MOTOYANの日々題
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2015年10月31日(土) |
ミュンヘン市街地の見学 |
ミュンヘン郊外のダッハウにあるナチスによる強制収容所跡地をたずねた。広大な土地に一部を復元して、資料展示とともに後生にナチスの蛮行を語り継ぐための施設となっている。
ドイツの学生には、見学する義務が課せられているようで広島や長崎の平和祈念館のような施設となっている。かなり強烈な刺激を受けるので覚悟は必要だろう。
午後からはミュンヘン市街地の見学で昨年見残した「ドイツ博物館」へ向かった。船舶・飛行機などドイツが誇る工業や物理・地学など展示してある。ゆっくり見て回ると丸一日かかりそうだが、幸いなことに説明や表示が日本語ではないので1時間もあれば十分だった。
街は、土曜日の昼下がりで人出も多く、どこも混雑していた。スーパーマーケットもレジに行列ができていたが、昨年に続いて2度目ともなると余裕であり、クレジットカードを使用してスムーズに買い物ができた。 同じ品が観光地の売店と比べて半値ほどで売られているので観光客にとって地元のスーパーは、便利なショップとなっていて利用者が多い。
また、ハロウィンの日であり、変装した若者も少しはいたが、ドイツではそれほど盛り上がるイベントではなさそうだった。
フランクフルトからミュンヘンへ向かうバスは、途中ローテンブルクとデュンケルスビュールに立ち寄って、ロマンチック街道を通る。
ローテンブルグは「中世の宝石箱」と言われるほど建物に中世の名残があり、パステルカラーの家並みと鉄製の吊り看板などお気に入りの街の一つとなった。
昨年の見残し・やり残しだった、この地方限定のフランケンワインを試飲してテディベアのショップ、雪の玉といわれるシュネーバルをほおばり、ドイツの民芸品ショップを見て回り、中世のドイツの雰囲気を楽しんだ。
ミュンヘンが近くなるとアウトバーンを走行する。世界中に知られたスピード制限のない高速道路で時速200kmオーバーの車も走っている。ただ、バスは100kmまでトラックは追い越し禁止のルールがあり、それがしっかり守られていることとほとんどの車が流れにのって走っていることが、スムーズな高速走行ができる一因となっている。
現地ガイドに日本では、高速道路の逆走が問題になっているけどドイツではないのかたずねるとたまにあり、ラジオで「1台の車両が逆走しているので気をつけろ」と聞いたドライバーが「1台では、ない。100も200もいるぞ」と言ったとか。逆走しているのは、あなたです。
1年ぶりのドイツ訪問でこの一日はとても長かった。時差がある中を飛行機で移動するから計算が難しい。 朝の5時に起きて東京に移動、羽田を15時20分に出発。飛行機に12時間乗って、ドイツに到着すると現地は29日の19時。
1日は24時間のはずが、5+10+12+5=32時間の10月29日だった。つまり、日本とドイツでは8時間の時差があるということになる。
このままドイツに永住すると人生で8時間の得をしたことになる。しかし、旅行を終えて日本に帰ると−8時間で差し引き0になる。
こんなことを考えながらルフトハンザB747−8の機内で時間を費やした。昨年は、半分ほどの乗客でゆったりとしていたが、今年はほぼ満席で窮屈なフライトだった。
インターネットサービスを利用して持ちこんだノートパソコンで時間つぶしをしているとキーボードに異変が起き始めた。ローマ字入力で「さしすせそ」を入力すると「っさ、っし・・・」と表示される。Sのキーが1タッチで2回反応する。っを消せば使えた。ところが時間が経過するとタッチしても反応しなくなった。他にもI・U・EそしてEnterまでも使えなくなり「万事休す」となった。
文の途中だったので手書き入力でなんとか終わらせたが、これから1週間の間どうしよう?と悩んだ。手書き入力では、日が暮れる。 時間はたっぷりあるのでネットで検索した。すると「スクリーンキーボード」の存在に気がついた。
[スクリーン キーボード] を開くには、[スタート] ボタン [スタート] ボタンの画像、[すべてのプログラム]、[アクセサリ]、[コンピューターの簡単操作]、[スクリーン キーボード] の順にクリックする。
これでなんとかやって行けそうと一安心だった。結構使い勝手がいい感じ。
秋の味覚といえば、さんま・くり・松茸・梨・柿がベスト5でその後に新米・さつまいも・ぶどうと続く。松茸は、高級品でなじみのないもの、他はこの1週間で一度は口にした。
車の後部座席に柿とさつまいもを発見した。買い物袋から落ちて転がっていたらしい。コロコロとしたものが多いのも秋の味覚の特徴だ。
みずみずしい梨から熟した柿へ、という年齢の経過による変化があり、50歳で梨と柿が逆転するそうだ。飲み物は、夏のビール系から秋のワイン・日本酒へと移り、秋の夜長は、度数の濃いアルコール飲料、ウイスキーやブランディーへ移る。
これから鍋料理が主役となる季節を迎える。ついつい食べ過ぎるので困った季節がやってくる。
劇団ingの「EDDIE」は学校を中心に1500回を超える公演が行われて、誰でも一度は観劇したことがあると思う。世代が変わるから子供にとっては新鮮なものとなる。
エディ・タウンゼントというボクシングの名トレーナーの物語で「僕はね、ボクシング以外なにもできないけど、一つだけ得意なことがあるよ。それはね、しおれた花をしゃんとさせることよ」というフレーズで選手を「ほめて育てる」という当時としては画期的な指導を行い、多くの世界チャンプを輩出した。
劇の最後に「井岡、僕はね、お前の大ファンなんだよ」と話した。自分が育てた選手のファンになる。これこそ究極の指導者らしい一言だと思った。
冷蔵庫のしおれたレタスは、50度のお湯につけるとしゃんとする。感覚的には冷水につけたほうがよさそうだけど、お湯が正解。ヒートショック効果というらしく、収穫されたら、水分を失わないようにするために気孔を閉じてしまうから、お湯につけて気孔を開いてやると水分を取り込むからだそうだ。
人もレタスなどの野菜も閉じているものを開いてあげるとしゃんとする。 冷水(叱る)よりお湯(ほめる)が効果が高い。
ユニバーサルスタジオのメインアトラクションの一つである「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」設定の「未来」が、本日16時29分だったらしく、未来を検証する記事が多い。
「現在」は1985年設定で、この30年間を予想の未来と現実の未来を比較するもので、フラットスクリーンでの会話は現在の「スカイプ」、通話可能な眼鏡は「グーグルグラス」と予想に近い結果になっているとのことだ。
大ハズレは、「スマホ」だった。映画では「ファックス」が通信手段として多用されているとしていた。
あの頃はスマホどころか携帯電話も普及していなかった。脚本作成でもそのような発想はあっただろうが、普及するという想像はできなかっただろう。
鉄腕アトムでは電気自動車の普及を当てている。空飛ぶ車はいつになることか?あと30年後には、今では想像できないアイテムが普及していると思われる。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー4」を楽しみにしておこう。
そもそも、タイムスリップとかタイムマシーンが未だに実現していないのだから、夢や希望が実現できるのが「映画」だと言われると納得がいく。
自宅のトイレとつきあって14年が経過して、常時少しずつの水漏れが、市水道局の手紙で明らかになり、自分でどうにか修理できた。ゴム弁の交換とオーバーフロー菅の破損修理だった。
もう14年にもなる割には、自動洗浄などかなりの機能がついているトイレで、日本のシャワートイレの出来栄えには、いつもながら感心させらえる。
先日、「ためしてガッテン」で尿はねが取り上げられて放送された。男性が立って放尿するとかなりの範囲まで尿はねが起きる、ということで完全に防ぐには、便座に座ってするしかない。という結論だった。
それで「男のプライド」を捨てて、試しに座ってやってもから2週間くらいたった。「ズボンを下ろすのが面倒」「した気がしない」「大も同時に出そう」注)など慣れないからだと思うがどうも具合が悪い。
当然、自動洗浄だから立ち上がれば洗浄される。立ってするときは「小」ボタンを押して流す。するとタンクについているレバーが「小」方向へ動いて節水モードで流される。
座って用を足した後にレバーを見ていると、なんと「小」方向に動くではないか。もしかして・・・。
やはり日本の製品だった。便座に荷重がかかる6秒以内は、「間違いか冷やかしだろうと」と判断して流れない。6〜50秒は「小」50秒以上は「大」となっているとのことでびっくりした。
固体と液体を見分けたり、においを感知するわけではなく、時間で見分けるシステムだった。
来週からドイツ訪問でしばらくシャワートイレと別れる。とても寂しいことだが帰ってくるのを楽しみにしておこう。
注)「小が大と同時に出る」ことの不都合は次元の違う話だから今回は省略
久しく雨が降らず、秋晴れの毎日です。 職場の有志を誘って、BBQを行いました。バーベキューの季節は「夏」と思われているようですが、実は「秋」なのです。
涼しくて虫が少ない。食材が豊富。天候が安定して空気が澄んでいる。日が沈むと急に気温が下がり、炭火の暖かさで火への感謝を思い出してくれる。など今がベストシーズンです。
さんま・きのこ・ほたて・さつまいも・くりなど「食欲の秋」を代表する食材を準備して秋の夜長をゆっくりと静かにすごすのは格別です。 そして冷えてきた頃に、豚汁などの暖かい汁物で締めると最高です。
自宅で行うバーベキューは、その家の主人がホストとして準備から焼く作業まで行ってゲストをもてなすのが、欧米では当たり前のことです。これをやると自分では、食べる時間はありません。ゲストは喜び、ホストはダイエットになるという一石二鳥です。
土曜日だから?朝の夜明け前に目が覚めて、窓の外を見ると少し明るくなり始めた桜島北側の空にうろこ雲がみられた。どこかでみたような光景だと思い調べてみた。
葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の中にある「凱風快晴」とそっくりだった。富士と桜島の違いはあっても、晩夏から初秋にかけてのうろこ雲と朝焼けに赤く染まる山の景色を描いた作品だった。 絵心があれば、北斎と同じ気分で描きたくなるほど美しかった。
あすは、職場の数名が屋上でBBQをやりたいといっているので、数日前から屋上の片づけをやっている。台風で敷パネルが飛ばないように網をかけていたのでそれを外し、降り積もった桜島の火山灰を取り除き、初秋の心地よい風に当たりながら、気持ちよくDIYに勤しんだ。
この1ヶ月ほど雨をみていないので作業は順調に進み、間に合った。久しぶりの屋上でのBBQ、強い風だけが心配な点であり、虫は飛んでこないし、暑くもないし、きっと快適な夕刻をすごせるのではと思う。
「譜メクリスト」なる職業があることを認識した。 「ギョーカイ神記録」というテレビ番組で紹介された。音楽関係者なら知っているだろうが、ピアノ演奏時の楽譜をめくる役割をする。
コンサートに同行し、めくる日もめくる日も楽譜をめくる。その数は2万5千枚。「存在を消す」ことが譜めくりの極意で演奏者に意識させない振舞や動作が演奏者の集中につながるとのことだ。
教育の現場でも「アクティブラーニング」が注目されている。従来の、教師が一方的に教える形式の学びではなく、生徒が学習課題を自分で調べる、発表する、実験するなど「主体的に認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である」と定義されている。
教師と譜面めくり者とは立場の違いはあるが、教師も時として存在感を消すことにより、生徒の学習や成長が著しくなることもある。
「かわいい子には旅をさせろ」ということわざもひとりでいろいろやってみて身につくことが多いということだろう。
プロ野球のクライマックスシリーズのセカンドステージが始まった。 以前の両リーグ優勝チームが、日本一を決める日本シリーズに比べるとつまらない制度だが、ゲームが多くみられる点では、秋の夜長を楽しめる。
「下剋上」という言葉をアナウンサーが使い、あおっているが、半年間のペナントレースの結果と数試合の短期決戦では、異なった結果になるのは当然で、戦国時代のような大名同士の天下どりの様と比べるのは無理がある。
初戦は、ホークスとジャイアンツが勝って、ホークスはあと2勝、セリーグはどちらかが3勝となった。この2チームが残ることが、人気面や興行面でベストと踏んでいる関係者は多い。
長野選手が阿部選手を追い越してアウトになる珍事が起きた。走者一塁で打者の飛球が外野フェンスに当たり、そのボールを野手が直接取ったので、見る角度からは、アウトに見えた。
放送席もアウトと判断した。しかし、レフトの線審と打者だけがセーフと判断して、長野は2塁ベースを狙った。ランナーの阿部はアウトと思い1塁ベースへ帰った。ここで追い越しが起きた。
必死に走っている長野でも、牛のように大きい阿部が見えないはずはないと思うが、追い越してしまったのだから見えなかったのだろう。ルールを知らないはずはない。もしかして・・・。
日本ラグビーチームが帰国して記者会見を行った。ある選手が「私たちもラグビーのルールをよく知りません。まったく知らなくてもいいですので日本のラグビーを応援してください」と話していた。
郵便ポストに年2回入ってくるグレーの封筒が届いていた。 娘が通う大学からの授業料振込書だ。順調にいけば今回を含めてあと3回となる。
振込のやり方は、以前からある、銀行に出かけて振込手数料を払って送金する方法だけでなく、ネットバンキングから、ATMからなど便利に様変わりしてきている中でこの授業料だけは、進化せず、依然として銀行に出かけなければならない。
受け取る側(大学)の会計処理を簡素化するためのやり方で、学生の学籍番号情報や学生氏名が振込人が誰であろうと文書でもしくは同じ形式で届くから処理はしやすい。
振り込む側(保護者)からすると銀行に出かけなくても振り込むシステムを利用して振込の簡素化を図りたいがかなわない。年に2回だから、また可愛い我が子のためだから、仕方ないのかなとも思うが、「振込手数料も安く、身分証明書も必要ない」方法があるのにとも強く思う。
国立大学法人化されてからテレビコマーシャルや出前授業、オープンキャンパスなど学生を集めるためのサービスは以前に比べて多くなっているが、在学生へのサービスは以前のままという状態だ。「釣った魚には餌はいらない」では、学校の評価は上がらない。学生に十分なサービスを行い、満足感を与えることが、安上がりで効果があると思う。
ただ、納付書と同時に「振込のほかに口座引き落としも可能です。別途手続きをお願いします」という書類も入っている。年2回のためにそんな手続きは、毎月の分割払いもできないのにもっと面倒だ。
納付期限は今月いっぱいだし、払わないと除籍になるので、平日の午後3時までに時間を作らなければ。
朝の温度が20度を切るようになって、街ゆく人や職場の人達の服装が、長袖、半袖、Tシャツ、セーターなど入り乱れていて楽しい。
Tシャツ・半袖の人は、暑がりさん。昼間の暑さ考える予想屋さん。衣替えの準備ができていない、お忙しさん。朝の寒さに気づかなかったお寝坊さん。
カーディガン・長袖の人は、寒がりさん。気温の低い、標高の高い場所に住んでいる高地民。朝、目覚めのよい早起きさん。
気温に対する人の感じ方は、それぞれでその調整をするのが衣服となる。
衣替えは11月が標準となっているが、日ごとや感じ方で違うから一律にチェンジするのもどうかと思うが、衣服をユニフォームとして重要視するなら仕方ないことかも知れない。
学校は中間服の時期で、いろいろなバリエーションで着こなしができる。特に女の子は、服のセンスを磨けるつかの間かも知れない。
来週から何かと忙しくなり、土日がなくなるということで久しぶりに有給休暇を使って仕事を休みにした。
特に予定もない平日の休みは、気分がゆったりとなる感じがした。 日曜日とは全く違う。朝寝をできる年齢でもないのでいつも通りに起きて、ゆっくりと遅めの朝食、マッサージチェアで極楽気分で新聞やテレビで情報を得ていると当然眠たくなる。
うたた寝の気持ちよさで30分程度すごすと、もう昼前になっていた。
目を覚まして、垣根の散髪、屋上の整頓そしてホームセンターへと日曜日にやりたくないことをしているうちに夕方になった。
夜は温泉にゆっくりと浸かって有給の一日が終わった。
日本人の働き過ぎを言われて久しいが、余暇の楽しみ方を知らない日本人が多いことなど、休暇のとり方を考えることは、一度きりの人生では、とても大切なことだと思った一日だった。
セ・リーグの最終戦は、中日と広島のゲームだった。
中日の先発は、50歳ピッチャー山本昌の最終登板、広島はエースで来季からメジャー移籍がうわさされる前田健太。
広島が勝てば、阪神を抜いて3位となり、クライマックスシリーズへという広島にとっては重要なゲームだった。
中日は、山本の引退試合となるものの勝敗は関係ない、消化試合だった。
ゲームは、7回まで0−0のまま進み、前田投手が降板したとたんに中日に3点が入り、広島は1安打完封で敗戦してCSも夢と消えた。 黒田がメジャーから帰り、カープ女子に象徴される盛り上がった1年だったが、残念な結果となった。わずか0.5ゲーム差だった。
9月12日の広島戦で起きた「世紀の大誤審・幻のホームラン」事件が最後まで響いたかもしれない。いずれにしても「不運」だった。
ゴルゴ13で有名なフレーズ「10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さ、残る40%は運だろうな」が勝負の世界ではモノをいう。
「TPP合意」のニュースが流れ、環太平洋連携協定(TTP)二より12カ国の巨大経済圏が誕生する。どのような変化があり、どのように影響があるのかは、今後の流れをみないと何とも言えないのが現状だろう。 この制度を利用する、頭のいい、賢い人や国がリードしていくような予感がする。
TPPという3文字が出始めた頃から「TSP]と紛らわしく思っていた。TSPは卓球用品のブランドでラケットやボールに古くから脳裏に焼き付いていた。
その由来を調べてみると「ヤマト卓球株式会社」の前身「鈴木セルロイド社」が卓球ボールを製造し創業者のイニシャルとTableTennis SportsとPeace(もしくはPing-Pong)の頭文字ということで、近年は「Total Support for Players」というテーマで売り出している。
卓球と言えばかつて中国が「ピンポン外交」として世界にデビューするきっかけになったのが1971年のことであり、45年が経過しての中国の様変わりには驚く。
さてTPPが合意されて50年後は、世界はどのように変わっているのか、日本の農業や産業はどうなっているのか楽しみでもあり、不安でもありで、草葉の陰からみてみたいものだ。
2015年10月05日(月) |
通知カードと金銭感覚 |
マイナンバー通知カードは、今日(5日)時点の住民票の住所に家族分がまとめて「簡易書留」で送られてくる。 通知カードを受け取って、マイナンバーカードが必要な方は、申請をして後日、市区町村の窓口で受け取る。申請の方法は、郵送、インターネット、会社や学校でまとめての3通りがある。
これが、今回導入されるマイナンバー制度の手順だと新聞にていねいに書かれていたのでよく理解できた。聞くだけでは、よくわからない世の中の仕組みや手順が多くなっているが、新聞は、難しいことをわかりやすく説明してくれる。 簡単なことを難しく説明する人や機関が多い中でありがたい。
送付・申請・受け取りの手順で注目したいのは、この制度にかかわる経費だ。 定形郵便物を簡易書留で送ると「392円」かかる。今回全国で5500万通を差し出す。単純計算すると215億6千万円、超大口顧客だから割引があると思われるが、日本郵便に支払われる。「国民一人あたり200円、ジェット機1機分」は安いもの、と「そんないかかるの、もったいない」は金銭感覚の差であろう。
カード申請と受け取りにかかる費用は、任意だから個人負担だとしても郵送代、交通費がまた天文学的金額となる。(私の金銭感覚は、みみっちい部類だった)
国勢調査、選挙など全国レベルで行われるイベントには、想像もできないお金が動いている。インターネット利用でエコな制度確立が急がれる。
「爆弾低気圧」という気象用語で称される低気圧が去って、急に気温が下がり、明け方は布団か毛布がないと寒さで目が覚めるようになった。
今回の爆弾低気圧は、八重山や台湾で猛威を振るい大きな被害をもたらした台風21号が、中国大陸に上陸して勢力が衰えて低気圧に変わり、偏西風によって日本海を北海道に向けて北進したもので、944ヘクトパスカルと台風より気圧が低いので高潮の被害が出ました。
台風と違いは、台風が暖かい海水温からの暖気を吸い上げて渦巻きを作って進むのに対して暖気と寒気の境目で発達するのが低気圧だそうだ。いずれも上昇気流による空気の流れが、地上付近に影響を与える。
この台風や低気圧に影響されないためには、雲の影響を受けない13000m以上か地下で生活するしか方法はない。現実的には地下もしくは洞穴しかない。
地下・洞穴は空気の影響は受けにくいが、太陽の恵みを受けられない。開閉式のドームの中に住居を構えるのが理想だろうか。
開閉式ドーム球場を持つソフトバンクと野ざらしの人工芝球場を使うヤクルトが今年のペナントレースを制した。クライマックスシリーズでは、下克上なくすんなりとこの2チームで2015チャンピオンを競ってほしい。
「決算期明けましておめでとうございます」のダイレクトメールが届いた。 多くの企業では、9月末は4月から始まる前期の決算期であり、10月から後期の始まりということで「開けましておめでとう」となったのだろう。
学校は3学期制と2学期制があり、大学のように前期・後期に分かれている場合は10月1日が後期の始まりとなり、長かった夏休みが終わって2月上旬まで授業が行われる。
大学生の授業が始まると平日の昼間ににアルバイトができなくなるので、ファミレスやレストランの人手不足が起こる。席は空いているのに片付けや調理が間に合わず、客は長蛇の列となる。昼休みでは時間的に昼食が終わらないこともある。
実際に5月頃は、どの店でもこの状態が続いていた。8月になって解消されたが、また始まりそうな予感がする。
お店でランチよりお弁当を買って食べる、食欲の秋がやってきた。
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