ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2006年04月26日(水) 布を生かす仕事

黄砂まじりの春の風にやられたか
喉にはじまって
身体中が痛くなり
今日は半日寝てた
これからのシフトを考えると
ここでダウンする訳には行かず
何とか精神力で治せないものか

っていうか
殺人的に忙しかった日曜のあと
大人しく休養しなかったのがイケナイ
賑わった売り場のハイテンションが続いていて
ついつい調子に乗ってしまったなあ

こうのとり感謝祭の後は
サイトをもっといじって
商材として出せる小物を充実
なんて思っていたのだけど
いざ済んでみると
もう次の展示会が頭に浮かび
今度こそ服だよ服
の気分なのだった

それでひとつスカートを縫い始め
シミ穴隠しの手法をあれこれ試作し
結局また解いた
せっかく素敵な布の耳があるのに
欠点を隠すために
それを生かせていないことが
もうどうにも許せなかった

自分で着るのなら
小手先でなく
もっと単純でいいのだと思う
そこをどう超えたらいいのか悩んでいたら
ある本の一文に出会った

「私にとって
 自分のつくる衣服に
 自らの手の跡を残すことは
 必要な要素ではありません」

この安藤明子さんの言葉に
心底共感する
布を曲線に裁たず
そのままを生かすこと
わたしの作りたい服もまさにそれだ
そんな風に言い切れる仕事がしたい



2006年04月24日(月) 春の風

実に一ヶ月ぶりのネット復帰
ようやく繋がって
スパムメール800件超を処理し
やれやれだったはずが
また先ほど接続不能になった
うーん
まったくいったいどゆわけなんだか

今日はリフレッシュに山菜採りへ
目的はこごみだったけれど
伸びきっていてほとんど終わり
その代わり
蕨にゼンマイ
野かんぞうにタラの芽
まだ残っている各種桜と
山ツツジも一緒に見られたし
自生の芍薬の蕾も発見

さわさわと芽吹いた緑を揺らす風を感じ
鹿のフンを沢山踏んで
ぶっといヘビを驚かせ驚き
蛙の鳴き声もまさに春
空気はまだ少しつめたくて
山には台風の爪跡が残り
でもそれでも着実に
季節は動いている

ゼンマイはあまりに久々だったので
どうやって下処理するのか
すっかり忘れてしまっていた
もそもそした葉っぱと
くもの巣みたいな綿を丁寧に取り
くるんとなった茎だけを茹で
後はひたすら水に晒す

こんな風にして食べることを
いったい誰が考えたのか
最初は全部食べていて
より美味しい食べ方を
次第に工夫していった末なのかもしれない
生えてるその姿は
ちょっと古代植物みたいで
知らなければ食するのに勇気がいる

タラの芽もしかり
あのトゲトゲの幹の先に
こんなに美味しいものがあるなんて
発見した人はまさにチャレンジャー
ただそこにある自然を
眺め愛で食し
いっそうの恵みとして受け取れるのは
人間として生まれたからこそ

新しい命を感じる春が好きだ


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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