MOTOYANの日々題 DiaryINDEX|past|will
これまで9個の惑星が、12個になると報道されて、その後あまりにも小さい冥王星が外されて、8個になりました。冥王星は発見された時はかなり大きいとされていましたが、月よりも小さいということで矮(わい)惑星への降格が決まった。発見国アメリカではワシントンポストの一面で「惑星・冥王星は死んだ」」「ある人々にとっては合理性が感傷に勝利した結果だが、他の人々に大きな失望をもたらした」と書いた。そして「われわれはいま、矮惑星は惑星ではないという不合理さと直面している。小さい人は人ではないのか」と疑問を投げかけた。
早稲田実業の初優勝で今夏の甲子園が終わりました。「トマコマ」の3連覇を阻んだ熱戦は見ごたえがありました。2日間にわたって行われた決勝戦は、ハンカチ王子こと斉藤投手の高速スライダーが冴えて強打の駒大苫小牧を破りました。わかっていても打てないボールがこのスライダーで鹿児島工業も大阪桐蔭も手こずりました。過去の鹿実のエース杉内投手の大きく曲がるカーブもわかっていても打てないボールでした。回転と空気抵抗で曲がるボールですが、秋以降は「飛ばないボール」に変わります。縫い目が高くて変化しやすいそうですが、打てないボールがまた登場しそうです。
鹿児島工業が初出場で4強入りして久しぶりに甲子園が楽しい夏です。選手たちの甲子園で成長していく姿がしっかりと見えます。中迫監督の勝利監督インタビューは、感激の涙と独特な「なまり」で味のあるものになっています。大学時代は4年間関東で過ごしたのですから標準語は話せるはずですが、信念を持って鹿児島なまりを披露しているようで彼の生き方が表れています。他の4強を見るといずれも名の知れた野球学校でこれ以上は厳しいと思われますが、フロックで勝ったのではなく、実力で上がってきたのですから名前負けしないで楽しんでもらいたいものです。
12日に鹿児島工業と香川西が続けてゲームがあるということで四国への里帰りを兼ねて応援に甲子園まで出かけました。94年に樟南の決勝戦以来の甲子園でした。朝一番に球場入りして最後まで4試合を観戦しました。本塁打が簡単にでる選手たちの打力に驚きました。早実が大阪桐蔭に快勝する様子をみて甲子園を後にしました。
東西の優勝候補対決は、大阪桐蔭の快勝でした。桑田と清原をミックスしたような2年生で中田選手のバックスクリーン横の140m弾など後半に得点を重ねて、横浜の春夏連覇はなくなりました。松坂のようなスーパープレーヤーがいないと力を維持していくのは難しいようです。
夏の甲子園がやってきました。組合せ抽選会を初めてテレビで見ました。代表校の主将が番号札を引くのですが、西日本のチームからトーナメントに入っていき、東日本があとからはまっていきます。隣県や同地区が1回戦で対戦しないように配慮するわけですが、毎年のように境界線近辺のチームが対戦するカードがあるようです。京都・奈良・岐阜・滋賀・三重あたりが微妙です。今年は、福井と富山、和歌山と岐阜が当たります。注目は1日目第3試合横浜VS大阪桐蔭でしょう。決勝で会ってもおかしくない両校です。駒大苫小牧の3連覇か横浜の春夏連覇か話題は尽きません。
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