ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2009年04月30日(木) 休日のシアワセ

後はどうにかなるだろうと
昨日から大型連休にしてみた
半端に細切れの休みで
あれをしなきゃこれをしなきゃ
ではなく
もう何もできなくてもいいや
と覚悟して

そしたら
もう
なんか嬉しくて嬉しくて
こーんなに自由な時間が
たっぷりあるコトのシアワセ
いつからか判らない位
ずうっと忘れていたような

んで
昨日は図書館へ行き
本屋も覗き
子ども達の好きなものを買い
早めに夕飯の支度をして
友人達と待ち合わせ
ゆっくりたっぷり
美味しいものを食べて飲んだ

そんで今日は
目覚ましを掛けずに起きる
シアワセを堪能し
もうほんとにひさしぶりに
ケーキを焼いてみた
そんなコトすら思いつかない位
目まぐるしい日々が
続いていたのかもしれない

カラダの芯の重さが
すーっとなくなって
どこまでも自分が広がるような
なんでもできちゃいそうなこの感覚
やっぱり
隙間がないとダメなんだ
休みにしてホントによかった



2009年04月27日(月) 月と太陽

なんかもうボロボロ
ちょっとした区の用事が
いくつか重なっていたので
そっちに気を取られ
家庭訪問も家賃の振込も吹っ飛んで
ギリギリになって思い出した

いやいや
こんなに隙間がなくなるなんて

夕べの夢は
ナゼか中三の新学期のクラスにいて
これから一年間で
受験の準備をするのだと気づき
今この状況で
そんな時間をドコに入れられるのか
到底無理だと青くなった
まったく

フルを増やして
休みを多く取ったらと
効率のいい働き方を
昨日提案してもらって
それは有難いと思ったのだけど
いったいどんなペースがいいのか
もう崩れすぎてまるで判らない

ただ
毎日毎日外に出ている
この状況を何とかしないと
モノ作りなんてできっこない
のも確かだし
それを犠牲にしているくせに
余裕を持って生活するにも遠くて
精神的に追い詰められる

はあ
いや恐らく
この切迫感は
冥王星と月の拮抗にもよると思われ
だとすれば
ここしばらくのしんどさも納得できる
でもその配置はどっかりで
まだまだずっと続くのだ

自分の太陽を生かすのが
月を助ける一番の道と
判ってはいるが
もうそのことすらもつらい
行くも退くも地獄なら
ちょっと立ち止まってみるかね



2009年04月25日(土) わくわくの先

昨日は友人が頑張って準備している
わくわく館の様子を見に行った
随分すっきり片付いて
大きな袖机など
レトロな家具が鎮座し
上に乗る商品を待っていた

特に驚いたのは
台所とトイレに続く部屋で
以前は事務机が並んで
雑多な資料などが山積していたのに
食器の陳列の雰囲気ができていて
そちらも販売スペースとして
使えるように片付けてあった

わたしも古物いくつかに
値札をつけて帰ってきた
そして
苦労してペンキを塗った
白い壁を見ていると
やっぱりリメイク服も
下がっていて欲しい気がした

期間限定営業ののちは
取り壊しが決まっているけれど
ここで何かと夢を描き
二転三転したそのことは
大切なプロセスだった
部屋にいると
時々のわくわくが戻ってきた

その種を確かめたり
先のことを考えたりするにも
ぎゅっと詰まった
いい期間になりそうだ



2009年04月23日(木) 時計を進める

夕べは
急にお誘いがあって
久々の友人と飲んだ
料理しながらもいいが
外飲みは
思う存分話しに集中できるので
やっぱり楽しい

丁度お昼にムスコが
唐揚げの下準備をしてくれていて
7時に終わってからでも
さくさく夕飯の用意が済んで
なんかそれも
すごくシアワセなのだった

その前日に勃発した
ムカつく事件も含め
悪態をついてスッキリしたせいか
なんか今日は
仕切りなおしの気分が高まり
新たに着物を解いた

コートは終わらないが
仕上がっても時期遅いので
暫く眠らせておくことにして
時計を進めて
連休明けから始まるらしい
わくわく市常設への
納品も視野に入れようと思う

もう運営にはノータッチなので
ちょっと気楽に
様子見がてら
訪れることができそうで
それはそれで
かつてない感じで
楽しみな気分なのだった



2009年04月19日(日) 着物センサー

行く前にいろいろ
いつもと違う姫路行にしようと
カフェやらケーキ屋さんやら
下調べしてったのに
それどころじゃなかった

ひょっとしたらやってるかもと
姫路城目指して歩いたら
やっぱりのフリマ
大手前公園にお店が広がっていた
ちらほらある着物を
手ぶらで帰らないとしたら
どれかなー程度の
軽い気持ちで見て廻った

とりあえず裏地用に
まっさらの八掛地を選び
誰も人影なく
ダンボールのフタだけ開いたのが
沢山並んでいるところに
吸い寄せられるように行ってみると
直球ド真ん中の着物があった

うわーやばいわこれ
とすぐに思ったけど
あまりに不意を突かれた感じで
まさかこんな出合いがあるとは
心の準備ができていず
値段を聞いて諦めるのも悲しいしで
しばらくしげしげと眺めていた

もし毎年行っている
あのフリマだったら
この糸と織りで
初日を逃したらきっと
残っているはずはないだろう
他にもちゃんと見れば
紬とかもあったみたいなのに
最初から他は眼に入らない

できればこれで
さらっとした羽織ものを作って
自分で着てしまいたい
その隣のもよく似た糸の
伝統柄で悪くない
ええいと思い切って
遠くのお兄さんに値段を聞くと
拍子抜けする位のお手頃価格

今月は
別仕事の分も苦労して頑張ったし
いいかなー
明日は誕生日だしなー
とかそれでも少し悩んで
結局ふたつを購入し
そのままいつものお店に行って
それに合うボタンまで選んだ

それから
さあと歩き出して気づいた
もう駅まで戻るのが精一杯
途中でとりあえずのランチを食べ
お茶を飲んで
あまりの疲れにぼおっとして
ふと手を見ると
いつもの紫色のオーラの先から
光線のようなのが
びゅーっと放射されている

そんな風になることがあるなんて
初めて気づいてビックリ
触手を延ばすって
ただ言葉だけじゃないのかもね



2009年04月17日(金) 天啓

やたら
遅くなってしまったコート
ややこしいトコは終わって
もう少しなのだけど
なかなか時間が作れず
季節は急速に移ろってしまう

それはそれとして
またいつものように
ぽつりぽつりと作っても
なんだか面白くないなー
と思っていたところ
今日突然ヒラメキがやってきた

ほんの小さな工夫だけれど
どこにも存在しない
手作りならではのアイデア
それが閃いたとたん
昨年かたちにできずに終わった
木綿の布たちが続いて浮かんだ

ざっくりしたあのきれに
そのアイデアは如何にもぴったりで
生地が足りるかどうかは
また問題だけれど
久々にやってきた天啓に
なんかもうテンションが上がる

と言いつつ
日曜は姫路行きだし
次にまとまった時間が取れるのは
ゴールデンウィークぐらい
それまでにコートを終わらせて
リアルにかたちになったとこを見たい
あそうだ
姫路でボタンも探してこなくっちゃだ



2009年04月16日(木) 騒ぐ女

なんか今日は
あんなにブチ切れたお客は
初めてって位
ワケわかんなく怒られた

と言うか
やり取りの途中で
いきなり
某店に行くからいい

うちの店とはいわくアリの
他店の名前が突然出てきて
ハテと考えてしまった

その絡みの噂とか
過去に何かあって
きっかけでも探していたかのように
不自然な流れだったのだが
あんたが悪い
と言われたので謝った

もっとも
悪いとは全く思っていないので
気が納まらなかったろうが
溜まりに溜まったマイナスの感情の
餌食を探しているかのような相手には
まともな理屈で対抗しようとしても
エネルギーの無駄遣いになるだけだ

理不尽な相手には
こちらから喧嘩をふっかける位の
少し前のわたしだったのに
なんだか随分丸くなった
それよりも
おばさんに同意を求められても
終始無言で一緒にいた小さい旦那さんが
一番可哀想だったなと思えた

他店で溜飲が下がればいいが
出した刀の納めどころはないだろう
そしてひょっとしたら
怒りのとばっちりを
あの旦那さんが受けるのかもしれない
だからだんまりで
身を守る習性がついたのか

ちょうど遊びに来ていて
奥に居たムスコが
オレだったら絶対キレてる
と言っていたのは
わたしの側での発言だろうが
もうひと回り大きくなって
騒ぐ女を黙らせるダンナになれよ
と思うのだった



2009年04月14日(火) ギターを習う

ムスコが突然
料理を教えて欲しい
と言い出したので
炒め物揚げ物煮物ができて
ご飯が炊ることをまず考え
夕べは一緒に夕飯作り

ふたりですると
なんか驚く程早く出来てしまい
余力がありすぎて
ちょっと調子が狂ったのだが
食べ終わってしばらくして
おもむろにギターを取り出し
このフレーズだけ覚えてくれ
なんて言い出す

自分が弾く旋律とそれとを
合わせてみたいのだそうで
実は少し前に
密かに練習してみたものの
あっさり諦めたのを
ヤツは知っていて
このパートなら簡単だからと
提案してきたワケなのだった

夕飯が楽できたこともあって
そのお返しにちょっと挑戦と
ギターを抱えてみたが
いやーもうまったく
直置きで琴みたいに弾けたら
どんなにいいだろうと思う位に
わたしの指はあまりに短いのだ

ミニギターではダメか
と聞くと
音が話しにならないと言うし
それも尤もなので
しばらく頑張って
指が攣りそうになりながらも
音を合わせる片鱗を体験した

うーん
到底無理と思うのだが
誰も教える人もなく
地道に独りで練習して
上達しているヤツの手前
ここでまた挫折してしまえば
親の沽券にも関わる

仕方ない
もう少し格闘してみるかね



2009年04月13日(月) 竹柄の着物

田舎道を
奥へ上がったところにある
手打ちのお蕎麦屋さん
白い暖簾が風にひらひらして
ちょうどひとしきり
お客さんが終わった時間

広々とした
普通の民家の
開け放した座敷風の
入り口近くにいつも
古い着物が掛けてあるのだが
昨日は眼の覚めるような
黒地に緑の竹が織られた大島

何度か縮緬は見ていたけれど
やっぱり好きな
しゃっきりとした紬
しかもいかにも古い
短い袖の仕立て
織りも今の大島とは違って
横絣にざっくり感があり
そこがまたすごくいい味になっている

お店の奥さんによると
それは頂いたものだそうで
季節によって
掛ける着物を変えているとのこと
そんなお話から始まって
まだ他にもあると
押入れから出てきた数点を前に
着物談義をしばし

みいんなほかしなる
というお言葉どおり
声を掛けられなければ
ゴミになっていた着物
その勿体ない精神は
ひょっとしたら
お蕎麦に添えられている
自然のものを工夫したお料理にも
反映されているのかもしれない

もっちりとした椿や
さくさくのスギナの天ぷら
ここら辺ではだんじいと呼ぶいたどりは
皮を剥いてポン酢に漬けただけで
立派な一品になっていたし
考えてみれば
初めてユキノシタを食べたのも
このお店だったのだ

もちろん肝心のお蕎麦は
特に蕎麦好きではなかったのに
ここのを食べたら
他では食べる気がしない程
いつ来ても
こころから満たされるお店と
また少し
繋がり深まったような日だった



2009年04月11日(土) 創れないもの

今日はバイト先の
イベントの準備で
余部鉄橋の下を通り
そのずっと先まで出かけた

昨年も同じ時期に
そこを通ったが
今や鉄橋は
架け替え工事中で
それをカメラに収めようと
少し離れた場所に
人が集まっていた

特に美しいとは思えない
赤っぽい橋なのだが
周辺の里山には
桜の木が点在していて
他の広葉樹も
まさに新緑が萌え始める季節

道すがら
誰も眺める人影のない
川沿いの桜並木や
ごろごろの石にぶつかり
白い飛沫を上げる水の流れや
採る人もなく
びゅんびゅん伸びたこごみを
有難い
という言葉を浮かべながら見た

春って
人の手では到底
創ることのできないものの息吹を
沢山感じ取れる時期なんだな



2009年04月08日(水) 花も団子も

友人に誘われて
バイトの後
しだれ桜を見に行った

一昨年だったか
遅い春に訪れたときは
花は色が薄く
地面にまで届きそうな細枝は
なんだか元気がなかった

それが今年は
ほんわりと桃色で
枝先は枯れ落ちたのか
随分短かくなったものの
見事に蘇っていた

今にも折れそうな大枝は
きちんと支えが作ってあり
根が張りそうな周囲は
入れないようにロープで保護され
特大のパラシュートの傘が
全部桜の花になったみたいに
惚れ惚れするような景色だった

ひとしきり眺めたあと
近くにあるお堂の石段に腰掛け
友人手作りのお花が散ったお弁当と
途中で買ったお惣菜を広げた
抜けるような青空と桜の
くっきりしたコントラストと
暖かな春の陽射しの中で
ご飯を食べるシアワセったらもう

やっぱり
花だけじゃなく団子もなきゃあ
両方一緒で
どっちもが一層惹き立つ
どっちかだけだと物足りない
ちょこちょこ桜を眺めていた
この頃だったけれど
ようやくこれで落ち着いたわ



2009年04月07日(火) お役目

とうとう隣保長イヤーが始まった
このワケわかんない制度は
ヘタすると
都会の町内会の三役ぐらいに
やたら出番が多いのだ

しかもうちんとこは
10軒のうち
女独りの世帯4軒を飛ばし
来年は早くも家庭の事情とやらで
新たな一軒を飛ばす予定だ

隣保によっては
せめて負担を軽くしようと
月二回もある広報の配布役を
別に立てている所もあるのだが
うちの隣保はだあれもそんなこと
言い出すはずもなく
まして一番新参ものの
わたしから提案できるワケもなく

前回やった時は
次までに絶対引越し
とか思っていたのに
未だ身動き取れず
もう本当に
借家の母子家庭こそ
真っ先に外してもらいたい

はあ

早速の会議で二時間以上
早くも最初の回覧板
いやまったく
この回覧板の数だって
半端じゃないのよ
そんなに貴重な情報とは思えないのが
ヘタしたら一巡しないうちに
時間差で三つとか来るんだから

言っても仕方ないが
できれば新しい住民が多い
集合住宅が多い地域へ
引っ越したいぞ
それにはもっともっと
稼がないといけないワケで
はあ



2009年04月01日(水) かつて生きた日

いいね
四月だ
昨日の雲ひとつない青空から
一転して雨が降っている
お陰で桜の時期が長くなる

夕べ夜中になって
ふと気づいた
そうだ
あのみぞれの31日に
わたし達はここにやってきた
だからなんだか
スタート気分だったのかもしれない

最初から
フライング気味の始まりで
そもそも
自分の力で生きていくってことが
まして子どもを育てるってことが
どういうことかなんて
ほとんど解っちゃいなかった

でも
どんなに不出来でも
こうして8年が過ぎた
ナマケモノのわたしが
いくらでもただ
家の中で夢を見ていられるひとが
よくやって来られたと思う

もう後
同じだけのぐるりはない
5年頑張ったらひと区切りがつく
その時子ども達が
巣立っていようがいまいが
きっと
あっという間に過ぎてしまうだろう

既に一度
こういう人生を送ったみたいに
自分の稼動レベルを上げて
さくさくと暮らしたいな
それにはまず
今日はコートを縫う日にしよう


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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