
とか思ったり
ちょっと前向きに
新しい工夫をしてみたり

そんな風に
何日も何年も
ずうっとやっているうちに
なんか変わって来る

やらなきゃイケナイ感が
奥に引っ込んで
毎日毎日が
けっして同じじゃなく
一度のことは
その時のたったいちどで

そういうことさえも
わざわざ意識するワケでなく

ただ
ちゃんと大事にできる

そういう感じに
料理がかなり近い
かも

しつこくしつこく


すごく疲れているのに
それでスッキリしたり
なんだろね
あの充実


だから
そういう風になるためにも
縫わなきゃと思うけど

料理と違うのは


疲れてると縫えない
んだよねー
相変わらず

修練修練



2009年06月12日(金) 最後の引き出し

連休を取って
じっくり縫おう
と昨日今日

それまで
頭の中で描いていた
いくつかのかたちは
布を仔細に点検する過程で
ことごとく×がつけられ
いちから考え直す必要があった

着物の時はもちろん
アイロン掛けの時も
ここまでとは思わなかったけど
意外に愛され
よく着られていたのだ
確かに素敵な布だもの

それならそれで
余計な負荷を掛けずに
この布にとって
最初で最後のリメイクを
意識しなくてはならない

沢山の違う着物を相手にするには
いろんな引き出しがないといけない
そんな風に思っていたけれど
今は少し違う

引き出しを求め求めて
最後に残るのは
求めるきっかけとなった
自分の不器用さや愚直さ
ぐるりと廻って
引き出しひとつに戻る

だからこそできること

真摯になろう



2009年06月11日(木) トーストの味

どうして
モーニングのトーストは
美味しいのか
というギモン

大抵どんな喫茶店でも
特にこだわったパン
とは思えないのに
バターじゃなく
マーガリンの味なのに
なんかとくべつに感じる

それはひょっとしたら
家とは違って
限られたものしか乗っていない
お皿の上の
少しのサラダとか卵とかと
一緒に供されるせいなのか
それとも
自分で用意しなくていいせいか

そう考えてみて
家では
普通のトーストを
ほとんど食べることがない
と気づき
試してみると
なんだなんだ美味しいじゃん

たっぷりの野菜と一緒でも
そんな副菜がなくて
ただトーストだけでも
しかもパンは
一斤99円とかだったりしても
何の文句もなくいただける

好きなパンを追求すると
結局キリないのに
簡単に手に入るものを
ちょっと軽んじていたのかもしれない
でもまたこれで
ホームベーカリー熱が
再燃しそうだわ



2009年06月09日(火) 秘すれば花

さいきん
和柄メンズのお店を
いろいろと徘徊している
もちろん
ネットショップで見るだけだが

使っている生地は
和を売り物にした多くと同じで
プリントの今の生地が多く
僅かに浴衣の反物が
使ってあったりするが
どれもちょっと苦手な
如何にもの和がこってり

龍とか虎とか鯉
梅に菊に桜
モチーフそのものは嫌いじゃないが
殊更に前面に出されるのは
なんかダメだ
しかもそういうものと一緒に

という言葉が使われるのには
すごく違和感がある

だって粋っていうのは
例えば表地は
細かな亀甲の藍大島とか
よく見るとすごい生地だけど
ぱっと見はむしろ地味で
そういう羽織の裏に柄で凝る
とかだと思うのだ

誰にも見せる機会がない
かもしれない部分の
秘すれば花
的なところに
イロケが香るのであって
どうだどうだ
と言わんばかりのを着るメンズは
個人的にはいただけない


オトコの色気じゃなく
粋の話だった

いやでもよく考えてみれば
その辺りの和の取り入れ方は
ジョシよりもずっと主張している
アイテムが限られているだけに
ごくマニアックな方向が
一過性の流行じゃなく
持続しているのかもしれない

うーん
わをんのマニアックアイテムは
あまりにもマニアックすぎて
一向に試作品の域を出ないのだが
そろそろちゃんとしなくちゃだなー



2009年06月08日(月) 本気の遊び

久々に画像を整理

日付けの羅列だけだったのには
タイトルを付け直し
随分ざっくりと捨てたら
あーらどうよ
パソコンの動きが
見違えるように
サクサクぱっきぱき

何度かサイトをリニューアルし
かなり力を込めて
リメイク服を載せた頃の
野外で撮影した分があって
ちょうど天上から光が射した
ミラクルな瞬間が思い出された

そうやって
被写体としてのモノに
徹底してしまうと
イメージが先行しすぎて
実際に着る服とは
離れてしまうのかもしれないが
なんだか最近再び
そういうのもいいと思う

和にありがちな
情念ぽい部分は嫌だが
作為ではなく
ギリギリかすめる位の
ちょっとどきっとするような
そんな画像が見てみたいぞ

説明っぽい画像は直ぐ飽きるけど
そういう画像は
いつまでも古くならない
うーん
っていうよりなんだろ
どうせネットを使うなら
本気で遊ばなきゃ
とかかな



2009年06月06日(土) 意味のない人生

検索訪問履歴から
うっかり
以前の日記を読み返した
ちょうどあの台風のころ

なんかなー
フクザツだわほんと

いざとなったら
誰も頼れない

何があったって
自分で何とかするしかない

あの時ほど
実感したことはなかった

ひとりなら
自分だけを考えればいいけれど
子ども達を守らなきゃいけない

母は強し
なのか本当に

守るべきものがいることで
自分の弱さを思い知る
思い知ったって
どこからも助けは来ない



変わらず実る梅
確りした軸の蕗

自然が与えてくれるもの

人間の望みなんて関係なく
芽吹き花咲き実り枯れ落ちる

ただそこにあるもの

ひとは
勝手に感情を揺らすけど
それは
自然じゃないから
かもしれないな

この瞬間に
意味なんていらない
先の夢もいらない


そういう風になれたらな



2009年06月05日(金) 無法地帯

入った時から
曰くアリの
いつ潰れてもおかしくない
状態だったし
創立から何十年にもなるのに
誰も一年前のコトすら
知らないという
ヘンな会社だった

恥とも言える
内部事情いろいろを
あえて晒すのは避けるが
そのために毎日のように
何かしら混乱が起こり
安定には程遠いのが
今のバイト先

時には怒り
時には後処理に大騒ぎ
正当な努力を
評価する能力のある人もなく
いったい何に向かって
頑張ったらいいのか
全く甲斐のない場所なのだが

にも係わらず
こんなに面白い職場は
これまで経験したことがない
出入りの人達のぐちゃぐちゃ
吹き溜まりに吸い寄せられるような
かなり変わったお客さん達
そんなのも全部ひっくるめて

なんていうか
日本の中の
ごくごく狭い
地域住人の集まりなのに
そこはまるでカオスで
常識では計り知れない
どこかの無法地帯か
人種の坩堝の後進国のよう

ただ
共通の言語を使っている
というダケで
こんなにも判りあえないお互い
誤解と曲解と疑心暗鬼とで
いくら皮を剥いても
本人すら判っていない真意に
辿り着くワケがないのだ

だから一向にまとまらない
どこへ向かっていくのか
それぞれの思惑がばらばらだから
方向性なんて生まれようもない
全員が集まって
忌憚ない意見を交換とか
お酒の席で無礼講とか
そんな機会も一度もない

すごいな
こうやって書いてみると
なんで存続しているのか不思議だが
今はまだ
先代が築いたもののお陰で
何とかなっているのは確かだ
今日も呆れる事件が起きたあと
店の奥で鳴るラップ音に
ついついそんなコトを思ったりした



2009年06月02日(火) プロファイリング

バイト先にやってくる
常連さん達がいるのだが
いずれも男性で
共通項は
結論も目的もない
だだ漏れバナシ

最初の頃は
うっかり
どこかにある帰着点
みたいのを期待して
お話に付き合っていたが
そうではないのだと判って
疲れが倍増した

こちらのレスポンスに対して
生き生きと変化するような
会話のダイナミズムはないので
もう本当に本当に
壁にでも向かって
話して欲しいくらいなのだが

まったく
これがスナックなら
チャージとウーロン茶の一杯でも
毎回必ず収益になるのに
とかボヤきつつ
でもそんな中
たまーに商いになるコトもあって
いつ来るとも知れぬその時を思い
ひたすら耳を傾けるのだ

んで今日も
予備軍の気配濃厚なお客があり
裁判の傍聴をしたって話の中で
万引きや賽銭ドロボウというコトバが
何度もリピートされるので
彼の中ではひょっとしたら
何らか遠くないものを感じているのかと
思わずプロファイリングしかけたのだった



2009年06月01日(月) 魔女狩り

ほとぼりが冷めつつあるので
先の新型インフルエンザについて

学校が休校になったのに合わせて
バイト先でも
いろいろと対応の必要があり
お客さんの来店も
ばったり少なくなった当初
ネットでようやく購入できたと言う
ガーゼのマスク一枚が
会社から支給されたのだった

んで
何かある度に
査察のように眼を光らせている
出入りの関係者数名が
初動が遅れたのを早速見咎め
危機管理がなっていないとなり
その後もお店にやってきては
根掘り葉掘りするのだ

営業の誰それはマスクをしていたか
とか
あの時誰それはしていなかった
とか
まるで魔女狩りのように
ネチネチとしつこく絡んできて
なんかもういい加減
どーでもよくなった

いや当初は
マスクそのものの効果よりも
他人に対して与える印象論が勝ち
まあそういうコトもあるかも
なんて思っていたのだが
要するに
気にする人はとことんなので
入り口に置いた消毒液じゃ
誰もが必ず使うとは限らないから
設備機器まで消毒しろとなる

でも結局
そういう人は
自分の首をも絞めて
あんなに騒がれた神戸ですら
とっくにマスク着用者はまばらなのに
見かける度に相変わらず
意識の高い人を装い続けている

沈静化したとは言え
むしろ第二波を恐れる話もあるから
一体いつ外すのだろうと
興味深々の今日この頃
狩る人はきっと
意地でも
狩られる人にはなりたくない
のだろうな


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