MOTOYANの日々題
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夏に恒例の高校生クイズ選手権の決勝を観た。私立開成高校と公立の県立船橋高校の対戦で、15ポイント先取の形式で行われた。中盤までは互角の状況だったが、後半で開成が突き放し、史上初の3連覇を達成した。
クイズ番組もかなり観ているが、テレビ越しに答えると半分以上は正解するケースが多いが、今回の決勝戦の問題は、全問不正解だった。一般常識を遙かに超えた超難問の連続で、それにほとんど正解する高校生の知識力に感心させられるばかりだった。
3人が協力して解答できるとはいっても、大会へ向けての一夜漬け的な準備では到底できないし、物心ついてまだ10年も経っていない高校生にここまでの知識が備わるなんて、世の中には優秀な人間が多くいるものだと驚いた。彼らの行く末が楽しみである。「本屋で立ち読みしていてその時の記憶がある」といいつつ3択問題でなく記述で正解を書けるなんて、ガリ勉的にやらないでも覚えられるわけだから楽な話である。興味と集中力の大切さが改めて理解できる。
高校生を間近に長年見てきているが、高2の後半に総合力で教師を越えて行くような気がする。興味を引き出し、高校生の自然な知識吸収力を阻害しないような学習指導を行えば、大学なんて簡単に合格できるような気がした。
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