しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2007年01月23日(火) 温泉業界いじめ?

我々が一般的に知らないことで不可思議な法改正があります。
そのひとつに2001年に発令された「水質汚濁防止法の改正」があります。

これは事業者からの排出される有害物質を規制することを目的としているものですが、
温泉の成分にも含まれるホウ素やフッ素も排出規制の対象になっています。
(要するに例外規定は設けないということ。)

新聞報道やテレビニュースでは、温泉業界つぶし、旅館ピンチ、などと言いますが、
もう少し詳しく言うと、環境省の管轄である旅館業は規制の対象、厚生労働省の管轄で
ある日帰り温泉施設は公衆温泉法の対象なので規制の対象外となる。
同じ温泉源を使用しても、管轄省庁が変わると扱いが変わるという妙な法律なのです。

一方で人間にやさしい、いい法律でありながら、それはもう一方では、有史以来から
存在する人間の営みを排除するという悪法でもあります。

そもそも例外規定を設けないと言うのなら、ホウ素やフッ素を含む温泉水を排出する
すべての事業者を規制しなければならないし、それが環境省の管轄だけというのも
片手落ちといわざるを得ません。(縦割り行政のいい事例)

別の見方をすると、そもそも旅館があろうがなかろうが温泉水は流れ出るものであるから
有害物質が流出する量は規制しようがしまいが変わらない。(意図的に汲み上げているに
しても、温泉水が発生する量は変わらない。具体的には個々の事例を検証しなければ
なりませんけど。。。)

要するに、温泉業者の有無にかかわらず放出される有害物質を、あえて事業者を対象に
規制を加えて取り締まるというものですから、何らかの意図があるとしか言いようがない。
(しかし、もし排出規制装置なるものが存在して、それを売り込む業界の後押しだとしても、
その排出規制装置はまだまだ開発途上だという情けない話です。この開発途上の装置は
3〜4000万円すると言うのだから、このバカ高い装置をすべての旅館業者に導入させて
温泉業界つぶしでもやるつもりなのか、となるのです。)

このような、妙な法改正の猶予期限が今年の7月に迫っているという紹介でした。

はい。今日は晴れのち曇り。(東京地方)



2007年01月21日(日) あきれた

近所のスーパーから、あらゆる納豆が消え去っています。
どこかのアホが買い占めでもしたのか、と思っていました。
しかし、1週間たった今でもあらゆる棚から消え去ったままです。

棚に断り書きが立ててあったので読んでみると、某テレビ番組の影響で品薄になっていますが、
供給に全力を尽くしているので今しばらくお待ちください、と。

後から知ったことですが、某テレビ局で放送された某番組で納豆がダイエットに効くという話。
実はまったくのデタラメでまともなデータもなく、ダイエット効果はなんら立証されていないと。
まぁ何ともバカバカしい話でした。

それだけダイエットに苦しんでいる人が多いのか。いや、番組の内容をそのまま信じてしまう人が
これほど多いことに世の中にはまともな人がいないのかと疑ってしまいたくなります。
普段から健康維持で納豆を食べている人にとってはまるで迷惑な行動です。
(というか自分は好きだから食べているだけ。)

世間のおバカな人たちと虚偽報道をした某テレビ局にあきれてしまうばかりです。(怒りを超えて)

はい。今日は曇り。(東京地方)



2007年01月07日(日) 今年の目標

久しぶりに年末年始は車で帰ったわけですが、いつものように下りはがらがら
上りは渋滞が何ヶ所もあり、下りは13時間、上りは16時間かかりました。
(東京⇒久留米 片道1200km)

車にETCを載せましたから、割引のない飛行機よりも、車で帰ったほうが
割安になりました。(飛行機:往復 約7万円  車:往復 約6.5万円)

ですから、時間がないとき以外は車で帰省するようにしています。

いつも思うんですが、高速の渋滞って、事故以外は、何が理由で渋滞しているのか
分からない場合が多いです。渋滞を抜けるところって、いつの間にかスピードが
出ている場合が多い。ということは、誰かが速度を落として、それにつられた
後続車の玉突きで、徐々に速度低下を引き起こすといった現象でしょうか。

誰かが「渋滞の先頭のヤツをぶん殴ってやりたい。」と言う気持ちも分かります。

以前は、下り坂から上り坂に差し掛かったポイント、JCTの合流地点といった、
物理的に速度を落としがちの地点で車が繋がることが多かったのですが、最近は、
トンネルの中とか、開けた長い上り坂が増えたような気がします。

首都高のような物理的に車の量が多くて流れが悪くなった自然渋滞は渋滞として
理解できます(何とかしてほしいですけど)が、連休の自然渋滞はこれとは違い
ますから、まったくもってドライバーの責任だと思います。

料金所前も、以前とは違って渋滞は軽減したと思います。(ETC効果かな)

さて、この年末年始は親父の手術のせいもあって、癌というものへの勉強をする
羽目になってしまいました。で、兄嫁のから借りたある本を読んで、癌に対する
考え方を変えることになって、ある意味、勉強になりました。

今まで癌になったら致命的であって、悲しい病気と思っていましたが、仮にそれが
治療不可能な状態であっても、下手にあがいて辛い生活を過ごすよりは、寿命だと
悟って、痛みのない明るい生活を過ごすことを優先させる方がいいのかなと思いました。

というのも、治療のために手術ではなくて抗がん剤を服用する場合が多いのですが、
これを治療のために服用して生きた長さと、服用しないで生きた長さは変わらない
というデータがあるそうです。ということは、副作用が多く体にとって苦痛を与える
抗がん剤は、寿命を延ばす目的の一方で、正常な部分を傷め続ける逆の効果を体に
与え続けているという、本当にメリットのある治療なのかと疑問を持たざるを得ない
治療法なのです。寿命が変わらないのであれば、死ぬまで痛みで苦しむよりも、
痛みがない生活を送っていた方がどれほどいいものか、と。
(とはいえ痛み止めにモルヒネ系の薬に頼りますけどね。つまり下手な薬よりも
モルヒネの方がマシってこと。)

親父の手術は大腸がんの切除が目的でしたが、術後の検査によると、どうも発生は
肝臓であるようだとの結果だそうです。今回の手術では肝臓まで切除することは
体への負担が大きいので控えたそうですが、さてこれからどうするか。

大腸がんだけであれば、切れば済むと簡単に考えていましたが、他部位への癒着が
あるのであれば、話は変わります。でも、前述のように、今後の体への負担と苦痛を
考えると、肝臓の切除はできないし、抗がん剤で少しでも良くなるようにと願う気持ちも
捨てなければなりません。息子の自分がクールに考えていても、母親は諦められきれず
抗がん剤の効用を信じています。

要は、親父本人にとってどうすれば一番いいか、心臓の弱い母親に負担のかからない
方法は何かを考えることになりますが、知識がなければ選択のしようがない。近くに
いれば、少しは役に立つでしょうが、離れて住んでいれば、それもかなわない。

となれば、何らかの指針をアドバイスするしかありません。
そのためにも、少しでも多くの知識を吸収して、何が家族にとっていい方法なのかを
考えていきたいと。嫁探しは自身の目標ですが、これもまた今年の目標ですな。

そういうわけで、今年もよろしくお願いします。

はい。今日は曇り時々晴れ。(東京地方)


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