何日か前の夜勤明けの日に逢うつもりが 突然の仕事が入った ワタシから断ったのは数えるほどだ
今日もカレは夜勤明け 「今日は?逢える?」 『うん、ワタシも早く上がるから』
4時に電車に乗った 5時の開店を待って居酒屋へ いつものようにバカを言いながら グイグイと飲んで・・ 時計をみてもまだ7時を回った所
自然と足はホテルへ
カレはワタシをすっぽりと包み込むのが好き セックスの体位もそうだ 立って抱きしめてくれる時もそうだ ワタシは決して大きくはないが 特別小さい訳でもない
カレだって特別大男って訳でもない それでも カレといるとワタシはとっても チッチャナ人間になった気がする
『ねぇ。。最近キスマークつけないね』 「そうだね、心境の変化かな〜?」 『ん?どうゆう変化があったの』 「オレのもんって思うから」
「オレのもん?」 『うん!今はね。。 今は1番だよ』
最近、カレの口調が移っていると気がついて ハッとする時がある
ワタシは夏休みの最終日 カレも公休の今日
カレは出勤と言って家を出て まっすぐ我が家へ来た
ウチの電気工事や あちこちの修理をしてくれた
祭日だったのでワタシの家族もいたが どう思ったのかは 考えない事にした・・
器用だった夫以上に カレはワタシの依頼を片付けてくれ ワタシは そうゆうカレを頼もしく思った
ワタシは自分よりも器用に何かを こなす男に弱いと実感した
仕事を終えたカレと 食事をしてくると家を出て 海の見えるチョット有名なラーメン屋へ行く
夜は会社で送別会の予定があったので それまでの時間を ホテルで過ごした
カレのためにTバックのショーツをはいた 喜んだカレは シャワーを浴びた後に またそれを履いて欲しいと言う Tバックの細い布切れをずらして カレが入ってくる 嬉しそうな顔を見てワタシは笑った
カレの望むことを イヤといいながらも実現してしまうワタシに カレは やさしんだね。。と言う
短い時間に 3度も大汗をかき、送別会に遅刻した
朝9時から、二次会終了まで なんと14時間も一緒にいたことになる
早くあがるから・・と言いつつ 実際に着信があったのは やっぱり8時近く
カレの乗り換えの駅で飲む カウンターで並んだカレと どうという事もない会話と時間。。
それでも一緒の時間をイトオシイと思う
仕事を終えたカレと我が家まで 車を取りに歩いた
カレに運転をまかせて お気に入りのホテルへ
軽自動車の中はせまくて すぐ隣にお互いがいて キスも簡単 カレは左手でワタシの肩を抱き 「これっていいな〜」と満足気
ベンチシートなので ワタシはほとんど車の真ん中に座っている 前後の車から見たら おかしいだろうに。。
すっかり人気の出てしまったホテルは 今日も満室 3組待ちと言われた
それでもココを目指してきたので 待つことにした ウェイティングルームも一味違う 夜景の見えるラブシートで 飲み物も無料 ここで飲んでるだけでも 雰囲気は最高♪
ビールを2杯づつ飲んだ所で呼ばれた
「ねぇ。。日記の名前なんだっけ?」 ワタシがこの日記を書いていることは 知っているカレが聞いた 『イツカクルサヨナラマデ・・』
「ねぇ、まだ一緒にいてくれる?」 『うん。いつどうなるかわからないけど 今は、ワタシも一緒にいたいもん』 「良かった。一緒にいようね〜 なんだかわかんないけど 一緒にいたいんだよなー」
3時間ほどの睡眠時間しか取れなかった 4回もしてしまった
カレもタフだが ワタシもワタシだ
サービスの朝がゆを食べて カレを会社まで送った 別れるのがつらいのはいつもの事
ワタシは遅い夏休みに入った
書いては消しを何度も繰り返していた
まとまらない言葉の羅列に 自分で嫌気がさし そのままウインドを閉じていた
カレはいつでも 自分の気持ちに素直で キスをしたい ぎゅ〜したい エッチしたい 一緒にいたい
なんでもストレート
ワタシは何が気に入らないのか 何が気になるのか 何を迷っているのか 自分でもわからぬまま 堂々巡りをしている
・・・カレから電話・・・
「今日もなんか変だったね。。」 「来週、9日か10日に 都合つけるから東名のホテルに 泊まろう!」 「一緒にいてくれる?」
いつだってカレは 自分が一緒にいたいからだと 言ってくれる
今日も言葉が上手に出てこない 夢から覚めてしまったのかも しれないと思う瞬間が ワタシの心を凍らせているだろうか
楽しいから一緒にいよう! ただそれだけの事なのに・・・・
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